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シャコラで壁ギャラリー

ちょっとした小ネタを。

実はこの春、ワタシの部屋の大模様替えを企てました。結局完了するまで3ヶ月くらいかかったんですが、狭い部屋の唯一窓に面してない壁面の本棚を撤去して、壁をむき出しにしたのです。
なぜかというと、壁に写真を飾れるようにしたかったのですよ(笑)

当初は去年の個展に展示した作品を飾ろうと思っていたんですが、パネルを飾るには壁にフックを設置しなければなりません。まあ、壁に穴を開けなくても粘着式のフックなども売っていますが、なんとなくおっくうになっていました。
しかし、昨日ふと思いついたのです。去年の個展でもA4の作品を展示するのに大活躍した、富士フイルムのシャコラを使って、ぺたぺた張っちゃえばいいじゃないか、と。




シャコラというのは、要するに粘着シート付きのポリウレタンパネルです。パネルの両面に粘着シートが張ってあり、プリントアウトした写真を張って、壁に貼れるという簡単グッズです。
しかしそこは富士フイルム、ちゃんと考えてあって、両面の粘着シートは色分けがしてあって、表面は白いシート、裏面は黄色いシートになっています。白いシートをはがして写真を張り、黄色いシートをはがして壁に貼るわけですが、壁面用の黄色いシートは弱粘着シートになっているので、はがそうと思えば簡単にはがせるようになっているのです。

というわけなので、早速最近ので気に入ってる写真をプリントアウトして、シャコラで壁に貼ってみました。

DSCF0518
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/30 ISO3200
Classic Chrome


DSCF0517
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/27 ISO3200
Classic Chrome


A4プリントですが、10枚も張ればけっこう壁の面積をふさぐものです。思いつきで適当に張っただけですが、けっこういいカンジで壁を飾ってくれてると思います。

というわけで、写真をプリントして額装するのが面倒なときは、シャコラを使うと手軽に飾れていいですよ、という小ネタでございました。
あとは、本来平面な壁に貼るためのシャコラ、うちのでこぼこの壁紙にいつまで付いていてくれるか、それが問題です(笑)。

サソリの毒

DSCF0483
Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/450 ISO200
RAW現像にて




はい、前回の記事からの続きでございまして……やっと新しい相棒がやって来ました。
パッと見、またチンク?と思います(色も一緒ですしねw)が、クルマが好きな方ならおわかりでしょう。
前のはノーマルなフィアットの500でしたが、今度は同じFIAT500でも”アバルト”仕様でございます。
正式な車名もフィアットが取れて、アバルト500となっております。スバルのSTI、ルノーのアルピーヌ、メルセデスのAMG、BMWのM、日産のNISMO……など各メーカーに”純正に準じた”チューンナップファクトリーがありますが、フィアットの場合はそれがアバルト(ABARTH)なわけです。もともとは独立したチューニングショップだったアバルトですが、近年はフィアット本社に吸収合併されて、フィアット社内のいちブランドとして存在しております。
そんなアバルトが、FIAT500をベースに開発した”ABARTH500”を中古で購入したわけです。



DSCF0501_01
Fujifilm X100F
ƒ/11.0 23.0 mm 1/200 ISO200
RAW現像にて




やっぱりね、このチンクエチェントのデザインが大好きなんですよ。本当に見飽きないクルマです。
しかし排気量900cc2気筒ターボのFIAT500(ツインエア)としては、味はあっても絶対的な動力性能はどうしてもそこそこです。街中を気持ちよく走るのがチンクの役割ですから仕方ないんですが、そこを補うのがアバルト仕様で、純然たる”レース屋”アバルトがチューンしたチンクエチェントは、外見は同じでも中身は全くの別物となっております。
ボンネットの中は1.4リットル直列4気筒インタークーラーターボエンジンで、ツインエアの85馬力に対し135馬力です。ほぼ同じ車重に対して50馬力アップは大違いですね。さらにトルクは14.8kgmからSPORTSモードで21.0kgmにアップ。
もともとが車重の軽い小型車のチンクエチェントですから、出力向上は普通車以上に効いてきます。アクセルを踏み込んで3000回転を越えたあたりの加速力は、ちょっとビビるくらいの刺激でございますよ。
いわゆる、世間でいわれるところの「サソリの毒が効いている」状態です(笑)。



DSCF0471
Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/100 ISO500
RAW現像にて




真っ赤なレザーシートがイタリア〜ンな室内。もちろん5速マニュアルシフトです。
こちら2009年モデルで実に10年目、走行距離も13万キロを越えるおじいちゃんなクルマなんですが、そうとは思えない保存状態ですよね。もちろんシートの角やステアリングの握りの部分は若干のヤレがありますが、ぜんぜん気になりません。(でもステアリングはそのうち余裕ができたら交換したいかな……w)

まあ正直、13万キロ走ってるクルマを購入するのはどうなんだろうと思いました。普通は避けますよね。ましてやイタリア車だし(笑)。
ただ、この個体はワンオーナー車で、前のオーナーさんが毎年しっかりとディーラーで点検してきた様子が整備簿に膨大に記録されてまして、これなら安心かなと。2009年というとアバルト500が日本に導入されたその年だと思うんですが、そこで新車で購入して、大事に大事にでもたくさん走って10年過ごした前オーナーさんの愛着が宿ってるカンジで、いいなと。
もちろん、古いクルマなので今後は俺がしっかり点検しながら維持していかないとならないと思いますが。



131Rally.jpg

ところで、個人的に”アバルト”を知った最初というと、このアバルト131ラリーでした。1977年から3年連続のWRCチャンピオン。当時中学生だったワタシは「AUTOSPORTS」を読みながら「アバルトつえ〜」と思ったのが最初でしたね。
アリタリアカラーをランチアストラトスから引き継いだ131ラリーだけど、ぺったんこなストラトスに比べてハコボディの武骨さがじわじわくる魅力がありましたねえ。さすがに走ってるところは見たことがないんですが、いまだったら手に入るのかな?いちど乗ってみたいクルマですねえ。
しかしあれから40年、自分がアバルトのオーナーになるときが来ようとは……。



DSCF0504_01
Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/500 ISO200
RAW現像にて




そんなアバルト500ですが、同乗するうちの奥さんには意外な好評価を得ました。まずシートがいいと。そして路面からの突き上げもそれほどなくて乗り心地がいいそうです。10年選手ですから、足回りがいい具合に角が取れてきているのかもしれませんね。でもシートがいいのはその通りです。FIAT500のときもシートの良さに驚きましたが、アバルトのレザーシートはレザーな分コシが強いカンジで、身体が沈み込まないのがいいのではないかと。
いままで国産車ではどうしても1時間2時間乗ると腰痛が出て、下りたあと腰を伸ばす体操が必要になったものですが、FIAT500以降下りたあと腰痛が出ることはなくなりました。
このシートの出来の差ってなんなんでしょうね?どうして国産車はシートがダメなんでしょう?ていうかフィアットの普及車でもシートがいいんだから、きっと欧州車のシートのレベルは高いんでしょうね。
これだけ日本車が世界を席巻している昨今、でもシートの出来ではまだまだ欧州車にかなわないという現実。
日本の自動車メーカーにはがんばってほしいものです。



DSCF0476_01
Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/600 ISO200
RAW現像にて




というわけで、新しい愛車は”乗る快楽”アバルト500になったというお話でございました。
これからサソリの毒にまみれたクルマ生活を楽しんでいきたい所存でございます。
100万円のクルマ選びから始まった、意外にお手ごろなイタ車との暮らしのお話でした。



100万円のクルマ選び

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Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 485.8 mm 1/1250 ISO1600
PRO Neg.Std


久しぶりにクルマのお話を。

ちょうど1年前に乗り換えたFIAT500。いまでもとても可愛い気に入ったクルマですが、実は実車を見ずにネットの中古車情報だけで決めてしまったクルマだったので、実際に乗ってみるといろいろと不具合があることに気付きました。

まずはサビ。すぐに気付いたのがリアのナンバープレート取り付け部です。ここがボロボロに錆びてて、バックドアを開閉するたびにサビのかけらが落ちてくるほどでした。これはすぐにディーラーGにクレームを入れたのですが、結局ヤツらは何もしてくれませんでしたね。あとは左助手席ドアの下部にも小さなサビが……。

まあこれはそのうち何とか処理しよう、と思っていたくらいですが、閉口したのがエンジンの不具合です。どうもツインエアエンジンのターボにある”ウエストゲートバルブ”に不具合があるらしく、長距離運転中に上り坂とかでアクセルを踏み込むと警告灯が点灯して、ディーラーに持ち込まない限り「セーフモード」になってしまいます。
これをディーラーで修理してもらおうとすると、ターボユニットのASSY交換になってしまい工賃3、40万の世界……。
このせいか、エンジンのパワーもどうもいまひとつで、ディーラーの試乗車で感じた元気なツインエアのエンジン音もどうも聞かれずじまい。「なんか違うなあ…おかしいなあ…」と思いつつ1年乗っていました。

最後はフロントガラスです。これも最初は単に汚れてるのかと思いました。いわゆる「油膜のギラギラ」状態が特に夜のドライブだと酷くて。相当運転しにくかったんですよね。でも念入りに洗車してウインドウコーティングをかけてもらおうとしたら、プロから「これ、汚れじゃなくてガラスが削られてますね」と言われて大ショック。どうやらワイパーのゴムでガラスが削られちゃってる状態なんですが、前オーナーが札幌で乗っていたというのが影響あるのかもしれません。凍ったワイパーゴムで削られちゃった、とか?そんなことがあるんでしょうか?
いずれにせよ、これもウインドウ交換しか手がなく、少なくとも交換代金10万円はすると。

なんかもうこれで一気にテンション下がってしまいまして。やっぱり中古車はちゃんと現物を見てチェックして試乗もしないとダメですね。しごく当たり前の、みんな言う結論です。それをひとつ勉強したと思って、このチンクは手放そうかな、と。
ネットの複数業者中古車査定、にかけてみたところ、このチンクで70〜80万というところが買取値の相場だそうです。去年はこれを170万で買ったんだよなあ……とまたもやテンション下がりつつ、それでもまあ、とりあえず100万くらいで買えるクルマってどんなだろう、と探してみたわけです。
ここからようやく本題に入ります(笑)。

ネットの中古車情報を検索してみます。条件は100万円以下、MT、これだけ。すると国内外、軽トラックまで含めてかなりの車種が出てきて面白いんですね。軽を除外してみると、意外に入ってくるのがイタリア車。アルファロメオ147とかMITOなんかも、100万円以下でけっこう状態のよさそうな個体が入ってきます。なかでもMITOはけっこう魅かれるものがありましたね。コンパクトで可愛くて走りもいい、ワタシの好みにぴったりです。
MITO.jpg
画像はWikipediaから



国産車では最も多いのが先代のスイフトスポーツ。100万円以下でけっこうよさげな個体が見つかります。
個人的には好きなんですけどね、スイフトスポーツ。レンタカーで乗ってとてもいい印象があります。
SWIFT.jpg
画像はWikipediaから


7、8年オチならシトロエンDS3なんてのもありますし……
DS3.jpg
画像はWikipediaから


同じく7、8年オチなら当初欲しかったMINIの第2世代なんてのも候補に上がります。
MINI.jpg
画像はWikipediaから


とまあ、こんなカンジで、ちょっと古いコンパクトカーはけっこう選べるということで、ちょっと面白くなってきたわけです(笑)。

と同時に、外車に絞って検索してみると、ちょっと、じゃなくだいぶ古いクルマでも、実は100万円で手が届く個体があるんだな、とわかってきました。たとえばMINIつながりでオリジナルのローバーミニとか、懐かしいフォルクスワーゲンビートル、ちょっとマニアックなところではルノーキャトルなんかもこの価格帯で出てる中古車があるんですね。
もちろん、さすがにこのレベルになってくるとエアコンが付いてなかったりで、購入するにはかなりの覚悟が必要ですが(笑)、でも買えないことはない、わけです。
ルノー4
ルノーキャトル 画像はWikipediaから

ビートル
フォルクスワーゲンビートル 画像はWikipediaから



こういったクラシックカーレベルのクルマだってもしかしたら手に入れられるかもしれない、というのは想像するだけでもとても楽しいもんです。特にビートルやミニは一度はオーナーになってみたいレジェンド級のクルマですからね。
一度その気になってしまうとネットの中古車あさりが面白くて、このクソ暑い夏の夜の過ごし方としてはなかなか有意義なものがありました。

さてしかし、妄想ばかりしていても仕方がありません。実際問題としてクルマの買い替えを決意した身としては、ちゃんと諸々の事情をすり合わせて、現実的な着地点を探らなければなりません。
というわけで、はい、決めました。結局は何になったかと言うと……実車が納車されたら、また記事にいたしましょう。
それまでは内緒、ということで(笑)。
あと1週間以内には納車される予定です。