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NOKTON Classic 35mmF1.4

XT3B8216
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome




ドラマー業を無期限休止することを決め、ドラム機材を手放してレンズに替える「春のレンズ祭り」を行ってまいりましたが(笑)、それもいよいよ最後になりました。実用的なレンズたちを手に入れた後で、最後のヤツはちょいと趣味に走ることにしました。
不便は承知で、ライカMマウントレンズです。しかしライカ純正は高価すぎます。そこで「信頼の日本製」、信州コシナの製造する伝説のドイツブランド、フォクトレンダーに決めました。
焦点距離は35mm。Xマウントで使う分には50mm相当の標準レンズとして常用できますし、もしまかり間違って古いフィルムライカボディなんぞ手に入れたとしても、35mmレンズとしてメインで使うことができます。
また、レンズコーティングによって、現代風のMC(マルチコート)と、昔ながらのシンプルなSC(シングルコート)を選ぶことができます。ワタシはどうせなら思い切りレトロな味わいを楽しみたいので、SCをチョイスしました。



XT3B8220
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome




もちろんライカMマウントのレンズを富士フイルムのXマウントで使うわけですから、マウントアダプターが必要です。今回は富士フイルム純正のMマウントアダプターを同時に中古で購入しました。
レンズの方に電子接点はないのでF値情報などは通信できませんが、マウントアダプターにひとつファンクションボタンがあり、レンズ焦点距離や補正情報などを記憶し呼び出すことができます。このへんはさすが純正です。



XT3B8192
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/7.1 50.0mm 0.5sec ISO200
Classic Chrome




X-Pro2に装着した姿はまるでこれがあるべき姿だと言わんばかりのハマりようです。いやあ、カッコいい。もしかしたらライカに装着するよりカッコいいんじゃないだろうか(笑)。

リングは先端から、絞りリング、フォーカスリングです。XFレンズとは逆ですね。それどころか、全てのリングの回転方向、マウントの装着まで逆回転です。最初にレンズをボディに装着するときにまごついて、うっかりレンズを取り落とすことろでした。レンズの重さは200g。この小ささにしては不釣り合いなほどズッシリとした重みがあります。落として壊したら泣くところでした(笑)。



XT3B8211
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/8.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome


ちなみに比較してみました。どれも同じ解放F値1.4のレンズ。XF23mmF1.4R、XF35mmF1.4RとVoighlander NOTON Classic SC 35mmF1.4です。
ぜんぜん大きさが違いますね。



XT3B8190
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/7.1 50.0mm 0.5sec ISO200
Classic Chrome




さて、こちらはライカMマウント用レンズですから、当然レンジファインダーで使うマニュアルフォーカスレンズです。フジXマウントで使うときはフォーカスアシストなどは使えるにしても、基本的に手動でフォーカスしなければなりません。
さらにストリートスナップで使うときには、ファインダーを覗いているヒマや余裕はほとんどないでしょう。レンズの距離指標を目印に、被写体との距離を目測してフォーカスを決めなければなりません。
昔ながらの、ストリートフォトグラファーの流儀ですね。
慣れは必要になると思いますが、これも新しい挑戦です。頑張ってトライしていこうと思います。




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