16
2017
朝から雨が降ったり止んだりのどんよりした日。撮影のアテンドで善福寺公園に行きましたが、正直こんな日はダメだろうなと思っておりました。自分ひとりの撮影だったらまず出かけないだろうこんな日ですが、結果的には「晴れの日ばかりが撮影日よりじゃない」ということを思い知らされる日となりました。
もちろん、強い日差しが光と影のコントラストを作る環境より、曇った日の方がポートレートなどは撮影しやすい、とは言いますが、野鳥の撮影においても同じことが言えるんですね。
以下、そんな曇りの日の作例ということで、ご覧ください。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2500
そんな日ですから、善福寺公園も人が少なく、何かを期待するカルガモくんたちもすぐこちらに寄ってきます。
寄ってきても何もあげないよ、と言いつつ、せっかくなのでドアップを撮らせてもらいました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
人が少ないだけじゃなく、鳥たちも姿があまりありません(笑)。
まだ雨がパラパラしてたこともあり、小鳥達も姿を見せず、いるのは水鳥達ばかりなり、です。でもオオバンの黒い姿もこんな日だから撮りやすいですね。水面の反射、波紋もキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO2500
ツグミだけはまだ元気に歩いていました。彼らがシベリアに帰るまではもうちょっと時間がありますね。
影ができないのでディテールがキレイに見えてます。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
そんな日ですから、ヒヨだって撮ります。でもいいとこに止まってくれましたし、花に顔を突っ込んできたのがまるわかりの花粉だらけの顔が可愛かったので、なかなか気に入った1枚になりました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
マガモのオスの顔の色は、光の加減によって緑色にも紫色にも変化しますが、見た目の印象としては緑色に写ってほしいところ。この日のような柔らかい光だとほぼ見た印象どおりの色に写ってくれますね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
黒いといえばこのひとたちも忘れちゃいけません。キンクロハジロもただの黒ではなく、微妙に変化する毛色を持っています。マガモと同じように、緑色や紫色も入った顔の色だってことがよくわかります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.3 436.8mm 1/500 ISO2500
ちょっと目先を変えて、咲き始めたコブシの花なども撮ってみました。この写真だけはフィルムシミュレーションVelviaです。なんかちょっと和風な趣のある写真になってよかったのではないかと思います(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
黒い鳥といえば、カラスですよ(笑)。手ごろな高さの枝に止まってさかんにストレッチをしていたカラスがいたので、それならば撮りましょう、とシャッターを切ったんですが、なんか、なかなかいいんですよね。
黒い毛色のグラデーションがけっこうキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
もう1枚カラスくん。Lightroomで露出を調整しましたが、黒い身体のディテールがここまで再現できているのは、こんな曇った日ならではでしょうね。これもなかなかお気に入りの1枚です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/6.9 340.6mm 1/500 ISO6400
浅瀬で身繕いに余念のないカルガモ。水面に反射する光が柔らかいのでいいバランスで水鏡になっています。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO400
最後はなにかいいものを見つけて仲間の輪から逃げてきたオナガ。ほぼ逆光なコンディションですがそれほど不自然にならないくらいのバランスで撮れました。
そんな感じで、曇りの日は野鳥もとても撮りやすいということを再認識させられた日でございました。
ちなみにフィルムシミュレーションはPRO Neg.Hiです。普段はPRO Neg.Stdで撮ることが多いですが、コントラストの低い曇りの日ということをふまえての選択でした。PRO Neg.Stdのままで撮ってもよかったな、とも思いますね。
本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室
http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html
もちろん、強い日差しが光と影のコントラストを作る環境より、曇った日の方がポートレートなどは撮影しやすい、とは言いますが、野鳥の撮影においても同じことが言えるんですね。
以下、そんな曇りの日の作例ということで、ご覧ください。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2500
そんな日ですから、善福寺公園も人が少なく、何かを期待するカルガモくんたちもすぐこちらに寄ってきます。
寄ってきても何もあげないよ、と言いつつ、せっかくなのでドアップを撮らせてもらいました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
人が少ないだけじゃなく、鳥たちも姿があまりありません(笑)。
まだ雨がパラパラしてたこともあり、小鳥達も姿を見せず、いるのは水鳥達ばかりなり、です。でもオオバンの黒い姿もこんな日だから撮りやすいですね。水面の反射、波紋もキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO2500
ツグミだけはまだ元気に歩いていました。彼らがシベリアに帰るまではもうちょっと時間がありますね。
影ができないのでディテールがキレイに見えてます。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
そんな日ですから、ヒヨだって撮ります。でもいいとこに止まってくれましたし、花に顔を突っ込んできたのがまるわかりの花粉だらけの顔が可愛かったので、なかなか気に入った1枚になりました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
マガモのオスの顔の色は、光の加減によって緑色にも紫色にも変化しますが、見た目の印象としては緑色に写ってほしいところ。この日のような柔らかい光だとほぼ見た印象どおりの色に写ってくれますね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
黒いといえばこのひとたちも忘れちゃいけません。キンクロハジロもただの黒ではなく、微妙に変化する毛色を持っています。マガモと同じように、緑色や紫色も入った顔の色だってことがよくわかります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.3 436.8mm 1/500 ISO2500
ちょっと目先を変えて、咲き始めたコブシの花なども撮ってみました。この写真だけはフィルムシミュレーションVelviaです。なんかちょっと和風な趣のある写真になってよかったのではないかと思います(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
黒い鳥といえば、カラスですよ(笑)。手ごろな高さの枝に止まってさかんにストレッチをしていたカラスがいたので、それならば撮りましょう、とシャッターを切ったんですが、なんか、なかなかいいんですよね。
黒い毛色のグラデーションがけっこうキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
もう1枚カラスくん。Lightroomで露出を調整しましたが、黒い身体のディテールがここまで再現できているのは、こんな曇った日ならではでしょうね。これもなかなかお気に入りの1枚です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/6.9 340.6mm 1/500 ISO6400
浅瀬で身繕いに余念のないカルガモ。水面に反射する光が柔らかいのでいいバランスで水鏡になっています。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO400
最後はなにかいいものを見つけて仲間の輪から逃げてきたオナガ。ほぼ逆光なコンディションですがそれほど不自然にならないくらいのバランスで撮れました。
そんな感じで、曇りの日は野鳥もとても撮りやすいということを再認識させられた日でございました。
ちなみにフィルムシミュレーションはPRO Neg.Hiです。普段はPRO Neg.Stdで撮ることが多いですが、コントラストの低い曇りの日ということをふまえての選択でした。PRO Neg.Stdのままで撮ってもよかったな、とも思いますね。
本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室
http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html
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