新望遠ズームシグマ150-600mmSports

YouTubeコンテンツ『写真屋放言』でもご報告いたしましたとおり、1ヶ月ほど前にCanon1DX用の新しい望遠ズームレンズを購入いたしました。
今度はSIGMAの150-600mmF5-6.3 DG OS HSM | Sportsです。
テレ端600mmF6.3となる望遠ズームレンズですね。

150-600mmF5-6.3 DG OS HSM | Sports
iPhone6s

150-600mmF5-6.3 DG OS HSM | Sports
iPhone6s

全体に半つや消しブラック塗装が高級感を醸し出してますね。各部の動作もしっかりとしていて、ズーム鏡銅のガタつきなどもなし。いかにも頑丈そうでヘヴィーデューティーなレンズです。
上の写真のとおり、テレ端ではかなり鏡胴は伸びます。ただしSportsラインはシグマが公式に直進ズームさせることを推奨してますから、とっさのズームインにはかなり便利ですね。(まあ、下を向けて持ち歩いてれば自然にテレ端まで延びきるんですがw)
重さは2.86kg、けっこう重いです。
実は1年ほど前でしょうか、発売直後にヨドバシカメラの店頭にあったコイツを持ったことがありまして、そのときの感想は「重い!こりゃあ手持ちはムリ!」ということだったんですが(笑)、Canonヨンニッパ(EF400mmF2.8L IS II USM)よりちょうど1キロほど軽いですから、そこそこ手持ちもいけます。1キロの差は大きいですからね。
下は手持ち撮影の証拠写真(笑)。
(写真屋放言#12より切り出しです)

150-600撮影風景

実は水平位置で構えるより、この角度で上を狙う方が楽なんですね。水平位置だと数秒で腕がプルプルしてきます(笑)
なので、水平は三脚使用で、上の角度は手持ちで、という使い方が正解かと思います。
手ブレ補正はかなり効く印象です。普通に使って手ブレが…と思ったことはいまのところありません。

購入にあたっては、当然同じシグマの150-600mm Contemporaryや、タムロンの150-600mm、Canonの100-400m2型なども比較検討対象になりました。価格帯ではシグマContemporaryとタムロンのほうが断然安いし、Canon純正もやはり純正の安心感と評判の高性能で捨て難いと難しい選択でしたが、やはりフルサイズで使う以上最低でも600mmほどの焦点距離は欲しいのと、防塵防滴も含む道具としての信頼性を考えると、シグマCとタムロンでは心もとない。(店頭デモ機を触ってみましたが、鏡銅がガタついてました)
これから長いこと、野外で乱暴に使い倒すことを考えると、しっかりとした造りのSportsラインに落ち着いたわけです。

シグマは高級コンデジのDP2 Merrillは使ったことがありましたが、Canon用交換レンズは初購入です。純正じゃないということで、フォーカス精度や合焦精度など心配な点もありましたが、それも杞憂に終わりましたね。特にそういった調整をしなくても、ばっちりガチピンでした。素晴らしい。
ちなみにシグマの最近のレンズには”USB Dock”というものが使えるようになっておりまして(残念ながら別売りなんですが)、フォーカス精度や速度、フォーカスリミット範囲などをパソコン上で調整できるようになっております。当然これも購入いたしまして、フォーカス速度調整だけは「最速」モードにいたしました。でも調整したのはそれだけ。何といってもフォーカス精度調整をしなくて済んだのは本当によかったです。あれにハマると底なし沼ですからね……(苦笑)
それでは作例写真をご紹介しましょう。全てCanon 1DX+SIGMA150-600mmSの組み合わせです。

_69Q3397
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/100 ISO5000 Flash (off, did not fire)


テレ端開放F6.3と暗いですから、このような木陰のシーンではISO値は上がりまくります。
そこも高感度に強いフルサイズならではの対応でしょうか。ISOオートのときはシャッタースピードの設定にはかなり気を使う必要がありますね。
このシーンも600mmで1/100と限界に近い遅さですが、これ手持ちなんです。手ブレ補正はかなり素晴らしいんじゃないでしょうか。
オシドリの体色、羽毛の解像、水面の色など画質は文句なしです。



_69Q3504
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/250 ISO3200 Flash (off, did not fire)


こちらも同じような木陰のカワセミ。1/250でISOは3200です。
このシグマを使い始めてから、いままで以上に被写体の光の状態には敏感にならざるを得なくなりましたね。まあそもそも、光の状態を見るのは写真の基本中の基本ですからね。("Photograph"という言葉は「光で描く」という意味ですし)
基本に忠実に撮ればいいわけですが……。
でもカワセミとかは、日陰が好きなんですよね〜厳しいわ(笑)



_69Q6660
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1000 ISO2500 Flash (off, did not fire)


バンを逆光で。こんなシーンなら1/1000まで上げられます。
背景のボケもいいカンジなんじゃないでしょうか。左下、右下あたりの玉ボケには口径触がみられますが、これはもう致し方ないでしょう。



_69Q2711
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/500  ISO6400 Flash (off, did not fire)


水浴びするアオゲラ。あーお尻が気持ちいい。
このシーンも日陰でしたが、ブルブルと身体を震わせて水浴びする様子を捕らえたかったので、シャッタースピードを1/500まで上げました。結果的にISO値は6400まで上がっちゃってます。



_69Q2913
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/500 ISO5000 Flash (off, did not fire)


ジョウビタキが善福寺にもやってきました。もうすっかり冬ですね。
こちら、光の状態がいいようにも見えますが、実はちょっと日陰です。なので1/500ですとISOは5000まで上がります。
まあこれくらいのノイズは俺的には充分許容範囲です。



_69Q3122
Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/500 ISO1000 Flash (off, did not fire)


動画の方でも紹介しましたが、いい光が来ていた樹上のアオゲラ。これくらいですと1/500でISO1000ですね。
それでも曇り空の日でしたから、晴天でしたらもっと低感度で撮ることも可能です。開放F6.3の露出調整も、次第に感覚で掴めてきたと思います。考えてみたら、ヨンニッパ時代の400mmで開放F2.8というのは相当贅沢な話でしたね。まあそのために軽自動車並の大金を払う必要があるわけですが……(笑)。

というわけで、新たなウェポン(黒くてごつくてまさに武器ってカンジ)、シグマの150-600mSのご紹介でございました。
いよいよ冬の野鳥シーズンの幕開けですから、こいつでバリバリ鳥撮りまっせ!というわけです。
しかし最近雨が続いてまして……晴れてくれ〜(笑)


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2015/11/25 (Wed) 22:25 | # | | 編集
Re: 素晴らしいです。

>birder.2015さん
コメントありがとうございます。

そうですか、買っちゃいますか(笑)
ちなみに写真の描写はレンズの力も大きいですが、カメラの性能によるところも大ですからね。
総合的によくお考えになって決断しちゃってください(笑)。

まあ、実際に買ってみて使ってみないとわからないことも多いですし、そうやってみんな経験を積んでいくわけですからね。
シグマ150-600mmSは買って損はない選択だと思いますよ!
重いですけどね。覚悟してください(笑)

2015/11/25 (Wed) 22:44 | 本橋丈(jojo) #- | URL | 編集

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