19
2015
マイクロアジャストメントでいろいろいじってなんとか誤魔化していた7D2のフォーカスですが、去年のクリスマス前にとうとうCanonに調整に出しました。ヨンニッパとペアで出そうとかも思いましたが、他のレンズと組み合わせることもあるのでカメラだけ単独で入院させました。その際には工場内の基準レンズに合わせて調整してくれるということで。
当初の予定では年明けの4日くらいに戻ってくるという予定でしたが、Canonさんがんばってくれまして年内に戻してくれました。結果は……やっぱり違う!マイクロアジャストメントなんかでいじらなくても、どのレンズでもジャスピンが来るようになりましたよ。表向きの調整結果レポートには「異常ナシだけど調整しておきましたよ」ということですが、いやいやいや、明らかに違いますから。
フォーカスでモヤモヤしている7D2ユーザーは、ぜひサービスセンターに調整に出すことをお勧めします。生まれ変わって戻ってきますから!まだ保証期間内ですから無料でやってくれますよ。
それにしても、初期ロット特有の現象かもしれませんが、Canonもほっかむりしてないでちゃんと認めるべきだと思うなあ。ユーザーは誤魔化せませんぜ!
というわけで、ようやくスッキリしゃっきりフォーカスが来るようになった7D2、すっかり鳥撮りのメインカメラになりました。フォーカスさえ来れば、静かな連射音がフィールドではとても好ましいカメラです。たまに1DXに交換するとけたたましい連射音にびっくりします(笑)。APS-Cで1.6倍の焦点距離が稼げれば、最長800mの俺のシステムでも野鳥撮りに不足は感じません。むしろヨンニッパのときなどはx2.0エクステンダーを使わずともx1.4で充分なので、開放F4で使えてとても助かります。その分シャッタースピードが稼げますからね。
そんなわけで、最近撮影した野鳥をどうぞ。
このところなぜか善福寺公園に鳥さんたちが少ないので、井の頭公園へ行くことが多いです。逆に井の頭公園はいろんな鳥さんたちがやって来ております。
この日は朝からコゲラの声が。「ギギギ、ギョロギョロ」と声が聴こえたら、上を見上げるとたいていそこにいるのがコゲラです(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
そして、コゲラがいたらたいていそのあたりには、シジュウカラやエナガの群れがいるものなんですね。いわゆる、虫食いの小鳥たちの混在グループです。枝の上の方にエナガ、中ほどにシジュウカラ、下の方にはメジロなどがいて、みんなで一斉にわーっと移動したりしています。その後を遅れて追いかけるコゲラ、という図がみられるのはとりぱんに書いてある通りです(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
せわしない小鳥たちの中でも、エナガが最もじっとしていない小鳥かもしれません。静止するシャッターチャンスは1秒ないくらい。いかに素早くカメラを向けてフォーカスを合わせるかが勝負です。
初心者のころはまず、望遠レンズで被写体をファインダー内に捕らえることだけで苦労したもんですね。なぜなら、カメラには被写界深度というものがあって、ピントが合う範囲前後にあるものはボケて見えないからで、絞り開放ならなおさらです。上下左右方向に2D的に狙いを定めるだけじゃなく、前後という3Dも合わないとファインダーの中に被写体は現れてこないわけです。
そのために、ここぞ、という方向に狙いを定めたら、その中にある被写体に素早くフォーカスを合わせてくれるカメラの性能は大切です。フォーカススピードは速ければ速いほどいい。でもまだまだ完璧なカメラなどないので、それぞれのカメラのフォーカスのクセを読み取り、レンズのフォーカスリミッターなどを活用し、ときにはマニュアルフォーカス操作でAFを助けてあげるのがカメラマンの腕の見せ所なわけで……話がそれましたね(笑)。
かわいいエナガを必死で追いかけているとき、頭の片隅でそんなことを思っているわけです。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
もちろんメジロもグループ内にいました。メジロは単独のグループで行動してることも多いですけどね。
そしてメジロもせわしなく動き回る鳥で……でも気に入ったエサを見つけるとちょっと止まってくれます。そんな瞬間を狙って素早くショット。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
ちょっとだけレアな鳥、ウグイスです。普段は下生えの茂みの中に潜り込んでいて、めったに姿を見せません。だからちょっとフォーカスが甘いけど掲載(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 5000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
いまいる井の頭公園のカワセミはかつてないほど観察しやすいところに縄張りを決めたようで、すっかり有名になりました。この日もたくさんのカメラマンの標的になっていましたが、だいぶ人慣れしたようで全く気にしてませんでしたね。
あまりに近すぎてかえってダイブの撮影がしにくいくらいです。だからお食事中を撮影。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1000
露出: 1/1250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
七井橋を渡った先にはメスのカワセミもいます。こっちは少しだけシャイなようで人を気にします。
メスらしくちょっとだけ顔がやさしいような気がするのは気のせいでしょうか。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
いやーん見ないで!

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
どうせ止まり姿ばかりだよ、と油断しているとこんなシーンにも遭遇します。
でもうっかりシャッタースピードが遅いままで、羽根がブレてしまいました。残念。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 160
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
最後はまたコゲラで。英語名ではジャパニーズピグミーウッドペッカー、というわけでいかにもキツツキらしい姿を。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 800
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
そんなわけで、7D2はぜひフォーカス調整に出して使いましょう、というお話でございました。
それにしても新しい100-200mmが欲しいですねえ……(笑)
当初の予定では年明けの4日くらいに戻ってくるという予定でしたが、Canonさんがんばってくれまして年内に戻してくれました。結果は……やっぱり違う!マイクロアジャストメントなんかでいじらなくても、どのレンズでもジャスピンが来るようになりましたよ。表向きの調整結果レポートには「異常ナシだけど調整しておきましたよ」ということですが、いやいやいや、明らかに違いますから。
フォーカスでモヤモヤしている7D2ユーザーは、ぜひサービスセンターに調整に出すことをお勧めします。生まれ変わって戻ってきますから!まだ保証期間内ですから無料でやってくれますよ。
それにしても、初期ロット特有の現象かもしれませんが、Canonもほっかむりしてないでちゃんと認めるべきだと思うなあ。ユーザーは誤魔化せませんぜ!
というわけで、ようやくスッキリしゃっきりフォーカスが来るようになった7D2、すっかり鳥撮りのメインカメラになりました。フォーカスさえ来れば、静かな連射音がフィールドではとても好ましいカメラです。たまに1DXに交換するとけたたましい連射音にびっくりします(笑)。APS-Cで1.6倍の焦点距離が稼げれば、最長800mの俺のシステムでも野鳥撮りに不足は感じません。むしろヨンニッパのときなどはx2.0エクステンダーを使わずともx1.4で充分なので、開放F4で使えてとても助かります。その分シャッタースピードが稼げますからね。
そんなわけで、最近撮影した野鳥をどうぞ。
このところなぜか善福寺公園に鳥さんたちが少ないので、井の頭公園へ行くことが多いです。逆に井の頭公園はいろんな鳥さんたちがやって来ております。
この日は朝からコゲラの声が。「ギギギ、ギョロギョロ」と声が聴こえたら、上を見上げるとたいていそこにいるのがコゲラです(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
そして、コゲラがいたらたいていそのあたりには、シジュウカラやエナガの群れがいるものなんですね。いわゆる、虫食いの小鳥たちの混在グループです。枝の上の方にエナガ、中ほどにシジュウカラ、下の方にはメジロなどがいて、みんなで一斉にわーっと移動したりしています。その後を遅れて追いかけるコゲラ、という図がみられるのはとりぱんに書いてある通りです(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
せわしない小鳥たちの中でも、エナガが最もじっとしていない小鳥かもしれません。静止するシャッターチャンスは1秒ないくらい。いかに素早くカメラを向けてフォーカスを合わせるかが勝負です。
初心者のころはまず、望遠レンズで被写体をファインダー内に捕らえることだけで苦労したもんですね。なぜなら、カメラには被写界深度というものがあって、ピントが合う範囲前後にあるものはボケて見えないからで、絞り開放ならなおさらです。上下左右方向に2D的に狙いを定めるだけじゃなく、前後という3Dも合わないとファインダーの中に被写体は現れてこないわけです。
そのために、ここぞ、という方向に狙いを定めたら、その中にある被写体に素早くフォーカスを合わせてくれるカメラの性能は大切です。フォーカススピードは速ければ速いほどいい。でもまだまだ完璧なカメラなどないので、それぞれのカメラのフォーカスのクセを読み取り、レンズのフォーカスリミッターなどを活用し、ときにはマニュアルフォーカス操作でAFを助けてあげるのがカメラマンの腕の見せ所なわけで……話がそれましたね(笑)。
かわいいエナガを必死で追いかけているとき、頭の片隅でそんなことを思っているわけです。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
もちろんメジロもグループ内にいました。メジロは単独のグループで行動してることも多いですけどね。
そしてメジロもせわしなく動き回る鳥で……でも気に入ったエサを見つけるとちょっと止まってくれます。そんな瞬間を狙って素早くショット。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
ちょっとだけレアな鳥、ウグイスです。普段は下生えの茂みの中に潜り込んでいて、めったに姿を見せません。だからちょっとフォーカスが甘いけど掲載(笑)。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 5000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
いまいる井の頭公園のカワセミはかつてないほど観察しやすいところに縄張りを決めたようで、すっかり有名になりました。この日もたくさんのカメラマンの標的になっていましたが、だいぶ人慣れしたようで全く気にしてませんでしたね。
あまりに近すぎてかえってダイブの撮影がしにくいくらいです。だからお食事中を撮影。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1000
露出: 1/1250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
七井橋を渡った先にはメスのカワセミもいます。こっちは少しだけシャイなようで人を気にします。
メスらしくちょっとだけ顔がやさしいような気がするのは気のせいでしょうか。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
いやーん見ないで!

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
どうせ止まり姿ばかりだよ、と油断しているとこんなシーンにも遭遇します。
でもうっかりシャッタースピードが遅いままで、羽根がブレてしまいました。残念。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 160
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
最後はまたコゲラで。英語名ではジャパニーズピグミーウッドペッカー、というわけでいかにもキツツキらしい姿を。

機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 800
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III
そんなわけで、7D2はぜひフォーカス調整に出して使いましょう、というお話でございました。
それにしても新しい100-200mmが欲しいですねえ……(笑)
コメント
No title
お久しぶりです。
いやー素晴らしい描写ですね
現在1DXのサブ機に7Dを使用しているのですがこの写りを見ると
今更購入欲が湧いてきます、BGキャンペーンは終わっていますが笑
しかし善福寺公園の野鳥たちが心配ですね、どこへ行ってるのでしょう、、、
2015/01/19 (Mon) 18:42 | piro #49HHJvkk | URL | 編集
Re: No title
piroさん、いつもありがとうございます!
現在7Dをお使いなら、7D2に乗り換えはぜひお勧めしますよ。しない理由がありませんw
BGキャンペーンが終わったあとのセカンドロットの方が、品質的に安心かもしれませんし、逆によかったかもしれませんよ?w
善福寺は、もしかしたらツミやオオタカなどの猛禽が出てきたのかもしれませんね。彼らが姿を現すと、小鳥たちはさっといなくなりますから…
2015/01/19 (Mon) 19:04 | jojo #- | URL | 編集
こんばんは!
初めまして!
7D2のピントの甘さに悩んでいて、辿りつきました。
サービスセンターには、なんて言って出したのでしょうか?
2015/02/19 (Thu) 01:38 | etsu #- | URL | 編集
Re: タイトルなし
>etsuさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
サービスセンターには、若干の前ピン気味なので調整してください、と言って出しましたよ。
出した後はピントは改善されましたが…実は結局7D2は手放しちゃったんですよ。
その経緯は近いうち記事にしたいと思っています。
2015/02/19 (Thu) 05:23 | jojo #- | URL | 編集