夏のポートレート撮影2013 (夜編)

好例の夏のポートレート撮影、夜編です。
夜の撮影にご協力いただいたのは、青山学園の西門前にある『Bar VALLEY』さん。すごく落ち着くBARです。スタッフのみなさんはファンキーなんですけどね(笑)。

落ち着くBAR、というと照明は暗いと相場は決まっています。そうです、撮影するには悪条件なわけですね。しかし、せっかくいい雰囲気のロケーションを使わせてもらうんだから、それを活かさない手はありません。そのために今回三脚を用意したわけですが、なかなかどうして、想像以上に難しいものがありました。




機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 2000
露出: 1/4 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 18mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss Distagon T* 18mm f/3.5 ZE


とりあえずモデルさんにカウンターに座ってもらって、テスト的に撮影。ハスキー三段に5D3をセットして、レンズはディスタゴン18mm。開放F値3.5と暗いレンズなのが辛い所ですが、スローシャッター気味にしてISO2000に抑えました。
ディスタゴン18mmは暗いですが、広角レンズなので被写界深度は深く、フォーカスがそれほどシビアじゃないところが逆にこの環境だと使いやすいですね。開放F値が明るいと被写界深度が浅くなりますから、フォーカスはシビアになります。そこは明るさとのトレードオフですが、次の写真は如実にそれが現れてしまってます。




機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
Carl Zeiss Planar T* 50mm f/1.4


1DXにツァイスプラナー50mmを装着。シャッタースピードを稼ぐため開放で撮りましたが、モデルにフォーカスが合ってませんね(笑)。まあ、それはそれで雰囲気があると思うのでボツにはしませんでしたが、暗い環境でマニュアルフォーカスする厳しさがこれです。
もちろん、フォーカスアシストは使ってるんですが、光が足りないのでさすがの1DXもなかなか合焦点を見出せないんですね。もちろん、目視で合わせるのはほとんどムリです。よく見えませんから(笑)。
何とか、ライブビュー+拡大で合わせようとしましたが、失敗してます。
ポートレート撮影の場合、モデルさんと息を合わせてテンポよく撮影することも大事ですから、ツァイスプラナー50mmはここで使用を諦めました。
あー、キヤノンZEのAFツァイス、作ってくれないですかねえ……。




機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/25 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 42mm
フラッシュを使用: いいえ
EF 24-70mm f/2.8L II USM


EF24-70mmに持ち替えて、カウンターの中から撮影。なんとフォーカスがビシビシ来るのに改めてびっくりです。純正レンズ+1DXは凄いですねえ。



Bar VALLEYには、ガラス張りの暖炉があります。ロケハンしたときから、これを使って炎越しのショットを撮ってみたいと思ってました。
炎と燃える女の情念、ってヤツです。ムチャな要求ですが、そこはさすがmaico姐さん。ばっちり表現してくれました。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 2000
露出: 1/50 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 67mm
フラッシュを使用: いいえ
EF 24-70mm f/2.8L II USM


maico姐さんを撮影するときは、ポージングは基本おまかせです。このときも、とっさにかんざしを使ってアレンジしてくれました。さすがです。




機種: Canon EOS-1D X
ISO: 2000
露出: 1/60 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF 24-70mm f/2.8L II USM


このポーズも、髪を下ろしてうなじを色っぽく強調してくれてますね。言わずとも世界観をしっかり表現してくれるモデルさんがいると、カメラマンは楽です。
それにしても、炎の明るさがあるとはいえ、この暗さのガラス越しでコントラストが低下してるにも関わらずがっちり合焦してくれる1DXとEF24-70L2レンズは見事です。これもまたカメラマンを楽にしてくれますね。
(あ、よく見るとカメラマンが映ってる(笑))




機種: Canon EOS-1D X
ISO: 2000
露出: 1/60 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF 24-70mm f/2.8L II USM


最後に縦位置構図を。
今回は環境光だけを使った屋内撮影の難しさを痛感した撮影となりましたが、それでもやっぱり、面白かったです。出来上がった作品も、なかなか満足いく出来になったと思います。
さて、来年はどうしようか。早くもmaico姐さんといろいろ相談してアイデアを練っているのでした。

テーマ: 女性ポートレート | ジャンル: 写真

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