20
2013
北海道撮影旅行、その3です。
話はちょっと前後しますが、9日の夜、初日のシマフクロウ撮影が夜半を大きく回る時間まで押してしまい(というかご好意のたまものですが)、宿に帰って冷えきった体をお風呂で暖めたりしたらもう夜明け近くでした。
翌日は流氷クルーズに乗る予定だったのですが、そんな状態では朝のクルーズはとてもムリということで、午後1時過ぎに出港の便に乗ることにしました。
しかし、やはりそこは鳥たち。流氷に多く出没するのは朝のうちで、午後になるともうその姿は遠くにちらほら、といった程度になってしまっていました。
クルーズ船としても責任を感じるほどの鳥の少なさだったらしく(笑)、船長は半ばヤケぎみに「明日はいい天気だそうだし、夜明け前から船を出すか!お客さんは5時15分集合で!」と吠えていました。
いやいやいや、5時って……とその時点では全くその気はなかったんですが、その日の夜もシマフクロウの撮影に出かけてみると、前日も顔を合わせた顔なじみカメラマンたちのなかに、翌朝の早朝クルーズに乗る気まんまんの猛者たちがいまして。話をしているうちに俺もすっかりその気になってしまいました(笑)。
というわけで、睡眠時間2時間ほどで俺も夜明け前のクルーズ船に乗りこんだのでした。
クルーズ船に持ち込んだのは、1DXには70-200mmとエクステンダー、5D3には24-70mmと機動性重視にしてみたんですが、他の乗客(みんなカメラマン)たちは軒並みロクヨンクラスの大砲を持ち込んでましたね。
結果として、70-200mmで正解だったと思います。クルーズ船はかなりワシたちの近くまで寄せてくれるし、動きを追うためにも長玉過ぎては撮りにくいですから。
というわけで、まだ暗いうちに海に出たクルーズ船。間もなく夜も明けてきて、幻想的な流氷の夜明けの光景となりました。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 5000
露出: 1/30 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
流氷の上には、たくさんのワシたちの姿が。まさにオホーツクのワシの王国です。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/125 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 65mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
反対側を見ると、朝日に照らされた羅臼岳の雄姿。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/200 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
いました。あこがれのオオワシがうじゃうじゃ、です(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/4000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
うーん、美しい……

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 4000
露出: 1/4000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
明るくなってくると、大きな流氷に止まっているのはみんなオオワシでした。王国の王者然とした姿、さすがです。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 10000
露出: 1/2500 秒
絞り: 14.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
オオワシにまじってオジロワシもたくさんいます。根室でみかけたときはドキドキしたオジロワシが、なんだかここではザコキャラのように思えてしまう人間の勝手さ(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 1000
露出: 1/2000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
だってやっぱり、オオワシの威厳に溢れた姿からすると、ちょっと見劣りするもんねえ(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 320
露出: 1/2000 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
体のサイズとしてはほぼ同じくらいですが、クチバシや足のゴツさ、たくましさはオオワシの方がひとまわり勝ってるように思います。観察していると、やはりオジロワシはオオワシに譲るようなシーンが多かったように思います。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 250
露出: 1/2000 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
性格の違いもあるようで、オジロワシは割と大胆で、エサを投げられると船のすぐ近くまで来ることもためらいませんが、オオワシは慎重な性格。決して人間の近くまで寄ってこようとはしません。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 160
露出: 1/1600 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
でもやっぱり、オジロワシだって美しいです。羅臼岳をバックに飛翔する姿には惚れ惚れしますね。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/2500 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
オオワシとオジロワシ、仲良く並んで。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/2500 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 260mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
オジロワシが至近距離を飛んでくれました。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/3200 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 265mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
そんなわけで、予定の時間を30分以上オーバーして、夜明けの流氷クルーズは終了しました。みんな大満足で、船長もホッとしたことでしょう(笑)。
この同じクルーズで、運が良ければシャチも観れるそうなので、次回はシャチに会いに行きたいですね。
その後は大急ぎで宿をチェックアウトし、羅臼での日程はここで終了です。この後はタンチョウに会いに帯広に向いました。それはまた次回に。
話はちょっと前後しますが、9日の夜、初日のシマフクロウ撮影が夜半を大きく回る時間まで押してしまい(というかご好意のたまものですが)、宿に帰って冷えきった体をお風呂で暖めたりしたらもう夜明け近くでした。
翌日は流氷クルーズに乗る予定だったのですが、そんな状態では朝のクルーズはとてもムリということで、午後1時過ぎに出港の便に乗ることにしました。
しかし、やはりそこは鳥たち。流氷に多く出没するのは朝のうちで、午後になるともうその姿は遠くにちらほら、といった程度になってしまっていました。
クルーズ船としても責任を感じるほどの鳥の少なさだったらしく(笑)、船長は半ばヤケぎみに「明日はいい天気だそうだし、夜明け前から船を出すか!お客さんは5時15分集合で!」と吠えていました。
いやいやいや、5時って……とその時点では全くその気はなかったんですが、その日の夜もシマフクロウの撮影に出かけてみると、前日も顔を合わせた顔なじみカメラマンたちのなかに、翌朝の早朝クルーズに乗る気まんまんの猛者たちがいまして。話をしているうちに俺もすっかりその気になってしまいました(笑)。
というわけで、睡眠時間2時間ほどで俺も夜明け前のクルーズ船に乗りこんだのでした。
クルーズ船に持ち込んだのは、1DXには70-200mmとエクステンダー、5D3には24-70mmと機動性重視にしてみたんですが、他の乗客(みんなカメラマン)たちは軒並みロクヨンクラスの大砲を持ち込んでましたね。
結果として、70-200mmで正解だったと思います。クルーズ船はかなりワシたちの近くまで寄せてくれるし、動きを追うためにも長玉過ぎては撮りにくいですから。
というわけで、まだ暗いうちに海に出たクルーズ船。間もなく夜も明けてきて、幻想的な流氷の夜明けの光景となりました。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 5000
露出: 1/30 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
流氷の上には、たくさんのワシたちの姿が。まさにオホーツクのワシの王国です。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/125 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 65mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
反対側を見ると、朝日に照らされた羅臼岳の雄姿。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/200 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L IS II USM
いました。あこがれのオオワシがうじゃうじゃ、です(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/4000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
うーん、美しい……

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 4000
露出: 1/4000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
明るくなってくると、大きな流氷に止まっているのはみんなオオワシでした。王国の王者然とした姿、さすがです。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 10000
露出: 1/2500 秒
絞り: 14.0
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
オオワシにまじってオジロワシもたくさんいます。根室でみかけたときはドキドキしたオジロワシが、なんだかここではザコキャラのように思えてしまう人間の勝手さ(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 1000
露出: 1/2000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
だってやっぱり、オオワシの威厳に溢れた姿からすると、ちょっと見劣りするもんねえ(笑)。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 320
露出: 1/2000 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
体のサイズとしてはほぼ同じくらいですが、クチバシや足のゴツさ、たくましさはオオワシの方がひとまわり勝ってるように思います。観察していると、やはりオジロワシはオオワシに譲るようなシーンが多かったように思います。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 250
露出: 1/2000 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
性格の違いもあるようで、オジロワシは割と大胆で、エサを投げられると船のすぐ近くまで来ることもためらいませんが、オオワシは慎重な性格。決して人間の近くまで寄ってこようとはしません。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 160
露出: 1/1600 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
でもやっぱり、オジロワシだって美しいです。羅臼岳をバックに飛翔する姿には惚れ惚れしますね。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/2500 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
オオワシとオジロワシ、仲良く並んで。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/2500 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 260mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
オジロワシが至近距離を飛んでくれました。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 200
露出: 1/3200 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 265mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III
そんなわけで、予定の時間を30分以上オーバーして、夜明けの流氷クルーズは終了しました。みんな大満足で、船長もホッとしたことでしょう(笑)。
この同じクルーズで、運が良ければシャチも観れるそうなので、次回はシャチに会いに行きたいですね。
その後は大急ぎで宿をチェックアウトし、羅臼での日程はここで終了です。この後はタンチョウに会いに帯広に向いました。それはまた次回に。