21
2012
とはいえ、これは日記なのでこちらに書きますよ。
ええ、新しい機材自慢でございます。
ここんとこ出番がめっきり少なくなっていた7Dをドナドナしまして、こちらを購入いたしました。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 8.0 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 34mm
フラッシュを使用: はい
EF24-70mmF2.8L USM
とうとうここにたどりついてしまいました。EOSデジタルのフラッグシップ、EOS-1D Mark4(1D4)でございます。
いやいや、あと2ヶ月もすれば新しいEOS 1DXが出るじゃないか、とおっしゃりたい方、よくわかってますとも。しかし、ワタクシ、被写体を動物に絞ると決めてしまったものですから、当然望遠に強いカメラが必要になってくるわけで、そうなるとフルサイズの1DXよりAPS-Hの1D4の方が使いやすいと思ったワケです。1DXの発表にあたり、CanonはAPS-Hの廃止を明言してますので、この1D4は最後のAPS-Hモデルです。
そろそろ在庫僅少とも伝えられてますので、買うならいま!と思ったワケです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1.6 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM
それにしても、さすがフラッグシップはお高い(笑)。ずいぶん安くなったとはいえ、やっぱり高いです。5D2の倍の値段ですからね。いくら7Dをドナったとしても、かなり思いきった買い物であったことには変わりありません。
そこに踏み切ったワケは、やっぱり画質の不満です。APS-Cの7Dはフルサイズの1.6倍望遠の換算ですから、200mmレンズが320mm相当になるわけですよね。それは便利なんですが、やはり画質が……(笑)。まして画質では1Dをも凌ぐと言われる名機5D2と比べてしまうと、それはもう悲しいものがあるわけです。AFと本体操作の俊敏さという機械としての優秀さや、手に馴染むグリップ、バッテリーカバーやCFスロットの造りの質では7Dが明らかに上なんですが、画質に納得いかなければやっぱり使わなくなってしまうんですね。でもフルサイズだけでは望遠が足りない、しかも5D2のまったりしたAFでは動物を追いきれない……ワケですよ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/4 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
というわけで、一念発起。動物写真の道を究めるために(笑)1D4と5D2の2台体制になったわけです。望遠と連写スピード、素早いAFの1D4、高画質の5D2というわけで、2台体制としたら(1DX発売前時点では)最強の組み合わせと言えるんじゃないでしょうか。
もう何の不満もございません、ハイ。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/3 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
EOSシリーズとして、1D4といえども操作系はほとんど共通なんですが、唯一違うところは上の写真の部分。正面から見た右肩部分に、モード切り替えダイヤルがありません。そのかわり、モードボタンになってます。便利なお助け撮影モードとか必要ないですから、マニュアル、絞り優先、シャッタースピード優先、プログラムシフト、バルブ、くらいならボタン操作でいいだろう、というワケです。そのかわり、他機ではちょっと分かりにくい場所にある、AF・ドライブモード切り替えと、測光モード切り替えが単独ボタンになって右肩にあります。これはありがたい。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/2 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
メイン液晶画面を見ながら設定するMENUと、メイン液晶画面の表示内容を切り替えるINFOボタンは右肩内側です。そうなると、ファインダーをのぞきながら切り替えたいような、撮影時に使う操作系はカメラ上面に、メイン液晶を見ながら操作するボタンは裏側に、と統一されているわけですね。さすがによく練られた操作系です。
上野動物園で半日撮影しただけですが、マニュアル撮影に使う絞りとシャッタースピード、ISO感度切り替えはすぐに手探りで操作できるようになりました。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/25 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM
実際に撮影に使ってみると、当然ですが動作はキビキビ、AFもまさに爆速です。なんて楽なんだろう、という感想しかありません。プロ機と言われるモデルですが、使いこなしが難しいなんてことはありません。逆にハイアマモデルよりずっと撮影が楽なんですね。
変な話、一眼カメラのヒエラルキーなんて、値段だけということがよくわかりました。プロ機というのは、値段が高いからプロしか買わないでしょ、なのでプロ機。ハイアマチュア機は、そこそこ安いのでハイアマチュアでも買えるでしょ、なのでそう分けてあるんですね。カメラという機械のしくみ、なりたちさえ理解していれば、初心者だってプロ機を使った方が楽にいい写真が撮れるわけですよ。逆に初心者向けのカメラの方がいい写真(意図した通りの写真)を撮るのは難しいかもしれません。
そんな当たり前のようで使ってみなければわからない理屈に想いをはせてしまう、今回の買い物でございました。
初1D4を使って撮影した上野動物園の写真はこちらにアップしてあります。
ええ、新しい機材自慢でございます。
ここんとこ出番がめっきり少なくなっていた7Dをドナドナしまして、こちらを購入いたしました。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 400
露出: 8.0 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 34mm
フラッシュを使用: はい
EF24-70mmF2.8L USM
とうとうここにたどりついてしまいました。EOSデジタルのフラッグシップ、EOS-1D Mark4(1D4)でございます。
いやいや、あと2ヶ月もすれば新しいEOS 1DXが出るじゃないか、とおっしゃりたい方、よくわかってますとも。しかし、ワタクシ、被写体を動物に絞ると決めてしまったものですから、当然望遠に強いカメラが必要になってくるわけで、そうなるとフルサイズの1DXよりAPS-Hの1D4の方が使いやすいと思ったワケです。1DXの発表にあたり、CanonはAPS-Hの廃止を明言してますので、この1D4は最後のAPS-Hモデルです。
そろそろ在庫僅少とも伝えられてますので、買うならいま!と思ったワケです。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1.6 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM
それにしても、さすがフラッグシップはお高い(笑)。ずいぶん安くなったとはいえ、やっぱり高いです。5D2の倍の値段ですからね。いくら7Dをドナったとしても、かなり思いきった買い物であったことには変わりありません。
そこに踏み切ったワケは、やっぱり画質の不満です。APS-Cの7Dはフルサイズの1.6倍望遠の換算ですから、200mmレンズが320mm相当になるわけですよね。それは便利なんですが、やはり画質が……(笑)。まして画質では1Dをも凌ぐと言われる名機5D2と比べてしまうと、それはもう悲しいものがあるわけです。AFと本体操作の俊敏さという機械としての優秀さや、手に馴染むグリップ、バッテリーカバーやCFスロットの造りの質では7Dが明らかに上なんですが、画質に納得いかなければやっぱり使わなくなってしまうんですね。でもフルサイズだけでは望遠が足りない、しかも5D2のまったりしたAFでは動物を追いきれない……ワケですよ。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/4 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
というわけで、一念発起。動物写真の道を究めるために(笑)1D4と5D2の2台体制になったわけです。望遠と連写スピード、素早いAFの1D4、高画質の5D2というわけで、2台体制としたら(1DX発売前時点では)最強の組み合わせと言えるんじゃないでしょうか。
もう何の不満もございません、ハイ。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/3 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
EOSシリーズとして、1D4といえども操作系はほとんど共通なんですが、唯一違うところは上の写真の部分。正面から見た右肩部分に、モード切り替えダイヤルがありません。そのかわり、モードボタンになってます。便利なお助け撮影モードとか必要ないですから、マニュアル、絞り優先、シャッタースピード優先、プログラムシフト、バルブ、くらいならボタン操作でいいだろう、というワケです。そのかわり、他機ではちょっと分かりにくい場所にある、AF・ドライブモード切り替えと、測光モード切り替えが単独ボタンになって右肩にあります。これはありがたい。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/2 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF100mmF2.8L Macro IS USM
メイン液晶画面を見ながら設定するMENUと、メイン液晶画面の表示内容を切り替えるINFOボタンは右肩内側です。そうなると、ファインダーをのぞきながら切り替えたいような、撮影時に使う操作系はカメラ上面に、メイン液晶を見ながら操作するボタンは裏側に、と統一されているわけですね。さすがによく練られた操作系です。
上野動物園で半日撮影しただけですが、マニュアル撮影に使う絞りとシャッタースピード、ISO感度切り替えはすぐに手探りで操作できるようになりました。
機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 3200
露出: 1/25 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM
実際に撮影に使ってみると、当然ですが動作はキビキビ、AFもまさに爆速です。なんて楽なんだろう、という感想しかありません。プロ機と言われるモデルですが、使いこなしが難しいなんてことはありません。逆にハイアマモデルよりずっと撮影が楽なんですね。
変な話、一眼カメラのヒエラルキーなんて、値段だけということがよくわかりました。プロ機というのは、値段が高いからプロしか買わないでしょ、なのでプロ機。ハイアマチュア機は、そこそこ安いのでハイアマチュアでも買えるでしょ、なのでそう分けてあるんですね。カメラという機械のしくみ、なりたちさえ理解していれば、初心者だってプロ機を使った方が楽にいい写真が撮れるわけですよ。逆に初心者向けのカメラの方がいい写真(意図した通りの写真)を撮るのは難しいかもしれません。
そんな当たり前のようで使ってみなければわからない理屈に想いをはせてしまう、今回の買い物でございました。
初1D4を使って撮影した上野動物園の写真はこちらにアップしてあります。
テーマ: Canon Photo | ジャンル: 写真
コメント
デジタル@備忘録という写真ブログをやっているOrcaといいます。
FC2ブログの訪問者履歴のリンクから飛んできました。
拙ブログへの訪問ありがとうございます。
こちらからも訪問させて頂きました(^_^)
これからもちょくちょく寄らせていただきます。
ブログ拝見しましたが、大きな決断と大きな買い物をされたんですね。
ニコンからもD4が出ますが、D4もフルサイズ。D700の後継機ももちろんフルサイズ。
で、D300sの後継機が出るのかと思いきや、D300sの後継機は現在のところ考えていないとのこと。
つまりニコンもキヤノンの同じくAPS-Cサイズからの撤退???
これって結構困る人多いはずです。
ニコンもキヤノンもAPSサイズの需要をもう少し考えて欲しいですね。
Re: タイトルなし
Orcaさん、コメントありがとうございました。
いつも拝見させていただいております。
昨今のミラーレスブームの中、デジタル一眼レフカメラの差別化の道はフルサイズ化、ということなんでしょうか。ニコンはクロップ機能を装備しているモデルがありますが、キヤノンにはそれすらありませんし。
APS-Cからの撤退はすぐにはないとは思いますが、あっさりAPS-Hを切り捨てたこやり方を見ていると、将来的に無いとは言えないですよね~
どちらも共存していくのが一番いいと思いますが、どうなるでしょう。
2012/01/21 (Sat) 20:43 | jojo #- | URL | 編集