横浜-羽田夜景クルーズ(その3)

さて、羽田沖で引き返したサンタバルカ号です。
走りはじめたらまた船長がフルスロットル(なのかわからないですが容赦ないスピード)にするもんですから、ダメージから回復しきれない俺の胃袋はふたたびヤバい状態になってきました。
こうなってくるともう写真どころじゃない、というのがホントのところですが、船尾方向に見える夕焼けがあんまり凄かったもので、気力を振り絞ってカメラを取り出しました。
いやもう、かなりいっぱいいっぱいでしたよ(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 200
露出: 1/25 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 30mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



実際、羽田沖で船長がサービス精神を発揮してくれたおかげで、スケジュール的にはかなり押していたらしいです。それにしても、「ナイトクルーズ」のイメージからはかけ離れた航跡だとは思いませんか?(笑)

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 160
露出: 1/20 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



それから間もなく、船長が予言した通り、行きよりさらに激しくサンタバルカ号は揺すられ始めました。
もちろん座ってなんていられないので、俺はキャビンの天井に備え付けられた手すり(そもそも天井に手すりがある時点でおかしいよね!)に両手でつかまって、下半身はトランポリンしてるみたいにボンボン弾んでいました。
大きな波が前方に見えるたびに、船長が「来るぞぉ~」と予告し、乗客たちは「おりゃ~!」「うお~!」と雄叫びで迎え撃ちます。そしてどっか~ん!衝撃と共に体が浮き上がり、次の瞬間にストーンと落ちるわけです。スキーのモーグルのように、俺の膝が柔軟に衝撃を吸収する様子はちょっと見せたいくらいでしたね(笑)。
「来るぞぉ~」「うおーっす!」ドッカーン!
「今度はでかいぞぉ~」「うわーっ!」ドッカーン!
暗闇の中で、悲鳴とも歓声ともつかない阿鼻叫喚が、果てしなく続くような気がしました。いや、マジでキツかったです。あれがあと10分続いてたら、俺の胃袋は限界を迎えていたでしょう(笑)。

そんな地獄もやがて落ち着き、サンタバルカ号は川崎の工場地帯に戻ってきました。夜の工場地帯、まさにこれが見たかった風景だったんですが……ダメージから立ち直るまでの時間がしばらく必要でしたね。
レジャーに来て、なんでこんな自分との戦いがあるんだと、とても疑問でした(笑)。


機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/40 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 59mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



ライトアップされてるとはいえ、海から見る工場はさすがに暗くて、5D2の増感モードでISOを6400まで上げないとシャッターが切れませんでした。
ここでは船長が船を止めてくれたので撮れましたが、船が動いてる状態ではブレブレ。だからせっかくの横浜の夜景でしたが全く使える写真がありませんでした……。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/60 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/40 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



そりゃあこんな状態で走ってたらムリってもんです。

機種: Canon EOS 5D Mark II
ISO: 6400
露出: 1/10 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L USM

送信者 11/06/25 横浜羽田クルーズ



というわけで、写真はここでおしまいです。横浜港の夜景はまたいつか、別の機会にリベンジすることにします。

サンタバルカ号の永井船長は、意外なことにブログを書いています。船長のブログはこちら
ブログで船長はこんなふうに書いてます。


そして今日はもう一つすごい事が有りました。それは夕方の6時出発の羽田と
工場夜景のツアー(はとバス主催)25人。荒天の中のクルージングでしたが船酔いの方は誰一人も居ませんでした。大きな波が来るたびに皆で掛け声をかけ(ソーレ・もう一丁なんて)おおさわぎでした。私自身も驚きでした。素晴らしいお客様に出会えた事
感謝いたします。



いや、船長、俺はほとんど船酔いでしたよ(笑)。そしてあれは、大騒ぎというより必死な声で、酔わないように半泣きで声を出していたんです(笑)。ほとんどヤケで。ツアーの最中にリバースなんて最悪、ですもんね。

ちなみにこの日は、俺たちのツアーの前にサンタバルカ号はテレビの取材を受けたそうです。なんでも、今度公開になるジブリのアニメに出てくる船のモデルが、このサンタバルカ号なんだそうで、それにちなんだ取材だったみたいです。放送は7月9日の朝10時半からだそうですよ。

ともあれ、なんとも凄いツアーでした。俺は海をなめてました。いやいや、こんな目にあうなんて聞いてないから!
みなさんもぜひどうぞ、とお勧めしたいところですが、もうツアーが終わっちゃったからそれもできません。でも、はとバスとは関係なく横浜のサンタバルカ号はこれからも営業しますから、よろしかったら永井船長に会いに行かれたらよろしいかと。
俺は天気のいいときだったら考えてみてもいいかな、と思っております(笑)。

家に帰った俺が、何はともあれカメラをよーく拭いたことは言うまでもありません。胃袋のむかつきはしばらく治りませんでした。
以上、ハードコアな横浜-羽田クルーズはとバスツアーのお話でした。

※追記……レンズ情報修正しました

テーマ: 夜景・夕景 | ジャンル: 写真

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