SONYさんへの手紙

携帯オーディオの部門で、SONYがヤバいことになっている。
iPod nanoの発表日にぶつけてきた『ウォークマン(あえて枕詞なしの)』も、デザインを見ただけで頭を抱えるような代物だし、ましてや11月発売じゃ話にならない。新聞などは『二強激突!』などとあおっているが、そもそも世界的に見ればiPodと勝負になんてなってないことは誰もが知っている事実だ。

そもそもSONYのやることに「あれっ?」と思うようになったのは、メモリースティックの発売当時からじゃないだろうか。業界のデファクトスタンダードはスマートメディアかSDメモリーか、という時代にあえて高価なメモリースティックをぶつけ、自社製品は全てメモリースティック以外は使えないようにしてしまったのだ。そりゃ、メモリースティックで全ての家電製品をネットするという考え方は一見便利だけど、それはユーザーが全ての家電をSONY製品で固める『ユーザー囲い込み』という前提あってのモノだ。
そりゃよっぽどのSONY信者じゃないとやらないでしょう。
もちろん当時はSONY信者は多かったし、俺も小さい頃からSONY大好きっ子(笑)だったから、その強気な姿勢は分らないでもないけど、ちょっと考えりゃ、いや考えなくても無理がありありな企画だった。

しかし、今もSONYはひとりATRAC形式にこだわり続け、自らのクビを絞め続けているように見える。

思えば、SONYの『ユーザー囲い込み』の執念は、家庭用ビデオの「ベータマックス」の敗北から始まったのではないだろうか。
VHSよりコンパクトで画質もいいベータ形式の敗北は、メーカー同士の政治的駆け引きと小売店ネットによる販売力の差による敗北だった。いいものを作りながら『モノ作り』とは別次元の争いに敗れてしまったのだ。
当時のSONYの悔しさはいかばかりだったか。

だけど、SONYさん。昔のことはもういいじゃん!そんな『世界征服』みたいなユーザー囲い込みの野望なんか捨てて、ウォークマンやスカイセンサー、VAIOを発売した当時みたいなわくわくするような製品をまた作ってくれよ。
俺達SONYに憧れて育った元SONY大好き少年はみんな待ってるんだからさ。

そんな新製品がAppleと手を組んで作ったモノだったりしたら、もう俺は絶対買うよ!(笑)

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