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談合坂のツバメたち

ええと、そういうわけで早いもので今年ももう8月でございます。今年の関東地方は梅雨が長くてもううんざりだったんですが、明けて本格的な夏が始まるとなるとそれはそれで暑くてうんざりでございます(笑)。
そんななか、先月の中ごろに家族旅行で富士五湖に行ったときの写真が溜まっておりますので、ご紹介しましょう。まずは行きの中央道、談合坂SAでたくさん子育てしていたツバメたちの画像です。

ツバメの子育てというと春のイメージですが、標高が高いからでしょうか、談合坂では7月の半ばになっても子育て真っ盛りでした。売店やトイレなどの屋根の庇の裏に、たくさん巣があってヒナたちが大合唱でございました。



DSCF3334
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/200 ISO6400 Flash (off, did not fire)

身体の大きなヒナのなかには、もうこんなふうにいっちょまえに羽ばたいてみせたりできる子もいました。観察しているとやはり個体差は大きいようです。孵化が早かったことで体格的に有利なのか、生まれながらにアグレッシブな性格なのか、ヒナたちの間の生存競争は既に激しいようでした。



DSCF3240
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/500 ISO6400 Flash (off, did not fire)

このアングルからみると、鳥のヒナの身体というのは、親が餌を突っ込みやすいような形になってますねえ。口が大きくてぱっくりと丸い穴になっています。成長するにつれて、どの鳥も口が小さくなっていくんですよね。巣立ったばかりの若鳥は、まだ口の形だけがヒナの形態を残しているので見分けるポイントになります。



DSCF3254
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 352.9 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)

ちょっとお疲れなんでしょうか。肩に哀愁がただよいます(笑)。



DSCF3347
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/8.0 400.0 mm 1/320 ISO4000 Flash (off, did not fire)

やれやれ、忙しいったらないわ……。



DSCF3374
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/500 ISO3200 Flash (off, did not fire)

こんな瞬間が撮りたくてしばらく粘ってみたんですが、親がこうして餌を与えるのはホントにほんの1秒くらいの瞬間芸なんですね。カメラをずっと構えていても、来た!と思ってシャッターを切ったのではもう遅い、くらいのタイミングで。
結局一緒にいた家人に見ててもらって、親がランディングする直前から連射することで撮影に成功しました。

というわけで、談合坂SAのツバメの写真でございました。