レンズの話、その2は大好きな単焦点レンズ『XF90mmF2R LM WR』です。
今回は作例多め、見苦しいツラは少なめに心がけました(笑)。
ご覧くださいませ。
![]() 《新品》 FUJIFILM(フジフイルム) フジノン XF90mm F2 R LM WR【¥5,000-プリントクーポンプレゼント対象】【¥7,000-キャッシュバック対象】[ Lens | 交換レンズ ] |

富士フイルムの”Xシリーズ写真展2016秋”に俺の作品も展示していただけることになりました。
去年の秋に続き2度目ですが、去年のはボディはX-T1でもレンズはCanonのヨンニッパでしたからね(笑)。純然たるXシリーズの写真としては初めてとなります。
明日26日の金曜日から、9月1日の木曜日までの東京からスタートし、その後仙台、名古屋、札幌、福岡、大阪と全国を回ります。東京の展示は新しい富士フォトギャラリー銀座です。
週末に銀座に行ったりするご用事のある方、ふらっと立ち寄ってみてくださいませ。
動画コンテンツ『写真屋放言』第16回の更新です。
今回から、俺の所有しているレンズについて勝手なことを語っていくシリーズを始めようと思っております。
第1回目は、やはりコレからでしょう、ということで、XFシリーズの鉄板標準レンズ、XF35mmF1.4Rのお話でございます。
思えばこのレンズを使いたくてXシリーズのオーナーになったのでした。もう3年以上、毎日のように使い倒してきたレンズです。引いてよし、寄ってよし、開いてよし、絞ってよしの万能レンズ。まだまだ語り足りないですが、まずは動画をご覧ください。
![]() 《新品》 FUJIFILM(フジフィルム) フジノン XF 35mmF1.4 R[ Lens | 交換レンズ ] |
野鳥もほとんどいないので、ストリートスナップや近所の猫の撮影がせいぜいなんですが、ここ最近の写真を晒してみたいと思います。
井の頭公園のカイツブリ、どうやら池に落ちたのか近づいたところを捕らえられたのか、セミで遊んでいるようです。
バシャバシャと遊んでいますが、観ていても食べた様子はないですね。あくまでヒマつぶしでしょうか。
セミにしてはいい迷惑です。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/125 ISO640 Flash (off, did not fire)
どうやらゴイサギが孵化したようで、若鳥たちが群れていました。
身体つきは立派ですが、やることはまだまだ子供。意味不明なことをして遊ぶ姿が面白い被写体ではあります。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/1250 ISO800 Flash (off, did not fire)
若鳥といえばカイツブリの子もどうやら親離れしたようです。
まだまだ柔らかそうな羽根がかわいらしいですね。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/6.4 400.0 mm 1/500 ISO800 Flash (off, did not fire)
うってかわってこちらは近所の猫。
風通しのいい日陰をちゃんと知っています。

Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/1000 ISO800 Flash (off, did not fire)
街を歩くときはやはりモノクロスナップ。子供や若い女性の後ろ姿をつい撮ってしまいます(笑)。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)
出かける用事があり井の頭線に乗りました。
こんな駅の風景、普段はまず撮りませんが、写真は記録でもありますから、たまにはこういう日常風景も記録しておくべきだな、と思って撮ってみました。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1250 Flash (off, did not fire)
井の頭線の改札を出たあと、ガラス越しにハチ公前交差点を。
こういったガラス越しの写真はコントラストが低下するので、あらかじめシャドウとハイライトを持ち上げておきます。もしくはカメラ内RAW現像で調整しましょう。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/6.4 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)
なぜ出かけたかというと、六本木ヒルズの映画館で二度目のシン・ゴジラを観るためだったんですが(笑)。
渋谷経由で六本木へ。そんな移動の間もストリートスナップのネタはいくらでも転がっているので、退屈しません。
ちなみにスナップするときは、電子シャッターを無音にして、AF補助光もAF合焦音も切ってあります。音もなく誰にも気づかれず撮るわけです。
そのために、X-Pro2のFn1ボタン(レリーズボタン脇)を「Ms-Es切り替え」にしてあります。普段は1/8000以上の高速シャッターだけを電子シャッターにする「Ms+Es」で、スナップのときだけEsにするわけです。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1250 Flash (off, did not fire)
六本木ヒルズではドラえもんの群れが迎えてくれました。
有名なクモのオブジェも、つい広角で撮りたくなる被写体です。そしてゴジラも(笑)。

Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 11.5 mm 1/125 ISO800 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 10.0 mm 1/60 ISO800 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 13.2 mm 1/60 ISO1000 Flash (off, did not fire)
二度目のシン・ゴジラを鑑賞し終わって(堪能しました!)、六本木ヒルズからみた夜景です。右下のテレビ朝日の局舎の上にいる青いものはやはりドラえもんでした。

Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 10.5 mm 1/8 ISO3200 Flash (off, did not fire)
六本木ヒルズの喫煙スペースからは、東京タワーがよくみえるところがあります。
せっかくなので、久しぶりの夜の東京タワーでも撮ってみましょうか。もちろん三脚など用意していませんが、絞りを開いてISOも限界まで上げ、シャッタースピードを確保して手持ちでなんとかシャープに撮れました。

Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.8 35.0 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)
というわけで、最近の撮影とスナップでございました。
夏は夜景の撮影が多くなりますね。これからお盆も過ぎて少しは暑さも落ち着いてくれることを願っております(笑)。
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![]() 《新品》 FUJIFILM(フジフイルム) フジノン XF10-24mm F4 R OIS【¥5,000-プリントクーポンプレゼント対象】【¥10,000-キャッシュバック対象】[ Lens | 交換レンズ ] |
今日はセッションの店に行きがてら、神田から御徒町にかけて撮り歩いてみたんですが、その途中、神田の豆腐屋のおやじさんがなんともカッコよくて、お願いして撮らせてもらったんですね。
まずは最近の俺のデフォルトになりつつあるクラシッククロームでこんなふうになりました。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/250 6400 Flash (off, did not fire)
おお、いい感じに撮れたじゃん、ととりあえずは満足(笑)。
で、最近はJpeg+RAWで保存するようにしてるので、気になった作品はカメラ内RAW現像して他の効果を試してみたりしてるわけです。
この写真のカンジだったら、やっぱりモノクロにもしてみたくなりますよね。
X-Pro2には4種類のACROSモードがあるんですが、とりあえずは標準のACROSで現像してみました。
露出その他のパラメーターはいじっていません。

うん、これもまたいいカンジ。中間のトーンとシャドウの割合がちょうどよくて、イメージ通りのACROSですね。
では、イエロー、レッド、グリーンのフィルターをかけたその他のACROSでも試してみましょうか。
まずはイエローフィルターから。

イエローフィルターの説明文には”コントラストをやや強調し、青空が少し濃くなります”とあります。
確かに、”やや”コントラストが強くなってますね。電球の光が額に反射してる部分など、明るさが増してます。
では次に、レッドフィルターを試してみましょう。

レッドフィルターは”コントラストを強調し、青空が濃くなります”とのこと。イエローと同様の傾向がさらに強くなるカンジですね。でも、この場合はちょっとコントラストが(ハイライト側に)強くなりすぎてる気もします。顔のハイライトが強すぎてニュアンスが失われつつあるようなカンジ。なるほどなるほど。
では最後に、グリーンフィルターを。

グリーンフィルターは、シャドウをさらに黒く締める効果がありそうです。説明文によると”唇、肌の調子を出し、ポートレートに適します”とのこと。顔を明るく照らしたポートレートの場合などは、グリーンフィルターで肌のニュアンスが出せるようですね。でもこの場合はただでさえ強いコントラストがよりシャドウ側に強調される効果が出たようです。
説明文を読んだだけではちょっとわかりにくいACROSのフィルター効果ですが、ようやく整理できたような気がします。
ハイライトが強い方から並べますと
R→Ye→標準→G
という順番になるようです。ハイライトを強調したいときはYe、もっと強調したいときはR、シャドウを強調したいときはGという使い分けでいいんじゃないでしょうか。
いずれにしても、コントラストをどっち方向に強調するか、その方向性によってこれらの効果をセレクトする、という基本を覚えておくといいようです。なかなかマニアックではありますが、さすがこだわりの富士フイルム、ということですね。
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そんななか、先月の中ごろに家族旅行で富士五湖に行ったときの写真が溜まっておりますので、ご紹介しましょう。まずは行きの中央道、談合坂SAでたくさん子育てしていたツバメたちの画像です。
ツバメの子育てというと春のイメージですが、標高が高いからでしょうか、談合坂では7月の半ばになっても子育て真っ盛りでした。売店やトイレなどの屋根の庇の裏に、たくさん巣があってヒナたちが大合唱でございました。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/200 ISO6400 Flash (off, did not fire)
身体の大きなヒナのなかには、もうこんなふうにいっちょまえに羽ばたいてみせたりできる子もいました。観察しているとやはり個体差は大きいようです。孵化が早かったことで体格的に有利なのか、生まれながらにアグレッシブな性格なのか、ヒナたちの間の生存競争は既に激しいようでした。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/500 ISO6400 Flash (off, did not fire)
このアングルからみると、鳥のヒナの身体というのは、親が餌を突っ込みやすいような形になってますねえ。口が大きくてぱっくりと丸い穴になっています。成長するにつれて、どの鳥も口が小さくなっていくんですよね。巣立ったばかりの若鳥は、まだ口の形だけがヒナの形態を残しているので見分けるポイントになります。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 352.9 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)
ちょっとお疲れなんでしょうか。肩に哀愁がただよいます(笑)。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/8.0 400.0 mm 1/320 ISO4000 Flash (off, did not fire)
やれやれ、忙しいったらないわ……。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/500 ISO3200 Flash (off, did not fire)
こんな瞬間が撮りたくてしばらく粘ってみたんですが、親がこうして餌を与えるのはホントにほんの1秒くらいの瞬間芸なんですね。カメラをずっと構えていても、来た!と思ってシャッターを切ったのではもう遅い、くらいのタイミングで。
結局一緒にいた家人に見ててもらって、親がランディングする直前から連射することで撮影に成功しました。
というわけで、談合坂SAのツバメの写真でございました。
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