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90mmで吉祥寺モノクロスナップ

先日の新年会以来、なんとなく自分のなかでモノクロブームが再燃しております(笑)。
そんなわけで今日は、地元吉祥寺をモノクロでストリートスナップしてきました。
カメラはX-T1にXF90mmF2レンズ1本で勝負です。換算135mmの中望遠スナップですね。
富士フイルムのフィルムシミュレーションの『モノクロGフィルター』に、シャドウトーンを+2にして黒の締まったコントラストの強いモノクロ画像を狙ってみました。



DSCF3450
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/170 ISO400 Flash (off, did not fire)


典型的なパターンとしてこの画像を最初にご紹介しました。半逆光で光の当たった髪の毛の反射が強く光って、影の部分は黒く落ち込んでいます。コントラストが強く、力強い印象のモノクロスナップ、そんな狙いです。



DSCF3495
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/220 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3496
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/240 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3513
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/10.0 90.0 mm 1/320 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3534
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/220 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3552
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/340 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3576
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/250 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3591
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/3.6 90.0 mm 1/500 ISO1600 Flash (off, did not fire)




DSCF3598
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/3.6 90.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)




DSCF3584
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/500 ISO2500 Flash (off, did not fire)




実は上の写真と同じ柴くんなんですが、違う場所でまた会いました。本日のベストショットはこちらにしましょう。

DSCF3565
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/75 ISO400 Flash (off, did not fire)



ちょっと離れたところから、いいシーンを見つけたらこっそり盗み撮りスナップする、中望遠スナップけっこう楽しいです。
スナップは写真の基本ですしね、シャッターチャンスの感覚を磨く練習にもなると思うので、たまにこういうのもいいなと思いました。
以上、モノクロのストリートスナップでした。







千葉市動物公園でカワウソを撮ってきました

ずいぶん久しぶりに、千葉市動物公園に行ってきました。
ここは実はなかなか広い動物園で、撮影に適した動物の展示スタイルが多いんですね。動物撮影にはけっこう穴場だと思います。
要するにアクリル越しや金網越しじゃない撮影ができるということですね。
特に俺が大好きなのが、ここのコツメカワウソの展示です。もちろん、かつて『風太くん』で一世を風靡したレッサーパンダもかなりいいカンジで撮影できるんですが、個人的な趣味で(笑)カワウソ推しなんです。俯瞰できるフィールドにカワウソたちが自由に走り回る様子が観察できます。

いままでは電車(千葉駅からモノレール)で行くことが多かったんですが、今回はあえて車で行ってみました。車だと駐車場が動物園の西入り口のところにあり、実はこちらのほうが正門から入るよりアクセスが近いんですね。坂道を上るとすぐにレッサーパンダがそこにいました。



DSCF3159
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 196.0 mm 1/1000 ISO4000 Flash (off, did not fire)


「あのひとはいま」風太くんです。だいぶ高齢になったようですが、まだまだ元気でいらっしゃいます。
でも最近はもう直立しなくなっちゃったんですね。



DSCF3077
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 154.8 mm 1/500 ISO640 Flash (off, did not fire)


レッサーパンダのすぐ左隣からはモンキーゾーンとなっていて、ゴリラがいました。これもなかなかいいカンジで写真が撮れる場所です。
なんだか世間ではイケメンなゴリラが人気ですが、ここのゴリラ(名前は確認しませんでした)はなかなか渋いオヤジ風味でした。これはこれでいい味出してますよねえ。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 548.0 mm 1/500 ISO2000 Flash (off, did not fire)


さて、お目当てのコツメカワウソです。
かつて来たときは展示スペースに10数匹の家族がいて元気に走り回ってたんですが、そこにいたのは4匹だけでした。
ちょっと寂しかったですねえ。
まあ、カワウソだってたくさんいればそれぞれの相性などもあるでしょうし、生き物ですから家族の数は増減するものです。またにぎやかな大家族になることもあるでしょう。その日を待ちたいと思います。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 321.0 mm 1/800 ISO2000 Flash (off, did not fire)


それでもやっぱり、カワウソたちは仲良しです。せわしなく走り回っては、ひっきりなしに集まってスキンシップします。
いろんな表情があって、どのシーンを切り取っても可愛いですねえ。
また写真ではわかりませんが、けっこう鳴くんです。猫のような小鳥のような、キーキーミーミーと声を上げていて、それもまた可愛いんだよなあ(笑)。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/800 ISO4000 Flash (off, did not fire)


退屈なのかお腹が空いているのか、落ちている木の葉や木の枝などを拾っては噛んでいました。それを見た周囲のカワウソたちが、いいものを独り占めさせるか、とまた集まってきては追い掛け回して大騒ぎです。
当然撮影はけっこう忙しいです。野鳥撮影並に素早さが求められるモノがありますね。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/800 ISO3200 Flash (off, did not fire)


こんな走り回っているようなシーンは、当然のように高速連射です。さすがの1DXも、100%フォーカスが来てるわけじゃありませんけどね。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 380.0 mm 1/800 ISO2500 Flash (off, did not fire)


動物園の展示情報によれば、この日出ていたのはオスばかり4匹のはずだったんですが、この写真みるとだいぶお腹大きく見えません?おっぱいもちょっと張ってるように見えるし、これって妊娠してるメスじゃないのかなあ?



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO1600 Flash (off, did not fire)


カワウソばかりじゃありません。ここのプレーリードッグもなかなか撮影しやすいポイントです。
半逆光がキレイですが、ちょっと太り過ぎなんじゃないでしょうか?(笑)。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/160 ISO3200 Flash (off, did not fire)


動物園というのは、実は野鳥もかなりいることが多いんですよね。ここも千葉市内の大きな公園の一角にあるので、いろんな野鳥たちが乱入してきます。
すぐ横の植え込みのなかでガサゴソ音がするので見ると、シロハラがエサをあさってました。至近距離で撮影できてラッキーでした。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 321.0 mm 1/800 ISO1250 Flash (off, did not fire)


今回のベストショットはこの1枚。
カワウソはとても好奇心が強くて、特に子供のお客さんなどが来ると興味を示して集まってきます。
「なんだなんだ!?」と集まって立ち上がった瞬間を捉えることができました。まあ、よくある写真ともいえますが(笑)可愛いし、満足です。

というわけで、千葉市動物公園のカワウソを撮りに行ったお話でございました。
あ、忘れてましたが、X-T1の写真は全てフィルムシミュレーションPRO Neg. Stdで撮って出し、1DXの写真はLightroomでRAW現像です。もちろん全てトリミングはしてます。














新年会セッションでモノクロ撮影

毎年やっている古い音楽仲間の忘年会&新年会セッション(という名の宴会)がありまして、俺にとっては気心の知れた仲間内だけに遠慮なく好きなように写真が撮れる貴重な機会(笑)となっております。
演奏しているステージ上にもズカズカ上がって行って写真を撮っちゃいます。普段はそんなこと許されないですからね。
もちろん自分も演奏するわけですが、年々演奏する曲数は少なくなっていって、撮影の方に比重がかかりつつありますねえ。
というわけで、今年もそんな集まりがありましたので、撮影してまいりました。

このところは、ここで撮る写真はモノクロばかりになっています。なんせみんないい年になってきましたから(笑)、カラーのアップには耐えられないもとい、モノクロが似合うようになってきたんですね。
モノクロ写真には、人の内面がにじみ出ると思うんですよ。だから年齢がいくほど、モノクロのポートレートに味が出てくる。
ワタシの友人たちも、味が出まくっております(笑)。

ここでは、ブログに公開しても問題ないような、心の広いおっさんたちの写真を中心に掲載しちゃいましょう。
みなさん、ご協力に感謝でございます。かっこいいから載せるんだから怒らないよーに(笑)。
ちなみに以下の写真は全て、フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター、シャドウトーンを+2にしてハイコントラストな設定にしてあります。

DSCF2813
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さて、いきなりインパクト大でございますね。ご存知、亀仙人です。
モノクロだからわからないですが、サングラスはちゃんと赤いフレームとなっております。
こんなネタ、ずるいよなあ。きっとこれで若いおねえちゃんにアピールしまくっているんじゃないでしょうか(笑)。
写真としてはまずはポートレートのレギュラーレンズ、XF90mmを使ってます。会場はかなり薄暗いですから、ISOは限界まで上がりまくってますが、これはもう織り込み済み。
モノクロのいいところは、高ISOでノイズが出ても気にならない、というかそれすらも味にできるところです。



DSCF2805
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さて、最初の写真はネタ的に面白かったので例外ですが、基本的に俺はこんなカンジの写真が撮りたいので、カメラに気付かれてポーズとかされたら撮りません(笑)。
これも、本人の人間性はともかく(笑)、ムカつくほどカッコよく撮れてますね。
いいシーンを見つけたら、本人が気付かないうちにさっと撮る。そこに密かな快感を覚えます(笑)。



DSCF2819
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


これも同じく。楽器を持って出番を待ちつつステージ上を見てるところをこっそり。
例外的に女性の写真ですが、彼女なら許してくれるでしょう(笑)。
これもなかなか気に入ってる写真です。



DSCF2823
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


DSCF2827
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)


DSCF2866
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO2500 Flash (off, did not fire)


ここまで同じような客席の様子を、全て90mmで撮ってみたものです。
全て絞り開放のまま、ISO値の様子をみながらシャッタースピードで露出を調整してます。

さてそれではステージ上にも目を向けてみましょう。

DSCF2873
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO1000 Flash (off, did not fire)


会場の吉祥寺GOKサウンドの一番広い部屋には、このようなヴィンテージラディックのドラムセットがセットされています。ぜいたくなことです。
スパークルのカバリングがモノクロに映えます。でもよく見ると手前のバスドラのマイクにピントが行っちゃってますね(笑)。



DSCF2874
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO4000 Flash (off, did not fire)


エフェクターのセッティングのチェック中です。



DSCF2895
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO400 Flash (off, did not fire)


歌う横顔にはいつでもドラマがあります。
ステージライトのボケもいいカンジですね。
先ほどまでの露出セッティングとほぼ同じですが、明るいステージ上なのでISOは400にとどまってますね。もっとシャッタースピードを上げて粗い画像が欲しかった気もします。新しいX-Pro2のグレインエフェクトがうらやましくなる瞬間ですね。



DSCF2907
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.8 35.0 mm 1/180 ISO2500 Flash (off, did not fire)


ステージ上ではやはりもうちょっと広い画角が欲しくなります。ここでレンズを35mmにチェンジ。
さすがにここでは絞り開放では明るすぎるので、2段ほど絞ってF2.8で。これくらいでちょうどいい被写界深度だと思います。



DSCF2928
Fujifilm X-T1
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 24.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さらにシンガーにぐっと寄りたくなって広角ズーム10-24mmへチェンジ。
24mmくらい(換算35mmくらい)の画角で、ぐっと近づいて下からあおって撮ると、迫力が出ますね。そのかわり相当近いです(笑)。
手だけ差し上げて液晶ファインダーで見て撮るってカンジです。



DSCF2941
Fujifilm X-T1
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 16.6 mm 1/30 ISO2500 Flash (off, did not fire)


とうとうステージに上がってしまいました(笑)。こんなアングルの写真は、普段のライブ撮影ではまず不可能ですしね。
絞り開放でステージライトがモロにこちらに来てますが、コントラスト維持してますね。XF10-24mmは逆光に強いレンズです。
まあ、こんなシーンだとゴーストやフレアがバリバリ出てるのもまた臨場感があって面白いんですが。



DSCF2993
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/2.8 90.6 mm 1/125 ISO6400 Flash (off, did not fire)


最後はまた寄りたくなって望遠ズームにチェンジ。でもなんのことはない、使ってるのは90mm域でしたね。
ステージ上ですが、F2.8だとISOは6400まで上がってます。もう1段明るいと3200くらいには落ちますから、やはり明るい単焦点は強いですね。

というわけで、仲間内の新年会セッションで好き勝手に撮ったモノクロ写真をご覧いただきました。
たまにはモノクロで撮ってみるのもいいものです。ていうかモノクロ写真、好きですねえ。














鎌倉の猫寺に行ってきました

DSCF2501
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/7.1 90.0 mm 1/1000 ISO800 Flash (off, did not fire)


鎌倉の猫寺に行ってきました。
お寺は鎌倉からちょっと行ったところにある「光明寺」です。猫がたくさんいるお寺ということで、猫好きの間では有名になっているみたいですね。
今回はX-T1とフジノンレンズ群だけの身軽な装備です。
全てJPG撮って出し(トリミングしてるものはあります)、フィルムシミュレーションはPRO Neg. Stdです。



DSCF2508
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/400 ISO400 Flash (off, did not fire)


猫がたくさん、ということで想像していたよりは猫の数は少なかったでしょうか。見た限り5、6匹が山門の周りにいました。
ほとんどが首輪を付けてない野良猫でしたが、なかには飼い猫らしき姿もありました。いずれもほどほどに警戒心が強く、90mmレンズだとまだちょっとだけ遠いくらいの距離感でしたね。



DSCF2512
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/480 ISO400 Flash (off, did not fire)


でも猫寺なんて言っちゃいけません。光明寺は北条経時の時代、1200年代半ばからここにあるむっちゃ由緒正しいお寺なのです。
また、浄土宗の光明寺という同名のお寺は、東京の神谷町、千葉の君津、埼玉の草加にもあり、その他各宗派入れると北海道から沖縄まで全国に50以上あるそうな。びっくりです。



DSCF2516
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/340 ISO400 Flash (off, did not fire)


「へえ〜そうなんだ。そんなことおいらにゃ関係ないけどね」



DSCF2536
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.5 90.0 mm 1/500 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF2539
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.5 90.0 mm 1/1250 ISO400 Flash (off, did not fire)


XF90mmF2はホントにシャープでいいレンズです。本当はこのキレる単焦点でぜんぶ撮りたいんですが、さすがに野良猫たち、あともう1歩の踏み込みを許してはくれそうにありません。彼らのストレスになってしまってもいけないので、このへんで望遠ズームにチェンジしましょう。



DSCF2549
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 196.0 mm 1/1400 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF2572
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 196.0 mm 1/1900 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF2562
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 188.2 mm 1/2400 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF2601
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0 mm 1/1000 ISO200 Flash (off, did not fire)


DSCF2630
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.5 196.0 mm 1/950 ISO200 Flash (off, did not fire)


DSCF2656
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0 mm 1/850 ISO200 Flash (off, did not fire)


さすがに、50-140mmズームに1.4倍テレコンを付けて換算300mm相当だと、ズーミングで構図を考える余裕もありますね。
開放F4.0でもシャープ、コントラストもばっちりです。
そして、この日のベストショットは山門の上の優位なポジションでも警戒を怠らない、このショットにしましょう。

DSCF2680
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0 mm 1/70 ISO200 Flash (off, did not fire)


バリエーションに富んだ場面で、いろんな猫のシーンが撮れて大満足でした。鎌倉の光明寺での撮影でした。








雪の翌日、善福寺公園

昨日はこの冬初めて東京にもまとまった雪が降りまして(といっても5センチくらいですが)、翌日の今日は撮影のチャンスです。
幸い抜けるような青空になりました。気温も低いですし、こんな日はきっと野鳥たちが活発に活動するに違いありません。
なんとか雪と野鳥をからめた写真をモノにしたいもんです。
いつものようにメインにCanon 1DXにSIGMA 150-600mmSportsを付けたものを、サブとしてX-T1にフジノンレンズ一式(35mm、90mmの単焦点、10-24mm、50-140mmのズームにx1.4テレコンバーター)を持ち出しました。



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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1000 ISO800 Flash (off, did not fire)


公園に着いてすぐ、目の前をすいーっとジョウビタキの雄が横切って遠くの枝に止まりました。今日はついてるかもしれません(笑)。
やはり気温が下がるとジョウビタキが元気になるようです。
さらにシジュウカラ、コゲラ、メジロなどのいつもの団体さんも元気に飛び回っています。

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1000 ISO2500 Flash (off, did not fire)


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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/800 ISO2500 Flash (off, did not fire)


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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/800 ISO3200 Flash (off, did not fire)




150-600mmSportsはけっこう重たいレンズですが、最近は手持ちだけで運用してみることにもトライしていて、そこそこ大丈夫な自信がついてきました。シグマの手ブレ補正はMODE 1にすれば期待以上にピタっと止まってくれます。(もちろんUSB Dockで手ブレ補正最強レベルに調整してますが)なので、わずらわしい三脚を持ち歩くかは悩ましいところです。
しかしまあ、今回はX-T1でわんこ撮りもしたいので(雪のお散歩わんこを狙いたい!)、その間大砲を置いておくなんて用途も考えて三脚も持ちだしてます。

雪の翌日だから野鳥が活発になるだろう、という読みはけっこう当たってたと思います。いつもの面々以外にも、こんなメンバーが顔を出してくれました。
まずはこちら、カシラダカかホオジロか…どちらだと思います?(笑)

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/640 ISO250 Flash (off, did not fire)



そしてブッシュの中からチッ、チッとさえずりながら出てきたのはウグイスです。
知名度はナンバーワンながら、実はなかなか姿を見せない不思議な鳥。でもこれから春にかけてはきっとよく見ることでしょう。

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO1000 Flash (off, did not fire)




お散歩わんこもいました。こっちに来たそうにしてたので呼んであげたらめっちゃ懐いてきたジャックラッセルテリアくん。4歳ということでもうオトナなんですが「甘やかしすぎちゃって〜子供で困ってるんですよ」と飼い主さん。
まあ、だいたいどこもそうですよね(笑)。

DSCF2464
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/5.6 58.7 mm 1/1000 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF2438
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/5.6 50.0 mm 1/1000 ISO400 Flash (off, did not fire)


ジャックは元気な犬で、遊ぶのも大変です。あやうく手袋を持っていかれそうになりました。
写真はX-T1で撮って出し(トリミングはあり)、フィルムシミュレーションはPRO Neg. Stdです。



そうこうしていると、またジョウビタキがやってきました。
ちょうど積もった雪と一緒にフレームインできるところに止まってくれました。ちょっと遠かったですが、連射、です。

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO1000 Flash (off, did not fire)


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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO1000 Flash (off, did not fire)


ジョウビタキは案外警戒心が薄く、人をあまり気にしません。遠くにいると思っていると思いがけず近くに来ることもあります。
この後もずいぶん近くまで来てくれたので、かなり大きく撮ることができました。
光もいいポジションで、写真としては理想的な状態で撮れましたね。

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO2000 Flash (off, did not fire)




とはいえ、やっぱりタダの止まり姿じゃいまいち面白くないですよね。
というわけで、本日のベストショットは雪の上で何か穀物を食しているこのシーンとしましょう。

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Canon EOS-1D X
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 014
ƒ/6.3 600.0 mm 1/1250 ISO400 Flash (off, did not fire)


ほぼイメージどおりのシーンを撮ることができて、まんぞく、満足。
というわけで、雪の翌日の善福寺公園でございました。


XF100-400mm発表

100-400image

CP+までには発表されると言われていたXF100-400超望遠ズームですが、本日いよいよ正式に発表、予約受け付けとなりました。
俺にとっては2年前にX-T1を導入したのもこのレンズがロードマップに載っていたからこそ、で2年越しの待ち人です(笑)。

正式名称はフジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR。開放F値は100mm域でF4.5、400mm域でF5.6です。おそらく、ですがテレ端の開放F値のF5.6を中心に考えられたために、ワイ端F値F4.5という中途半端な数字なったんでしょうね。こういった超望遠ズームレンズならほとんど400mmが使われるはずで、テレ端の画質が最も大切なはずです。そのためのこのスペックになったのではないでしょうか。そうであってほしい(笑)。
だったら400mmF5.6のヨンゴーロク単焦点でも俺はよかったんですけどね(笑)。

防塵防滴、寒冷地性能も-10℃までを保証する赤バッジの高級ズームレンズです。手ブレ補正OISは5段分とあのXF50-140mmF2.8レンズと同等の性能です。コンパクトなXFレンズは基本的に手持ちで使いたいものなので、この手ブレ補正性能はとても大切です。ヘタしたらレンズ性能より大事かもしれないものなので、このスペックは期待できますね。
肝心のレンズ性能は ”ED(異常分散)レンズ5枚とスーパーEDレンズ1枚を含む14群21枚の高性能レンズにより、超望遠ズームレンズで生じやすい色収差を徹底的に低減。クラス最高レベルの高画質を可能にします。” とのことでこれもまた期待大です。
ちなみにXF50-140mmは16群23枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ5枚です。詳しいことは素人なのでわかりませんが、数字上はほぼ同等のレンズスペックと思われます。

XシリーズはAPS-Cセンサーなので、フルサイズ相当の焦点距離はこの数字から1.5を掛けたものになります。なのでこのレンズだと150-600mmですね。(メーカー発表の正式な数字は152mm~609mm相当)
そしてこれにXF1.4xテレコンバーターを付けると、テレ端840mmということになります。(F値は1段分暗くなるのでF8)
ヨンニッパに2倍エクステンダーを付けたときと同じ画角が、手持ちで運用できるといことで胸熱です。もちろん話はそう単純なものではありませんが……ミラーレスと一眼レフではフォーカス性能が違いますからね。
被写体によってはマニュアルフォーカスもうまく使いながらやっていく必要があるでしょうし、動体はそれほど期待できません。
でも、ここ一番のための超望遠一眼レフは残しつつ、サブのシステムでも同等の焦点距離が保証されるってことの安心感は大きいです。

なにより、俺にとっては惚れ込んだフジの色で野鳥や動物が撮影できる日を待ち望んでましたので、このレンズの発表は今年一番のビッグニュースです。当然のように予約しましたぜ(笑)。
発売は2月16日。あと1ヶ月ちょい、待ち遠しい日々が続きそうです。

Nikon D500発表

D500本体画像

いやはや、寝耳に水とはこのことですね。
昨日、Nikonから新フラッグシップD5の発表があるとはあらかじめ知らされていましたが、同時にAPS-C(Nikon的にはDXフォーマット、ですね)のフラッグシップも発表されるとは……。
このご時世に全くリークされていず、まさにビッグサプライズとなりました。

それで、へえ……なんて記事を眺めていたら、これが何とびっくりなスペックじゃないですか!
デジカメWatchの記事から注目点を抜粋してみますね。

有効2,088万画素CMOSセンサー
常用感度は最高ISO51200。拡張でISO1640000相当(Hi 5)までの増感も可能
D5と同等の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を搭載。153点AFシステムを踏襲する。中央部と周辺部99点はクロスセンサー。中央-4EV、その他-3EVの検出性能を誇る(ISO100時)
連写性能は約10コマ/秒
14ビットロスレス圧縮RAWを200コマまで連写が可能



ライバルであるCanonの7D MarkIIの場合、当該スペックはこのようになります。

2020万画素センサー
常用ISO最高16000
65点AFセンサー(オールクロス)
中央-3FV
連射性能最高約10コマ/秒
連続撮影枚数RAW24枚



7D2と比べると画素数と連射枚数はほぼ同じながら、AF性能、高感度性能、バッファ容量が大幅アップになっています。それまでのDX最上位機種であったD7200の連射6コマ/秒、ISO最高25600からしても飛躍的な向上です。
これはもう、「とうとうNikonがDXに本気を出した!」と言えるスペックですよ。
このAFポイントなんてもう、笑えてきます。ミラーレスかよ、ってカンジ(笑)。
一眼レフのAFポイントでここまで隅までポイントがあるのなんて見た事ないです。

D500AF


もうね、これがもっと早く出てれば、7D2を諦めて以来の俺のAPS-C放浪の道どりもなかったのに!ですよ(笑)。
おそらくセンサーはSONYだと思いますが、あえて画素数を2千万画素ちょっとに抑えて無理なく高感度を追求してるあたり、コレはもう、APS-C一眼の決定版と言えるんじゃないでしょうか。

というわけで、いままでNikonには手を出してこなかったCanon派の俺ですが、今回ばかりは参りました。折しもこの年末あたりから、愛用の1DXの調子がちょっと悪くて、バッテリーに異常放電があったり、今日の撮影でも1コマだけながらデータ異常があったりしてるんですよ。もう4年目になって、撮影枚数は15万枚というところですが、そろそろメインカメラの入れ替えも考えなきゃならないのか?というところ。
もしかしたら、メインのマウントチェンジをするタイミングなのかもしれません……。

とりあえず、本当にマウントチェンジするかはともかく、マップカメラに予約は入れました(笑)。


謹賀新年

年賀2016

みなさま、あけましておめでとうございます。
2016年、申年でございます。

本年も、『太鼓屋放言2』『写真屋放言』共々どうかよろしくお願いいたします。