30
2012
やっぱり地図を見ていただかないと実感わかないよな、ということでGoogleマップさんに登場していただきましょう。
苫小牧から知床羅臼までの、車の道中はこんなカンジになります。Googleマップさんによると、444キロ、8時間40分の道のりだそうです。ホントにほぼ北海道横断ですね。
大きな地図で見る
というわけで、今回のベースキャンプは知床半島の付け根の東側、羅臼に定めました。
下のマップでいうと、青い地図マーカーの場所になります。
より大きな地図で 知床半島 を表示
ちなみに、赤い地図マーカーの場所がウトロです。知床半島の北限を訪れるときは、必ずこのどちらかの町を拠点にすることになります。9月のときはウトロのホテルを取ったので、今回は羅臼にしました。
ふたつの町を結ぶ国道334号線の峠道が、知床横断道路になります。この道が、羅臼岳など知床の山間部へ分け入るための唯一の道なんですが、羅臼に到着した翌日いきなり、何とこの知床横断道路が、10月だというのに”凍結により通行止め”になってしまっていたのでした(笑)。
この道が通れないとなると、羅臼とウトロは完全に断絶してしまうことになります。どうしてもとなると、ずーっと知床半島の根本の方まで戻って、国道244号線を迂回して行くしかありません。優に200キロ以上の道のりです。冬場だったらなおさら時間がかかりますね。峠を通ればものの40分くらいで繋がるふたつの町ですが、冬場はこんなことになっているとは思い至りませんでした。最果ての町の厳しい生活の一端をみる思いです。
(ちなみに知床横断道路は、11月初旬から4月末までは完全閉鎖で、”日本一開通時期が短い国道”なんだそうな)
そんなわけで羅臼初日は、知床半島の東側を行き止まりまで行ってみることにしました。上の地図の黄色いピンのあたりが、車で行ける知床半島の果てです。羅臼の漁港から先はしばらく人家がありますが、しばらく行くと『ここから先、世界自然遺産知床』という看板があり、その先はいわゆる”番屋”だけが立ち並ぶエリアになります。人の気配もほとんどなくなり、いよいよ動物たちのエリアなんだなあ、という緊張感があります。
海岸にはウミウたちがのんきに日向ぼっこ。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 500
露出: 1/1250 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
山から下りてきたキタキツネが番屋の残飯でもあさりに来たんでしょうか。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/1000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
エゾシカたちも堂々とやってきます。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 1600
露出: 1/400 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
人の気配に驚いたキツネが慌てて崖の上へかけ登って行きました。安全な距離をとると、今度は興味深そうにこちらを見ています。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 500
露出: 1/1250 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
太平洋を通りすぎていった台風の影響か、この日の知床の天気はとても変りやすく、太陽が出ているのに雨が降ったり。真っ黒い雲がどんどん流れていきます。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/800 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/500 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
車道が行き止まると「この先は自己責任で」という看板が現れます。この先も海岸線に沿って徒歩で北上することは可能ですが、そこはまさしくヒグマのエリア。駐車場には登山口によくある登山計画書を入れておく箱が設置してあり、先へ進む猛者はちゃんと計画書をそこに提出しなければなりません。海岸なんですが、山のように人間社会の支配の及ばないエリアなんですね。
俺もちょっとだけ歩いてみたんですが、まったく人の気配のしない海岸線は、いつ番屋の影からヒグマが現われるかわからず、とても丸腰で歩ける雰囲気ではありませんでした。結局30分くらい歩いて引き返しました。その後隣の標津町まで行って、熊よけスプレーを買い求めたのでした。

苫小牧から知床羅臼までの、車の道中はこんなカンジになります。Googleマップさんによると、444キロ、8時間40分の道のりだそうです。ホントにほぼ北海道横断ですね。
大きな地図で見る
というわけで、今回のベースキャンプは知床半島の付け根の東側、羅臼に定めました。
下のマップでいうと、青い地図マーカーの場所になります。
より大きな地図で 知床半島 を表示
ちなみに、赤い地図マーカーの場所がウトロです。知床半島の北限を訪れるときは、必ずこのどちらかの町を拠点にすることになります。9月のときはウトロのホテルを取ったので、今回は羅臼にしました。
ふたつの町を結ぶ国道334号線の峠道が、知床横断道路になります。この道が、羅臼岳など知床の山間部へ分け入るための唯一の道なんですが、羅臼に到着した翌日いきなり、何とこの知床横断道路が、10月だというのに”凍結により通行止め”になってしまっていたのでした(笑)。
この道が通れないとなると、羅臼とウトロは完全に断絶してしまうことになります。どうしてもとなると、ずーっと知床半島の根本の方まで戻って、国道244号線を迂回して行くしかありません。優に200キロ以上の道のりです。冬場だったらなおさら時間がかかりますね。峠を通ればものの40分くらいで繋がるふたつの町ですが、冬場はこんなことになっているとは思い至りませんでした。最果ての町の厳しい生活の一端をみる思いです。
(ちなみに知床横断道路は、11月初旬から4月末までは完全閉鎖で、”日本一開通時期が短い国道”なんだそうな)
そんなわけで羅臼初日は、知床半島の東側を行き止まりまで行ってみることにしました。上の地図の黄色いピンのあたりが、車で行ける知床半島の果てです。羅臼の漁港から先はしばらく人家がありますが、しばらく行くと『ここから先、世界自然遺産知床』という看板があり、その先はいわゆる”番屋”だけが立ち並ぶエリアになります。人の気配もほとんどなくなり、いよいよ動物たちのエリアなんだなあ、という緊張感があります。
海岸にはウミウたちがのんきに日向ぼっこ。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 500
露出: 1/1250 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
山から下りてきたキタキツネが番屋の残飯でもあさりに来たんでしょうか。
機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/1000 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
エゾシカたちも堂々とやってきます。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 1600
露出: 1/400 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
人の気配に驚いたキツネが慌てて崖の上へかけ登って行きました。安全な距離をとると、今度は興味深そうにこちらを見ています。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 500
露出: 1/1250 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF2xExtender III
太平洋を通りすぎていった台風の影響か、この日の知床の天気はとても変りやすく、太陽が出ているのに雨が降ったり。真っ黒い雲がどんどん流れていきます。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/800 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/500 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 24mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
車道が行き止まると「この先は自己責任で」という看板が現れます。この先も海岸線に沿って徒歩で北上することは可能ですが、そこはまさしくヒグマのエリア。駐車場には登山口によくある登山計画書を入れておく箱が設置してあり、先へ進む猛者はちゃんと計画書をそこに提出しなければなりません。海岸なんですが、山のように人間社会の支配の及ばないエリアなんですね。
俺もちょっとだけ歩いてみたんですが、まったく人の気配のしない海岸線は、いつ番屋の影からヒグマが現われるかわからず、とても丸腰で歩ける雰囲気ではありませんでした。結局30分くらい歩いて引き返しました。その後隣の標津町まで行って、熊よけスプレーを買い求めたのでした。

30
2012
野生動物を撮影するなら、やっぱり北海道でしょう、ということで、ここ最近のワタクシはすっかり北海道づいております。
実は9月にも一度、偵察がてら行きました。そのときは飛行機で羽田から釧路へ行きまして、釧路をベースにそこからレンタカーで移動したわけです。釧路湿原のタンチョウなど撮影できてとてもよかったんですが、やはり野生動物ならかの世界遺産、知床しかないでしょう、という結論になりまして。
そのときも知床までは足を伸ばしたんですが、結果としてレンタカー代がかなりな金額になりまして…一週間ほどの北海道滞在で、もっともコスト高だったのがレンタカー代でした。飛行機代より宿泊費よりレンタカー代が高かったんですね。
三脚や400mmの大砲など大荷物をかかえての飛行機移動もかなりこたえました。
そのときの反省を踏まえまして、今回はマイカーを持って行くことにしました。茨城の大洗からカーフェリーです。北海道は苫小牧着ですね。吉田拓郎の”落陽”で有名なアレです(笑)。あの歌では仙台へのフェリーですが、大洗〜苫小牧間のフェリーは、三井商船の”さんふらぁ号”になります。
カーフェリーだと、船室さえ選ばなければ片道2万から3万で北海道まで行けます。車の運搬費も含めてですからむちゃくちゃリーズナブルです。ただし、当然時間はかかります。片道19時間の船旅です。ただ夕方か深夜に出港するので、その時間の大半は寝ていることになりますから、感覚的には数字ほど長旅でもありません。
苫小牧に到着したら、知床まではクルマで移動です。とはいえ、地図で確認していただくとわかりますが、苫小牧から知床はほぼ北海道横断に等しい距離です。直線距離で500キロ以上です。そして、夕方発のフェリーの到着時間は午後1時過ぎになりますので、夜通し運転する覚悟がない限り、途中どこかで一泊する必要があります。大洗から知床まで、車で行くなら二泊三日の道中ということになりますね。
今回は道東自動車道のほぼ終点、帯広まで200キロほど走って、まずはそこで一泊することにしました。
この時期ですから、道東自動車道から見る風景は見事な紅葉でした。もう、ずーっと一面の紅葉、カレンダーで見るような秋の風景です。走行中なので写真が撮れないのがむちゃくちゃ心残りなんですが、それはもう見事なものでございました。
帯広近くのSAでは、敷地内に小鳥の巣箱などを設置して、小鳥たちを積極的に保護していました。
頭に黒い帽子をかぶったコイツは、おそらく北海道に多いというコガラの仲間、ハシブトガラと思われます。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 320
露出: 1/640 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
同じくSA内にたくさんいました。これはたぶんゴジュウカラかな。この後何度も会いました。
何か虫をくわえてますね。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 8000
露出: 1/800 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
帯広市内のホテルに宿泊した翌朝。ホントはばんえい競馬のトレーニング風景など撮りたいなあと思ってでかけてみたんですが、やはりアポ無しではちょっとムリだったので、市内の鈴蘭公園というところに行ってみました。思いがけなく近くの木の枝にゴジュウカラが。寒い朝だったのでまんまるに膨らんでます。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 8000
露出: 1/200 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
公園内で出会った人たち数人に「リスいませんでした?」と訊ね歩いたところ、ひとりのおじさんが遠くから呼んでくれました。野生の(餌付けされてるから野生と言えるのかどうかわかりませんが…)エゾリスくんです。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
おじさんはいつもリスに餌をやってるみたいで、すっかり慣れたコイツはおじさんの手から直接ヒマワリの種をもらっていました。おじさんの指につかまっちゃってる様子が可愛いですねえ。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 2000
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 230mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
しばし鈴蘭公園にいましたが、雨が降ってきたのを潮時に、知床へ出発。途中の足寄の牧場で、見事な牛たちがいたので撮らせてもらいました。牛ってのは好奇心が強い動物で、カメラを構えているとジャージー牛くんがのそのそと近寄ってきました。来なくていいから!(笑)

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 160
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 160mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
今度はホルスタインまでがこちらに興味を示しています。東京の我々も、この牛たちの出すお乳を毎日飲んでるんですよねえ。頑張っていいお乳を出してくれたまえよ。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 125
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 205mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
というわけで、知床への旅はまだ続くのでした……。

実は9月にも一度、偵察がてら行きました。そのときは飛行機で羽田から釧路へ行きまして、釧路をベースにそこからレンタカーで移動したわけです。釧路湿原のタンチョウなど撮影できてとてもよかったんですが、やはり野生動物ならかの世界遺産、知床しかないでしょう、という結論になりまして。
そのときも知床までは足を伸ばしたんですが、結果としてレンタカー代がかなりな金額になりまして…一週間ほどの北海道滞在で、もっともコスト高だったのがレンタカー代でした。飛行機代より宿泊費よりレンタカー代が高かったんですね。
三脚や400mmの大砲など大荷物をかかえての飛行機移動もかなりこたえました。
そのときの反省を踏まえまして、今回はマイカーを持って行くことにしました。茨城の大洗からカーフェリーです。北海道は苫小牧着ですね。吉田拓郎の”落陽”で有名なアレです(笑)。あの歌では仙台へのフェリーですが、大洗〜苫小牧間のフェリーは、三井商船の”さんふらぁ号”になります。
カーフェリーだと、船室さえ選ばなければ片道2万から3万で北海道まで行けます。車の運搬費も含めてですからむちゃくちゃリーズナブルです。ただし、当然時間はかかります。片道19時間の船旅です。ただ夕方か深夜に出港するので、その時間の大半は寝ていることになりますから、感覚的には数字ほど長旅でもありません。
苫小牧に到着したら、知床まではクルマで移動です。とはいえ、地図で確認していただくとわかりますが、苫小牧から知床はほぼ北海道横断に等しい距離です。直線距離で500キロ以上です。そして、夕方発のフェリーの到着時間は午後1時過ぎになりますので、夜通し運転する覚悟がない限り、途中どこかで一泊する必要があります。大洗から知床まで、車で行くなら二泊三日の道中ということになりますね。
今回は道東自動車道のほぼ終点、帯広まで200キロほど走って、まずはそこで一泊することにしました。
この時期ですから、道東自動車道から見る風景は見事な紅葉でした。もう、ずーっと一面の紅葉、カレンダーで見るような秋の風景です。走行中なので写真が撮れないのがむちゃくちゃ心残りなんですが、それはもう見事なものでございました。
帯広近くのSAでは、敷地内に小鳥の巣箱などを設置して、小鳥たちを積極的に保護していました。
頭に黒い帽子をかぶったコイツは、おそらく北海道に多いというコガラの仲間、ハシブトガラと思われます。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 320
露出: 1/640 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
同じくSA内にたくさんいました。これはたぶんゴジュウカラかな。この後何度も会いました。
何か虫をくわえてますね。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 8000
露出: 1/800 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM
帯広市内のホテルに宿泊した翌朝。ホントはばんえい競馬のトレーニング風景など撮りたいなあと思ってでかけてみたんですが、やはりアポ無しではちょっとムリだったので、市内の鈴蘭公園というところに行ってみました。思いがけなく近くの木の枝にゴジュウカラが。寒い朝だったのでまんまるに膨らんでます。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 8000
露出: 1/200 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
公園内で出会った人たち数人に「リスいませんでした?」と訊ね歩いたところ、ひとりのおじさんが遠くから呼んでくれました。野生の(餌付けされてるから野生と言えるのかどうかわかりませんが…)エゾリスくんです。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
おじさんはいつもリスに餌をやってるみたいで、すっかり慣れたコイツはおじさんの手から直接ヒマワリの種をもらっていました。おじさんの指につかまっちゃってる様子が可愛いですねえ。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 2000
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 230mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
しばし鈴蘭公園にいましたが、雨が降ってきたのを潮時に、知床へ出発。途中の足寄の牧場で、見事な牛たちがいたので撮らせてもらいました。牛ってのは好奇心が強い動物で、カメラを構えているとジャージー牛くんがのそのそと近寄ってきました。来なくていいから!(笑)
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 160
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 160mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
今度はホルスタインまでがこちらに興味を示しています。東京の我々も、この牛たちの出すお乳を毎日飲んでるんですよねえ。頑張っていいお乳を出してくれたまえよ。
機種: Canon EOS-1D X
ISO: 125
露出: 1/800 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 205mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EF1.4III Extender
というわけで、知床への旅はまだ続くのでした……。

03
2012
少々更新間隔が空いてしまったんですが、実はその間、北海道へ撮影旅行へ出かけたりしていました。
釧路、知床へ足を伸ばして動物を追いかけてきたんですが、ちょいとお試しのつもりが意外な成果があったりしまして……。
結果、ブログネタがてんこもり過ぎて、どこから手を付けていいものかわからなくなりまして(笑)。途方に暮れている間、当 ”太鼓屋放言2” が放置されていたというわけです。
まあしかし、そんなことをしている(していない?)間にも写真を撮らずにはいられないわけで、今日も井の頭公園に行って犬たちの写真を撮ってまいりました。こちらは簡単なので、後先になってしまいますが、まずはこちらをご紹介しようと思います。
持参した機材は5D3に24-70mmF2.8L2、70-200mmF2.8L2にx1.4エクステンダーです。
(1DXはシャッターメンテナンスに出しまして、入院中です…)
犬たち、と言いつつ最初の写真はこんなモノなんですが(笑)。井の頭公園の入り口にある高級焼き鳥屋さんの門前に置いてあったもので、どうやらこれはニンジンですね。
盛り塩とかならわかりますが、なぜニンジンが!?と不思議に思ったんですが、お店の人に聞いてみると、どうやらこれはお守りみたいなもので、ニンジン、すなわち「人参」、人が参る、というゲン担ぎなんだそうです。
社長のアイデアで、と笑う顔が限りなく苦笑いだったことは、社長には秘密にしておきましょう。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 200
露出: 1/60 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
トイプーでしょうか。お母さんの胸元にすっぽりおさまってご満悦です。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 320
露出: 1/60 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
じいさんたちの後ろ姿は、俺の大好きな被写体のひとつです。
こうしてみんなで公園に集まって、なにするわけでもなく座ってるんですが、なんかいいじゃないですか。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 10000
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
井の頭公園でたまに見かける『カゴ猫』くんです。
ご主人様の自転車の荷台にくくりつけられたカゴの中で大人しくしてるんですが、脱出のチャンスを狙ってるようにも見えますね(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 10000
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
ご主人様に野草を採ってもらって、大人しく食べていた柴くん。
老人と柴犬はよく似合います。ご主人は、犬が食べても大丈夫な植物を、ちゃんとわかっている方のようでした。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 215mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
ぶんちゃんにそっくりなチワワくん。ご主人様とお散歩で嬉しい気持ちが足取りに表れてますね。
こういうときのチワワは本当に嬉しそうです。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 3200
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
本当にぶんちゃんによく似てるなあ(笑)。色だけちょっと違いますけどね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 2000
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
七井橋の上で、2頭のハスキーに出会いました。
ご主人様の話を立ち聞きしていたんですが、どうやらブログで人気のハスキーたちのようです。
ポトフとトリュフかな?ちょっと色が違うかな……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 250
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 192mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
知らないおねえさんに抱かれて得意げです。
ハスキーは細かいことを気にしないですよね。おおらかというか天真爛漫というか、天然というか(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 250
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 105mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
たぶん初対面であろう黒柴くんとも堂々とご挨拶。お互いに鼻をくっつけあって……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 200
露出: 1/80 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 98mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
プロレスを挑まれても……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 800
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 175mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
堂々としたもんです。
とはいえ、写真には写ってませんが、最初に柴くんの頭の上にでかい前脚を置いたのはハスキーの方だったんですけどね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 800
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 175mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
引き離されるまでプロレスを楽しんで、今度はおねえさんにチューです(笑)。
やりたいほうだいなところがハスキーらしいですね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 320
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 125mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
えっへっへ、なでてもらっちゃった。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 640
露出: 1/200 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 165mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
帰り際、さっきのチワワくんにまた会いました。
それにしてもぶんちゃんにそっくり……(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 4000
露出: 1/250 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
久しぶりに井の頭公園を歩いて、犬たちを撮影していたらなんだかホッとしました。
ここで犬たちを撮影することが、カメラマンとしての俺の原点なんだなあ、みたいなカンジでしょうか。まだまだ駆け出しのカメラマンですが、これからいろんなところに行って動物たちを撮りたいし、そして吉祥寺へ帰ってきたら井の頭公園の犬たちを撮るんでしょうね。
なんちゃって。

釧路、知床へ足を伸ばして動物を追いかけてきたんですが、ちょいとお試しのつもりが意外な成果があったりしまして……。
結果、ブログネタがてんこもり過ぎて、どこから手を付けていいものかわからなくなりまして(笑)。途方に暮れている間、当 ”太鼓屋放言2” が放置されていたというわけです。
まあしかし、そんなことをしている(していない?)間にも写真を撮らずにはいられないわけで、今日も井の頭公園に行って犬たちの写真を撮ってまいりました。こちらは簡単なので、後先になってしまいますが、まずはこちらをご紹介しようと思います。
持参した機材は5D3に24-70mmF2.8L2、70-200mmF2.8L2にx1.4エクステンダーです。
(1DXはシャッターメンテナンスに出しまして、入院中です…)
犬たち、と言いつつ最初の写真はこんなモノなんですが(笑)。井の頭公園の入り口にある高級焼き鳥屋さんの門前に置いてあったもので、どうやらこれはニンジンですね。
盛り塩とかならわかりますが、なぜニンジンが!?と不思議に思ったんですが、お店の人に聞いてみると、どうやらこれはお守りみたいなもので、ニンジン、すなわち「人参」、人が参る、というゲン担ぎなんだそうです。
社長のアイデアで、と笑う顔が限りなく苦笑いだったことは、社長には秘密にしておきましょう。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 200
露出: 1/60 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
トイプーでしょうか。お母さんの胸元にすっぽりおさまってご満悦です。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 320
露出: 1/60 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 70mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM
じいさんたちの後ろ姿は、俺の大好きな被写体のひとつです。
こうしてみんなで公園に集まって、なにするわけでもなく座ってるんですが、なんかいいじゃないですか。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 10000
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
井の頭公園でたまに見かける『カゴ猫』くんです。
ご主人様の自転車の荷台にくくりつけられたカゴの中で大人しくしてるんですが、脱出のチャンスを狙ってるようにも見えますね(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 10000
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
ご主人様に野草を採ってもらって、大人しく食べていた柴くん。
老人と柴犬はよく似合います。ご主人は、犬が食べても大丈夫な植物を、ちゃんとわかっている方のようでした。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 215mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
ぶんちゃんにそっくりなチワワくん。ご主人様とお散歩で嬉しい気持ちが足取りに表れてますね。
こういうときのチワワは本当に嬉しそうです。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 3200
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
本当にぶんちゃんによく似てるなあ(笑)。色だけちょっと違いますけどね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 2000
露出: 1/320 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
七井橋の上で、2頭のハスキーに出会いました。
ご主人様の話を立ち聞きしていたんですが、どうやらブログで人気のハスキーたちのようです。
ポトフとトリュフかな?ちょっと色が違うかな……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 250
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 192mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
知らないおねえさんに抱かれて得意げです。
ハスキーは細かいことを気にしないですよね。おおらかというか天真爛漫というか、天然というか(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 250
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 105mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
たぶん初対面であろう黒柴くんとも堂々とご挨拶。お互いに鼻をくっつけあって……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 200
露出: 1/80 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 98mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
プロレスを挑まれても……。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 800
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 175mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
堂々としたもんです。
とはいえ、写真には写ってませんが、最初に柴くんの頭の上にでかい前脚を置いたのはハスキーの方だったんですけどね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 800
露出: 1/160 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 175mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
引き離されるまでプロレスを楽しんで、今度はおねえさんにチューです(笑)。
やりたいほうだいなところがハスキーらしいですね。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 320
露出: 1/100 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 125mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
えっへっへ、なでてもらっちゃった。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 640
露出: 1/200 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 165mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
帰り際、さっきのチワワくんにまた会いました。
それにしてもぶんちゃんにそっくり……(笑)。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 4000
露出: 1/250 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 280mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + 1.4xIII Extender
久しぶりに井の頭公園を歩いて、犬たちを撮影していたらなんだかホッとしました。
ここで犬たちを撮影することが、カメラマンとしての俺の原点なんだなあ、みたいなカンジでしょうか。まだまだ駆け出しのカメラマンですが、これからいろんなところに行って動物たちを撮りたいし、そして吉祥寺へ帰ってきたら井の頭公園の犬たちを撮るんでしょうね。
なんちゃって。
