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定額給付金デスクトップ改造計画

背骨の手術以来、今まで通り机に座って長時間パソコンに向かうことが難しくなってきました。
このままでは仕事に差し支える!というわけで、デスクトップ環境(リアルのね)を考え直すことにしたわけです。

まず考えたのが、イスです。今使ってる、IKEAで購入した1万5千円チェア(笑)ではやはり腰に良くないことは明白です。んがしかし、そうでなくても何かと物入りなのに加えてここ1ヶ月仕事をしてない俺です。そしてよさげなチェアはやっぱり諭吉が10人くらいは飛んでいくのですよ。検討しましたが、こちらは却下、です。

ならば、目線を変えることで姿勢を楽にすることができるんじゃなかろうか? ということで、普通に机の上にMacBookを置いてタイピングをしていたイージーな姿勢をまず疑うことにしたわけです。
ノートパソコンを使うとき、どうしても視線は下に向きがちです。そうなると、必然的に猫背になってしまうわけで、ならばパソコンを持ち上げて、画面を高くすれば背筋も伸びるってモンですよ。

同じ悩みを抱える人は多くいるわけで、Mac界隈では定番的な製品として『パワーサポート スパルタかますEC PSK-21』があります。ネーミングからして妙ですが、アップル創立20周年(だっけか?)の豪華限定Mac『スパルタカス』にちなんだ名前なんだそうですよ。ネーミングからしてオタッキーですが、要するにノートパソコンライザーです。これがAmazonで5,800円程度。
ライザーで上に持ち上げてしまったら、そのままタイピングすることはできません。そうすると必然的に外付けキーボードが必要です。アップル純正のキーボードを購入するのも手ですが、ベチペチしたストロークの浅い最近のアップルキーボードより、昔ながらの「いかにもタイピングしてます!」といったストロークの深いキーボードを使いたくなってきたので、ここは密かに憧れていた『PFU Happy Hacking Keyboard Lite2 for Mac 英語配列』にしてみました。これがAmazonで5,400円ちょっとです。
マウスは部屋に転がっていたマイクロソフトのBluetoothマウスで我慢。
そうすると、総額1万円ちょい、でデスクトップ環境を改善できることになるわけじゃないですか! そう、定額給付金でまかなえるくらいのお買い物、ということで、実質的な出費はゼロ、と言うこともできるのが素晴らしい! 
実際のところはヨドバシでポイントを使ったりしたので、軽く諭吉でおつりが来たわけですし。

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そんなわけで、これが完成した新デスクトップ環境です。何だか高いところに鎮座して、MacBookが偉そうです(笑)
Happy Hacking Keyboadも、心配したほどの違和感もなく使えました。唯一、デフォルトでdeleteキーが常にFnキーと同時押しだったのが不便だったのですが、純正のキーボードドライバをインストールすると、システム環境設定から簡単にキー割り当てを変更できます。よって問題なし。

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現在これくらい持ち上がってます。なんだったらもっと上に上げてもいいかもしれません。
スパルタかますはしっかりとした造りで、重量感もあってそう簡単に動かなそうなところが安心できる感じです。ただ、このモデルはユニボディMacBookには対応してないみたいで、ストッパーのサイズがピッタリと合わないんです。だから、あまり角度を急にするとMacがずり落ちます(笑) MacBook専用、というモデルもあるんですが、値段が倍近くするんですよ……。

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Macをどけるとこんな感じ。放熱効果も高そうです。

というわけで、めでたく俺の目線も上がり、背筋もしっかり伸びそうです。最近購入したコルセットを着用すれば、けっこう長時間机に向かっていても大丈夫になりました。まあ、あまり無理するとてきめんに翌日に響くんですけどね……。

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さらばレガシィBF

実は前回の記事をアップしたその日の夕方、東金道路終点近くで事故ってしまいました。
突然飛び出した障害物(警察では「タヌキでしょう」ということになっていますが…)を避けようとしてとっさに左にハンドルを切ったところ、車は路肩の土手を駆け登り、そのまま高速の高架下10メートルのところまで落下してしまったのです。
ドラムセットを満載していたのが幸いしてか、運転していた俺も同乗していた奥さんも、命に別状はありませんでした。
とは言っても無傷というわけにはいきません。奥さんは腰椎と胸骨などを骨折し当分安静、俺は腰椎粉砕骨折で入院生活を余儀なくされたのです。
腰椎にチタンの人工骨を入れる手術を行ったのが3月25日。そこから数ヶ月の入院は覚悟していたのですが、運良くたった20日ほどで退院することができました。
(その間の語り尽くせない苦痛の日々の話は、とりあえず割愛します(笑))

そして本日、事故後そのまま保存されていたレガシィ君に会いに行ってきました。
荷台にはドラムセットが積みっぱなしでしたしね。
レガシィ君は、こんな感じでシートをかぶせられて、修理工場の片隅に安置されていました。

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シートを取り去ってみると、シャーシからへしゃげてしまっているのがよくわかります。
ボンネットと運転席側の屋根がへこんでいるところを見ると、一度完全に裏返しになって、右前方から着地したようです。

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運転席にはフロントガラスが落っこちてしまって、あたりは割れたガラスの破片だらけです。ステアリングホイールが歪んでいるのが、衝撃のすさまじさを物語っていますね。

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この運転席にいたドライバーが、腰椎骨折以外ほとんど無傷で助け出されたなんて信じられません。それが自分だとなるとますますアンビリーバボーです(笑)。

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リヤシートもあり得ない形に歪んでます。

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当ブログにも何度も登場してくれた、愛車レガシィBF君の最期が、こんな姿になってしまったなんて、胸が痛みますね。
俺の運転がヘボだったばっかりに……ホントに申し訳ない。

ただ、中の人間はもちろん、荷台に満載になっていた俺のドラムセットも、奇跡的にほとんど無傷だったのは、やはりレガシィの車体が頑丈だったからだと思います。
大事な人間と荷物を守って、レガシィ君は寿命を全うした、と思いましょう。
いい車でした。俺はこいつのことをずっと忘れません。
さらばレガシィBF GT。

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