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『モノ』に愛着を持つこと

プレジデントガスのghidの記事『無機物に名前をつける人たち』にトラバ。
ええ、この話はこないだ居酒屋でつかみあい寸前まで行った話です(笑)でも、俺は何にでも名前なんてつけたりしないけどね。冷蔵庫やテレビに名前つけるやつぁいないっちゅーの(笑)

でも、確かに無機物に愛着を持って、取り替えの効かない存在として愛でる傾向があることは事実なんですよ。
そこで考えてみた。一体その線引きはどこでなされているのか?
たとえば…

…駐車場に止めたとき、ふと視線でねぎらいの言葉をかけたりします(爆)
明日も壊れないでちゃんと走ってね、と願いを込めたりして。

楽器…何かの折になでちゃったりします。いい音出してくれると心から愛しいと思います。心ない人間がうっかり蹴ったりしたらどつくかも知れません。

パソコン…Macは好きだけどWindowsはどーでもいい(笑)
ていうかムカつかされてばかりだったんで、積極的にWindowsは嫌い。
でも、愛用のPowerBookに名前を付けてるかというと、そんなこたぁありません。もしこれが壊れたとしても、予備のマシンに乗り換えるのに躊躇はしませんね。個体としての自分のマシンにはさほど執着してません。

iPod…Windows時代に3回もクレーム修理をした末整備品と取り替えられてしまったので、個体には全く執着なし。最初から液晶画面にキズがついてたしね(笑)

CD…好きなアーティストだからと言っても、盤自体に愛着はないですねえ。昔酔っぱらって投げたことあるし(笑)
レコード盤の時代には、盤自体にもちょっとは愛着があったかもですけどねえ。

洋服…気に入った服には愛着はありますが名前はつけません。あたりまえだっちゅーの(笑)着れなくなって捨てるとしても、さほど心は痛みませんね。同じデザインのモノがあったら新しい方がいいに決まってる。

…靴ってのは服とちょっと違って、足になじんだモノは大切です。でも名前は…(以下同文)

こうやって考えて行くと、同じ道具でも電気製品にはさほどの愛はないことが分かります。やっぱり楽器と車、ダントツでこのふたつですねえ。俺の妄執が込められているのは(笑)だってこのふたつは、愛情を込めれば応えてくれるような気がするんですよ。少なくともネズミやウサギを飼うよりは応えてくれるかも知れない、なんてね。
昔、『マニトウ』って映画がありました。ネイティブアメリカンには、あらゆるものに精霊が宿っているという考え方があって、その精霊が『マニトウ』なわけです。これ結構好きです。
少なくとも、『ドラムのマニトウ』『車のマニトウ』とは仲良くやれてるんじゃないか、と思う職場の私なのでした。

色付きで当たり前

iPod white with Color Display

既にいろんなサイトで情報が飛び交ってますが…iPodがすべてカラー化されました。
20GiPodで?32,800からです。
ううむ、欲しい…
この日のために、iTunesにはジャケット画像を取り込み済みなんですよ実は。カラー液晶でジャケット絵が出るだけで、かなりぐっときます。
しかもですよ、7月発売のプロアトラスX2では、地図を切り取ってiPodに取り込むことが可能なんですよ奥さん!
これ便利だよなあ…久しぶりの欲しい欲しい病が再発するかも(笑)

あ、プロアトラスX2は当然アップグレード予約済みです。

コンフェデ ブラジル戦

いよいよ今夜はブラジル戦だったんですが…ついうとうとしてしまい、目が覚めたら前半終了間近(笑)その時点で2-1でした。
そして後半、大黒投入。大黒はくさびのパスの受け手としても機能してましたね。ヒデと大黒のパス交換は、代表チームの中でも『世界基準』を感じさせる本格感にあふれてたと思います。
その後、ペナエリアすぐ外、俊輔エリアからのフリーキックをポストに当てたところを、詰めていた大黒が押し込んで同点!
ロスタイムに惜しいシーンなどもありましたが、結局2-2のまま引き分けで試合終了。得失点差で日本は予選ラウンドで敗退となりました。

惜しかった、と見るか、やっぱり、と見るか…確かに俺が見た時間帯だけなら、ブラジルと互角のいい試合をしていたと思います。ただ、彼らは引き分けでもいい、ということは最初から分かってましたからね。予定通り、にやられてしまったのかも知れません。まあでも、日本の株を上げるに十分な、いい試合だったことは確かでしょう。なんせ地元ドイツメディアには、日本はなめられきってましたからねえ(笑)
これでヒデの移籍とか大黒の移籍とか決まらないですかね?

これで今回のコンフェデにおける日本チームの日程は終了です。寝不足は蓄積しましたが、必死で時間稼ぎをするロナウジーニョが見られただけでもよしとしましょうか…(笑)

追記…何で3人目の交代が鈴木師匠だったんだろう?彼は何しに出て来たの?(笑)

ワールドユース モロッコに破れる

もう眠くてボケボケなんですが…

間違いなく、いままでで最もアグレッシブな日本ユース代表が見られた試合。
こんなに飛ばして大丈夫なのか!?と心配になるほど、日本は走って、人数をかけてプレスし、数多くのシュートチャンスを作り出した。時たま見せるモロッコの個人技も、さほどの怖さを感じなかった。そしてそれは、90分続いた。
しかし…ロスタイム、一瞬の隙をついたスルーパスに、日本の守備陣は切り裂かれた。陳腐な表現ながら、信じられない失点としか言いようがない。
しかし信じられないが、どこか見慣れた風景でもある。やっぱり国際試合は甘くない、これがリアルな勝負なんだよ、こうでなくちゃ…という妙な安堵感すら覚える。

振り返ってギリシャ戦、ヨーロッパチャンピオンをヨーロッパで叩きのめした日本代表。見たこともないような最高の試合をやってのけた、まさにサッカーの女神が微笑んだかのようなゲーム。

さて、明日のブラジル戦。日本代表が見ることになるのは、さらなる女神の微笑みなのか、それとも寒気のするような勝負のリアリティか。

それより何より、今日もシュートを2本も枠に当てたカレン・ロバートは、お祓いに行った方がいいね(笑)

明日がヤバい日曜深夜

コンフェデギリシャ戦、日本勝ちました。最少得点差で。
柳沢、外しすぎです。玉田、外しすぎです。
ギリシャはどーしちゃったんでしょう?ユーロ制覇で燃え尽きたか?
大黒はもう本物ですね。彼だけがプロのフォワードかと。
次はブラジル戦。果たしてどうなるか。

そしてチャンネルを回せば、フジテレビはフェラーリのレースディスタンステストを黙々と中継してるのでした…おいおい、こんなん前代未聞だぜ!

そういやあ、U-13世界選手権なんてのもソウルでやってたのね。何と日本優勝だそうです。
決勝で2点決めた高木君、野球解説者の高木の息子だそうで。フジのスポルトで自分の息子の活躍を照れくさそうに伝えてたのが微笑ましかったですねえ。そんな日曜の夜。

ワールドユース 決勝トーナメント進出

ワールドユース、オーストラリア戦。1-1の引き分けでしたが、ベナンがオランダに1-0で破れたため、1敗2分けで3チームが並ぶことに。結局得失点差で日本がグループ2位で決勝トーナメントに進出が決定しました。
まあ、結果的にはよかったんですが、内容的にはヒヤヒヤ。前田のゴールで救われましたが、途中出場の水野の突破くらいしかいいところは覚えてないですねえ。
何と言うか、ぴりっとしないゲーム、ぴりっとしないチームといった印象です。今日の平山にはがっかり。彼にはシュートを打つ勇気が欲しいですね。あのどフリーをもたもたしてたんじゃ…

ともあれ、決勝トーナメント初戦の相手はモロッコだそうです。これは組み合わせに恵まれたんじゃないでしょうか。何とか彼らには、目の覚めるようなゲームを展開して鼻を明かしてもらいたいものです。その最後のチャンスでしょう。きっとその次にはイタリアと当たることになるでしょうから…

けどもっと心配なのは明日のコンフェデなんですけどね。はあ…

衣替え

会社にて。
俺のデスクの上には、メカ沢くんがいます。
いつも学ランでびしっとキメてるメカ沢くんですが、今日気づけば…あらら?
いつの間にアロハに衣替えを!?
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うちの会社の連中も、たまには粋なコトをしてくれるもんです(笑)

メキシコ戦

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コンフェデ杯メキシコ戦、日本、負けました。
前半12分のゴールはすばらしかった。久々に出たキレキレの加持から柳沢へ。
でもよかったのはそこまで。あとはメキシコにじっくり料理されたといった印象です。
ひどかったのはアレックス。左サイドのストッパーでした。まったく突破できなかったし、せっかくビルドアップしてきたボールが、彼のところでまた最終ラインまで戻ってしまうのを何度見たことか。
でも彼だけはジーコは絶対変えないもんな。もはやブラジル人びいきと言われても何も言えないぞ?

逆によかったのは福西。頼れるディフェンシブハーフでした。もちろんヒデはレベルの違いを見せつけてくれました。何と言ってもヒデだけパススピードが全然違う。
明らかに『このスピードじゃないと通用しないんだよ!』とパスで語ってましたね。
柳沢もいつになくアグレッシブに前を向こうとしていたし、個人を見るとみんながんばってたんですよね。でも、ボランチから前にボールが進まない…

次はユーロチャンピオン、ギリシャが相手です。まあいっそ全敗した方が、今後のためにはいいのかも知れないですが…ムカつくから勝て!(笑)

前園

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先頃引退を発表した前園真聖選手の記事が、光文社の『月刊バーサス7月号』に掲載されてます。
ノンフィクション形式で、筆者はあの金子達仁氏。
金子氏の出世作『28年目のハーフタイム』は、前園が最も輝いたアトランタオリンピック代表チームの、ナイジェリア戦ハーフタイムで起きた事件を扱ったものでした。その後同チームの川口、中田についての記事を専門のように書いて金子氏もまた花形ライターとなっていったワケで、前園の幕引きについての記事を金子氏が書くのも、まあ必然と言えるでしょう。

それにしても、前園です。前園真聖という選手を思う時、なぜこんなにも切ない想いにかられるのか。それは彼ほど激しい浮き沈みを体現した選手はいないからです。
アトランタオリンピックの最終予選からオリンピック本番まで、あのころの前園はまさに日本で最もホットで、最もトンガっていて、最もおしゃれなスポーツ選手でした。スピード溢れるドリブルと勝負強さ、闘志あふれるキャプテンシー。エゴイスティックなイメージもまたかっこよく見えたものです。
しかし、海外移籍を果たせないままヴェルディに移籍…その後の凋落は目を覆わんばかりでした。なぜ?どうしてあそこまで輝いていた選手が、ほんの数年後にJリーグを追われドサ回りのような海外移籍を繰り返さなければならないのか?我々一般のファンからはその理由が分からないだけに、前園がブラジル、韓国、果てはセルビアと毎年のようにチームを渡り歩くニュースを見るたびにため息をつくしかなかったワケです。

今回の月刊バーサスの記事は、前園に関する『なぜ?』にかなりの部分応えてくれる内容と言えるでしょう。詳しくは本誌を読んでいただくしかないですが、この一行には思わずうるっと来ました。

『いまはヒデに会いたいですね。心からあいつを応援してやりたい、そう思えるようになりました』

前園…やっぱり切ねーよ。
せめて第二の人生でもう一度、彼が輝く瞬間がありますように祈らずにはいられません。

ワールドユース オランダ戦

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ワールドカップ出場を決めたと思ったら、今度は息つく間もなくワールドユース開幕です。日本は開幕戦でいきなり開催国にして優勝候補のオランダと対戦しました。
いやあ、今回は本気で優勝を狙ってきているというオランダ、前半のサッカーは強烈すぎました。スピードと技が桁違い。開始15分で虐殺の予感が…(汗)
でも、オランダって国は淡白なんですよね。前半から全開で飛ばしてきましたから、たぶん後半には息切れすると思いましたが、その通りの展開に。
後半は日本も立ち直って、平山のゴールも決まって2-1。その後の展開は完全に日本ペースでした。2、3本あった惜しいシュートが決まってれば、勝負は分かりませんでしたね。でも結果は2-1の惜敗でした。
しかし何と言っても、あの絶望的なムードから立ち直って、最後にはオランダを追いつめた日本ユースチームは拍手ものです。これだからユース年代は面白い。はっきり言ってこないだの北朝鮮戦より感動しましたね。
負けたとは言え、日本チームは自信をつけたでしょう。これで次のベナン戦が楽しみになってきました。ベナンチームは見てませんが、アフリカだけに身体能力にまかせたパワーサッカーをしてくるに違いありません。このオランダ戦の経験を生かして前半をゼロで押さえられれば、勝機は見えてくるでしょう。

しかし、コンフェデももうすぐ始まるし、忙しいなこりゃあ…(笑)

決めましたドイツ行き

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決めました。世界で最初の出場決定です。
まあ終わってみれば危なげのない試合で、終始負ける気はしませんでしたね。北朝鮮はかなりコンディションが悪そうでした。中東からの連戦が足に来てるのか、暑さにやられたか。その両方でしょうか。
コンディショニングのこともそうですが、試合終了まぎわの無意味なレッドカードといい、主力がごっそり抜けてもあれだけのメンバーが組める日本と北朝鮮は、アマチュアとプロの差があったということでしょう。

さて、とりあえずこれで本大会出場ということで、ジーコも腰を据えて本番仕様のチームを作ってくれる…のでしょうか。
このままずるずると鹿島ジャパンで行く気じゃないだろうなあ…(苦笑)

来てるのか?『初対面の教科書』

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本日夕方の時点で、『太鼓屋放言2』のアクセスランキングで、『初対面の教科書』がサーチワード部門でダントツの1位になってますわよ奥さん!
このままじわじわ来るのかぁ!?

PAISTE602スタジオへ

日曜日、ヤフオクで落札したビンテージシンバル『PAISTE Fomula602 MEDIUM RIDE』をバンドリハに持ち込んでみました。
ちょっとピンぼけてますが(笑)見よ、この輝き!
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ちょっと薄めで22インチの大口径ということで、取り扱いはかなりシビアです。
太めのスティックでガンガンレガートすると、シンバル全体がわなわなと振動してるのが分かります。ぅわ~んという倍音がアタックを包んで、何ともふくよかな音色。
繊細にレガートすると、コツコツとしたスティックの音に美しいライド音が混じり合って、これだけで音楽になるってほど。
ジャズドラマーがライドにこだわる理由が分かった気がします。
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それにしても、このシンバルは叩き手のタッチに正確に応えてくれます。それだけに、いままで以上にタッチには気を使う必要がありますね。
本物の楽器はドラマーにも実力を要求するんですねえ。
練習しなきゃ…

ポーカロの新譜(?)

ここのところ、モーラー研究と平行して、再びポーカロを聴き直しているワタシです。
こないだのドラマガのポーカロ特集を記事を参考に、まだ聴いたことのないアルバム、やっとCD化されたアルバムをAmazonでぽちっと購入しました。

まずは1982年のアルバム、Randy Goodrumの『Fool's Paradise』。
この人は名前すら知らなかったんですが、ポーカロ先生全曲参加ということで買ってみました。
いや、いいわこれ。これぞAOR(笑)ってカンジのヴォーカルアルバムで、ポーカロの歌モンドラミングの美味しいところ満載。得意のあの技やあの技もビシバシやってくれてます。曲もなかなかバラエティに富んでて、今回の中ではこのアルバムがベストかな。

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お次は1977年、TOTO結成直前のポーカロが全曲参加してます。なつかしいLeo Sayerの『Thunder iIn My Heart』というアルバムです。
これはまだあまり聴き込んでないんですが、『ジョージー・ポージー』系の片手16ビートの曲が多いみたい。『ぴゅんぴゅん』シンドラムも多用されてて時代を感じさせます。

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ラストはかつてカセットテープで聴きまくった名盤。1981年、Pagesの『Pages』。ポーカロは3曲で叩いてます。7拍子のR&R『Automatic』がカッコいい。このアルバムはポーカロ以外にも、ラルフ・ハンフリー、マイク・ベアード、そしてまだ駆け出しのヴィニー・カリウタも参加して叩きまくってます。
このアルバムにカリウタが参加した経緯をポーカロが語ったインタビューが、ドラマガに載ってましたね。ポーカロの推薦で参加が決まったんだけど、プロデューサーのジェイ・グレイドンが「新人を使うなんてリスクは冒せない」とゴネたそうで。スタジオシーンに新人が食い込むのがいかに大変かを物語ったエピソードですな。
それにしても、かつてはこのアルバムのようにスタジオミュージシャンが詳細にクレジットされていて、ポーカロを追っかけながら結果的にいろんなドラマーのプレイを勉強できたもんです。

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そんなワケで、久しぶりにCDをまとめ買いしてみたりしました。まだ聴いたことのないポーカロのプレイを聴ける、幸せをかみしめるワタシでした。

PAISTE602ライド

やりました。ヤフオクでPAISTEの602MEDIUM RIDEをゲットです。
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何と新品同様のミントコンディション!
たぶんですが、602って70年代くらいまでしか生産してなかったビンテージシンバルだと思うんですが、はっきり言って市価の半額程度で落札できてご機嫌です。
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カップの裏にはサイズ表示。
22インチのライドが欲しかったのよ~
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部屋の中でチンチンと鳴らしてみただけですが、サウンドは渋い!
ジャズのレガートが似合う味わい深いダークなライドサウンドです。それでいてパイステらしいきらびやかな成分はちゃんと残ってて、もう満足。
ロックでもジャズでも使えそうな、一生モンのライドシンバルを手に入れました。
むふふふ…