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モモステ装着

さて、老アバルトと一緒に暮らし始めたワタシですが、もうひとつ何とかしなければならない課題がありました。
そう、13万キロを経てボロボロになって革が剥けちゃってるステアリングホイールです。

アバルトのステアリングホイールはFIAT500と共通の形状なんですが、FIAT500の時代からどうもいまひとつ不満でした。
ひとつにまとめられたメーター類を見やすくするためか、径が大きく太すぎるんですね。しかも下が平らなDシェイプで、さらに円の中心に回転軸がなくて、ちょっと下にオフセットされてるんです。
なんせ違和感があるし、回しにくい。握りのところに凹凸のあるグリップ形状にはなってますが、太くすりゃいいってもんじゃないです。

なので、今回は早々にステアリングを交換することにしました。と言っても、いままでステアリングホイールを交換したことなどありません。いろいろ調べたところ、ステアリングホイールの交換にはホイール本体だけではなく、その土台となるステアリングボスも購入しないとならないらしいです。
しかも、今回どうせなら、と昔っぽいシンプルなステアリングホイールにしたいんですが、そうなると当然内部にエアバッグは内蔵できません。しかしただエアバッグを外してしまうと、車のセンサーがエアバッグ不良、と関知してしまうんですね。なのでエアバッグ回路のキャンセル、という工程も加わるのです。なのでやはり、プロに依頼する必要があります。
ただハンドルを取って付け替えりゃいい、ってモンじゃないんですね。最近の車は何かと複雑で面倒です。

しかしまあ、とりあえずまずはステアリングホイールを選びました。
いろいろ迷いましたが、やはりベーシックなMOMOかナルディ……やはりここはMOMOでしょう。
純粋にデザインで選んでコレになりました。




新品で最安値だったヤフオクから。MOMOのフルスピードというモデルです。径は32で、平面じゃなく内側が引っ込んでるディープコーンモデルです。
白、赤、黒とありましたが白をチョイス。ただしホーンボタンのデザインは最悪だったので、シンプルなMOMOロゴの黒いものを別途購入です。

帰ったらこんなものが届いてたぞw #momo #stearingwheel

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これですよ。MOMOの革巻きステアリング。スポークの黒のヘアライン仕上げもカッコいいです。
とりあえずブツ撮りしてみました(笑)。


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Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 0.5sec ISO6400
Classic Chrome


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Fujifilm X-H1
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/15 ISO3200
Classic Chrome




さて、装着をどこに依頼するか……いろいろ調べてみた結果、フィアット/アバルト用のモモ対応ステアリングボスを自社製作している、横浜の”スクーデリア・デスティーノ”さんにお願いすることにしました。

ステアリング取り付けで横浜のガレージへ。たまらん風景が広がっておりますw

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というわけで、1時間半ほどで装着作業も完了です。うちの老アバルトがモモステ仕様になりました。

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Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/100 ISO250
Classic Chrome


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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/15 ISO3200
Classic Chrome



標準のステアリングホイールより径も小さく、グリップも若干細くなって実に握りやすく、回しやすくなりました。
イタリア車は昔から「手が遠く足が近い」と言われていますが、ディープコーンでポジションも手前に来るので、そのシートポジションもちょうどよくなりましたね。
ステアリング交換というと飛ばし屋の改造、的なイメージがありますが、実際に交換してみてこれは安全運転のためにも有効だなあと思いました。適切な運転姿勢と余裕あるステアリング操作は安全のための基本ですもんね。

ただし……いいことばかりではありませんでした。覚悟はしてましたが、ステアリングが手前に来るということは、ステアリングボスのさらに向こうに付いているウインカーとワイパーのレバーとの位置関係が変わってくるということですね。
ステアリングに手をかけたままだと、レバーに全く指が届きません(笑)。

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Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/120 ISO200
Classic Chrome
撮影ロイ渡辺


さらにこれも予想されていたことですが、メーターが見えません(笑)。
元々酷く視認性の悪い初期型フィアット/アバルト500のメーターですが、ステアリング交換をするとスピード、回転計ともに肝心なところが全く見えません。
これが改良された最近のモデルですとメーター中央にスピードがデジタル表示されるので少しはマシだと思いますが、このクルマはぜんぜんダメです。
まあ、仕方ないので慣れていくしかないですね。

しかし、全体としては大満足です。運転するのがさらに楽しくなったモモステ装着のアバルト500なのでした。

遮熱フィルム施工

毎日毎日、過酷な夏の日が続いております。

アバルト500がうちに来て、主に夜のドライブ(笑)を満喫しておりますが、日中のドライブにも対応すべく、まずはウインドウの遮熱をしてもらいに行ってきました。

実は7月末、フィアット500で最後のドライブとして奥さんとふたりでワタシの実家まで行ったときのことです。昼過ぎに千葉の実家に到着しよう、と出発したのが午前10時ごろでしたが、高井戸から首都高に乗って、例によって環状線はノロノロ進み、ようやく京葉道路に乗ったころ、ふたりとも車内で軽い熱中症にやられちゃったんです。
軽い、と言っても甘く見ちゃいけません。いきなり目に来ました。視界がぐるぐる、勝手にズームインアウトする壊れたオートズームのカメラみたいになりまして。とても運転していられる状態ではありませんでした。
もちろん車内はクーラーガンガンかかってましたし、飲み物もちゃんと用意していたんですが、身体の一部分だけでも直射日光にさらされていると、それだけで身体はオーバーヒートしてしまうんですね。高速運転中に目がおかしくなったら、即大事故につながります。
そのときはちょうどすぐ小松川で高速を下りられたので事無きを得ましたが、再出発できるまで数時間の休憩が必要でした。最近の国産車はどれもUVカットガラスが標準ですが、輸入車だとそのへんまだまだですね。これはもう、新しいクルマが来たら速攻で熱対策をしなければ、と決めていたのです。

調べたところ、車内で太陽光線を防ぐために、ウインドウフィルムによる遮熱という対策があることがわかりました。ウインドウフィルムというとスモークフィルムのイメージが強いですが、遮熱フィルムは透明なので、フロントガラスにも貼ることができるそうです。(ただし、お店によっては非対応のところもあります)
ネットでいろいろ調べた結果、近所でもいくつか遮熱フィルムを施工してくれるところが見つかりました。そのなかで、最も早い対応をしてくれたのが、すぐ隣の西東京市にあるカービューティープロ 115さんでした。

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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/680 ISO200
Classic Chrome




実はメールで問い合わせたときから、店長の吉野さんは慎重でした。というのも、かつてフィアット500のフロントウインドウガラスに施工したとき、ガラスの曲面にフィルムが対応できなかったことがあったそうなのです。確かに、500のフロントウインドウはかなり丸いですから、フィルムを貼るのは大変そうです。
しかし、その時からフィルムも改良された製品になっているので、たぶん大丈夫、ということで信じてお任せしましたが、結果はバッチリ。どこにフィルムを貼ったのかぜんぜんわからないくらいの美しい仕上がりに大満足です。



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Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/100 ISO200
RAW現像


施工後、吉野さんと一緒に記念撮影(笑)。フィルム施工だけじゃなく、ピカピカに洗車もしてくださいました。ちょうどそろそろ洗車したいと思ってたので感激。
ただの洗車じゃなく、そこは”Car Beauty PRO”のこだわりでキレイにしてくれたので、アバルトくんは納車時よりピカピカです。素晴らしい。



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Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/100 ISO640
RAW現像


これが遮熱透明フィルムです。”IKC シルフィードFGR-500”というフィルムで、紫外線カット率99%、赤外線カット率69%ながら、可視光線透過率は89%というすぐれモノです。

クルマのウインドウについては、バブルのころにスモークガラスの規制があったのが思い出されますが、フロントウインドウおよび前席のサイドウインドウに関しては透過率の数字が決められております。透過率が実測で70%を割るとそのクルマは整備不良扱いということなので、施工後にちゃんと数値を計ります。

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Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/100 ISO2000
Classic Chrome


助手席側サイド、73%でOK。



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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/180 ISO200
RAW現像


こんな計測器でガラスを挟んで計るんですね。



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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/100 ISO400
Classic Chrome


運転席側サイド、74%です。もちろん合格。



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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/100 ISO500
Classic Chrome


フロントウインドウは78%ということで、バッチリ合格となりました。



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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/210 ISO200
RAW現像


よかったよかった、ということでピカピカになったアバルトを吉野さんも記念撮影です(笑)。



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Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/100 ISO200
RAW現像


ボンネットの下のエンジンまわりもしっかりキレイになってます、ということで。
そういえば、アバルトのエンジンルームの写真は初公開でしたね。赤いサソリが印象的なエンジンですが、赤いところはカムカバーじゃなくてエアクリーナーなんです(笑)。
話がそれました……

そんなわけで、無事斜光フィルム施工も終わりました。料金は現在キャンペーン中ということで1割引きで、窓3面で3万円ちょっとでした。
そしてその効果のほどは……今日も午後の西日が相当強かったですが、はっきりわかるくらい日差しがやわらかくなりました。これで車内熱中症の危険はかなり少なくなったのではないでしょうか。
まだまだ夏は続きます。クルマにも対策が必要な東京の酷暑でございます。

サソリの毒

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Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/450 ISO200
RAW現像にて




はい、前回の記事からの続きでございまして……やっと新しい相棒がやって来ました。
パッと見、またチンク?と思います(色も一緒ですしねw)が、クルマが好きな方ならおわかりでしょう。
前のはノーマルなフィアットの500でしたが、今度は同じFIAT500でも”アバルト”仕様でございます。
正式な車名もフィアットが取れて、アバルト500となっております。スバルのSTI、ルノーのアルピーヌ、メルセデスのAMG、BMWのM、日産のNISMO……など各メーカーに”純正に準じた”チューンナップファクトリーがありますが、フィアットの場合はそれがアバルト(ABARTH)なわけです。もともとは独立したチューニングショップだったアバルトですが、近年はフィアット本社に吸収合併されて、フィアット社内のいちブランドとして存在しております。
そんなアバルトが、FIAT500をベースに開発した”ABARTH500”を中古で購入したわけです。



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Fujifilm X100F
ƒ/11.0 23.0 mm 1/200 ISO200
RAW現像にて




やっぱりね、このチンクエチェントのデザインが大好きなんですよ。本当に見飽きないクルマです。
しかし排気量900cc2気筒ターボのFIAT500(ツインエア)としては、味はあっても絶対的な動力性能はどうしてもそこそこです。街中を気持ちよく走るのがチンクの役割ですから仕方ないんですが、そこを補うのがアバルト仕様で、純然たる”レース屋”アバルトがチューンしたチンクエチェントは、外見は同じでも中身は全くの別物となっております。
ボンネットの中は1.4リットル直列4気筒インタークーラーターボエンジンで、ツインエアの85馬力に対し135馬力です。ほぼ同じ車重に対して50馬力アップは大違いですね。さらにトルクは14.8kgmからSPORTSモードで21.0kgmにアップ。
もともとが車重の軽い小型車のチンクエチェントですから、出力向上は普通車以上に効いてきます。アクセルを踏み込んで3000回転を越えたあたりの加速力は、ちょっとビビるくらいの刺激でございますよ。
いわゆる、世間でいわれるところの「サソリの毒が効いている」状態です(笑)。



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Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/100 ISO500
RAW現像にて




真っ赤なレザーシートがイタリア〜ンな室内。もちろん5速マニュアルシフトです。
こちら2009年モデルで実に10年目、走行距離も13万キロを越えるおじいちゃんなクルマなんですが、そうとは思えない保存状態ですよね。もちろんシートの角やステアリングの握りの部分は若干のヤレがありますが、ぜんぜん気になりません。(でもステアリングはそのうち余裕ができたら交換したいかな……w)

まあ正直、13万キロ走ってるクルマを購入するのはどうなんだろうと思いました。普通は避けますよね。ましてやイタリア車だし(笑)。
ただ、この個体はワンオーナー車で、前のオーナーさんが毎年しっかりとディーラーで点検してきた様子が整備簿に膨大に記録されてまして、これなら安心かなと。2009年というとアバルト500が日本に導入されたその年だと思うんですが、そこで新車で購入して、大事に大事にでもたくさん走って10年過ごした前オーナーさんの愛着が宿ってるカンジで、いいなと。
もちろん、古いクルマなので今後は俺がしっかり点検しながら維持していかないとならないと思いますが。



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ところで、個人的に”アバルト”を知った最初というと、このアバルト131ラリーでした。1977年から3年連続のWRCチャンピオン。当時中学生だったワタシは「AUTOSPORTS」を読みながら「アバルトつえ〜」と思ったのが最初でしたね。
アリタリアカラーをランチアストラトスから引き継いだ131ラリーだけど、ぺったんこなストラトスに比べてハコボディの武骨さがじわじわくる魅力がありましたねえ。さすがに走ってるところは見たことがないんですが、いまだったら手に入るのかな?いちど乗ってみたいクルマですねえ。
しかしあれから40年、自分がアバルトのオーナーになるときが来ようとは……。



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Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/500 ISO200
RAW現像にて




そんなアバルト500ですが、同乗するうちの奥さんには意外な好評価を得ました。まずシートがいいと。そして路面からの突き上げもそれほどなくて乗り心地がいいそうです。10年選手ですから、足回りがいい具合に角が取れてきているのかもしれませんね。でもシートがいいのはその通りです。FIAT500のときもシートの良さに驚きましたが、アバルトのレザーシートはレザーな分コシが強いカンジで、身体が沈み込まないのがいいのではないかと。
いままで国産車ではどうしても1時間2時間乗ると腰痛が出て、下りたあと腰を伸ばす体操が必要になったものですが、FIAT500以降下りたあと腰痛が出ることはなくなりました。
このシートの出来の差ってなんなんでしょうね?どうして国産車はシートがダメなんでしょう?ていうかフィアットの普及車でもシートがいいんだから、きっと欧州車のシートのレベルは高いんでしょうね。
これだけ日本車が世界を席巻している昨今、でもシートの出来ではまだまだ欧州車にかなわないという現実。
日本の自動車メーカーにはがんばってほしいものです。



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Fujifilm X100F
ƒ/7.1 23.0 mm 1/600 ISO200
RAW現像にて




というわけで、新しい愛車は”乗る快楽”アバルト500になったというお話でございました。
これからサソリの毒にまみれたクルマ生活を楽しんでいきたい所存でございます。
100万円のクルマ選びから始まった、意外にお手ごろなイタ車との暮らしのお話でした。



100万円のクルマ選び

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Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 485.8 mm 1/1250 ISO1600
PRO Neg.Std


久しぶりにクルマのお話を。

ちょうど1年前に乗り換えたFIAT500。いまでもとても可愛い気に入ったクルマですが、実は実車を見ずにネットの中古車情報だけで決めてしまったクルマだったので、実際に乗ってみるといろいろと不具合があることに気付きました。

まずはサビ。すぐに気付いたのがリアのナンバープレート取り付け部です。ここがボロボロに錆びてて、バックドアを開閉するたびにサビのかけらが落ちてくるほどでした。これはすぐにディーラーGにクレームを入れたのですが、結局ヤツらは何もしてくれませんでしたね。あとは左助手席ドアの下部にも小さなサビが……。

まあこれはそのうち何とか処理しよう、と思っていたくらいですが、閉口したのがエンジンの不具合です。どうもツインエアエンジンのターボにある”ウエストゲートバルブ”に不具合があるらしく、長距離運転中に上り坂とかでアクセルを踏み込むと警告灯が点灯して、ディーラーに持ち込まない限り「セーフモード」になってしまいます。
これをディーラーで修理してもらおうとすると、ターボユニットのASSY交換になってしまい工賃3、40万の世界……。
このせいか、エンジンのパワーもどうもいまひとつで、ディーラーの試乗車で感じた元気なツインエアのエンジン音もどうも聞かれずじまい。「なんか違うなあ…おかしいなあ…」と思いつつ1年乗っていました。

最後はフロントガラスです。これも最初は単に汚れてるのかと思いました。いわゆる「油膜のギラギラ」状態が特に夜のドライブだと酷くて。相当運転しにくかったんですよね。でも念入りに洗車してウインドウコーティングをかけてもらおうとしたら、プロから「これ、汚れじゃなくてガラスが削られてますね」と言われて大ショック。どうやらワイパーのゴムでガラスが削られちゃってる状態なんですが、前オーナーが札幌で乗っていたというのが影響あるのかもしれません。凍ったワイパーゴムで削られちゃった、とか?そんなことがあるんでしょうか?
いずれにせよ、これもウインドウ交換しか手がなく、少なくとも交換代金10万円はすると。

なんかもうこれで一気にテンション下がってしまいまして。やっぱり中古車はちゃんと現物を見てチェックして試乗もしないとダメですね。しごく当たり前の、みんな言う結論です。それをひとつ勉強したと思って、このチンクは手放そうかな、と。
ネットの複数業者中古車査定、にかけてみたところ、このチンクで70〜80万というところが買取値の相場だそうです。去年はこれを170万で買ったんだよなあ……とまたもやテンション下がりつつ、それでもまあ、とりあえず100万くらいで買えるクルマってどんなだろう、と探してみたわけです。
ここからようやく本題に入ります(笑)。

ネットの中古車情報を検索してみます。条件は100万円以下、MT、これだけ。すると国内外、軽トラックまで含めてかなりの車種が出てきて面白いんですね。軽を除外してみると、意外に入ってくるのがイタリア車。アルファロメオ147とかMITOなんかも、100万円以下でけっこう状態のよさそうな個体が入ってきます。なかでもMITOはけっこう魅かれるものがありましたね。コンパクトで可愛くて走りもいい、ワタシの好みにぴったりです。
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画像はWikipediaから



国産車では最も多いのが先代のスイフトスポーツ。100万円以下でけっこうよさげな個体が見つかります。
個人的には好きなんですけどね、スイフトスポーツ。レンタカーで乗ってとてもいい印象があります。
SWIFT.jpg
画像はWikipediaから


7、8年オチならシトロエンDS3なんてのもありますし……
DS3.jpg
画像はWikipediaから


同じく7、8年オチなら当初欲しかったMINIの第2世代なんてのも候補に上がります。
MINI.jpg
画像はWikipediaから


とまあ、こんなカンジで、ちょっと古いコンパクトカーはけっこう選べるということで、ちょっと面白くなってきたわけです(笑)。

と同時に、外車に絞って検索してみると、ちょっと、じゃなくだいぶ古いクルマでも、実は100万円で手が届く個体があるんだな、とわかってきました。たとえばMINIつながりでオリジナルのローバーミニとか、懐かしいフォルクスワーゲンビートル、ちょっとマニアックなところではルノーキャトルなんかもこの価格帯で出てる中古車があるんですね。
もちろん、さすがにこのレベルになってくるとエアコンが付いてなかったりで、購入するにはかなりの覚悟が必要ですが(笑)、でも買えないことはない、わけです。
ルノー4
ルノーキャトル 画像はWikipediaから

ビートル
フォルクスワーゲンビートル 画像はWikipediaから



こういったクラシックカーレベルのクルマだってもしかしたら手に入れられるかもしれない、というのは想像するだけでもとても楽しいもんです。特にビートルやミニは一度はオーナーになってみたいレジェンド級のクルマですからね。
一度その気になってしまうとネットの中古車あさりが面白くて、このクソ暑い夏の夜の過ごし方としてはなかなか有意義なものがありました。

さてしかし、妄想ばかりしていても仕方がありません。実際問題としてクルマの買い替えを決意した身としては、ちゃんと諸々の事情をすり合わせて、現実的な着地点を探らなければなりません。
というわけで、はい、決めました。結局は何になったかと言うと……実車が納車されたら、また記事にいたしましょう。
それまでは内緒、ということで(笑)。
あと1週間以内には納車される予定です。

あけましておめでとうございます

あけおめ2018

早いものでこないだ年末になったと思ったら、もう2018年のお正月でございます。
本年も『太鼓屋放言2』をよろしくお願いいたします。

今年もなにか新しいことにチャレンジしたいと思っておりますよ。去年は初めての個展にチャレンジしましたが、今年もできたら個展やりたいですねえ。
いろいろ計画だけは練っている新年でございます。まあ、基本食っちゃ寝、なんですがw

そうそう、上の写真は毎年井草八幡宮で買っている干支おみくじなんですが、今年初めて大吉がでました。しかも一番の。
なんとも幸先のいいお正月でございます。

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Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0mm 1/200 ISO640


干支おみくじ全員集合。







FIAT500に乗り換えました

長年のスバル乗りであったワタクシですが、この度、思うところあってクルマを乗り換えました。
しかもいきなりのイタリア車です。自分でもびっくりです(笑)。
やって来たのはこちら、FIAT500(チンクエチェント)でございます。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.8 23.0mm 1/250 ISO5000




スバル車は初代BFレガシィ、3代目BHレガシィ、そして初めての新車としてレヴォーグのA型と乗り継いできました。レガシィ2台はMFで、大変気に入ってどちらも乗り潰すまで乗りました。(潰し方としてはそれぞれでしたが💦)
しかしスバルはごく一部のスポーツ仕様のクルマ以外のMFをほぼ廃止してしまいました。それもまあ仕方ないか、とレヴォーグのCVTを一度は受け入れたわけですが、2年乗っても慣れない!(笑)加えて大型化して3ナンバーとなった車体にも2年乗っても慣れませんでした。でかいんです。違和感が抜けないんですよ。
確かにアイサイトは素晴らしく便利でらくちんでした。どうせだから使い倒してやろうとほとんどの場面をアイサイトに頼って運転してみたりしたんですが、そうすると当然ながらどんどんクルマを運転しているという実感は乏しくなってきますよね。燃費インジケーターを気にしながら、アイサイトのスイッチをオンにして手も足もフリーでクルマに乗っているうちに、なんだかプチンと切れちゃったんです(笑)。
俺はクルマの運転が大好きだったはずなのに、なんだか楽しくないぞと。

そう思うと、車幅に気を使う3ナンバーのでかい車体も、スバルとは思えないくらいスムースでほとんど音のしないダウンサイジング4気筒ターボも、四輪スタッドレスを購入すると20万円もする18インチタイヤも、パコンと手応えのないスイッチになってしまった電動サイドブレーキも、キーをひねって始動することもないエンジンスタートスイッチも、自分には必要のないものだなあと思えてきちゃったんですね。

加えて、バンド活動も最近ではコピーバンド活動だけで、自分のドラムセットを運ぶ機会も気力もなくなってきたことも大きかったです。ドラムフルセットを運べることが、レガシィに始まるスバルのワゴン車を選んでいた大きな根拠だったわけですが、もうドラムセットを売り払ってしまえばその必要もないなと。
はい、ドラムセットも売り払ってしまいました。シンバル類とメインのスネアは残してありますが、それ以外は綺麗さっぱり、手放してしまいました。
だったら、小型車でいいじゃん、と。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO5000




幸い、レヴォーグは人気車種で、いまだったら査定は150万くらいにはなります。実は去年の年末にオカマを掘られまして、それさえなかったら楽に200万以上の査定結果になるはずだったんですけどね。残念ながら事故車扱いです。悔しい(笑)。
でもまあ、それくらいの金額ならば、中古車ならかなり選択肢は豊富です。そして探し始めた時点で国産車は視界にありませんでした。スバル以外の国産車に乗るつもりはありませんでしたからね。

まず最初に考えたのは、ニューMINIです。最近では国産車並みにそこら辺で見られるクルマですよね。小さくて、キビキビ走って、デザインもなかなかいい。昔からミニクーパーは大好きなクルマだったので、ほとんどMINIに決めかけていました。
ただ、競合車種としてFIAT500もある、ということで、調べてみるとこれもかなり魅力的なクルマなんですよね。まずデザインがいい。ちょっと可愛らしすぎる感もあるのと車体が小さすぎるんじゃないか、とも思いましたが、丁度ディーラーがすぐ近くにあるので、試乗に行ってみました。
そしたら、やられてしまいました(笑)。トコトコ盛大な音がするバイクみたいなツインエアエンジンに、しっかりした足回り。ディーラーを出てちょっと走っただけで、楽しくて笑ってしまいました。クルマに乗って楽しくて笑ったなんて、昔ライター時代に取材で乗ったフェラーリ以来です。
便利でらくちんででもつまらなくなってしまった国産車に倦んだワタシのハートに、陽気なイタリアンの癒しはぴったりハマったわけですよ。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO6400




MTでツインエア、条件としてはそれだけだったので、中古車のタマを探すのは比較的容易でした。価格帯としてもちょうどFIAT500のヴォリュームゾーンですしね。先日の個展でお金を使ってしまったので(笑)、今回のクルマ購入で追加金額を出す余裕はありませんでしたが、某Gで始まる買い取り会社が、しっかり条件内にハマるクルマを探してくれました。
4年落ち走行5万キロのFIAT500、日本に輸入されたモデルとしては初めてのMFモデルのツインエアSports Plusというモデルです。色は白でこれも無難なカンジ(笑)。でもこういうソリッドなカンジの白は好きな色です。
(レヴォーグの白はメタリックが入っていて、これも気に入らないポイントのひとつでした)

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO5000




現行のはさすがに改良されてますが、ちょっと前のFIAT500のオーディオにはちょっと問題がありました。レトロで可愛いデザインなんですが、オーディオはラジオとCDプレイヤーだけだったんですね。もちろんiPhoneなどもそのままでは接続できません。iPhoneカーナビ派のワタシとしてはこれは困る。というわけで、某Gの買い取り会社さんにムリを言って、レヴォーグに付けていたケンウッドの1DINオーディオを換装してもらうことにしました。もちろん追加料金なしで(笑)。
すいません、図々しくて。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO6400


これでオーディオ環境もバッチリです。
あ、ちなみに純正スピーカーだと思うんですが、音質も普通にいいと思います。特にいいわけではありませんが特に悪いわけでもなく(笑)。


そんなわけで、人生初外車がなんとイタリア車になった、という最近のワタシのお話でございました。
最後に……愛着あるスバルにひとことお願いを。
最近のキャッチフレーズが「楽しさと安全」というスバルですが、「楽しさ」のアピールがクルマのスピード(WRX的な)やクルマに乗って出かけるアウトドア活動ばかりなのがどうかと……。チンクエチェントに乗って思うのは、クルマの楽しさってスピードばかりじゃないんだと教えられたことです。時速60キロまでの世界でも楽しいクルマってあるんだよ、とこの小さなイタリア車は言っています。スバルにもぜひそこらへんを考え直していただいて、制限速度内でも乗って楽しいクルマを作っていただきたいと切に願います。そのためには、まずMTの復活ですかね……(笑)。

個展終了しました

ワタクシ本橋丈の初めての個展『本橋丈第1回個展~Birds, Animals and Human~』が無事終了いたしました。
思えば今年の正月、吉祥寺美術館の利用申請をしてから、あっという間の半年でございました。まだまだ先だと思ってたんですが、ホントに早いですね(笑)。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/4.5 23.0mm 1/250 ISO6400


今回の個展に関しては、やはり本橋丈という写真家を初めて世に問うものである、としまして(ちょっと大げさですが……)、真剣に写真を撮り始めて今日までの写真を全て精査し、ベストなラインナップで開催するんだ!と思ってはいたんですが……(笑)。この8年あまりの全ての作品を見返すだけでも大仕事で、とても完全に精査するなんて余裕はありませんでした。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/4.5 23.0mm 1/250 ISO6400


結局、展示したのは野鳥18点、動物10点、ポートレート7点、風景5点に、Xシリーズ写真展で過去選出されプリントしてもらった2点、それに大判のコルクボードをふたつ用意し、ひとつには2Lにプリントしたライブ写真とスナップ、もうひとつにはタンチョウのダンスレッスンの組写真を貼り付けたものを展示しました。
なかなかバラエティに富んだ展示(悪くいえば統一感のない(笑))になったと思います。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/3.2 23.0mm 1/125 ISO4000


モデルのKANOKO嬢も来廊してくれました。(椿舞子さんは地方出張中で来られませんでした。残念!)
正確な来廊者数をカウントしていたわけではありませんが、アンケートに答えてくださった人数は200を超えたので、それ以外の人を含めると5日間で250人いるかいなかったか、くらいの来廊者数だったと思います。
1日平均50人弱、といったところでしょうか。市民ギャラリーがどれくらいの人を集めているのかわかりませんが、少なくとも職員の方は「盛会ですね!」と驚いていました。

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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/5.6 23.0mm 1/60 ISO4000


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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/5.6 23.0mm 1/60 ISO3200


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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/5.6 23.0mm 1/60 ISO3200


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Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/5.6 23.0mm 1/60 ISO2500


プリントに関しては、なるべく大きくプリントしたいのはヤマヤマではありますが、やはりそこは技術的・予算的な制約もありますので(笑)、結局A2プリントを6枚クリエイトに発注し、その他の作品は自宅でA4にプリントしました。
そのへんのバランスなどはもう今回手探りで決めたんですが、やっぱりこうして展示するとA2でもまだ小さく感じますね。次回はなんとかA0とかの作品をおりまぜたりしたいなあ、と……。
でもとりあえずは、まず1回個展をやってみよう、という今回の意図としては大成功だったのではないかと思います。作品をプリントし、多くの人に観てもらうということ、すなわち写真家が個展というものを開催する意義が、やってみたらハッキリとわかりました。手に取れるモノとしての写真作品がそこにある、という実感はやはり大事ですよね。
「パソコンのモニターで見てるのと全然違う、全然いいですね」としみじみ言ってくださった人がたくさんいました。俺自身の実感としても、やはり写真はプリントして完成、という当たり前の結論を再認識しました。
ひとりで準備するのはホントに大変でしたが(笑)、やってみてよかったといまは心から思います。

今回展示した作品ですが、図録的なモノは今回用意できませんでした。そのかわりと言っては何ですが、終了後にデジタルデータの『電子図録』を作りました。
PDFデータではありますが、こちらで無料で配布しています。こちらにはEXIFデータも記載されいているので、ご来廊いただいた方も、残念ながら今回スケジュールが合わなかった方も、もしよかったらダウンロードしてご覧になってください。

http://joemotohashi.com/#event


というわけで、本橋丈第1回個展、終了いたしました。みなさまありがとうございました!

Bluetoothヘッドフォン購入しました

たまにはカメラ以外の最近のお話をしましょう。
実は去年の10月末、耳のイヤフォンかぶれから雑菌が入り、入院する騒ぎがありまして。それ以来イヤフォンをするのにちょっと抵抗を感じるようになりました。
もともと肌が弱い(子供のころからのアトピー持ちですし)こともありまして、やはり今後外で音楽を聴くのにイヤフォンを使うのはやめようということになりました。

それとはまた別の話ですが、遅まきながらワタシにもBluetooth導入の波が訪れまして(笑)、去年の秋くらいに愛用のイヤフォンをBluetoothのものに変更したんですね。そのときに導入したのがこちらです。

P2JG9551
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 1 ISO400


SoundBEATSのQ12というBluetoothイヤフォンです。Amazonプライムで3000円ほど、というとてもお安いイヤフォンです(笑)。
それまでは長いことKlipschの1万円ほどのイヤフォンを使っていて、音質も良くとても気に入っていましたが、こちらのSoundBEATSもなかなかいい音で、これが3千円とはすごいコスパじゃわい、と至極ご満悦でした。Bluetoothのコードレスの快適感にもやられましたね。これを経験したらもう線付きには戻れないわい、と。

SoundBEATSのQ12は左右連結式のイヤフォンなので、使わないときはそのままネックレスのように首にかけていられます。しかも上の写真のように、左右のイヤフォンハウジングの背中がマグネットでくっつくようになっているのも便利です。
操作ボタンは右耳に近い側にあって、オーソドックスな3つボタン式です。マイクロUSBの充電ジャックもこちらにあります。

P2JG9554
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO640


1回充電すればかなりバッテリーも保ちますし、これといった不満もなくこれを使っておりました。が、やはり安い製品に弱点はあるものです。この製品の弱点は音切れでした。けっこう音がブチブチと切れるんですね。要するに、Bluetoothの通信が途切れるわけです。
実はこのイヤフォンを使って、ドラム演奏時にiPhoneからクリックを聴いていたんですが、この現象が現れるとアウトです。音切れはBluetoothの通信が切れたり繋がったりするわけで、繋がったときは前に音が切れたところからまた音楽が始まるわけです。ずっと音楽が流れていてそれが聞こえたり切れたりするわけではなく、音楽も止まってしまうわけで、クリックの場合はそうなるとテンポがキープできませんよね。
普通に音楽を楽しむ分には我慢すればいいだけの話ですが、こういった用途においては使えないということがわかりました。



P2JG9555
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO400


そんなカンジでSoundBEATS Q12の弱点も現れてきて、そして前述の入院騒ぎもありまして、いよいよこれはイヤフォンじゃなくヘッドフォンを使う生活にせざるを得ないと思っていたところ、Amazonのサイバーマンデーセール(笑)でこちらのヘッドフォンを見つけました。なんとセール価格で2000円!これは即ポチでした。SENNHEISERのオープンヘッドフォン PX95です。
ゼンハイザーの製品は、以前イヤフォンを使ったことがあり、その音質には信頼感があります。最近のメーカーのように不自然にドンシャリにすることなく、自然で上品なサウンドなんですよね。ワタシが使った限りでは一番いい音のしたメーカーなので、この低価格でも間違いないんじゃないか、と。

P2JG9556
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO640


到着してみて、びっくりしました。一見安っぽいスポンジ式(懐かしい初代ウォークマンのヘッドフォンを思い出します)の軽いヘッドフォンながら、音質はものすごくいいです。心配な低音もしっかり出てますし、さすがゼンハイザー!と思わせるサウンドでした。この価格でこの音質はあり得ないだろ、と。
ただ……やはり弱点はあるもので、このヘッドフォンの弱点はただひとつ。耳に装着するハウジング部分の角度が足りないことです。人間の耳にぴったり装着するためには、頭の上から見て「ハの字」に傾いていなければならないわけですが、その傾きが足りないので耳に密着しないのです。ああ、なんて惜しい!ドイツ人の耳は日本人ほど傾いていないんでしょうか?(笑)

そしてこのPX95のBluetooth版がないのも残念ですね。このサウンドで、この軽さで、Bluetooth版があったら俺は即買います。もちろんそのときは、耳にぴったり密着するように改善してくださいね(笑)。

iPhoneで使う用途として、このゼンハイザーPX95を装着して外出してみたりもしました。正直言って、ヘッドフォンをかけて外出するのって最初はちょっと恥ずかしかったですね(笑)。でもまあ、恥ずかしいのは自分だけで他人は全く気にしないと思うし、恥ずかしかったのは最初だけでした。そしてその気になって見てみると、ヘッドフォンをして歩いている人ってけっこう多いんですね。まあ、ほとんどが若い人ですが(笑)。いかにも、といった大きな密閉型ヘッドフォンじゃなくて、こんなカンジのコンパクトなヘッドフォンも多いみたいですし、ヘッドフォンで歩いていても思ったほど目立たないですよね。

だったら、ということで、外出時にも気兼ねなく使えるBluetoothのヘッドフォンってどんなのがあるだろうか、と探し始めました。そうするとこれがまた、いろんなメーカー(知らなかった新しいメーカーもたくさん!)からいろんなモデルが出てるんですね。お値段もなかなかお手ごろな価格から、5万、6万する高級モデルまで。
こうして、買う気になって新しいジャンルの製品を探しているときがなんせ一番楽しいと思うんです(笑)。そしてこういったリサーチは、かなり徹底的にやるのが性分です。ネットをあさって、吉祥寺ヨドバシでかなり視聴もしてみました。接続が面倒そうなイメージのあるBluetoothヘッドフォンですが、ヨドバシの売り場では全てがペアリング待ち状態になって陳列されているんですね。iPhoneを持っていってBluetooth接続画面を開けば、近くにある製品が全てずらっとリストアップされます。あとはタップして繋いで試聴すればいいだけ。お手軽です。

そうしてリサーチした結果、だいたいの市場の傾向がわかってきました。イヤフォンでもヘッドフォンでも同じですが、SoundBEATS Q12でみられたような音途切れの症状は、1万円以下の製品では逃れられない傾向にあるようです。音質においては1万円以下の製品と1万円前後の製品において大きな差は感じられないですが、音途切れは明確に差があるようです。
そこにひとつ、見極めるべき壁があるようですね。

ワタシのターゲットとしては、やはり軽くてコンパクトなものです。外出したときに、外してカメラバッグなどに収納して場所を取らないもの。そうなると、ハウジングの大きな密閉式モデルはやはり候補から外れます。できればヘッドバンドなども折り畳めたりするほうがいいですね。
いろいろ試した結果、最終的に候補に残ったのがまず、スカルキャンディーというアメリカのメーカーの、GRIND WIRELESS A5GBW-J543です。これのBLACK/TANカラーのモデルが気に入りました。



ただこちらのモデル、1万円以下でやはり音途切れがあるみたいなんですよね。折畳みもできなくて収納の条件にも当てはまりません。しかし、デザインはカッコいい(笑)。試聴してみましたが、サウンドもまあまあ満足できるレベルでした。
ですが、非常に惜しいのですが、購入には至りませんでした。

そして結局、購入したのはこちらのモデルでした。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ワイヤレスヘッドホン AKG(アカゲ) Y45BTBLK(ブラック) 【送料無料】
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AKGのY45BTというモデルです。価格は1万2千円ほど。実はこの大きさで密閉式なんですね。とてもコンパクトで、ハウジング部分が折り畳めて収納できます。そして音質もとてもいい!低音もしっかり出てほとんど不満のない音質です。

P2JG9560
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO800


右耳のハウジングにボタンが4つあって、真ん中が再生、ダブルクリックで曲飛ばし、上下のプラスマイナスボタンが音量になってます。その下の方に見えるボタンが電源・ペアリングのボタンですね。これらのボタンが、本体を耳に装着して右手をやったときに自然に触れる部分に配置されています。ボタンが小さくて手探りでわかりにくそうに見えますが、再生ボタンが1段高くなっているので、触ればすぐわかるようになってるんですね。そこを基準にして、プラスマイナスのボタンはすぐわかりますし、電源ボタンは装着する前にオンにするようにすれば問題ないです。
マイクロUSBの充電ジャックは左耳に。一度満充電すれば10時間以上再生できます。

P2JG9562
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO1000


折り畳むとこんな形。かさばるハウジング部も回転させることができるので、この形でかなりコンパクトに収納できます。
耳に当たる部分もかなりソフトで、ふわっとした着け心地。装着感もかなりいいです。そして密閉式ということで、音漏れが少ないのも大事なポイント。電車の中などでも、大音量にさえしなければ、普通に使っていて音漏れに気を使うこともなさそうです。
そして、1週間ほど使ってみましたが、音途切れはまだ一度もありません!これ大事なポイントです。

P2JG9564
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/11.0 60.0mm 1 ISO400


このAKG Y45BTにはこんな収納ポーチも付いてるんですね。折り畳んでポーチに収納すると、ちょっと小さめな折畳みレフ板みたいなカンジ(笑)。これならバッグのちょっとした隙間に突っ込んでおけます。最高です。
ちなみにこのモデル、充電が切れてしまったときもコードを繋げば有線ヘッドフォンとしてそのまま使えます。そのコードもこのポーチに入れておけますので安心です。

というわけで、大満足な買い物となったAKG Y45BTでした。特に弱点もないと思うんですが、気をつけるべきポイントは見つかりました。それは、ワタシのようなヘッドフォン初心者に言えることなんですが、「きちんと装着する」ということです(笑)。
当たり前のようですが、ヘッドバンドをきちんと頭の形に合うように調節して、両方の耳と頭に当たるヘッドバンドの3点で支えるようにしないと、ちょっと頭を動かしたときにヘッドフォンがずれるんですね。Bluetoothヘッドフォンは意外に重さがありますから、慣性モーメントでそのままヘッドフォンが吹っ飛びかねないです(笑)。
頭の上からヘッドバンドを押さえて、きちんと3点で重みを支えるように装着すること。そうすれば簡単にずれることなく、快適なヘッドフォン生活が送れるのではないかと思います。

LEVORGファーストインプレッション(アイサイト編)

さて、レヴォーグの第一印象その2はアイサイトについてです。
いまや ”スバルといえばアイサイト” ってくらいに浸透してしまったわけですが、要するに車載カメラ画像を解析して行うクルマの自動制御システムのことです。
意外なことに、アイサイトの歴史は古く、もう25年も研究してきているんだそうです。スバルらしいコツコツ真面目な技術研究の積み重ねのたまものというわけです。

ひとくちに ”アイサイト” と言いますが、車載カメラ解析自動操縦システム全体のことをアイサイトと呼ぶわけで、その結果として様々な機能があるわけです。
それは、”クルーズコントロール” ”アクティブレーンキープ” "前車追従クルーズ" "プリクラッシュブレーキ"といった機能です。それらをひっくるめて ”アイサイト” システムというわけです。

"プリクラッシュブレーキ"はいちばん分かりやすい機能でしょうか。いわゆるCMでやってる ”ぶつからないクルマ” がこれです。レヴォーグに搭載されている新しいVer.3のアイサイトでは、時速50kmからでも自動ブレーキが効くようになってます。また衝突回避ステアリングアシストも動いてくれるそうで、現在世界最高の衝突回避システムと言われていますね。
さすがにこれをまともに実験するのはムリですが(笑)、市街地運転でその働きを実感することは簡単です。スバルでは推奨してませんが、普通に市街地でストップ&ゴーな運転をしてるときなど、アイサイトの "前車追従クルーズ" 任せで自動運転することができるんですね。

アイサイト01

上の写真はステアリング右側に付いているアイサイトのコントロールスイッチです。Aがアクティブレーンキープ、Cが車間距離調整、Dがクルーズコントロールスイッチですが、とりあえず走り出したら、このA、C、Dのスイッチをオンにしておきます。そして、適当に流れてるところでBのスイッチを ”SET” 状態に押し下げれば、そのときの速度を保って前のクルマに付いていってくれるんですね。

アイサイト02

上の写真のように、①と②のアイコンが緑色になってれば、クルーズコントロールとアクティブレーンキープがオンになっているということです。その下の「100km/h」は設定速度です。走りながらBのスイッチを上下にクリックすると、40km/hから114km/hの間で最高速度を設定することができます。前車追従で走っているときは、この設定速度の範囲内で前のクルマに付いていってくれますし、前がいなくなると自動的に設定速度までスピードを上げてくれます。

市街地をのんびり走っているときは、アイサイトが停止状態からのスタート以外は全て自動でやってくれます(笑)。前のクルマが走りだすと、インパネ表示と警告音で「前のクルマが行っちゃいましたよ〜」と教えてくれますので、 Bのスイッチを「RES(リスタート)」の方向に押し上げます。それだけでクルマは走りだして前のクルマに追従してくれるんですね。右足は何もする必要がありません。右手のスイッチひとつです。
信号が赤になって前のクルマが止まっても、ブレーキをかける必要はありません。アイサイトのプリクラッシュブレーキが自動でクルマを止めてくれるからです。
※訂正です。このときのブレーキはプリクラッシュではなく、追従クルーズコントロールの機能としてのブレーキです。なので、信号が赤になって前のクルマが止まると、設定車間距離を保つために減速して停車する、が正しい表現でした。
このとき、最初は思ったより止まるタイミングが遅いので、ちょっと怖いです(笑)。でもまあ、慣れてしまえば大丈夫。逆に、右足がブレーキを踏んでしまうと自動追従がオフになってしまうので、右足は遊ばせておく必要があります。そうしてクルマが止まると、アイドリングストップになってエンジン停止します。その後、前のクルマが走りだしたら、右足じゃなく右手でまたBのスイッチを上にクリックすればいいわけです。

これって実に不思議な感覚で、面白いです(笑)。アクセルを踏まなくてもクルマが自動で動いてくれるわけですから。完全にデジタルな、新時代のドライビングってカンジですね。ノロノロ流れている幹線道路だったら、これで完全にOK。でも歩行者がいるような裏路地に入ったら、意識的に自動運転をオフにする必要がありますね。そこはかなり意識しないと逆に危ないです。

高速道路上でも自動運転はかなり有効です。今度は速度設定を最高の114km/hにセットして(笑)おけば、それ以内の速度で前車を追従してくれるのでラクチンです。時速65km以上になるとアクティブレーンキープも作動してくれるので、ステアリングも安心です。ちょっとだけステアリングが重くなるのが、隣から誰かがそっとステアリングに手を添えてレーンをキープしてくれるようなカンジです。これってすごく安心感がありますね。ただ、完全に手を放してしまうと、クルマがそれを感じてアクティブレーンキープを止めてしまうようになってます。「完全自動じゃないからね!」というわけです。

前車を追い越そうと思ったら、ウインカーを点ければアクティブレーンキープはオフになります。車線を変更すると、自動的に設定速度までスピードが上がりますから、追い越し車線もバッチリです。逆に、アクセルを踏みすぎて後ろに付いていた覆面パトカーにつかまる、なんて心配がないですから安心です。
(114lm/hでは安心とは言いきれないかな…でも経験上、110km/h以内だったらスピードで捕まる可能性は低いと思います)

何回も「安心」と言いましたが、ホントに高速の上ではアイサイトの機能がくれる安心感は大きいですね。速度や車間距離で神経を使わないで済むことで、運転の疲れ方がぜんぜん違います。もちろんクルマ自体の基本性能がくれる安心感もあります。AWDの安定感、そしてスバル車史上最も静かと思われる静粛性、車体の剛性感、ブレーキの効きや適度な重さのステア感、エンジンパワーの余裕、そしてアイサイトの自動運転機能。それらがあいまって長距離移動のラクチンさはかなりのレベルだと思います。ホントに楽です。

というわけで、アイサイト、いまのところ文句なしで大好きです(笑)。総合的に、レヴォーグには大変に満足していると言っていいでしょう。用もないのに走りたくてしょうがない、遠出したくてしょうがない今のワタクシでございます。

LEVORGファーストインプレッション(車体編)


機種: GR
ISO: 2000
露出: 1/30 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


ディーラーでハンコを押してからジャスト1ヶ月。スバルレヴォーグがうちにやってきました。
1.6GT Eyesight S-Styleで、カラーはパールホワイト。フロントグリルを最初から純正メッシュグリルに交換してもらってます。(あのメッキのグリルがどうしてもイヤだったので…)
ビルシュタインダンパーやもろもろのスポーツ装備がついたGT-Sではなく、比較的乗り心地重視なGTにしました。見た目的に、ブラックアイラインの入ったヘッドライトだけは欲しかったんですが、まあそれは社外品でもいろいろ出てますからあとでどうにかしようと。
こうすると、前から見た顔はWRXとほとんど見分けがつかないですね。




機種: GR
ISO: 1000
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


サイドから見たカンジはこんなカンジです。純正ホイールもGT-Sだとブラックのアクセントが入りますが、GTはアルミの地のままのデザイン。これはそのうちブラック塗装のホイールに交換したいですね。
本来のGTは17インチホイールですが、S-StyleはGT-Sと同じ18インチが奢られてます。
しかしこうしてサイドから見るとスバル車には見えません。ちょっとトヨタっぽいかな?




機種: GR
ISO: 2500
露出: 1/30 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


後ろ姿はこんなカンジ。2本出しマフラーやリアディフューザー、ホイールアーチ周りのなかなか凝ったボディラインがわかります。
リアウインドウにベタベタ張ってあるエコカー減税シールが非常にダサいですね。これは早速はがさないと(笑)。
なんとなくトヨタっぽく感じるのは、サイドウインドウ後端からリアゲートのあたりのデザインでしょうか。なんだろう、カローラフィールダーみたいに思えるんですよねえ(笑)。ルーフライン後端が微妙に下がったデザインなのもなんかトヨタっぽい。スバル車だったらその辺はスパッスパッと直線基調なラインにしてほしかったかな。
丸っこくなっちゃうのはスバルファンは好みませんぜ。




機種: GR
ISO: 2500
露出: 1/30 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


とまあ文句を言いましたが、デザインは好きです(笑)。一部でガンダム顔だとかボンネットの郵便ポストはどうなんだとか言われてますが、いいんですよスバルなんだから。野暮ったさこそスバルの本質です。
アメリカ向けに肥大しきった先代レガシィから、よくぞ戻してくれました。開発者のみなさん、ありがとう!

というわけで、納車されてから(人生初新車で、ディーラーで数名のエライ人たちから三顧の礼で見送られたのもこっぱずかしかったが)、2日で400キロほど(市街地、高速、峠道まで)走ってきたので、その第一印象を。

まずこれは試乗の段階で既に感じたことですが、ボディ剛性が段違いに上がってます。最初のドアの開け閉めではっきり分かりますね。いままで(3代目のBHレガシィが比較基準ですが…)よりツーランクくらい上な車格。言ってみれば「ドイツ車みたい!」です。

インテリア
(画像はスバルHPから)

インテリアはこんなカンジで普通です(笑)。座った印象は、シート高は高くないんですがダッシュ周りがBHレガシィより高いので、ちょっとだけ圧迫感を感じますね。まあ最近のクルマはこんなカンジなんでしょう。Dシェイプのステアリングホイールは思ったより大径。形状は握りやすいですがゴツくて回すのによっこらしょ、ってカンジなのも古いクルマからの乗り換えだからなんでしょう。社外品で同じ形状のちょっとだけ小径のステアリングホイールが出てるので、いつか交換したいなあ。
視界は良好。Aピラーとか太いですが邪魔には感じません。車幅の見切りもしやすいのでそのへんの違和感はありませんが、実感としてはやはり、ひとまわり大きなクルマだなあ、といったカンジです。
5ナンバーだったBHから3ナンバーですからね。日本向けにコンパクトにしたってことですが、やはり大きなクルマに乗ってる感はいなめませんね。

まだようやく400キロだけ走っただけですが、走りに関しては俺レベルでは文句ないです。直進安定性はもともとスバルのAWDは定評あるところで、さらに磨きがかかったカンジだし、加速も1.6Lエンジンとはとても思えない強力さ。BHの2L、280psエンジンより力強く感じるほど。ハンドリングもしっとり落ち着いたフィールでとても好ましく、ブレーキの効きも文句なし。(BFレガシィはブレーキ効かなかったなあ……)
みんな言うように確かに運転するのが楽しいですね。

運転が楽しい、と言えばミッションです。BF、BHとMTのレガシィを乗り継いできて、正直オートマ車に乗るのは強い抵抗感がありました。ではレヴォーグのCVTは退屈ではないのか?
と言われると、まだいまは新しいレヴォーグの最新機能を試すのに夢中で退屈さは感じないですが、慣れきってしまうとマニュアルシフトが恋しくなるかもしれません。ただ、峠を走ったとき(ゆっくりと、ですよ?)パドルシフトで擬似マニュアルするのはけっこう楽しかったです。
SI DRIVEのIモード、Sモードを使い分け、気分によってパドルで擬似マニュアルを楽しむことで、しばらくはマニュアルシフトから離れた淋しさを埋められるかもしれません(笑)。

長くなりました。楽しい最新機能の最たるもの、アイサイトに関しては続きでたっぷり。