この春の桜写真総括

東京ではさすがにもう桜のシーズンは終わりでしょうか。今年はなんだか長かったような気がします。
花が苦手だなんだと言いながら、桜のシーズンはやっぱりつい桜を撮ってしまいますね。そんな今シーズンの桜写真をまとめてみましょうか。



T2JP3173
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/13.0 521.6mm 1/500 ISO400


ソメイヨシノを最初に撮ったのは、どうやら3/29の神代植物園のようです。まだツボミが多い桜ですね。野鳥セッティングのまま思わず撮ってしまった1枚です。



P2JG0365
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/7.1 90.0mm 1/1600 ISO1000


4/1の井の頭公園では、やはりまだ満開とまではいってないようです。でもこれくらいのころの方が花びらの色もツボミとの色バランスもキレイですよね。



T2JP3494
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO500


ムクドリもつい花を見に来たようです。



P2JG0372
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/16.0 35.0mm 1/250 ISO640


4/4の善福寺公園ではご覧のように満開です。



P2JG0378
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0mm 1/500 ISO800


水鏡が大好きなんです。日本人ですから(笑)。



P2JG0381
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/16.0 35.0mm 1/250 ISO3200


幼稚園の子供たちと先生。悩んだ結果モノクロにしました。ACROS+Yeだったと思います。
Lightroomでかなり思い切ってコントラストを上げてます。



T2JP4426
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/640 ISO2500


桜に来る野鳥といえばヒヨドリです。花の中に顔を突っ込んで蜜を吸うみたいですね。



T2JP4737
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1600 ISO1250


ところが善福寺公園ではこんなヤツラも桜にやってきます。ワカケホンセイインコという野生化したインコです。けっこうな群れでやって来ては、桜を萼の部分からムシャムシャ食っちゃいます。あんまり食うなよ〜と思いながら撮ってます(笑)。



P2JG0427
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/10.0 35.0mm 1/1000 ISO640


4/6の井の頭公園ではもう完全に満開。七井池の周りは見事な桜の風景になりました。もちろん、人出も最高調。公園に入るずっと前から歩行者が渋滞してました。



P2JG0443
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/8.0 60.0mm 1/1000 ISO640


もちろんボート乗り場も大行列。たぶん1時間以上は待つ必要があったんじゃないかと思います。
ボートに乗りながら池の内側から見た桜の写真も一度撮ってみたいんですが、せっかちな俺にはとてもムリです(笑)。



P2JG0455
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/4.5 60.0mm 1/2000 ISO400


桜メインにしながら、背景に池のボートがいるよってことがギリギリわかるくらいの絞り値を模索した1枚。
もう少し絞ってもよかったかもしれませんね。



P2JG0522
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/32000 ISO400


同じような発想で、強い風に波立った水面が反射する光を玉ボケにしたくてがんばってみた1枚。
というかいま見て驚いたんですが、1/32000って凄いですね(笑)。普段からシャッタースピードはM+Eのセッティングにしてるんですが、シャッタースピードダイヤルでメカニカルシャッター最速の1/8000にセットして、どうしても絞り開放で撮りたかったのでそのままフロントコマンドダイヤルをちょうどいい露出になるまでグリグリ回した結果、電子シャッター最速のところまでいってしまったという。
こんな領域を使ったのはさすがに初めてですが、風景写真でこうなるとは思っていませんでした。まあ、風景が本職の人ならこんな無茶せずにNDフィルターを使うところです。



T2JP5157
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/6.4 400.0 mm 1/1600 ISO400


普段は野鳥でばかり使っている100-400mmですが、花を撮ってもいい描写をみせるんです。



T2JP5063
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/14.0 12.0mm 1/1000 ISO800


桜写真だと、せっかくなので広角でも撮っておきたくなります。いつもやる得意な構図ですが、木の根元から煽って、太陽を入れ込んだ構図ですね。完全なる逆光ですが、花が白トビしないのはさすがです。



P2JG0630
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 1/500 ISO500


4/10の善福寺公園。まだまだ満開です。でも花の色はだいぶ白っぽくなってきた気がしますね。



T2JP5813
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.2 421.5mm 1/1000 ISO400


あ、ウソです。まだまだピンク色ですね(笑)。



P2JG0639
Fujifilm X-Pro2
Touit 2.8/12
ƒ/13.0 12.0mm 1/1250 ISO800


4/12の井の頭公園。さすがにちょっとだけ葉桜になってきましたね。



P2JG0651
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/5.6 60.0mm 1/1000 ISO400


池の東側の端には、散った花びらが花筏になって、水面に影絵を映し出していました。
(花筏、って日本語を今年知りましたww)



P2JG0655
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/10.0 60.0mm 1/1000 ISO1250


アップにするとこんなカンジ。まだ新鮮なので花びらもキレイですね。和菓子みたいです。



T2JP5833
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/6.8 306.2mm 1/1000 ISO640


そこへやってきたカイツブリ。なんだかいつもと様子が違うので目を丸くしてますね。
(普段からまんまるですが)

T2JP5829
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1000


なんだよー、魚が見えないじゃんー、迷惑だなあ!



T2JP6082
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 436.8mm 1/1000 ISO6400


4/15の善福寺公園はもうこんなカンジでかなり散ってきてますね。
それでもヒヨドリは蜜を吸いに来てますが。

T2JP6020 
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1250


もう吸い納めだ、ちゅうちゅう。



T2JP5990
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO640


うん、もう食い納めですね〜、むしゃむしゃ。



T2JP6185
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000


このひとは関係ないですが、なにか興味深げに花を観てました。

またなんだか長いエントリーになってしまいましたが……以上、2017年春のうちの近所の桜の様子でございました。
今年は長く桜が楽しめてよかったですよね。

本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室

http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html
























銀座路地裏モノクロスナップ

個展の準備、打ち合わせで銀座に出向く用事があったので、ひさしぶりに銀ブラスナップなどしてみようと思い立ちました(笑)。
X-Pro2にはXF35mmF1.4、は固定ですが、X-T2はどのレンズにしようかな、などと考えながら歩きます。
ちなみにフィルムシミュレーションは両カメラ共にACROSです。

路地裏のお花屋さんの店先、ちょっと見たことのない花が飾ってありました。トゲトゲのように見えますが、赤いのでたぶん花なんでしょうか。つい撮ってしまいます(笑)。

P2JG9925
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0mm 1/500 ISO5000




そのまま東銀座方面に歩いていくと、ものすごいビルがありました。月並みですが、やっぱり撮らずにはいられません。
このビルを画角の中に納めるには、やはり広角レンズの出番でしょう。
これでX-T2に装着するレンズは、Touit2.8/12に決まりました。最近使ってなかったですからね、このレンズ。

T2JP1934
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/10.0 12.0mm 1/125 ISO3200




小料理屋さんの軒先の古い石灯籠とお地蔵さん。
詳細はわかりませんが、かなり昔からあるものであろうことはわかります。
彼らから見た銀座の今の風景を撮りたくて、裏側に回って撮らせてもらいました。

T2JP1936
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/8.0 12.0mm 1/125 ISO4000




銀座朝日稲荷神社です。調べてみると、安政の震災で以来放置されていた神社が、関東大震災で隆起した地面の中から現れたため、改めてここに再建されたといういわれがあるそうな。
飲食店や会社などにお稲荷様が祭られていることは多いですが、ここの由緒はちょっと面白いですね。

T2JP1937
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/5.0 12.0mm 1/125 ISO800




同じく朝日稲荷神社、今度は35mmで。
通り過ぎる人もつい目をやってしまう、都会の中の異空間です。

P2JG9931
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.5 35.0mm 1/250 ISO2500




薬屋さんの店先にて。店番ご苦労様です。
サインは誰のなんでしょうね?

T2JP1943
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/5.0 12.0mm 1/250 ISO800




最近のチャリンコはかっこいいです。
と思ったら、パタパタ走ってきたのは原チャリ、でもたぶんこれ、ちょっとオシャレな洋モノですよ。
さすがザギンは違います(笑)。

T2JP1956
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/11.0 12.0mm 1/250 ISO5000




一方ではこんな昔ながらの配達自転車も健在。
質実剛健、働く自転車です。

P2JG9933
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0mm 1/125 ISO800




ビルとビルの間の狭い路地へさまよい込むと、こんなパイプの造形が。味気ない塩ビ管もモノクロにすればちょっとかっこいい、かも?(笑)

T2JP1970
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/8.0 12.0mm 1/60 ISO6400




建物をひとつ壊して駐車場にすると、残されたビルの側面はこんなことになってます。
過ごした歳月の重さを物語る建物のスッピン。無残でもあり、妙に魅かれるものもあり。
いずれにしてもこのビルはまだ現役です。

T2JP1983
Fujifilm X-T2
Touit 2.8/12
ƒ/6.4 12.0mm 1/250 ISO800




最後はやはり、銀座らしいファッションの女性の後ろ姿で締めましょう。
いい感じのバックシャン、でございます。

P2JG9940
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/6.4 35.0mm 1/125 ISO800


というわけで、路地裏を中心に銀座ぶらりスナップでございました。
久しぶりに広角レンズを使いましたが、ハマるとカッコいいですね。せっかくなのでもっと使っていきたいです。

本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室

http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html














最近の撮影&スナップ

あつはなつい、ですのでどうにも外出するのがおっくうな今日このごろでございます(笑)。
野鳥もほとんどいないので、ストリートスナップや近所の猫の撮影がせいぜいなんですが、ここ最近の写真を晒してみたいと思います。



井の頭公園のカイツブリ、どうやら池に落ちたのか近づいたところを捕らえられたのか、セミで遊んでいるようです。
バシャバシャと遊んでいますが、観ていても食べた様子はないですね。あくまでヒマつぶしでしょうか。
セミにしてはいい迷惑です。
P2JG4909
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/125 ISO640 Flash (off, did not fire)




どうやらゴイサギが孵化したようで、若鳥たちが群れていました。
身体つきは立派ですが、やることはまだまだ子供。意味不明なことをして遊ぶ姿が面白い被写体ではあります。
P2JG5005
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/1250 ISO800 Flash (off, did not fire)




若鳥といえばカイツブリの子もどうやら親離れしたようです。
まだまだ柔らかそうな羽根がかわいらしいですね。
P2JG5019
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/6.4 400.0 mm 1/500 ISO800 Flash (off, did not fire)




うってかわってこちらは近所の猫。
風通しのいい日陰をちゃんと知っています。
P2JG5042
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/1000 ISO800 Flash (off, did not fire)




街を歩くときはやはりモノクロスナップ。子供や若い女性の後ろ姿をつい撮ってしまいます(笑)。
P2JG5293
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)


P2JG5299
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)


P2JG5300
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)




出かける用事があり井の頭線に乗りました。
こんな駅の風景、普段はまず撮りませんが、写真は記録でもありますから、たまにはこういう日常風景も記録しておくべきだな、と思って撮ってみました。
P2JG5304
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1250 Flash (off, did not fire)




井の頭線の改札を出たあと、ガラス越しにハチ公前交差点を。
こういったガラス越しの写真はコントラストが低下するので、あらかじめシャドウとハイライトを持ち上げておきます。もしくはカメラ内RAW現像で調整しましょう。
P2JG5352
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/6.4 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)



なぜ出かけたかというと、六本木ヒルズの映画館で二度目のシン・ゴジラを観るためだったんですが(笑)。
渋谷経由で六本木へ。そんな移動の間もストリートスナップのネタはいくらでも転がっているので、退屈しません。
ちなみにスナップするときは、電子シャッターを無音にして、AF補助光もAF合焦音も切ってあります。音もなく誰にも気づかれず撮るわけです。
そのために、X-Pro2のFn1ボタン(レリーズボタン脇)を「Ms-Es切り替え」にしてあります。普段は1/8000以上の高速シャッターだけを電子シャッターにする「Ms+Es」で、スナップのときだけEsにするわけです。
P2JG5308
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)


P2JG5312
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/250 ISO800 Flash (off, did not fire)


P2JG5310
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/250 ISO1250 Flash (off, did not fire)




六本木ヒルズではドラえもんの群れが迎えてくれました。
有名なクモのオブジェも、つい広角で撮りたくなる被写体です。そしてゴジラも(笑)。
P2JG5313
Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 11.5 mm 1/125 ISO800 Flash (off, did not fire)


P2JG5317
Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 10.0 mm 1/60 ISO800 Flash (off, did not fire)


P2JG5322
Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 13.2 mm 1/60 ISO1000 Flash (off, did not fire)




二度目のシン・ゴジラを鑑賞し終わって(堪能しました!)、六本木ヒルズからみた夜景です。右下のテレビ朝日の局舎の上にいる青いものはやはりドラえもんでした。
P2JG5332
Fujifilm X-Pro2
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 10.5 mm 1/8 ISO3200 Flash (off, did not fire)


六本木ヒルズの喫煙スペースからは、東京タワーがよくみえるところがあります。
せっかくなので、久しぶりの夜の東京タワーでも撮ってみましょうか。もちろん三脚など用意していませんが、絞りを開いてISOも限界まで上げ、シャッタースピードを確保して手持ちでなんとかシャープに撮れました。
P2JG5342
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)


P2JG5349
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.8 35.0 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)


というわけで、最近の撮影とスナップでございました。
夏は夜景の撮影が多くなりますね。これからお盆も過ぎて少しは暑さも落ち着いてくれることを願っております(笑)。
















最近のモノクロスナップ

関東地方も梅雨に入ってしばらくたちます。すっかり鳥たちの姿も見なくなってしまったので、最近の俺はもっぱらスナップシューターでございます。
動物を撮るときはカラーがいいんですが、人物を撮るときはなぜかモノクロが好きで。X-Pro2から採用された新モノクロモード『ACROS』はホントに素晴らしくて、モノクロスナップもはかどるというものです。
まずは地元吉祥寺のスナップからご紹介します。

P2JP1814
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/1000 ISO640 Flash (off, did not fire)


P2JP1828
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/250 ISO200 Flash (off, did not fire)


P2JP1897
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/5.6 60.0 mm 1/1000 ISO5000 Flash (off, did not fire)


P2JP1829
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/250 ISO250 Flash (off, did not fire)


人物を中心にスナップするときは、やはり35mm、60mm、90mmの単焦点が中心となります。基本35mm、90mmのどちらかで、ジャズバンドのようにフットワークが使えない被写体に出会った時の中間の押さえとして60mm、といった感じでしょうか。
35mmと90mmの2本だけで出かけることも多いです。この2本だけなら現場で付け替えるのも面倒さは感じないですしね。
特に最後の横顔の写真は、肌のトーンがキレイですよね。ACROSならではの部分です。

次はまた吉祥寺ですが、別の日に東急裏エリアを中心に歩いてみました。

P2JP2249
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.8 35.0 mm 1/250 ISO400 Flash (off, did not fire)


P2JP2260
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/250 ISO500 Flash (off, did not fire)


P2JP2265
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/250 ISO500 Flash (off, did not fire)


P2JP2277
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/1000 ISO5000 Flash (off, did not fire)


P2JP2286
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/1000 ISO6400 Flash (off, did not fire)


P2JP2302
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/500 ISO3200 Flash (off, did not fire)


この日はもう完全に35mm1本勝負でした。やはりスナップのときは、フルサイズ52mm相当の標準画角である35mmが一番しっくり来ます。
フジのXF35mmF1.4Rは思えば最初に買ったフジの単焦点でしたね。これを使いたくてフジのカメラを使い始めたようなモンですが、いまでもやっぱり一番使うレンズです。さすが銘玉。
最初の3枚が日中、後半の3枚が夜間のスナップになってますが、夜間ではわざとシャッタースピードを速くしたりして、ISO値を上げてます。なぜわざわざそんなことをするのかというと、ノイズを出したいからなんです。特にACROSの場合、高感度ノイズが逆にいい味になると思うんですよ。そのためにノイズリダクションもマイナスに設定してるんですが、ISO6400くらいじゃあまりノイズ出ませんね。素晴らしい高感度耐性ですが、それが仇になっているという…(笑)。
今度は拡張高感度まで使ってみようと思います。

最後は横須賀の軍港まで行ってみたスナップです。このときはモノクロ1本でいく決心がつかず、ブラケットで3種類撮ってます。その中でモノクロを採用したものをご紹介。

P2JP2791
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/2500 ISO1600 Flash (off, did not fire)


P2JP2820
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/7.1 90.0 mm 1/2500 ISO400 Flash (off, did not fire)


P2JP2856
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/2500 ISO1000 Flash (off, did not fire)


P2JP2934
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/6.4 90.0 mm 1/1000 ISO1250 Flash (off, did not fire)


今度は全部90mmのものになってしまいました。90mmもホントに描写が繊細で、ほれぼれするレンズですね。X-Pro2と組み合わせるとなおさらその性能が引き立つと思います。

というわけで、町歩きスナップショットの作品を観ていただきました。普段野鳥なんかを撮ってる人も、たまにはスナップショットもいいもんですよ。ぜひトライしてみてください。











ストリートスナップを撮る理由

井の頭公園で野鳥を撮った帰り、いつもならそのまま公園通りの喫茶店に入ってコーヒーを飲んでぼーっとしたりするんですが、昨日はふと思い立ってその足で撮影を続けました。
こんなどんよりした曇りの日は、モノクロのスナップに最適な日なんじゃないかと思ったわけです。

もちろん動物の写真が大好きで普段から撮っているわけですが、動物、特に野鳥を追いかけるようになると、野鳥を見つけて、写真に収めて、よし撮れたとそれだけに満足してしまうことが怖いなと思うわけですよ。
野鳥を写真に撮ることは難しいことで、普通に撮れただけでもそれはもちろん満足感があってしかるべきだとは思いますが、ただ珍しい鳥や可愛い鳥を写真に収めるだけでは、それはただのバードウォッチャーですよね。

我々はカメラマンなんですから、今日はこの鳥が撮れた、この鳥を見かけたと、それだけでつい一喜一憂してしまいがちな日常を戒めないといけないのではないか、なんて思うこともあるわけです。
そこで、写真家として、フォトグラファーとしての原点を忘れないためにはどうしたらいいか、そのひとつの手段がストリートスナップなんじゃなかろうか、と。
そんな思いがあって、最近チャンスを見つけてはストリートスナップを撮っているわたくしなのでした。

DSCF5943
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/250 ISO1250 Flash (off, did not fire)


いつどんなシャッターチャンスが訪れるかわからない、その感覚を研ぎ澄ますこともスナップ写真の面白さです。街を歩きながら自分だけは「ハンターの目」になっているとでも言いましょうか。野鳥を探している時も同じような感覚ですが、そんな狩猟本能を満たされるような面白さがあります。
それと同時に、一瞬を切り取って人々のストーリーを想起されるような、そんな写真を撮るためにはどうしたらいいか、常に芸術的な感覚を持っていないといけないですよね。ガラじゃありませんが、人に面白いと思ってもらえる作品にするためには、やはりそこにはアートなものがないといけません。
狩猟本能とアート感覚、そこを両立させてこそのカメラマンじゃありませんか。
あともちろん、技術的な反射神経を磨くという意味もあります。

DSCF5941
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)


技術的な反射神経というのは、カメラの露出を常に把握し、光を把握し、レンズの焦点距離の感覚を持つこと、でしょうか。ストリートスナップは被写体に気づかれないうちに、一瞬でスナップしないといけないので、ズームレンズをグリグリ回してる暇はありません。だから単焦点レンズで、今使ってるレンズだったら自分の視界のここを切り取れる、という感覚が大事で。
ファインダーを覗くのはほんの一瞬、達人はノーファインダーで撮るそうですが、俺はやっぱり覗きたいです(笑)。でもそれはほんの1秒ですね。1秒でフォーカスを合わせて、フレーミングして、垂直も取って、スナップするわけです。

DSCF5944
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/250 ISO500 Flash (off, did not fire)


今回たまたま上手くいって、ここにあげてる写真はすべて撮ったままです。もちろんうまくいかない日もありますが、それも含めて実力ということで。小一、二時間町を歩けば、何らかの面白い写真は撮れるはずです。
そこは吉祥寺という「面白い街」に住んでいることの利点でもありますね、ありがたいことです。

DSCF5946
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/250 ISO5000 Flash (off, did not fire)


DSCF5947
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/250 ISO2500 Flash (off, did not fire)


そんなわけで、普段野鳥の写真を撮ってる人も、もしくは鉄道や飛行機を撮ってる人も、風景を撮ってる人も、たまにストリートスナップをしてみると面白いと思います。
もちろん、最初はチョット勇気がいります(笑)。いきなり他人にカメラを向けるのは難しいかもしれませんが、そういう時は静物でもいいと思います。往来の邪魔にならないように気を張って、それでいて飄々とカメラと一体になれたら、また1段階ステップアップできるかもしれません。
俺もそんな風になれたらいいなと思いながら、たまに街で写真を撮っているわけなのでした。

2日連続ストリートスナップ

昨日はサザンオールスターズトリビュートバンド ”10 Carat” の打ち上げがありまして、神田まで久しぶりに飲みに行きました。
俺はお酒が得意ではないので普段はほとんど飲みに行くことはないんですが、せっかくのライブの打ち上げなので出かけたわけです。
実はその前に六本木の東京ミッドタウンに寄りまして、富士フイルムで新しいX-Pro2とXF100-400mレンズに触ったり、簡単な機材のメンテなどしてもらったんですが、その話はまた別の機会に……(笑)。

六本木から地下鉄を乗り継いで神田まで。JR神田駅前の居酒屋が会場だったんですが、地下鉄駅からだとちょっと歩きます。その間を利用して、ちゃちゃっとスナップしてみたりしました。
JR神田駅の高架下は総鉄骨組みになっていて、なかなかちょっとそそるものがあるんですよね。鉄骨、好きなんです(笑)。

DSCF3863
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/7.1 35.0 mm 1/40 ISO4000 Flash (off, did not fire)


DSCF3867
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/7.1 35.0 mm 1/20 ISO6400 Flash (off, did not fire)


X-T1にXF35mmF1.4という、スナップには鉄板の組み合わせ。フィルムシミュレーションはモノクロGフィルターで、シャドートーン+2で影を落とす最近のお気に入りのセッティングです。
このセッティングの利点のひとつに、ナイトスナップのISO値をガンガン上げられるってことがあります。むしろノイズ歓迎なカンジなので(笑)、ISO6400でもぜんぜん平気です。もちろんノイズリダクションは-2です。X-T1はそれでもあまりノイズ出ませんけどね。



で、駅前の居酒屋で2時間ばかり飲んで大騒ぎをしました(笑)。
当然のように2軒目に行くぞ、ってことになったわけですが、店探しはメンバーに任せて、俺はまたスナップです。
夜風に当たって酔いも醒めてきましたしね(笑)。

DSCF3875
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/8.0 35.0 mm 1/40 ISO6400 Flash (off, did not fire)


高架下で歌うストリートミュージシャン。実はもう1枚撮っていて、そっちのほうがミュージシャンにちゃんとフォーカスが来てたんですが、こちらの方がポーズがよかったのでこちらを採用です。
あまりジャスピンとかにこだわらなくなるのもモノクロの良さかも(笑)。



DSCF3879
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/40 ISO6400 Flash (off, did not fire)


2軒目も決まって、お店の人が準備してる間に、メンバーにせがまれてこんな記念撮影を(笑)。
いい年のオヤジたちとは思えません。
しかし何の指示もなく、それなりのポーズが決まってしまうところがさすがバンドってところでしょうか。てか俺が入ってないじゃん!(笑)。
この後は後ろの焼鳥屋さんに入って、また終電近くまで飲んで大騒ぎをしたわけでした。


そして翌日、なんだかんだで寝坊してしまったワタクシは(笑)、仕方がないので夜の吉祥寺の街をフラフラとまたスナップするのでした。
2日連続でモノクロも面白くないので、今日はクラシッククロームで。カラーのパラメーターを-2にして渋い色合いを狙ってみました。

DSCF3888
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0 mm 1/125 ISO400 Flash (off, did not fire)


昔からやってる乾物屋さん。商店の買い物風景ってなんだか好きです。



DSCF3913
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/16.0 35.0 mm 0.5 ISO400 Flash (off, did not fire)


群衆の中でひとりチラシを配っている女性をスローシャッターで浮き立たせてみました。シャッタースピードは0.5秒、つまり1/2ということですね。さすがにこの速度だと手ブレ補正のないXF35mmでは微ブレしますが、しっかり構えて撮ればなんとか見られるくらいの写真は撮れるということですね。



DSCF3918
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0 mm 1/4 ISO400 Flash (off, did not fire)


味を占めてもう1枚スローシャッターを。隅っこに固まってなにやら楽しそうなJKたちです。
ちょっと露出オーバー気味なのでもうすこし絞ってもよかったですね。



DSCF3929
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/125 ISO2500 Flash (off, did not fire)


吉祥寺のストリートスナップといえば、ハモニカ横丁にはつい行ってしまいます。
特に夜のハモニカ横丁には、つい写真を撮りたくなるような瞬間がたくさんあります。まあ、どこのスナップでもそうですが、長々とカメラを構えているわけにはいきません。歩いて、おっ、と思ったら素早く撮ることが肝心です。



DSCF3930
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/125 ISO6400 Flash (off, did not fire)


このショットもそうですね。歩いていて、手を繋いで仲良く歩いているカップルとすれ違ったので、素早く振り向いて1枚撮りました。
もちろん瞬発力と反射神経が求められますが、カメラのセッティングを常にいつでもシャッターが切れる状態に準備しておくことも大事ですね。
その点、いちいち液晶画面を確認しなくてもセットアップできるXシリーズのカメラはスナップにとても向いているといえます。
あまり暗い場所だと手元が見えなくて困りますが……。
しかしホントにスナップを専門にしてるスナップシューターは、カメラはPモード(プログラムオート)でスピード勝負、らしいです。フォーカスさえレンズの距離計をたよりに目勘定で撮るそうで、そこまでの境地にはなかなか至りません(笑)。



DSCF3932
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/125 ISO2000 Flash (off, did not fire)


また撮ってしまいました。ハモニカ横丁の中の魚屋さん。毎回必ずここを撮ってる気がします(笑)。



DSCF3937
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/125 ISO1250 Flash (off, did not fire)


というわけで、2日連続でスナップシュータと化したお話でございました。ベストショットは神田のストリートミュージシャンの写真で。雰囲気重視ですがけっこう気に入ってます。
歩き回ったり、一ヶ所にとどまって何かが起きるのを待ったり、ストリートスナップも狩猟本能を刺激されます。みんなどこかに向かって歩いている街の中で、ひとり全く違った目的で歩いている孤独感が悪くないです。
野鳥撮影もストリートスナップも、カメラマンの気分としてはそれほど大きな違いがないのが面白いですね。









90mmで吉祥寺モノクロスナップ

先日の新年会以来、なんとなく自分のなかでモノクロブームが再燃しております(笑)。
そんなわけで今日は、地元吉祥寺をモノクロでストリートスナップしてきました。
カメラはX-T1にXF90mmF2レンズ1本で勝負です。換算135mmの中望遠スナップですね。
富士フイルムのフィルムシミュレーションの『モノクロGフィルター』に、シャドウトーンを+2にして黒の締まったコントラストの強いモノクロ画像を狙ってみました。



DSCF3450
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/170 ISO400 Flash (off, did not fire)


典型的なパターンとしてこの画像を最初にご紹介しました。半逆光で光の当たった髪の毛の反射が強く光って、影の部分は黒く落ち込んでいます。コントラストが強く、力強い印象のモノクロスナップ、そんな狙いです。



DSCF3495
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/220 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3496
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.6 90.0 mm 1/240 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3513
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/10.0 90.0 mm 1/320 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3534
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/220 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3552
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/340 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3576
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/250 ISO400 Flash (off, did not fire)




DSCF3591
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/3.6 90.0 mm 1/500 ISO1600 Flash (off, did not fire)




DSCF3598
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/3.6 90.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)




DSCF3584
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/500 ISO2500 Flash (off, did not fire)




実は上の写真と同じ柴くんなんですが、違う場所でまた会いました。本日のベストショットはこちらにしましょう。

DSCF3565
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/75 ISO400 Flash (off, did not fire)



ちょっと離れたところから、いいシーンを見つけたらこっそり盗み撮りスナップする、中望遠スナップけっこう楽しいです。
スナップは写真の基本ですしね、シャッターチャンスの感覚を磨く練習にもなると思うので、たまにこういうのもいいなと思いました。
以上、モノクロのストリートスナップでした。







新年会セッションでモノクロ撮影

毎年やっている古い音楽仲間の忘年会&新年会セッション(という名の宴会)がありまして、俺にとっては気心の知れた仲間内だけに遠慮なく好きなように写真が撮れる貴重な機会(笑)となっております。
演奏しているステージ上にもズカズカ上がって行って写真を撮っちゃいます。普段はそんなこと許されないですからね。
もちろん自分も演奏するわけですが、年々演奏する曲数は少なくなっていって、撮影の方に比重がかかりつつありますねえ。
というわけで、今年もそんな集まりがありましたので、撮影してまいりました。

このところは、ここで撮る写真はモノクロばかりになっています。なんせみんないい年になってきましたから(笑)、カラーのアップには耐えられないもとい、モノクロが似合うようになってきたんですね。
モノクロ写真には、人の内面がにじみ出ると思うんですよ。だから年齢がいくほど、モノクロのポートレートに味が出てくる。
ワタシの友人たちも、味が出まくっております(笑)。

ここでは、ブログに公開しても問題ないような、心の広いおっさんたちの写真を中心に掲載しちゃいましょう。
みなさん、ご協力に感謝でございます。かっこいいから載せるんだから怒らないよーに(笑)。
ちなみに以下の写真は全て、フィルムシミュレーション:モノクロRフィルター、シャドウトーンを+2にしてハイコントラストな設定にしてあります。

DSCF2813
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さて、いきなりインパクト大でございますね。ご存知、亀仙人です。
モノクロだからわからないですが、サングラスはちゃんと赤いフレームとなっております。
こんなネタ、ずるいよなあ。きっとこれで若いおねえちゃんにアピールしまくっているんじゃないでしょうか(笑)。
写真としてはまずはポートレートのレギュラーレンズ、XF90mmを使ってます。会場はかなり薄暗いですから、ISOは限界まで上がりまくってますが、これはもう織り込み済み。
モノクロのいいところは、高ISOでノイズが出ても気にならない、というかそれすらも味にできるところです。



DSCF2805
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さて、最初の写真はネタ的に面白かったので例外ですが、基本的に俺はこんなカンジの写真が撮りたいので、カメラに気付かれてポーズとかされたら撮りません(笑)。
これも、本人の人間性はともかく(笑)、ムカつくほどカッコよく撮れてますね。
いいシーンを見つけたら、本人が気付かないうちにさっと撮る。そこに密かな快感を覚えます(笑)。



DSCF2819
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


これも同じく。楽器を持って出番を待ちつつステージ上を見てるところをこっそり。
例外的に女性の写真ですが、彼女なら許してくれるでしょう(笑)。
これもなかなか気に入ってる写真です。



DSCF2823
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/180 ISO6400 Flash (off, did not fire)


DSCF2827
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)


DSCF2866
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO2500 Flash (off, did not fire)


ここまで同じような客席の様子を、全て90mmで撮ってみたものです。
全て絞り開放のまま、ISO値の様子をみながらシャッタースピードで露出を調整してます。

さてそれではステージ上にも目を向けてみましょう。

DSCF2873
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO1000 Flash (off, did not fire)


会場の吉祥寺GOKサウンドの一番広い部屋には、このようなヴィンテージラディックのドラムセットがセットされています。ぜいたくなことです。
スパークルのカバリングがモノクロに映えます。でもよく見ると手前のバスドラのマイクにピントが行っちゃってますね(笑)。



DSCF2874
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO4000 Flash (off, did not fire)


エフェクターのセッティングのチェック中です。



DSCF2895
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0 mm 1/125 ISO400 Flash (off, did not fire)


歌う横顔にはいつでもドラマがあります。
ステージライトのボケもいいカンジですね。
先ほどまでの露出セッティングとほぼ同じですが、明るいステージ上なのでISOは400にとどまってますね。もっとシャッタースピードを上げて粗い画像が欲しかった気もします。新しいX-Pro2のグレインエフェクトがうらやましくなる瞬間ですね。



DSCF2907
Fujifilm X-T1
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.8 35.0 mm 1/180 ISO2500 Flash (off, did not fire)


ステージ上ではやはりもうちょっと広い画角が欲しくなります。ここでレンズを35mmにチェンジ。
さすがにここでは絞り開放では明るすぎるので、2段ほど絞ってF2.8で。これくらいでちょうどいい被写界深度だと思います。



DSCF2928
Fujifilm X-T1
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 24.0 mm 1/60 ISO6400 Flash (off, did not fire)


さらにシンガーにぐっと寄りたくなって広角ズーム10-24mmへチェンジ。
24mmくらい(換算35mmくらい)の画角で、ぐっと近づいて下からあおって撮ると、迫力が出ますね。そのかわり相当近いです(笑)。
手だけ差し上げて液晶ファインダーで見て撮るってカンジです。



DSCF2941
Fujifilm X-T1
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/4.0 16.6 mm 1/30 ISO2500 Flash (off, did not fire)


とうとうステージに上がってしまいました(笑)。こんなアングルの写真は、普段のライブ撮影ではまず不可能ですしね。
絞り開放でステージライトがモロにこちらに来てますが、コントラスト維持してますね。XF10-24mmは逆光に強いレンズです。
まあ、こんなシーンだとゴーストやフレアがバリバリ出てるのもまた臨場感があって面白いんですが。



DSCF2993
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/2.8 90.6 mm 1/125 ISO6400 Flash (off, did not fire)


最後はまた寄りたくなって望遠ズームにチェンジ。でもなんのことはない、使ってるのは90mm域でしたね。
ステージ上ですが、F2.8だとISOは6400まで上がってます。もう1段明るいと3200くらいには落ちますから、やはり明るい単焦点は強いですね。

というわけで、仲間内の新年会セッションで好き勝手に撮ったモノクロ写真をご覧いただきました。
たまにはモノクロで撮ってみるのもいいものです。ていうかモノクロ写真、好きですねえ。














最近のX-T1写真あれこれ

当”太鼓屋放言2”のアクセス解析をみますと、ほとんどの方が検索ワード『X-T1』でいらっしゃってます(笑)。
まあ、なんだかんだ売れているそうですし、俺も大騒ぎをして購入しとても気に入って使っている手前、やはりフォローというか皆様のご参考になるような作例を提供せねばなりますまい(笑)。
というわけで、ここ最近のX-T1で撮影した写真たちをまとめてみましょう。

と言っても、俺の所有するレンズがXF35mmF1.4Rと、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISだけなのがつらいところ。
ホントならXF56mmF1.2とかの作例を上げたいところなんですけどねえ〜56mmも23mmも欲しいですが、やはりこの先発売予定のF2.8通し防塵防滴レンズの方に予算を確保しておかないとならないので、涙を飲んでいるところでございます。

さて、ごたくはさておき……まずは23日に井の頭公園で撮影した写真を。夕方になりつつある時間帯で、太陽の光が黄金色になりつつあります。その光が池の水に反射している場所で、面白いものが通りかかるのを待ちかまえて撮ったものです。
いいタイミングで撮れたのもカメラのレスポンスのおかげ、でしょうか。


機種: X-T1
ISO: 800
露出: 1/40 秒
絞り: 14.0
焦点距離: 67.1mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS




そんな黄金色の逆光を使って撮ったのがこれです。何の植物だかわかりませんが(笑)、これもけっこう気に入ってます。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/40 秒
絞り: 7.1
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS




さらに太陽が沈んで完全に夕焼けになってきたので、定番の公園の夕景を。F16と限界まで絞って、あえて太陽を画面内に入れてみました。フィルムシミュレーションはPROVIAのままだったかな?
実際はここまでの黄金色ではなかったんですが、まさに記憶色の演出、です。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/45 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




同じ夕日を、これはVelviaにしたと思います。Velviaにしたことで、黄金色がビビッドになったのと同時に、画面上の空の色に青色が復活してグラデーションになってます。さすが空色に定評のあるVelvia。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/1000 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




お次は24日、新宿区の中井を取材の仕事で訪れたときのスナップです。仕事用のフルサイズの機材一式を持ってきてるので、X-T1は35mmだけを装着してお気軽スナップ体勢で。
中井はなかなか昭和の趣を残した味のある町でした。アパートの外階段の鉢植えも、カラフルなんだけどちょっとわびしい雰囲気があって、なんともそそられます。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/56 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




これも上の写真と同じく、西日を半逆光に使った植物スナップです。このパターン、かなり気に入りました(笑)。
逆光とはいえ、これは注意深く太陽が画面内に入らないようにして、しっかりとコントラストが出るように心がけました。XF35mmの最短撮影距離ギリギリまで寄ってます。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/750 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




中井は京都のように古い町並みを「町屋」として再生する試みをウリにしているようです。この場面も、古い下宿屋のような建物を改造した染物の作業場のようです。
道路からすぐに上がり框になっているところ、さらにのれん1枚下げて開け放たれた戸も、どこか懐かしさを感じます。
靴がたくさん並んでいることからも、中の活気が伺えようというものです。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/58 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




同じ町屋の軒先の藤の木(ですよね?)。これは順光で見上げているためハイライトが強いですが、それもまたいい味になっていると思います。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/170 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




中井の最後は別のアパートの外階段。こんなふうに蔦が這っている建物なんてのも、最近めっきり見なくなりました。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




さて最後は本日の善福寺公園。休んでいるカルガモくんです。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/210 秒
絞り: 4.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS




実はこのカルガモくんたちを、1DXでも同じようなアングルから撮影してます。意図して撮ったわけじゃないんですが、ちょっと面白い対比になりそうなのでこっちもご紹介。
もちろん、こっちのほうはとっさのことだったので木の上の小鳥を撮るときと同じスポット測光のままで、そのため水面が白飛びしちゃってますが、その分カルガモのディテールはしっかり出てますね。
だからどう、って結論めいたことは言えませんが、ひとつ面白い対比になりました。


機種: Canon EOS-1D X
ISO: 12800
露出: 1/3200 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 800mm
フラッシュを使用: いいえ
EF400mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0 III




最後は猫くん。撮って出しのものを、Lightroomでハイライトを落としてます。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/45 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 95mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS




ぐっとアップで。これもハイライトを落としてます。
こういうローアングル撮影は、もちろんチルト液晶の恩恵を受けるわけです。


機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/50 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 181.1mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS



眠くなってきたのでこれくらいにしときましょうか。どうしてもサブ機として控えることが多いX-T1ですが、お散歩撮影のときはこれ1台で出かけてもほとんど問題のないレベルでございます。
でもホントなら、もっと単焦点レンズが欲しい……そして明るい望遠レンズも欲しい……欲しい欲しい病なのでした。

テーマ: スナップ写真 | ジャンル: 写真

GRの『かすか』で遊ぶ

ホントはX-T1で猫を撮りたくて隅田川まで出かけてみたんですが、今日に限って1匹もいなくて(寒いからどこかに隠れてるのかな?)仕方がないのでGRの新しいエフェクトを試して遊んでみました。
今回のファームアップ ”Ver.3” で追加された「かすか」というエフェクトです。

モノクロモードに「かすか」に色が残るという渋いエフェクトで、古いカラープリントが退色したような絵になります。
「彩度」「コントラスト」「シャープネス」が調整できるので、とりあえず彩度を2つ上げて7に、あとのふたつはデフォルトのままの5、で撮ってみました。
それと同時に、レンズの周辺減光エフェクトも加えることができるので、これは「強」にしてみました。(周辺減光好きなんです)



機種: GR
ISO: 100
露出: 1/500 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


銀座線の浅草駅の地上に出てすぐのところ。スカイツリーとアサヒビール本社をのぞんで。やっぱりどうしてもスカイツリーがモチーフになりますね。
空の色にちょっとだけマゼンタが残るのが面白い。




機種: GR
ISO: 100
露出: 1/60 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


鉄橋の下からやっぱりスカイツリーを入れて。こうした人工的な被写体はもうGRの得意とするところ。カッチリ解像してくれます。気持ちいい。




機種: GR
ISO: 100
露出: 1/320 秒
絞り: 8.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


繋留された屋形船の向こうにスカイツリー。古ぼけて褪せた色と対照的な細部の解像感が、本来ありえない絵なんですが面白い。ちょっとクセになりそうなカンジで、今回これは一番お気に入りのショット。




機種: GR
ISO: 400
露出: 1/40 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


また別の鉄橋の下。巨大な鉄の構造物の重量感が、色を抜くことでかえって強調されるような気がします。




機種: GR
ISO: 140
露出: 1/40 秒
絞り: 16.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


金色のアサヒビール本社に夕日が当たって、まぶしく川面に反射してますが、モノクロな世界ではそれもどこか他人事です。リアルな感覚から一歩引いたような世界観が、またひとつの写真の醍醐味なんですね。

そんなわけで、「かすか」エフェクト、かなりいいです。ホントにかすかに色を残す、その案配が絶妙ですね。こういった特殊効果はお遊びで終わりがちなんですが、これはひとつの作品世界のための提案といったカンジ。さすがRICOHさん、わかってらっしゃいます。
渋すぎるけどね〜あまり世界ではウケないかなあ?(笑)


テーマ: 風景写真 | ジャンル: 写真