もう本格的に春、ということでございます。
ワタクシといたしましては、春の訪れはこの2週間あまりビシビシと身体で感じております。はい、いわゆる花粉症ですね。去年あたりは楽だったんですが、今年の花粉症はまさに容赦ないです。最大、最悪級の被害を被っております。
早いとここの季節が過ぎ去ってくれるといいんですが。
さて、そうは言いましても撮影はがんばってやっております。なんせ世間は矢継ぎ早に春の花が咲き始めておりますのでね。野鳥撮影にも一年でいちばん華やかな季節でございます。なのでがんばらないとね(笑)。
そんな春の花に最もマッチするレギュラーメンバーといえば、メジロです。毎年いろいろ撮っておりますが、今年もいろいろ撮ることができました。総括するのもちょっと早いとは思いますが、ここまでで撮れてきた ”花とメジロ” 写真をちょっとまとめてみましょうか。
まずは2月末の新宿御苑にて、寒桜に大挙して集団でやってきたメジロくんたちです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA
実はこの日が新宿御苑の野鳥撮影は初めてでした。昔花見をしたなあ、なんて思ってたんですが、こんなにメジロが群れでやって来るところだとは知りませんでしたよ。広い庭園のあちこちにある大きな寒桜に、わーとばかりみんなで襲いかかるメジロたち(笑)。さすがのヒヨドリも、いじめようにも数で圧倒されてるカンジです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO800
ASTIA
このときはまだX-H1の発売前でしたので、撮影はX-T2です。春らしくちょっと柔らかいイメージで撮ろうと思って、フィルムシミュレーションはASTIAで撮ってますが、ASTIAって思ったよりコントラストが強いんですよね。柔らかい、というより割と派手目な写真になりました。ワタシの好みとしてはもうちょっと落ち着いた彩度のものがいいんですが、まあ、これはこれでいいかな、と。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO640
ASTIA

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA
なにせこの日は春らしい好天で、ポカポカの小春日和でした。新宿御苑には観光客もたくさんいました。まさに絶好の観光日よりでいい日になったんじゃないでしょうか。
まだ花粉症の襲撃前でしたしね。ホントにいい日でした。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1000
ASTIA

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500
ASTIA

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500
ASTIA
これだけ明るい日ですと、ムリせずシャッタースピードが上げられます。AFも迷うことがないので撮影も楽ですね。
むしろメジロがたくさんいすぎて、目移りしちゃって被写体を絞ることの方が苦労したくらいです。
夢のような「メジロ撮り放題」の日でございました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA
次は1枚だけですが3月10日の善福寺公園から。これも早咲きの桜なのかな?

Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO200
ETERNA
最後は3月14日の井の頭公園です。

Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO640
ETERNA

Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO640
ETERNA
X-H1がメインになってから、野鳥撮りにはETERNAを使う比率が高まりました。彩度低めの地味なフィルムシミュレーションですが、低めのコントラストがシャドウとハイライトが柔らかくなる効果を生んでいてそれが野鳥にはよく合うと思うのです。
それまでは主にPRO Neg.Stdでシャドウ、ハイライト共にマイナスにしてましたからね。
ただし彩度は+2くらいになってます。

Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO200
ETERNA

Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO400
ETERNA
X-H1を使い始めたとき、主にAF性能の検証のためXF100-400mmをテレコンなしで使っていたんですが、テレコンなしの素の100-400mmのボケの綺麗さに改めて気付かされました。このところ自動的にx1.4を付けて使っていましたからね。
やはり開放F8とF5.6の違いは大きいですね。たった1段ですがボケ味にもたらす影響は大きいですよね。
これはやはり、明るい超望遠レンズが欲しいですよねえ。富士フイルムからは200mmF2の発売が予告されてますが……どうなんでしょう?2倍テレコン付けて400mmF4になるのかな?ううむ、1段明るい……(汗)
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いつもの善福寺公園にもいつもの顔ぶれが飛来しております。そんな最近の野鳥写真をまとめてみました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO320
と言いつつこちらは11月26日の撮影です(笑)。善福寺公園で今シーズン初めてジョウビタキを確認した記念ということで。
これから春まで主な被写体になると思われるジョウビタキのオス。今シーズンもよろしく。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO500
12月2日にはジョウビタキのメスも撮れました。通称”ジョビ子さん”ですが、なぜかオスより顔が可愛い気がするんですよね。目の回りに白いくまどりがあるからか、目がぱっちりしてます。性格もオスよりおっとりしていて比較的人を恐れません。まあジョウビタキは人馴れしやすいヤツらではあります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200
コゲラもこの時期低いところに下りてきてくれます。つい背中ばかりを撮ってしまいがちですが、こんないい光のところに来てくれるとなかなか可愛いですよね。頭の毛が逆立って寝ぐせみたいになってます。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO1250

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200
またジョウビタキです。実はこのオスメスは呼び合って一緒に行動してたんですが、ツーショットが撮れるほどは近寄ってくれず、こんな2枚になりました。つきあいたてでドキドキしてるカンジ(?)なんでしょうか(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.7 503.4mm 1/500 ISO2500
春先は高らかにホーホケキョしているウグイスも、この時期は地味に薮の中で「ジッ、ジッ」と地鳴きするばかりです。しかし声は結構大きいので、待っているとこんなふうに姿を見せてくれることもあります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000
こんなカンジで。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO320
もちろん、この時期の葦の茂みを主戦場にしているのはシジュウカラです。耳を澄ますとミシミシ、ムチムチと葦をむしる音がそこここから聞こえてきます。
そこに混じるのがウグイスやホオジロ、アオジなどです。なかなか写真に撮れるほど姿を現してくれませんけどね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000
ジョビ雄くんは赤い実をゲット。さすがにこのシーンではAFは使えず、ほぼマニュアルでフォーカスを合わせました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO1000
井の頭公園では野鳥の飛来が遅れているようです。それでもシジュウカラたちと一緒に行動してるエナガを見つけました。
ちょっとだけフォーカスは甘いんですが、色合いに免じて……(笑)

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200
これも、ちょっとだけフォーカスが甘いのが悔しい……可愛いんですけどね。エナガはじっくりMFしてるヒマがないので厳しい被写体です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/160 ISO500

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/160 ISO200
残り少ない紅葉のいい場所にはシジュウカラが来てくれました。ホントはエナガが来てくれるのを待っていたんですが、残念(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 406.8mm 1/2000 ISO1250
カワウくんでちょいと箸休め(笑)。逆光でシルエットになってもらいました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/14.0 560.0mm 1/250 ISO5000
善福寺公園に戻りましょう。夕方、太陽が西に傾いてきたころにカワセミのカップルに出会いました。手前がメス、奥がオスですね。
カワセミのツーショットを撮るチャンスはなかなかないのでこの日はラッキーでした。交互に頭を上下させて、おじぎするような求愛の挨拶を繰り返していました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
その後、場所を移動したらメスと別れたオスのカワセミくんが近くに飛来しました。どこか得意げな顔に見えるのは気のせいなんでしょう(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/10.0 392.6mm 1/250 ISO3200
ラストは西日で黄金色になった水面と、カルガモ夫妻です。
最後に撮影上のTipsをひとつ。記事の中でも触れましたが、最近は野鳥の撮影でもAF+MFを積極的に使っています。フォーカスアシストをピーキングにして、AFで合わせた後、さらにMFで念を押すカンジです。ミラーレスならではのテクニックですね。これをやるようになってから、PC上で拡大したときに「あちゃ〜」となることはなくなりました。
特に日陰や逆光のシーンでは、AFが迷いがちです。ましてや木の枝が密集しているようなところではAFは不可能ですしね。
X-T2は先日ファームアップがあって、ファームVer.3となりました。C-AFの性能向上と共に、S-AFでも背景抜けがだいぶ少なくなった印象ですが、やはり自分の目でフォーカスを確かめて撮るに越したことはありません。うまいこと機材を使いこなしてやれば、Xシリーズはいい色を出してくれるのは確実ですから、いまのところこれで満足です。
SONYの新製品は物凄いですが、いまのところ心は動きません。動きませんとも!(笑)
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もちろん、強い日差しが光と影のコントラストを作る環境より、曇った日の方がポートレートなどは撮影しやすい、とは言いますが、野鳥の撮影においても同じことが言えるんですね。
以下、そんな曇りの日の作例ということで、ご覧ください。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2500
そんな日ですから、善福寺公園も人が少なく、何かを期待するカルガモくんたちもすぐこちらに寄ってきます。
寄ってきても何もあげないよ、と言いつつ、せっかくなのでドアップを撮らせてもらいました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
人が少ないだけじゃなく、鳥たちも姿があまりありません(笑)。
まだ雨がパラパラしてたこともあり、小鳥達も姿を見せず、いるのは水鳥達ばかりなり、です。でもオオバンの黒い姿もこんな日だから撮りやすいですね。水面の反射、波紋もキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO2500
ツグミだけはまだ元気に歩いていました。彼らがシベリアに帰るまではもうちょっと時間がありますね。
影ができないのでディテールがキレイに見えてます。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
そんな日ですから、ヒヨだって撮ります。でもいいとこに止まってくれましたし、花に顔を突っ込んできたのがまるわかりの花粉だらけの顔が可愛かったので、なかなか気に入った1枚になりました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2000
マガモのオスの顔の色は、光の加減によって緑色にも紫色にも変化しますが、見た目の印象としては緑色に写ってほしいところ。この日のような柔らかい光だとほぼ見た印象どおりの色に写ってくれますね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
黒いといえばこのひとたちも忘れちゃいけません。キンクロハジロもただの黒ではなく、微妙に変化する毛色を持っています。マガモと同じように、緑色や紫色も入った顔の色だってことがよくわかります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.3 436.8mm 1/500 ISO2500
ちょっと目先を変えて、咲き始めたコブシの花なども撮ってみました。この写真だけはフィルムシミュレーションVelviaです。なんかちょっと和風な趣のある写真になってよかったのではないかと思います(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
黒い鳥といえば、カラスですよ(笑)。手ごろな高さの枝に止まってさかんにストレッチをしていたカラスがいたので、それならば撮りましょう、とシャッターを切ったんですが、なんか、なかなかいいんですよね。
黒い毛色のグラデーションがけっこうキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO6400
もう1枚カラスくん。Lightroomで露出を調整しましたが、黒い身体のディテールがここまで再現できているのは、こんな曇った日ならではでしょうね。これもなかなかお気に入りの1枚です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/6.9 340.6mm 1/500 ISO6400
浅瀬で身繕いに余念のないカルガモ。水面に反射する光が柔らかいのでいいバランスで水鏡になっています。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO400
最後はなにかいいものを見つけて仲間の輪から逃げてきたオナガ。ほぼ逆光なコンディションですがそれほど不自然にならないくらいのバランスで撮れました。
そんな感じで、曇りの日は野鳥もとても撮りやすいということを再認識させられた日でございました。
ちなみにフィルムシミュレーションはPRO Neg.Hiです。普段はPRO Neg.Stdで撮ることが多いですが、コントラストの低い曇りの日ということをふまえての選択でした。PRO Neg.Stdのままで撮ってもよかったな、とも思いますね。
本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室
http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html
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とはいえ、野鳥のシーズンはまだまっただなか、今回も最近撮った野鳥たちの写真をご紹介いたしましょう。
この季節になると、真っ先に咲くのが梅の花ですが、その後に来るのが河津桜なんですね。ソメイヨシノが咲くひと月以上前に、ピンク色の花を咲かせます。そこに毎年やって来るのが、メジロくんたちです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500
メジロたちは河津桜の蜜を吸いに来てるみたいで、花の奥深くまで顔を突っ込んでいました。
善福寺公園には背の低い、そのわりにたくさん花を咲かせる河津桜の木があって、毎年ここでメジロを撮るのを楽しみにしてるワタシです。メジロたちも夢中になって人間のことなんて気にしないので、おもいがけず近くまで来てくれて、こっちも夢中になって撮っちゃうわけです。
メジロばっかり1000枚以上も撮っちゃうと、セレクトするのもけっこうな労力ですよ(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 365.7mm 1/1000 ISO500

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 328.7mm 1/1000 ISO500
メジロを撮っていると、ひさびさにX-T2の悪癖がいろいろと顔を出しますね。
まずはおなじみのAFの空抜け。抜けたらすかさずレンズのズームリングをワイドに戻して、ワイドから素早くズームアップするとAFが戻ります。AFが抜けても苛つかずに、冷静にその操作ができるかどうか、そこがX使い鳥撮りになれるかの分かれ道ですね(笑)。
あとは俺は初めて体験しましたが、カメラのフリーズです。これはどうやら、パワーバッテリーグリップと本体との信号のやり取り不良によって起きるんじゃないか、と踏んでおりますよ。縦位置で、ガガガっと連射していたら、ぱったりとカメラがフリーズしました。ここもまた冷静に、慌てず騒がずバッテリーグリップを外して、本体からもバッテリーを抜いて、10秒くらい数えてまたバッテリーを入れ直して電源を入れれば、だいたい治ります。
というわけで、メジロと河津桜はこれくらいにしておきましょうか。
井の頭公園では、しばらく見なかったカワセミがまた姿を見せるようになりました。嬉しいことです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/6.4 400.0mm 1/500 ISO800
ゴイサギは大あくび。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/9.0 400.0mm 1/500 ISO1250
アオジのメス。だいぶ人馴れしてきてかなり近くで平気で落ち葉をあさっていました。
いいカンジのポートレートを撮ることができましたね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO1600

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO1600
いいところにとまってくれればヒヨだって撮ります(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/10.0 400.0mm 1/1000 ISO6400
エナガの夫婦が早くも巣材を運んでいました。春一番が吹くとエナガが巣作りを始める、ということでしょうか。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1600 ISO4000
遠くの枝に、シメがいました。シメはなかなか近くに来てくれない鳥のひとつです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1600 ISO4000

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1600 ISO2000
ふたたびカワセミ。マイペースで身繕いしていました。
どうやらいま井の頭公園をなわばりにしているのはこのメス1羽だけのようです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO2000

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1250
珍しく、撮りやすいところにウグイスが出てきてくれました。
もうすぐホーホケキョのシーズンになるということで、そわそわしているんでしょうか。
それとも薮の中の縄張り争いで、アオジに負けたのかな?

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO6400

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO6400
夕暮れのキンクロハジロ。黄金色のマジックアワーの水面に浮いています。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO400
以上、春の気配を感じるようになった近所の野鳥たちでございました。
全て、フィルムシミュレーションはPRO Neg.Stdで、Jpegファイルを直接Lightroomで調整しています。
このやり方は最近すっかり定着しました。野鳥を撮るには、やはり最も中庸な色合いのPRO Neg.Stdが向いてるように思います。曇りの日でしたらPRO Neg.Hiもいいですね。
もちろん、ハイライトやシャドウのパラメーターはその日の光に応じて調整します。そのへんがXシリーズの楽しみですね。
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そんな最近の撮影結果をご紹介しますね。
まず向かったのが府中の武蔵野公園。ちょっと珍しいオジロビタキという鳥が来てるらしいよ、という噂は聞いていたんですが、なんせインフルだったもので……(笑)
しかし、どうやらものすごい数のカメラマンが来ていたらしく、オジロビタキはすっかり蹴散らされた後でした。ご丁寧に「オジロビタキはもういませんのでお帰りください」なんて立て看板があったりしました(笑)。
野鳥マニアのカメラマンたちのネットワークは凄いもので、情報が飛び交うと一斉にそこに人が集まる傾向がありますが、その結果として鳥たちが安心して羽を休めることができなくなる、っていうのはどうかと思いますね。
まあ、ワタシも結局行ってみたクチですから偉そうなことは言えませんが、普段は人だかりがあったら極力そこを避けるようにはしてます(笑・単なるアマノジャクとも言えますが)
つい数日前までオジロビタキが来ていたというロウバイには、ヒヨドリが我が物顔に留まって食い散らかしていました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 560.0mm 1/1000 ISO1000
落ち葉の中にはシロハラがいて、熱心に食べ物をあさっておりました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000
早朝に善福寺公園に行ってみました。さすがに池の水も氷が張っておりました。
朝の光が氷に反射して写真を撮らずにはいられませんでした。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 1/500 ISO400
もう1枚、氷の表面の写真を。こちらはRAWファイルからLightroomでハイコントラストなモノクロ画像にしてみました。
不思議な模様に引き込まれてしまいます。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.0 35.0mm 1/250 ISO1250
あまり野鳥の姿はありませんでしたが、仲良しのペアのメジロがいました。
メジロのつがいは仲むつまじいですが、なかなかツーショットの写真は撮れないんですよね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO2500
シジュウカラはいつでもいます(笑)。
正面から観た顔はちょっと面白いことになってますね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200
あきらめかけて帰ろうとしたところに、アオジが飛んできてくれました。
普段は枯れ草の中などをあさっていることが多いですから、このような開けた場所で撮れるのはなかなかレアです。
背景のカンジもなかなか好きです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO500
調布の神代植物公園にて、海老原勇人カメラマンのマクロ撮影会に参加してきました。しかし、そこに野鳥がいれば追いかけてしまうのが習性というもの(笑)。
モズがすぐ近くまで来てくれたのでつい撮りました。目が隠れているのが残念ですが、キレイなオスのモズです。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1250 ISO1250
むむっ、アンタさっきからオレのこと追いかけてるね?ちょっとウザイよ!

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1600 ISO2000
X-T2がマクロレンズで使用中だったので、久しぶりにX-Pro2でXF100-400mmを使ってみましたが、なんか違和感ありました(笑)。
やっぱり望遠レンズはX-T2の方がすんなり使える気がしますね。
こちらはマクロ撮影会の集合時間前に撮ったもの。エナガの群れがいたので、ギリギリまで夢中で追いかけてしまいました。エナガはやっぱり可愛いです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO320
胸のあたりの白い羽毛が白飛びしてしまいましたが、背景がキレイな色になる範囲で露出を設定。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO320
深窓の令嬢、的な?(笑)
そういえばいま気付きましたが、エナガの雌雄の見分け方ってわかりません。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO400
Wikiを見てみたら”雌雄同形同色で外観上の区別はできない”とありますね。そっか、ヒヨコの区分けみたいにつかまえてお尻をみてみないとわからないわけですね(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO320
もいっちょエナガ。下のクマザサの茂みに飛び込んではなにやら餌をあさっていました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO320
このへんではちょっと珍しいこんなひともいました。セグロセキレイです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO200
マクロ撮影会というより、苦手な花の撮り方を勉強しようと思って撮影会に参加したので、その成果もいちおう。
ぜんぜんマクロではありませんが、望遠で撮った睡蓮。これは海老原カメラマンから教えていただいたポイントからそのまんま撮ったもの。植物園の温室の中ですが、照明をあえて背景に入れ込んで、睡蓮を透過光で撮ってみるという、さすがのアイデアですね。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.0 243.3mm 1/250 ISO400
こちらは逆に他の参加者さんとは離れて勝手に被写体を見つけて撮ったもの。冬らしいドライな花をACROSで撮ってみました。
レンズは海老原カメラマンにお借りしたTAMRONの古い90mmマクロレンズです。これがいい写りのレンズで、MFもしやすいしちょっと欲しくなってしまいましたね。

Fujifilm X-T2
TAMRON SP90mmF2.8 Macro
ƒ/2.8 90.0 mm 1/2000 ISO200
昼食に立ち寄った蕎麦屋さんでこんな美味しいシーンを見かけてつい撮りました。
タムロンのMFレンズでしたから、がんばってマニュアルフォーカスで撮りましたが、X-T2のフォーカスピーキングのおかげで素早くフォーカスを合わせることができました。MF、なかなか楽しい。
しかしお父さんの食べてるものは何でも欲しいんでしょうね。でも蕎麦はわんこが食ってもどうなんだろう?美味しくないよ?

Fujifilm X-T2
TAMRON SP90mmF2.8 Macro
ƒ/2.8 90.0mm 1/2000 ISO2000
これも神代植物園でのスナップ。お母さんが飛ばしてくれるシャボン玉を夢中になって追いかける女の子。こんなシーンでもMFできるもんですね。スナップの神が降臨したシーンでした(笑)。

Fujifilm X-T2
TAMRON SP90mmF2.8 Macro
ƒ/2.8 90.0mm 1/2000 ISO800
そんなカンジで、後半は野鳥撮影とはちょっと離れたものになりましたが(笑)最近の撮影でございました。
古いMFレンズも楽しいですね。ちょっと探してみようかと思いましたが、もうすぐ発売のXF23mmF2のシルバーとか、XF50mmF2も気になるし、もっと言えばX100Fも欲しいし……結局いろいろ欲しいんじゃん、ということで(笑)。
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愛車がレヴォーグになってもうすぐ2年ですが、こうしたちょっとした長距離ドライブが全く苦にならないのは本当にありがたい。やはりいい車というのは長距離ドライブで差がでるものと最近実感しておりますが…それはともかく(笑)。
5時半に吉祥寺を出て、1時間半くらいで河口湖ICへ。ちょうど夜明けの赤に染まった富士山が出迎えてくれました。ほとんど車が通っていなかったので、料金所の手前に車を止めて、窓から手を出して素早く1枚撮影です。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0mm 1/250 ISO800
夜明けからまもない時間帯とあって、太陽の光が黄色い西湖野鳥の森。と言っても、とりあえずは太陽の当たっている野鳥の森の向かい側、北側の森が撮影のターゲットです。
既にいろんな小鳥たちが飛び交っています。まずは比較的人を恐れないジョウビタキのオス。この小さな実が食べたくて短く飛んでくれるので、羽ばたきを撮影することができました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO4000

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO5000
今回の撮影、そもそも動体を撮る気がなかったのもあり、全てAF-Sのまま撮影してます。
2枚目の飛翔などは、これだけ光が当たってるシーンなんだから、開放F8に開いて、1/1000にSSを上げればもうちょっと翼をクリアに止められたと思いますね。まあ、後の祭りなわけですが(笑)

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO4000
同じ木にルリビタキのオスも来てくれました。なかなか出会えない鳥なので嬉しかったですねえ。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/1000 ISO3200
道路ギリギリのところからしばらく北の森を撮影して、場の空気にも馴染んできたので、数歩踏み込んでみました。先日の大雪の残雪が路肩に大量に残っていて、最初の1歩がずぼっと雪に埋もれました。スノーシューズを車に常備しておいてよかったです。4年前の北海道遠征のときに購入したノースフェイスのスノーシューズですが、大変暖かくて重宝しております。
木々の下に踏み入れたら、ジョウビタキがこっち見て鳴いてました。「ヒトが来たぞ〜!」と警告してるんでしょうか。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/1000 ISO1250
仲良くつがいで行動していたのは、たぶんホオジロだと思うんですが、こっちのメスはこうして頭が逆立ってるところはカシラダカと区別がつきません(笑)。
AFモードをシングルポイントにして、ポイントを最小にしてピンポイントに顔を狙いました。これができればMFする必要ないですね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/1000 ISO2500
もう1枚ジョウビタキ。寒いので(-7℃くらいでした)丸々と膨らんでますね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 247.4mm 1/1000 ISO6400
ヤマガラが1羽、さかんにさえずりながらこちらにやってきました。最短で1mくらいのところまでやってきたでしょうか。こちらの野鳥の森では観光客の手から餌を食べるようにヤマガラを慣らしているとのことですが、こいつはそんな1羽だったんでしょうね。もともとヤマガラは人馴れしやすい鳥で、かつては芸を見せるヤマガラとか露店などで見られたそうです。
まあ、ワタシは何も持ってなかったので、彼の期待に沿うことはできませんでしたが。だからってそんながっかりした顔しなくても……(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 247.4mm 1/1000 ISO6400
「ナンダヨーケチー!」
ちなみにこれまでの画像、全て富士フイルムのフィルムシミュレーション「PRO Neg.Std」で書き出してからLightroomで手直ししてるんですが、上の画像のRAWファイルから現像を試みてみました。結果は惨敗。ISO6400と高感度なので、RAWだと高感度ノイズがそのまま出てるんです。ノイズリダクションをかけるとその分画像がのっぺりしちゃいますし、フィルムシミュレーションのノイズ処理の巧みさを思い知る結果となりました。
もちろん上の画像はPRO Neg.StdからのJpegです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/13.0 238.7mm 1/1000 ISO1000
山頂付近にうっすらと雲をまとった富士山。望遠で狙ったものをカメラ内RAW現像でACROS+Gでモノクロ化してみました。
ハーフトーンの階調がACROSの特徴ですが、風景で使ってもばっちりハマりますねえ。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 1/2000 ISO400
ちょっとずれた場所から35mmで撮ったのがこちら。こちらは最初からVelviaです。このブルーがVelviaですよねえ。
カラーももちろんいいもんです(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO640
だいぶ日が昇って、光の色が透明になりました。
ふたたびルリビタキ。オスはなかなか用心深くて、こちらに近いところには来てくれません。
しかし以前ここに来たとき、足元の至近距離にいきなりルリビタキのメスが降り立ったことがあってびっくりしました。
向こうもびっくりしたようで、お互いにフリーズ……(笑)
近すぎて手に持っていた100-400mmじゃ撮れないですし、かといってカメラバッグからX-Pro2を撮り出したら逃げてしまいそうで、そーっとあとずさって100-400mmで撮ったんですが、ダメでした(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO400
ラストは野鳥の森公園の森の中で、シロハラです。都内で見かけるときは単独でひっそりいるんですが、ここだとかなりやかましく鳴いておりました。これもたぶん、人間がいる警報を鳴らしていたんでしょうね。
森の中はかなり深く雪が積もっておりました。もともとここは富士のすそ野の樹海の一部ですから、下は溶岩ででこぼこしております。下が見えてる時ですら足元が悪く注意が必要な森ですから、雪が積もって何も見えないとけっこう危険です。
ちょっとしたアップダウンを上ろうとしてずるっと滑ってカメラを雪まみれにしました(笑)。
X-T2+100-400mmは防塵防滴セットなので安心ですが、X-Pro2+XF35mmF1.4はレンズが防防じゃないですから、慌ててタオルで拭いたり……大丈夫でしたけどね(笑)。
やっぱりこういうシーンでは防防大事ですよねえ。
というわけで、真冬の西湖野鳥の森公園での撮影でございました。
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目が痛いくらいです。
さて、そんな晴れた朝、いつものように井の頭公園に行ってきました。最近はX-T2のフィルムシミュレーションをマイルドなPRO Neg. Stdにすることが多いんですが、あえてコントラストの強いPRO Neg.Hiにしてみよかな、と気まぐれを起こしてみましたが、やはり野鳥にはコントラストが強すぎました。
まあたまにはいいか、とRAWファイルから昔のようにLightroomで現像作業をしてみたんですが、その結果とPRO Neg.Hiの撮って出しと見比べてみましょうか。どんな結果になるか、これを書いている時点で自分でもわかってません(笑)。

Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/10.0 35.0mm 1/640 ISO1600
まずこちらがRAW現像した完成画像です。富士フイルムの場合、RAWファイルもまずは設定したフィルムシミュレーションに基づいて絵が作られるようで、PRO Neg.Hiの描写から修正したのがこの画像、というわけです。
では撮って出しはどうかというと…

わんこが完全に日陰に入っちゃってて、真っ暗でございます。左側のご主人さまのジーンズや靴は適性露出ですね。こちらの方に完全に露出が合っちゃってます。本来なら失敗写真と言ってもいいかもしれませんが、ここから左側が飛ばない程度に全体の露出をアップし、さらにシャドウ値を上げてわんこを明るくしてます。その後ホワイトバランス、コントラスト、自然な彩度、明瞭度などいじったと思います。最後に軽くトリミングして完成です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO1000
いつものシジュウカラですが、ここまでアップで撮れるのも珍しい。紅葉の朱色との対称もいいカンジです。さて、これの撮って出しはこんなカンジです。

もちろん、トリミングしてるのはすぐにわかると思います。実際は全体の露出を少し上げ、シャドウを持ち上げてシジュウカラを明るくしました。その後ちょっとだけ明瞭度、自然な彩度、シャープネスを持ち上げて、トリミングして完成です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/10.0 560.0mm 1/1000 ISO3200
今シーズン初のシメが高い梢の上にいました。かなり距離があったんですが、なんとか絵として見られるくらいには撮れましたね。これはマニュアルフォーカスで撮っています。前にこれだけ細い木の枝が被っていると、さすがにAFは不可能です。フォーカスアシストでマニュアルフォーカスがやりやすいのもX-T2の優れたポイントです。
さてこれの撮って出しはというと……。

これはもう、順光のいい光が来てましたから、ほぼ露出はいじってませんが、コントラストをほんのちょっとアップ。あとは明瞭度とシャープネスをちょっとだけ上げてトリミングしています。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1600
向かって右上に太陽があって、水面にまぶしく反射しているところに、キンクロハジロです。これはもう水面メインで、キンクロはシルエットでもいいと思って撮りました。これの元画像はというと……。

こちらが元画像。なんだかこれはこれでまぶしいカンジが出ていいような気がしますが(笑)。
しかしやはり作業をしていると全体を落ち着かせたくなるもので、全体の露光量を-1.45とかなりダウン。あとは明瞭度を+74とかなり上げてます。そののちトリミングですね。まあトリミングはするとしても、露光量は下げない方がよかったかなあといまになって思います(笑)。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/1000 ISO3200
さて、樹上のエナガはそりゃもう加工したくなる被写体です。これなどはかなりいい条件のところに来てくれましたが、それでもけっこういじってます。元画像はこんなカンジです。

まず全体の露光量を-1.20とぐっと暗くしました。それによって、背景の青がぐっと濃くなって、青空らしくなります。その後、補正ブラシでエナガの胸から上の部分だけ+1.09明るく戻してます。その後、さらに濃厚にしたくなって自然な彩度をちょっとアップ。最後にトリミングです。木の枝のバランスなども考慮して、エナガをほぼど真ん中に持ってきました。
この方法はこういったときによくやる手法です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/1000 ISO6400
最後は紅葉の水面をバックにしたキセキレイ。この時期ならではのちょっと会心の1枚です(笑)。
この画像の元はこんなカンジでした。

水面の色合いはそのままですが、キセキレイ自身はかなり逆光で暗くなっちゃってますね。これだけ背景が明るければそうなるのが自然です。
そこで、まず全体の露光量を+0.20明るくします。細かいパラメーターをいじる前に、まず全体の露光量を調整するのはセオリーです。この場合は明るくしすぎると水面の色合いが薄くなってしまうので、ほんのちょっとだけ。
それからシャドウを+59とかなり持ち上げます。その後さらに補正ブラシでキセキレイの上半身を+1.09明るくし、トリミングで構図を整えて完成です。
ついでに書いちゃいますが、ワタシがトリミングで構図を整えるとき、野鳥の場合はまず鳥の顔の向いている方向を空けます。この写真のように鳥が横側を見せている場合は特に、顔の向いている方向の空間を必ず空けます。お尻の方が空いてるのはあり得ないです。さらに、全体のなかのバランスにもよりますが、これくらい大きく鳥が写ってる場合は、鳥の顔(特に目)を画面の中心付近に置くようにすると構図が落ち着きます。写真を見るとき、人は必ず鳥の目を最初に見ますからね。そこを真ん中に置いて、体は右側半分にあるようにするわけで、実はこれ、言ってみれば日の丸構図なんです(笑)。
しかし全体をみればこれを日の丸構図だと思う人はいないでしょう。これも誰に習ったわけでもない、ワタシオリジナルの手法でございます。あーあ、バラしちゃった(笑)。
というわけで、最後はなんかネタばらし大会になってしまいましたが、野鳥写真のRAW現像をどうやっているか、我流ではありますが皆様のご参考になれば幸い、ということで語ってみました。
まあ、XシリーズのJpegのおかげでここまでがっつりとRAW現像をすることは最近はなくなりましたが、でも実は最終的に作品を仕上げるときはJpeg画像もちょっとだけLightroomでいじって仕上げます。特に野鳥写真は悪条件な撮影状況のことが多いので、どうしても調整の必要があるわけです。特に色合いじゃなく、露出の調整ですね。色合いはフジのフィルムシミュレーションにおまかせでばっちりですから。
野鳥以外はほとんどいじることはなくなりましたね。
でも、RAW現像はやはり面白いし、勉強になります。特に構図をきちんと整えるために、いくら撮って出しがいいと言ってもパソコン上の仕上げ作業はやはりやるべきだとワタシは思います。
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まずは野鳥シーズンにはまだ早い、9月のうちに撮った写真から。必然的に公園に定住してる連中がメインになります。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO6400
ほとんどが100-400mmとの組み合わせになります。これはほぼ購入初日に井の頭公園で撮ったものですね。かゆいところをかいて「気持ちいい〜」と頭の羽毛が逆立っちゃってるアオサギくんです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO6400
カワセミも一年中いる鳥です。ちょうどいいサイズの小魚をゲットした雄のカワセミくん。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO1000
こちらはいい光が当たってる井の頭公園のカワセミくん。雄の呼び声に答えているまだ若い雌です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/125 ISO800
こちらは9月19日、今シーズン初めて撮影できたエナガです。エナガが撮影できるかどうか、は野鳥撮影カメラのひとつのベンチマークになりますね。X-T2+XF100-400mmはぎりぎり合格、でしょうか(笑)

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO640
ふたつ上のカワセミと同じポジション、こちらは10日後くらいの撮影ですが、たぶん同じ雌でしょうね。
木の枝に留まったまま体をかこうとして、うっかり枝から落ちそうになって慌てて羽ばたいているところ。ホントです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO6400
こちらは9月27日、井の頭公園にやってきたセンダイムシクイです。シジュウカラの集団と一緒に行動していました。
久しぶりだったのでちょっとうれしかったですねえ。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/6.9 340.6mm 1/320 ISO2500
10月2日には、今シーズンの初オナガを撮影することができました。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 421.5mm 1/2000 ISO1250
フライング・アオサギ。井の頭公園の広い池をゆっくり横切っていったので、余裕を持って追うことができました。これくらいの動体追尾だったらX-T2は楽勝です。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/10.0 340.6mm 1/250 ISO2500
またカワセミですが、善福寺公園です。まだペアになりきってない緊張感ただよう距離感でしょうか(笑)。
鳴き交わす声がなかなかかわいいんですよね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/250 3200
10月14日、善福寺公園にコサメビタキが来てくれました。可愛いので大好きな鳥のひとつです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO2500
11月に入って、シジュウカラもずいぶん近くまで下りてきてくれるようになりました。まあこの写真の場合は日陰のシジュウカラより、まだ色づいていない緑の透過光が主役でしょうか。でもシジュウカラの瞳にアイキャッチが入りましたからオーケーです。野鳥の場合、瞳のアイキャッチはかなり重要ですよね。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/9.0 560.0mm 1/500 ISO4000
11月10日、コゲラはたくさん見られるようになりました。ちょっと頭の後ろが逆立って、赤い羽毛が見えてるところがポイントです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/320 ISO400
実はこのシーンはけっこう日が暮れてからのショットなんですが、X-T2のスポット測光がいい仕事してくれました。
実は最近になってようやくわかったんですが、X-T2だとレリーズ半押しで測光開始、じゃないんですね。何もしない状態で実は測光をやっていて、ファインダーの中でいい感じで測光できた、と思ったらレリーズ半押しでフォーカス、が正しい手順みたいです。(自動フォーカスはオフにしています)
もしくは設定でレリーズ半押しと測光開始を連動できるようになるのかな?まだ研究途上でございます。
いずれにしても、フォーカス速度はもちろん、測光スピードもクイックな撮影には大事ですね。もうちょっとだけスポット測光のときの測光スピードも上がるといいと思います。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200
ハクセキレイも地面に下りてくるようになりました。気取った様子でちょこちょこ歩いてる姿が可愛いです。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 436.8 mm 1/1000 1600
ダイサギの飛翔シーン。夕方の強い日差しが背後から当たっているんですが、白い羽毛が白飛びせずディテールを保ってます。あらかじめカメラ内の設定をハイライト-1にしてますが、Lightroomでさらにハイライトをちょっとだけマイナスにしています。
俺の場合はJpegの画像もLightroomで後処理しちゃいます。よっぽど大伸ばしするならともかく、通常の鑑賞なら画質の低下なんて感じないですし、フィルムシミュレーションの色を生かしたままレタッチできるメリットの方が大きいと思います。

Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/400 ISO2500
そしてラストは絶好の場所に来てくれたカワセミの画像です。サイドから光が来てますが、下クチバシの赤が鮮やかに撮れましたね。善福寺公園のカワセミたちもかなり人慣れしてきたようで、ちょっと近づいても平気になってきました。
というわけで、9月のX-T2の発売から最近までの秋の野鳥撮影の様子をお送りしました。これからいよいよ冬の本格的野鳥シーズンになりますね。楽しみでございます。
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そんななか、先月の中ごろに家族旅行で富士五湖に行ったときの写真が溜まっておりますので、ご紹介しましょう。まずは行きの中央道、談合坂SAでたくさん子育てしていたツバメたちの画像です。
ツバメの子育てというと春のイメージですが、標高が高いからでしょうか、談合坂では7月の半ばになっても子育て真っ盛りでした。売店やトイレなどの屋根の庇の裏に、たくさん巣があってヒナたちが大合唱でございました。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/200 ISO6400 Flash (off, did not fire)
身体の大きなヒナのなかには、もうこんなふうにいっちょまえに羽ばたいてみせたりできる子もいました。観察しているとやはり個体差は大きいようです。孵化が早かったことで体格的に有利なのか、生まれながらにアグレッシブな性格なのか、ヒナたちの間の生存競争は既に激しいようでした。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/500 ISO6400 Flash (off, did not fire)
このアングルからみると、鳥のヒナの身体というのは、親が餌を突っ込みやすいような形になってますねえ。口が大きくてぱっくりと丸い穴になっています。成長するにつれて、どの鳥も口が小さくなっていくんですよね。巣立ったばかりの若鳥は、まだ口の形だけがヒナの形態を残しているので見分けるポイントになります。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 352.9 mm 1/250 ISO6400 Flash (off, did not fire)
ちょっとお疲れなんでしょうか。肩に哀愁がただよいます(笑)。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/8.0 400.0 mm 1/320 ISO4000 Flash (off, did not fire)
やれやれ、忙しいったらないわ……。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/500 ISO3200 Flash (off, did not fire)
こんな瞬間が撮りたくてしばらく粘ってみたんですが、親がこうして餌を与えるのはホントにほんの1秒くらいの瞬間芸なんですね。カメラをずっと構えていても、来た!と思ってシャッターを切ったのではもう遅い、くらいのタイミングで。
結局一緒にいた家人に見ててもらって、親がランディングする直前から連射することで撮影に成功しました。
というわけで、談合坂SAのツバメの写真でございました。
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Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/1000 ISO1250 Flash (off, did not fire)
ヒナは全部で5匹。もう生まれてからだいぶたつようで、親鳥の周りを元気に泳ぎ回っていました。
親が池のほとりでひと休みすると、子供たちもそれに続いて丸木の上に上って、親のまねして身繕いです。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 167.3 mm 1/800 ISO1000 Flash (off, did not fire)
まだまだ羽は小さいですが、身体つきは次第に立派にカモになってきてますね。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/800 ISO1250 Flash (off, did not fire)
パタパタ!立派に羽ばたいてるつもり。でも隣の兄弟たちは我関せず。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/1000 ISO1600 Flash (off, did not fire)
落ち着いたら仲良く並んで。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/800 ISO1250 Flash (off, did not fire)
あっというまにうとうと……

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/800 ISO1000 Flash (off, did not fire)
元気に育ってほしいものですね。

Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/800 ISO1600 Flash (off, did not fire)
すべてX-Pro2、XF100−400mmにテレコンバーターx1.4で撮影してます。
フィルムシミュレーションはクラシッククローム、Lightroomではトリミングのみの撮ってだしです。
テーマ: FUJIFILM デジカメ | ジャンル: 写真