FC2ブログ

X100F買い戻しました

そうなんです。思えば去年の年末のこのとき、X-T3を導入するためにホントに涙をのんで下取りに出したX100Fでした。
去年の6月に購入して半年、小さくて凝縮されたその存在感と小さくてもずっしりとした高級感、まさにminiX-Pro2といった可愛さにとても愛していたX100Fでしたが、冬の野鳥シーズンの使用頻度と緊急性を鑑みるとですね、犠牲になってもらうしかなかったわけですが……。

その後、さらにストリートスナップに目覚めていき、当初違和感のあった換算35mmという画角にもすっかり慣れていきました。そうなるにつれ、後悔が募ったのでございます。X100Fコンパクトでよかったなあ、X100Fがあれば便利だったなあ、X100F売らなきゃよかったなあ……(笑)。
結局、このときに購入したレンズ2本(XF27mmF2.8とXF23mmF1.4……XF23mmF1.4は涙を飲みました。きっとそのうちタイミングが合えば買い戻します)と、ひととおり使い倒したノクトン35mmF1.4(これもきっといつか買い戻すw)の3本と引き換えに、再びX100Fを迎え入れることになったわけでございます。



P2JG8124
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF2 R WR
ƒ/8.0 35.0 mm 1sec ISO1000
Classic Chrome




あとから気がついたんですが、この記事の日付が2018年6月29日、上の写真が再びうちに来た日で2019年6月26日でございます。3日違いは誤差みたいなものでしょう(笑)。どうも6月末のこの時期になると、ワタシはX100Fを購入したくなるようです。
前回は新品を購入いたしましたが、今回は中古品を。カラーはさんざん迷いましたが、また同じブラックにしました。ボディスーツと純正レンズフードは前回の購入品。いつかこんな日が来ると思い取ってあったのです。

しかし、純正レンズフードには以前から不満がありました。ライカ風でカッコいいスリット付きフードですが、そこそこかさばるんですね。コンパクトデジカメであるX100Fはコンパクトさが信条。バッグにすっと入らないと存在意義が半減するのです。
そこで今回は見つけました。カメラアクセサリーと言えばオリエンタルホビーさんです。こちらのX100F専用アイテムの中から、ストックホルムのトーマス・マンセルデザイン、スクエアフードMARK IIです。


P2JG8131
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF2 R WR
ƒ/11.0 35.0 mm 3sec ISO800
Classic Chrome


T3SB1915
Fujifilm X-T3
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0 mm 8sec ISO200
Classic Chrome


T3SB1929
Fujifilm X-T3
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.5 35.0 mm ¼ ISO200
Classic Chrome




これはいいです。XF35mmF1.4の角フードとよく似ていますが、純正品より5mm程度短くて、幅も狭く先すぼまりなので引っ掛かりもありません。心持ち丸っこいフォルムはX100Fをより愛らしく見せてくれますよね。
とても気に入りました。

T3SB1909
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0 mm 20sec ISO800
Classic Chrome


並べてみましたX100FとX-Pro2の兄弟。角フードは……似てるっちゃあ似てるけど違うと言えば違いますね(笑)。



T3SB1919
Fujifilm X-T3
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0 mm 1/5 ISO200
Classic Chrome


もうひとつ大事なのはそう、クロにゃんこ……じゃなくてストラップです。
普段は割とシンプルなストラップを好むワタシです。長さ調整機能すら必要ないと思っています。それで基本的には昔ながらの革ストラップが好きなんですが、今回はちょっと新しいアイテムを試してみることにしました。
登山用のザイルを流用して制作されたという、ヨセミテストラップというロープストラップです。
丸断面のロープなので当然裏表はナシ。ザイルなので水や汚れにも強いです。あと特筆すべきなのが、このストラップは「結べること」です。結んでやることで収納しやすくなりますし、そのまま手首に通してリストストラップとしての使い方もできます。ぎゅっと結んでも結びクセがつくこともありません。実に融通が利くんですね。
カメラ関係のグッズで割と大切なことって、「融通が利くこと」なんじゃないかと個人的には思います。DOMKEのバッグが好きなのもどう使っても対応できる使い勝手の幅なんですよね。逆に、こう使えば便利、というような専用機能のご提案(笑)がなされているようなグッズは往々にして使い勝手が悪いとワタシは思ってます。
その点からも、このヨセミテストラップはワタシのお気に入りグッズになる可能性大ですね。今後使っていきたいと思っております。


DSCF0019
Fujifilm X100F
ƒ/11.0 23.0 mm 1/60 ISO1250
RAW現像




DSCF0055
Fujifilm X100F
ƒ/11.0 23.0 mm 1/8 ISO640
ACROS




DSCF0078
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/350 ISO400
RAW現像




100F0098
Fujifilm X100F
ƒ/11.0 23.0 mm 3sec ISO1600
ACROS




100F0119
Fujifilm X100F
ƒ/2.0 23.0 mm 1/250 ISO200
Classic Chrome




100F0151
Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/250 ISO1250
RAW現像




100F0150
Fujifilm X100F
ƒ/4.0 23.0 mm 1/250 ISO2500
RAW現像




100F0185
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/250 ISO400
RAW現像





こんな感じで、日常のスナップに活躍してくれております。
X100F、かわいいです(笑)


NOKTON Classic 35mmF1.4

XT3B8216
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome




ドラマー業を無期限休止することを決め、ドラム機材を手放してレンズに替える「春のレンズ祭り」を行ってまいりましたが(笑)、それもいよいよ最後になりました。実用的なレンズたちを手に入れた後で、最後のヤツはちょいと趣味に走ることにしました。
不便は承知で、ライカMマウントレンズです。しかしライカ純正は高価すぎます。そこで「信頼の日本製」、信州コシナの製造する伝説のドイツブランド、フォクトレンダーに決めました。
焦点距離は35mm。Xマウントで使う分には50mm相当の標準レンズとして常用できますし、もしまかり間違って古いフィルムライカボディなんぞ手に入れたとしても、35mmレンズとしてメインで使うことができます。
また、レンズコーティングによって、現代風のMC(マルチコート)と、昔ながらのシンプルなSC(シングルコート)を選ぶことができます。ワタシはどうせなら思い切りレトロな味わいを楽しみたいので、SCをチョイスしました。



XT3B8220
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome




もちろんライカMマウントのレンズを富士フイルムのXマウントで使うわけですから、マウントアダプターが必要です。今回は富士フイルム純正のMマウントアダプターを同時に中古で購入しました。
レンズの方に電子接点はないのでF値情報などは通信できませんが、マウントアダプターにひとつファンクションボタンがあり、レンズ焦点距離や補正情報などを記憶し呼び出すことができます。このへんはさすが純正です。



XT3B8192
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/7.1 50.0mm 0.5sec ISO200
Classic Chrome




X-Pro2に装着した姿はまるでこれがあるべき姿だと言わんばかりのハマりようです。いやあ、カッコいい。もしかしたらライカに装着するよりカッコいいんじゃないだろうか(笑)。

リングは先端から、絞りリング、フォーカスリングです。XFレンズとは逆ですね。それどころか、全てのリングの回転方向、マウントの装着まで逆回転です。最初にレンズをボディに装着するときにまごついて、うっかりレンズを取り落とすことろでした。レンズの重さは200g。この小ささにしては不釣り合いなほどズッシリとした重みがあります。落として壊したら泣くところでした(笑)。



XT3B8211
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/8.0 50.0mm 1sec ISO400
Classic Chrome


ちなみに比較してみました。どれも同じ解放F値1.4のレンズ。XF23mmF1.4R、XF35mmF1.4RとVoighlander NOTON Classic SC 35mmF1.4です。
ぜんぜん大きさが違いますね。



XT3B8190
Fujifilm X-T3
Touit 2.8/50M
ƒ/7.1 50.0mm 0.5sec ISO200
Classic Chrome




さて、こちらはライカMマウント用レンズですから、当然レンジファインダーで使うマニュアルフォーカスレンズです。フジXマウントで使うときはフォーカスアシストなどは使えるにしても、基本的に手動でフォーカスしなければなりません。
さらにストリートスナップで使うときには、ファインダーを覗いているヒマや余裕はほとんどないでしょう。レンズの距離指標を目印に、被写体との距離を目測してフォーカスを決めなければなりません。
昔ながらの、ストリートフォトグラファーの流儀ですね。
慣れは必要になると思いますが、これも新しい挑戦です。頑張ってトライしていこうと思います。




意外に万能?なXF27mm

XH1A0015Fujifilm X-H1
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0 mm 1sec ISO800


さて、前回の記事でご紹介しました、なにかついでのようにポチしてしまったレンズ、XF27mmF2.8ですが、その後意外に活躍してくれております。
なにより、X-Pro2に装着した状態がとても収まりのいい姿でして。上の写真がそうですが、もともとこういう姿のカメラだったんじゃないか、と思えるくらいです(笑)。
(こちらはKenkoの39mm→49mmステップアップリングを付けて、Etumiのフジツボフードを付けております。XF27mm使いには定番カスタマイズのようです)

写りの方も、期待以上にしっかり写るレンズです。弱点としては解放F2.8は夜間スナップにはちと暗い、というくらいでしょうか。しかしそんな弱点も何とか工夫して克服してやろう、と思えるほど、なんか可愛いやつです。フジツボフードを付けてからは、レンズキャップもせずにこのままバッグに放り込んでます。
そんなXF27mmF2.8で撮った写真をご覧ください。



P2JG5330_1
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/7.1 27.0 mm 1/500 ISO800



P2JG5332
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/7.1 27.0 mm 1/500 ISO5000



P2JG5321
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO6400



P2JG5320
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO1250



P2JG5236
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO1600


P2JG5052
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/170 ISO800


P2JG5050
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/210 ISO800


まずは無機物のシリーズを。しかし無機物とひと括りにしてますが、コーヒーカップとクルマと敷石ではだいぶ質感が違いますよね。しかしどれもなかなかいいカンジで質感を再現してると思います。



P2JG4995
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/5.6 27.0 mm 1/140 ISO800


P2JG5212
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO2500


P2JG5200
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/8.0 27.0 mm 1/8 ISO800


P2JG4997
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/7.1 27.0 mm 1/60 ISO1000


こちら群衆シーンを。



P2JG5209
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO3200



P2JG5248
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/3.2 27.0 mm 1/125 ISO6400


P2JG5210
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/2.8 27.0 mm 1/125 ISO1600


P2JG5004
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/8.0 27.0 mm 1/60 ISO2500


P2JG5081
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/4.5 27.0 mm 1/60 ISO3200


P2JG5121
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/5.0 27.0 mm 1/500 ISO2000


そして人物スナップでした。いずれの被写体においても、描写は文句ないレベルですし、換算41mmの画角は何も考えずに構えて撮ることのできる、ある種万能な画角ではないでしょうか。
AF速度も、爆速とまではいきませんがXF35mmF1.4よりは素早いです(笑)。特に不満のない速度といえるでしょう。



P2JG5189
Fujifilm X-Pro2
XF27mmF2.8
ƒ/5.0 27.0 mm 1/125 ISO2000


そんなわけで、コンパクトさに魅かれて導入したXF27mmF2.8ですが、使ってみると意外に使い勝手のいい「付けっぱなし標準レンズ」としての地位を確立しそうな実力の持ち主であることが判明いたしました。
XFレンズシリーズの中では若干地味な存在かもしれませんが、もうちょっと評価されてもいいレンズがXF27mmF2.8なんじゃないかと、ワタシはそう思います。


テーマ: スナップ写真 | ジャンル: 写真

レンズ一気に3本購入

P2JG5103
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/3.6 24.9 mm 1sec 2500
Classic Chrome



そうなのです。ここへきてワタクシ、レンズを一気に3本新規購入するという暴挙に出ました(笑)

なぜそんな突然アタマがおかしくなったのか?それをご説明する前にここで、いままでのワタシのレンズ構成をご説明しますね。興味ない?まあそう言わずに(笑)

単焦点:
 12mm 35mm 90mm
ズーム:
 16ー55mm 50ー140mm 100ー400mm



こんなカンジでした。まあとりあえず各焦点域のズームはカバーできていて、要所を単焦点で、というカンジです。
本当は単焦点が好きなんですが、やはりどうしてもズームが必要な場面というのはあるもんなんですね。特に仕事のとき。
ていうか16ー55と50ー140の2本のズームは、完全にお仕事用と言っても過言ではない状態で。普段はまず持ち出さないレンズとなっておりました。
特に稼働率が低いのが、50ー140レンズでした。どこか、中途半端なんですよね、画角が。これを持ち出すときは望遠が欲しくて持ち出すわけですが、140mm(換算200mm)はちょっと足りないんです。テレコンをかますという手はもちろんありますが、だったら使い慣れた100ー400を持ち出しちゃうなあ、と。
プライベートでは完全に90mmと競合してましたね。中望遠くらいの画角を想定するなら90mmです。というわけで、50ー140の出番は極端に少なかったんです。完全に防湿庫の中で待ちぼうけのただ一つのレンズが50ー140だったわけです。
なので、決心いたしました。50ー140を手放して、その分もっと使用頻度の高いレンズを購入しようと。

P2JG5106
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1 24.2 mm 5sec ISO2500
Classic Chrome




さて、このラインナップで足りないピースがありますよね。そう、マクロレンズです。
フジノン60mmのハーフマクロを手放して以来、マクロレンズの部は空席になっていましたが、春が近くなってくると、やはりマクロレンズで花でも撮りたくなりますよね(笑)。
実は、タムロン90mmマクロ、いわゆる「タムキュー」でいい中古の出物でもないかとしばらく狙っていたんですが、マウントアダプターかますのもなんか面倒だなあ、と……。

というわけでマクロレンズが欲しいなあ、と思ったときに、XFレンズの中では3つの選択肢があります。
まず、XF60mmF2.4を買い戻す、という方向ですね。コスト的にはこれが最も安全です。写りもバッチリなのは承知ですね。ハーフマクロなのも、まあ、そういうもんだと思って使えばいいですよね。
もうひとつは、最新のマクロ、XF80mmF2.8を購入する手です。これは60mmと違って等倍マクロ、しかも最新のフジノンなので防塵防滴で−10℃保障、フォーカスも速いに違いありません。しかもこいつは、テレコンバーターが使えるんです。なので、x1.4を使えば換算168mmF4、x2.0(持ってませんが)を使えば換算240mmF5.6の望遠マクロレンズにもなるんですよ。特に240mmF5.6相当なら、100ー400のサブレンズ的な使い方もできそうで、かなり幅が広がるのではなかろうかと。このアイデアはかなり心が揺らぎました。

しかし、最終的に選択したのは第3の道、ZEISS Touit50mmF2.8マクロの購入でした。

P2JG4993
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0 mm 1/15 ISO400
Classic Chrome




まずコストですよね。やはり80mmは高い……。その点ツァイス50mmはちょうど中くらいのコストで済みます。
さらに、50mmという画角が魅力的なんです。マクロ用途だけでなく、スナップやストリートフォトでもいいカンジに使える画角ですよね。ペット撮影でも活躍しそうな画角です。
さらに何と言ってもこれは、”Macro-Planar” なんです。昔Canonを使っていたころ、最も気に入って使っていたのがPlanar50mmでした。マニュアルフォーカスでしたが一生懸命練習して使ったもんです。そういえば富士フイルムを使い始めたときの理由に「XFマウントならTouitという、ツァイスのAFレンズが使える」というのもありましたっけ。
ツァイスの中でも、最も高画質なのはマクロプラナーである、なんて話もよく耳にしていました。
要するに、前からマクロプラナーを使ってみたかったんです(笑)。なので、この機会にマクロプラナーをたっぷりと楽しもうと思います。

XH1A5341
Fujifilm X-H1
Touit 2.8/50M
ƒ/3.2 50.0 mm 1/75 ISO10000
RAW現像


T3合成
Fujifilm X-H1
Touit 2.8/50M
ƒ/4.0 50.0 mm 0.3sec ISO800
Classic Chrome フォーカスブラケット合成


80mmを選ばなかったことで、多少ながら予算に余裕ができました。というか、どうせなら2本レンズを買いたいと最初から思っていたんですよ(笑)。
いろいろ欲しい画角はあったんですが、やはり気になっていたのは23mmです。一時はXF23mmF2でようやく身体に馴染みつつあった画角です。その後X100F(レンズは23mm単焦点です)を購入するためにXF23mmF2を手放し、そしてX-T3を購入するためにX100Fを手放し……気がつけば23mm単焦点が手元に無くなっていたんですね。
無くなってみると、23mmが恋しくなります。ちょっとしたときに、あると便利なんですよね23mm。気楽に撮れる距離感覚というか、近すぎず遠すぎず、ちょうど23mmを欲する瞬間というのも確かにあるんです。

ただ、人情といたしまして(笑)、またXF23mmF2を買い戻すのは、やっぱりちょっとつまんない。ここはひとつ、XF35mmF1.4と並んで熱狂的に支持されるレンズ、XF23mmF1.4を買ってみようじゃないかと。
予算的にはちょっとお高いんですが……(笑)、ドラム関係の機材を処分した予算がありまして、若干のムリは効く状況です。このチャンスにこの名玉を手に入れてやろう!ということでございます。
いやあ、大口径の明るい換算35mm、楽しみです。試し撮りした限りでは、なるほどむちゃくちゃボケますね。

XT3B6151
Fujifilm X-T3
XF23mmF1.4 R
ƒ/2.0 23.0 mm 1/2000 ISO320
RAW現像


XT3B6143_1
Fujifilm X-T3
XF23mmF1.4 R
ƒ/5.6 23.0 mm 1/2000 ISO1250
RAW現像




さて、そんなわけで今回のお買い物もこれで終了、のハズでしたが……話はそれだけでは終わりませんでした(笑)。
23mmを検討していたとき、もうひとつ有力な候補がありました。それがXF27mmF2.8です。
実はこのパンケーキレンズは、いままでほとんどノーマークでした。絞りリングがないこともあり、なにかワンランク落ちるような気がして……まったく視界に入ってなかったんです。
しかし、換算のレンズ焦点距離のラインナップとして見たときに、このレンズの換算41mmという画角がにわかに魅力的に思えてきたんです。
昔Canonの40mmパンケーキを持っていたことがありましたね。(40mmという画角は薄く作りやすいんでしょうか?)
50mmだと近すぎる、35mmだと広すぎると思うときに、40mmという画角は普段使いにちょうどいいものになるんです。それこそ、コンデジ代わりに気楽にちょっと撮れる、いつでも持ち歩けるパンケーキレンズ付きのカメラもいいですよね。
そんなわけでにわかに”27mmもアリだなあ”なんて思ったりしたんですが、予算的にちょっとだけ高いなあ、と。そこで一度は候補から落ちた27mmだったのですが、Touitと23mmをポチっとした2日後くらいに、マップカメラの”夜市”で中古美品の出物を見つけてしまったのですよ(笑)。思い切った値段で、ちょうどコレくらいにならないかなあ、と思っていたくらいの価格に下がってまして。
酔っぱらっていたわけじゃあないんですが、つい衝動的にクリックしてしまいました(笑)。

XH1A5398
Fujifilm X-H1
Touit 2.8/50M
ƒ/11.0 50.0 mm 2.5sec ISO400
Classic Chrome




いや、もう、乗り掛かった船……違いますね(笑)。
まあ、これも縁でございますよ。勢いのままポチってしまったのもなにかの縁です。せっかくなので、この41mmパンケーキを生かす世界というのも模索していきたいと思います。ただ、X-Pro2に「つけっぱ」というのも、何かX-Pro2がもったいないような気もするんですよね。どうしたものか……考えてみたいと思います。



いずれにせよ、ですね。この結果として、現在のレンズラインナップは以下のようになりました。
どうでもいい?まあそう言わずに(笑)。

単焦点:
 12mm 23mm 27mm 35mm 50mm 90mm
ズーム:
 16ー55mm 100ー400mm



単焦点3本、ズーム3本のバランスのいい構成から、単焦点6本、ズーム2本という完全に単焦点メインの構成になりました。
まあ、本来なら全部単焦点でもいいと思ってるくらいの単焦点好きのワタクシでございますので、この結果はある種必然といえましょう。
個性的な単焦点群が加わって、これからがとても楽しみな2019年の春先でございました。












テーマ: FUJIFILM デジカメ | ジャンル: 写真

七工匠12mmF2.8レンズ

さて、久しぶりにレンズのお話でもいたしましょうか。
実は10月下旬に、1本レンズを購入していたのでした。

広角レンズはいまひとつ納得できるものと出会えなくて、買っては売っての繰り返しだと言うことは何度かここでも書いてる話ですよね。最近でもXF10-24mmを手放し、ZEISS Touit 2.8/12を売ってしまいました。
何となく広角の画角がいまひとつ苦手、とか、前玉が大きくて重量が重いためどうしても持ち歩く頻度が低くなる、とか理由はいくつかあります。いずれにせよ広角レンズってワタシにとってひとつの鬼門みたいなものだったのです。

んがしかし、そんなワタシでも無性に広角を欲する時期があるのです。それは、紅葉の季節です(笑)。
紅葉だけは、ダイナミックな広角で撮ってみたくなるんですよね〜。

んで、サードパーティーにはどんなものがあるかな、と探してみたところ、大変お手ごろな価格でひとつ、広角単焦点レンズがあるのを見つけました。それが七工匠(7artisans)の12mmF2.8レンズです。

P2JG4731
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/100 ISO400



七工匠ということでわかる通り、ワタクシ初の中華レンズです。中国製のサードパーティーレンズは近年目覚ましく品質がよくなっているとの噂は耳にしていました。しかもお値段はお安いまま。ただ気をつけなきゃいけないのが、そのほとんどがマニュアルフォーカスだということです。オートフォーカスなんてありません。手動でピントを合わせなきゃいけません。
しかしその分お値段が控えめになっていますし、マニュアルフォーカスの単焦点ということで機構がシンプルで、コンパクトにできていて大変使い勝手がいいのです。

上の写真でピントリングの距離表示がよく見えると思います。距離1m以内から、1m、2mとあって、その先は無限マークになっていますよね。要するに、2m以上の遠くはパンフォーカスですよ、ということです(笑)。
なので、ほとんどピントリングをいじることもなく、マニュアルフォーカスといっても全然関係ないのです。


P2JG4734
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/4sec ISO200


前玉がどーんと前に張り出してるのが超広角レンズらしいですね。薄いレンズフードは本体と一体構造です。
こういう構造なので、前玉の前にレンズフィルターも付けられません。
レンズキャップは前から被せるフタのような構造です。

P2JG4735
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0 mm 1/4sec ISO200




P2JG4728
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0 mm 1/30 ISO1250


X-H1に装着するとこんなカンジ。驚くほどコンパクトなのがおわかりいただけると思います。
ちなみにこのサイズですが、レンズ構成は8群10枚、うち非球面レンズ1枚だそうです。絞り羽根は7枚。
レンズ径は63mmで重量はたったの290gです。ちなみにフジノンの標準ズームレンズである18-55mmF2.8-4が310g。それよりちょっと軽いわけです。
七工匠では”世界最小の12mm超広角レンズ”と謳っています。その通りで、とても小さく、軽く、「念のため」とカメラバッグに入れておいても全く邪魔にならないレンズで、日に日に愛着が増しております。いまでは毎日必ず持ち歩くレギュラーメンバーの地位を確立いたしました(笑)。

特に、超望遠の担当が完全にX-T3になったいま、X-H1はIBIS(ボディ内手ブレ補正)の威力を存分に発揮すべく、この12mmF2.8やXF90mmF2、たまにXF16-55mmF2.8レンズとこの3本の担当となりました。
特にこの12mmF2.8を使ったストリートスナップが楽しくて、新境地を見つけた気分です。フォーカス切り替えをMFにしておいて、フォーカスアシスト(ピーキング)を常に表示させておけば、パンフォーカスとはいえ被写界深度を確認できて安心です。
では作例をご覧ください。



DSCF9170
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/500 ISO1250


まずは念願かなって紅葉を。サードパーティーのレンズですから、電子接点の情報のやりとりはありません。焦点距離の登録だけはできますが、F値は記録されませんね。
絞りリングはクリック感のないものでぬるぬる動くので、なおさらF値はわかりません。おそらくこのときはかなり絞っていたとは思います。



XH1A4279
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/640 ISO250




XH1A4219
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/160 ISO6400


こういった建築物を入れたスナップだと、このレンズの最大の美点が生きてきます。それは「線が真っ直ぐ」だということです。
電子補正の類いは一切効いてないにもかかわらず、歪曲収差がほとんどみられないのです。サイズと価格からして、もっと盛大に歪曲収差が出るクセ玉かと思っていましたが、良い意味で裏切られましたね。

XH1A4226
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/60 ISO6400


ホントに、すっきりと真っ直ぐです。もしかしたら、ZEISS Touit12mmよりそこは優秀かもしれません。



XH1A4322
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/250 ISO200


軽さ、コンパクトさとパンフォーカスを生かした超広角スナップ。この画角の面白さをこのレンズに教えられたような気がします。

XH1A4329
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/125 ISO200




さて、いいことばかりのようなこの七工匠7artisans12mmF2.8レンズですが、もちろんMFなこと以外にウィークポイントはありました。それもけっこう大きなヤツが(笑)
こちらの写真をご覧ください。

DSCF9255_1
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/500 ISO800


はい、もう一目瞭然でございますね。逆光に弱いわけです。たぶんレンズコーティングの類いは一切ナシなんでしょうね。もう清々しいくらいのゴースト、フレアが出ます。出まくります。
広角レンズというのはつい太陽光が入りがちなものですが、このレンズの場合は注意深く逆光を避ける必要があります。

XH1A4281
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/800 ISO320


それも味だとばかりに太陽をど真ん中にいれる暴挙に出ました(笑)するとやはりゴースト、フレアが出まくりです。こういうことはするもんじゃないですね。



XH1A4237
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 1/8 ISO1250



XH1A4441
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0 mm 0.5sec ISO200



XH1A4460
Fujifilm X-H1
7Artisans 2.8-12mm
ƒ/1.0 12.0mm 1/17 ISO250



P2JG4732
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0mm 1/30 ISO1250




というわけで、安い超広角の”飛び道具”が欲しいな、と購入してみたこの七工匠12mmF2.8レンズですが、飛び道具どころかもういつもカメラバッグの中に欠かせないお気に入りのレンズになりました。
サードパーティーの少ないXマウントの世界の中で、このレンズはワタシとしては自信を持ってお奨めできるレンズだと思います。いいレンズです。





A HAPPY NEW GEAR

2019nenga

新年になりましたね。今年の12月はまた例年以上のスピードで過ぎ去って行ったような気がします。
2019年、イノシシの年です。新元号はどうなるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、上のお年賀画像ですが……カメラがどうやらいつもと違いますね(笑)
そうです。案の定といいますか、買ってしまったのです、X-T3。
マップカメラの下取り通販でわが家に届いたのがなんと大晦日です。なので、年が明けて最初に撮った写真がX-T3のブツ撮り写真、になってしまったのでした。
しかし発売当初には全く興味を示していなかったX-T3をどうしてこの時期に購入することになったのか。そこには若干の経緯がございます。ご説明いたしましょう(笑)。



DSCF7929
11月28日 善福寺公園
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000




DSCF6728
11月20日 善福寺公園
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO250




DSCF5404
11月15日 石神井公園
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/2000 ISO5000




11月に入って以降、野鳥のシーズンに入ったこともあり、リハビリがてら写真はガンガン撮りに行ってました。
最初は歩くのも疲労感がすぐ来てしまって大変だったのですが、次第に数時間の撮影時間くらいなら不自由なく移動できるようになりまして、毎日がんばっていたわけです。

メインのカメラはもちろんX-H1でしたが、エナガなどが出てきてくれるようになると、若干やはり厳しさを感じるようになりました。期待したほどのAFスピードは出ていないなあ、と。
特に、昔から富士フイルムのカメラは同じなんですが、AFが遠いところから近くに来てくれた小鳥に合わせたいときに、合ってくれないんですね。その症状が、X-H1でもうちょっと改善されていると期待していたんですが、まだ足りないなと。
これは数年ぶりに野鳥用セットだけでも一眼レフに戻すしかないんだろうか……なんて、思わずNikonD850と新しい500mmF5.6レンズの価格を調べたりして悶絶したりしてたわけですが(笑)、だったらその前に新しいX-T3を試してみようじゃないかと。
幸いFPSには「購入前お試しサービス」があって、無料で一週間製品を試すことができます。いままで利用したことがないサービスだったんですが、いまこそそのときでしょう、というわけです。
そして一週間ガッツリと使い倒しました。こんなカンジです。



DSCF0600
12月22日 善福寺公園
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO2000




DSCF0880
12月23日 善福寺公園
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO6400




DSCF1557
12月24日 明治神宮
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO400




DSCF2459
12月24日 明治神宮
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO3200




DSCF2961
12月25日 善福寺公園
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/2000 ISO800




DSCF3819
12月28日 井の頭公園
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO320



DSCF4179
12月30日 善福寺公園
Fujifilm X-T3
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/4000 ISO640




いかがでしょうか。解像感、AFのビシッと合ったカンジ(日陰でも、AF-Cでも)、電子シャッターによる秒30枚連写とプリ撮影のシャッターチャンスを捉える力など、完全に次元の違う性能をX-T3はみせてくれました。
これはもう、万難を排して手に入れるしかないです。特に野鳥撮影をする人は、議論の余地ナシです。買ってください(笑)。
あ、X-H1で不満だった近くに来た小鳥にフォーカスが来るか、ですが、いい光の来てる条件なら、X-T3のフォーカスは来てくれました!これは快挙ですね(笑)。日陰ではムリでしたが、順光の来ている条件なら大丈夫です。
ようやくやってくれましたね〜富士フイルム。ビバ!です。
願わくば、半年前に出たX-H1ボディにこの性能が載っていたら文句なかったんですが……(笑)



XH1A4314
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/7.1 90.0mm 0.5sec ISO400


XH1A4299
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/11.0 90.0mm 1.3sec ISO400


というわけで大晦日に届いたX-T3です。今回は初めてシルバーにしてみました。なかなか質感の高いシルバーです。
いままでブラックボディにパーマセルテープを張って真っ黒にするのが好きだったんですが、今回はそれもできませんね。
でもこのシルバーのボディだと、黒いロゴが邪魔になりませんね。これはこれでいいカンジです。

というわけで新年早々から新しいカメラが届いたというお話でございました。2019年はこいつに目一杯働いてもらうことにしましょう。なんつってもこのために、お気に入りのX100Fを涙をのんで下取りに出さざるを得なかったわけですからね。
おっと、その前にまずはFPSにお借りしていたX-T3を返却しなければ……





シャコラで壁ギャラリー

ちょっとした小ネタを。

実はこの春、ワタシの部屋の大模様替えを企てました。結局完了するまで3ヶ月くらいかかったんですが、狭い部屋の唯一窓に面してない壁面の本棚を撤去して、壁をむき出しにしたのです。
なぜかというと、壁に写真を飾れるようにしたかったのですよ(笑)

当初は去年の個展に展示した作品を飾ろうと思っていたんですが、パネルを飾るには壁にフックを設置しなければなりません。まあ、壁に穴を開けなくても粘着式のフックなども売っていますが、なんとなくおっくうになっていました。
しかし、昨日ふと思いついたのです。去年の個展でもA4の作品を展示するのに大活躍した、富士フイルムのシャコラを使って、ぺたぺた張っちゃえばいいじゃないか、と。




シャコラというのは、要するに粘着シート付きのポリウレタンパネルです。パネルの両面に粘着シートが張ってあり、プリントアウトした写真を張って、壁に貼れるという簡単グッズです。
しかしそこは富士フイルム、ちゃんと考えてあって、両面の粘着シートは色分けがしてあって、表面は白いシート、裏面は黄色いシートになっています。白いシートをはがして写真を張り、黄色いシートをはがして壁に貼るわけですが、壁面用の黄色いシートは弱粘着シートになっているので、はがそうと思えば簡単にはがせるようになっているのです。

というわけなので、早速最近ので気に入ってる写真をプリントアウトして、シャコラで壁に貼ってみました。

DSCF0518
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/30 ISO3200
Classic Chrome


DSCF0517
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0 mm 1/27 ISO3200
Classic Chrome


A4プリントですが、10枚も張ればけっこう壁の面積をふさぐものです。思いつきで適当に張っただけですが、けっこういいカンジで壁を飾ってくれてると思います。

というわけで、写真をプリントして額装するのが面倒なときは、シャコラを使うと手軽に飾れていいですよ、という小ネタでございました。
あとは、本来平面な壁に貼るためのシャコラ、うちのでこぼこの壁紙にいつまで付いていてくれるか、それが問題です(笑)。

X100F購入しました

東京はまだ梅雨の最中のはずですが、連日30度越えの猛暑日が続いております。
こんなですから、野鳥なんているはずもありません。俺も最近ではすっかり都会のスナップシューターになっております。
そんななか、かねてから欲しいと思っていたあれを購入してしまいました。
フジXシリーズの原点、X100Fでございます。



DSCF1236
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.5sec ISO320


コレ、実はずーっと欲しかったんです。いつも持ち歩けるコンパクトなボディに解放でふんわりのフジノン23mmF2レンズ。センサーはX-H1やX-Pro2と同じですしね。
まさに最強のスナップカメラです。
色はシルバーと迷ったんですが、やはり目立たないブラックにしました。海外ではシルバーのブラウン革モデルが出ていて、ホントはそれにとても魅かれたんですが(笑)日本では出るとも出ないとも言われてないです。シルバーを買ってもしブラウンが出たら悔しいので、そういう意味でもブラックです。


gousei01
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.6sec ISO320 フォーカスブラケット合成


手に取ってみると、意外にずっしりと重たい。ボディの質感の高さとあいまって、ミニX-Pro2といったカンジです。基本的なデザインは共通してますし、並べてみるとまさに兄弟です。
「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」のふるまいも含めて、基本的な操作方もほぼ一緒です。もちろん、小さなストロボが組み込まれていたりするのは違いますし、レンズまわりなど細かな違いはありますが、ほぼ同一とみていいでしょう。


DSCF1232
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.5sec ISO320


背面からみるとこんなカンジ。ボディが小さいので仕方ないですが、ホールド性はほとんどありません(笑)。特に親指の置き場所にガイドがないので、Qボタンや十字キーなどをふいに押してしまうんですね。
これはサムレストなど購入したほうがいいのかもしれません。まあ、そういったカスタマイズも含めて楽しむカメラなんだと思ったほうがいいでしょうね。

あとレンズまわりですが、普通ならフォーカスリングとして機能するレンズ先端のリングが、ファンクションとして使えるんですね。ファインダー切り替えレバーの真ん中のボタンを押すと、リングのファンクション選択画面が出てきます。
最初、デジタルテレコンの呼び出し方がわからなくて困ったんですが、ここで設定しておくと、フォーカスリングを回すだけで35mm、50mm、70mm相当に切り取った画面で撮影できます。これはなかなかスマートです。

さて、問題はそのレンズの描写です。装着されているフジノン23mmF2レンズは、XF23mmF2とは全く違う専用設計されたレンズです。そもそもこちらの方が先に設計されているレンズですしね。
XF23mmF1.4も入れて簡単に仕様を比較するとこんなカンジになります。

X100F 6群8枚(非球面レンズ1枚)
XF23mmF2 6群10枚 (非球面レンズ2枚)
XF23mmF1.4 8群11枚(非球面レンズ1枚)



むしろX100シリーズのレンズを元にXF23mmF2が設計されたと考える方が自然ですね。
さて、このX100シリーズのレンズですが、このレンズを使いたかったというのも購入した大きな理由です。かねてから、このレンズがけっこうなクセ玉だと言われてるんですね。
以下の作例をご覧ください。

DSCF0002
Fujifilm X100F
ƒ/2.0 23.0mm 1/60 ISO1000


DSCF0004
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0mm 1/25 ISO3200


ワタシのデスクの上のタバコをごく簡単に撮っただけの作例で申し訳有りません(笑)。
上の写真がF2解放、下がF5.6です。
一見しておわかりのように、解放の写真は煙ったような大きなボケが特徴的ですよね。これがこのレンズの特徴で、この柔らか過ぎる解放の味を使いこなせるか、がこのカメラを評価する大きな分岐点になるわけです。
いわゆる、オールドレンズのような描写、といいますか。みたカンジ、ちょっとフレアが入ってるような気がします。光を取り込み過ぎちゃって、逆光のときのようにレンズ内で光がまわっちゃってるようなイメージ、でしょうか。
でもちょっと絞ればごく普通にシャキッと写ります。とても使いこなし甲斐のあるレンズではないでしょうか。
このX100F、ボディ内にNDフィルターが内蔵されていることからも、絞り解放を積極的に使ってみてね、という作り手からのメッセージが感じられます。挑戦状、かもしれませんが(笑)。
近接約10cmまで寄れるのも便利な特徴です。花とかに解放で寄ったらボッケボケの幻想的な写真が撮れる、かもしれません。しかしそれを作品として成立させるのはセンスとワザが必要ですけどね。



DSCF0034
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/60 ISO2500
ACROS(トリミングあり)


というわけで、こんかカンジのスナップを撮るには最強のカメラだと思います。
これから秋になるまで、ストリートスナップでガンガン活用していきたいと思います。


フォーカスブラケットによる被写界深度合成

先日、X-T2のファームウエアのアップデートがありましたね。今回はVer.3.0からいきなり4.0へというメジャーアップデートでございました。
もちろん、最も注目を集めるのはX-H1並みのAFアルゴリズムアップデートだと思うんですが、今回はあえてこちらに注目してみました。
それは、”フォーカスブラケット”機能です。いままでもブラケット機能はいくつかありました。フィルムシミュレーションブラケット、ISOブラケット、AE(露出)ブラケットにホワイトバランスブラケット等々。要するに、1回のレリーズで特定の設定だけを変化させていくつか撮影する機能ですね。それに今回、フォーカス位置をずらしてブラケット撮影をする機能がプラスされたわけです。

いままでのブラケット撮影機能というのは、要するに「どれがいいかあとで検討する」ための機能でした。ひとつの設定に決めきれないときに、ブラケット機能でいくつかのパターンを撮っておいて、あとでどれがいいか決められるのが便利だったわけです。しかし、今回のフォーカスブラケットではそれが違います。ピント位置をずらした数枚の写真をあとから全て合成することで、「完全無限遠(パンフォーカス)」写真を作ることができるのです。
(※追記…AEブラケットでHDR合成をするケースもありますね)

ブツ撮り撮影をかじったことのある人ならご経験かと思いますが、ブツ撮りなどで手元の小さいものを撮影すると、被写界深度はとても薄くなるのです。シャッタースピードを無視して限界まで絞りを絞っても、どうしてもどこか被写界深度から外れてボケてしまうのです。個人の趣味で撮るならあまり気にすることはないですが、商品撮影の仕事などでブツ撮りをするプロの方は、クライアントから「商品の全部にフォーカスの合った写真」を要求されるわけです。あと、昆虫のマクロなどを撮影する人なども、ボケのないマクロを撮るために大変な苦労をされていると聞きます。かつては手作業で数百枚の写真を切り張りをした、なんてお話を聞いたこともありますが、Photoshopの登場でそんな苦労もせずに済むようになったそうです。しかし、Photoshopで合成するために、手動でピント位置をずらした写真を数多く撮る手間はあったわけです。
フォーカスブラケット機能は、そういった手間をカメラにお任せにできる機能なのです。

というわけで、ワタシも早速試してみることにしました。

IMG_0330.jpg

ちなみに設定はこんなカンジです。コマ数は何コマ撮影するか、ステップというのはフォーカスを移動する範囲、撮影間隔はレリーズする時間差です(ストロボなど使用するときはチャージ時間に合わせて設定します)。
ちなみに、こちらの設定に関しては、当然取り扱い説明書には書いてません。富士フイルムのWEBサイトに行って、ファームVer.4.0の説明書をDLしないとわかりません。これがたいへんわかりにくく、たいへん不親切です(笑)。
説明をキャプチャしますと、こんなカンジです。
トリセツcap

これだけです。問題なのは、「ステップ」の単位がよくわからないことです(笑)。まあ、被写界深度は撮影のたびに変わりますから、なんとも言えないとは思いますが…手探りで設定していくしかないですね。
とりあえず、今回はコマ数20、ステップ10ということでやってみたら、なんとかうまくいきました。

撮影したデータは1回につき20枚なので、その全てをお見せしてもあまり意味ないですね。とりあえず最初と最後はこんなカンジでございます。

T2185270.jpg

T2185289.jpg

この間に18枚の写真があって、計20枚の写真を、これからPhotoshopで合成するわけです。さあ大変(笑)。
ワタシはAdobe クリエイティブクラウドを利用しておりますので、PhotoshopのバージョンはPhotoshop CC 2018ということになります。Photoshopはバージョンによって表示画面などががらっと違ったりするので、バージョンをしっかり把握して操作法をググる必要があります。(フォトショ素人なので当然毎回ググるのです)
今回は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
わかってしまえば大変カンタン。全ての写真をレイヤーとしてフォトショに取り込んで

編集 > レイヤーを自動整列
編集 > レイヤーを自動合成

コレだけです。カンタンすぎて拍子抜けするほど。難しい設定などなしで被写界深度合成写真ができあがります。
できあがった写真がこちら。

xpro2gousei
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5
55.0mm
1/15
ISO4000


なんかこう、一生懸命作った割には見た目ごく普通なのがなんとも言えないんですが(笑)。
しかし、フードの先端から奥のグリップまで、しっかりフォーカスの合った写真ができあがりました。

見た目に違和感がないのは、たぶん我々の視界で見てるモノのイメージにごく近いからだと思います。人間の目は被写界深度が深いですからね。逆にいうと、一眼レフ写真がもてはやされるのは薄い被写界深度にインパクトを感じるからです。
しかし、対象物をしっかりビシッと写したいブツ撮り写真としては、これこそが欲しい結果なのです。

すっかりアジをしめて、もう1枚作ってみました。こんなカンジです。

ブラケット合成画像
Fujifilm X-T2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.0
23.0mm
1/8
ISO400


カンタンかんたん。Photoshopすごいです(笑)。

ただ、カンタンといえども落とし穴はあります。ワタシがやったなかでもふたつ、気をつけるべきポイントがありました。どちらもレンズに関する注意事項です。

1)XF35mmF1.4Rはフォーカスシフトに注意

愛用のレンズ、XF35mmF1.4ですが、設計が古いせいでフォーカスが移動すると微妙に画角が変わります。
もちろん、Photoshopは「レイヤーの自動整列」で画像を合わせてくれると思いますが、それによって全体がクロップされて画角が変わってしまうのはどうしようもありません。どうしてもXF35mmF1.4を使いたいなら画面に余裕をもって撮影する必要があります。

2)マクロリングは使えない

どうせマクロ撮影なんてめったにやらないし、やるんだったらマクロリング使えばいいや、とマクロレンズを処分してしまったワタシですが、ここで痛い目にあうこととなりました(笑)。
マクロリングを使った撮影は、フォーカス移動の範囲がごく狭くなるため、充分なシフト量が得られないのです。よって、フォーカスシフト撮影には使えないのです。
小さなモノをパンフォーカスで撮りたい人は、ちゃんとマクロレンズを使いましょう。

というわけで、フォーカスシフト合成でパンフォーカスブツ撮りをする実験でございました。
ご自宅でカンタンにできる作業(エドチャイナ風に)なので、X-T2をファームアップされた方は、ぜひ一度トライされてみてはいかがでしょう。












X-H1ファーストインプレ

P2JG3810
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO1000
Classic Chrome


実はしばらく前から噂サイトなどで「富士フイルムは”究極のX”を用意している」などという情報が流れていました。そんななか、2016年9月のX-T2の発売以来、ほぼ1年半ぶりの新ラインの発売となりました。ProラインでもTラインでもなく、新しくHというラインができたわけです。
APS-Cミラーレスの利点を生かして、一眼レフより軽くコンパクト、という路線を貫いてきた富士フイルムのXシリーズですが、今回のX-H1では思い切ってボディサイズを大きくし、しっかりとしたグリップも付けてきました。
今回ボディ内手ブレ補正(In Body Image Stabilizer=IBIS)を組み込んできたことからなのか、ボディ自体がだいぶ肉厚になった印象。富士フイルムは「ボディ内手ブレ補正は画質が落ちるからやらない」と明言してきましたが、「いいのできたから前言撤回」ということですね(笑)。
ユーザーの要望をすかさずファームアップに反映してくれるフットワークの軽さも富士フイルムの特色ですが、さらっと前言撤回してやらないと言ってたものを出す発言の軽さも富士フイルムの特色ということで(笑)。
まあ、いいものを作ってくれればいいわけです、ユーザーとしては。

P2JG3811
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO640
Classic Chrome



思えばレンジファインダースタイルのクラシックなボディから始まったXシリーズ。X-Pro1、X-E1とその路線が続いて、今度は一転して一眼レフスタイルのボディを出そう、となったときに、デザインのオリジンをどのあたりに定めるか、難しいところだったと思います。結果的に60年代、70年代のフィルム一眼レフを思わせるデザインとなったX-Tシリーズは、望遠ズームレンズも使いやすいものになりましたが、現代的な50-140mmや100-400mmレンズと組み合わせたとき、ワタシ個人的にはレリーズボタンの位置など「中途半端だなあ」感がぬぐえないものがありました。素のボディで単焦点レンズなどを使うときなどはボディ上面にレリーズボタンがあってもいいと思いますが、バッテリーグリップを組みあわせて超望遠レンズを使うときなどは、握ったグリップの部分にレリーズボタンがあるべきで、今回X-H1でそういった現代的なデザインを採用してきたのは、ワタシとしては歓迎です。
ボディ上面のレリーズボタンはストラップホールとの干渉もあって、たまにそのへんが気になることもあったんですよね。「良き時代」へのオマージュ溢れるデザインも大好きですが、やはり実用性は大切です。今回のX-H1のグリップまわりのデザインは、そういったX-Tラインの「中途半端感」を払拭するものでとてもいいと思います。


P2JG3809
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO800
Classic Chrome


上から見るとグリップの深さが一目瞭然ですね。かなり思い切って攻撃的なデザインにしてきたと思います。
このあたりのデザインは、明らかにGFXの流れを酌んでいるものです。中判デジタルたるGFXを、ハッセル風デザインではなく一眼レフ風デザインとしたなかで、富士フイルムのなかで現代的なグリップ付きの一眼レフデザインもいいね、となったのかもしれませんね(笑)。上面液晶など全く新しいデザインを採用したGFXを富士フイルムのイメージリーダーとするために、GFXジュニアをXシリーズで作ろう、となったのかもしれませんし、もしかしたら同時進行のプロジェクトだったのかもしれません。
いずれにせよ、X-H1は明らかに”GFXのX版”です。
これまではX-Pro2とX-T2が「どっちもフラッグシップ」と言い張っていた富士フイルムですが、今後はこのX-H1が事実上のフラッグシップなんでしょうね。もしくは他社みたいに「プロフェッショナル向け」「ハイアマチュア向け」とか分けていくのかもしれませんが、それはアホらしいのでやめてほしいですね(笑)。


P2JG3819
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/13.0
35.0mm
1/15
ISO1250
Classic Chrome


こうして並べてみると、X-H1のグリップの厚さがよくわかります。また、アイピース部分がかなり後ろにせり出しているのもわかりますね。(左目効きのワタシですが、これによって鼻が液晶スクリーンに当たらなくなりました。ありがたい!)
全体の高さもちょっと高くなっています。

そんなわけで、どうしてもX-T2と比べてしまうんですが、数日使用してみた感想としては、かなりポジティブです。
確かに重く分厚くなりましたが、それでもまだまだカメラとしては軽いです。そしてなんと言っても、今回富士フイルムが新開発した”フェザータッチシャッター”が心地よい!軽くて音も小さいですが、決して安っぽくないんですね。富士フイルムは比較的シャッターフィール、シャッター音にも気を配っているメーカーだと思いますが、従来はどちらかというとクラシックな、昔のカメラっぽい音と質感を目指している感がありました。しかし今回は新路線を打ち出したと思います。実に現代的で軽やかなシャッターフィールです。積極的に撮りたくなるシャッターで、今回これが大いに気に入りました。

P2JG3808
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO640
Classic Chrome


ボディが重くなったのはワケがあります。今回富士フイルムはX-H1のボディを、従来より1.25倍厚いマグネシウムシャシーで作っているそうです。それによって、単純計算で従来の2倍のボディ強度を実現しているそうな。
その効果は、手にすればすぐ実感できるものです。ボディの剛性感、安心感がワンランク違うものになっています。ワタシの経験上でいうと、Canonの1DXに近いかもしれません。少なくとも、APS-Cボディでは破格の剛性感だと思います。
こうなると、ちょっとどこかにぶつけてみたくなる誘惑に駆られます(笑)。やらないですけど。
こってりと厚塗りされた塗装もあいまって、X-H1はちょっとどこかにぶつけたくらいじゃキズひとつ付きそうもない気がしますね。これはワタシのようなガテン系野外生活カメラマンにはとてもありがたい。
マウント部分もがっちり剛性が上がってます。XF100-400mmレンズにx1.4テレコンを付けた装備だと、X-T2だと若干マウント部のたわみが気になったものですが、X-H1はそれもありません。


P2JG3824
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/16.0
35.0mm
1/4
ISO400


バッテリーグリップを装着するとこうなります。まったくもって従来のXシリーズとは別物の貫録です。
性能面ですが、あまり語られていませんがAF性能もアップしています。野鳥を撮影している場面で、AFの無限遠から最短までの移動や、枝にとまった小さな野鳥を狙ったときのフォーカスの後ろ抜けなど、まだまだストレスが溜まる部分が多々あったX-T2でしたが、そのあたりだいぶ向上したと思います。(まだまだ完全にはほど遠いですけどね)
そのへんは、購入前に店頭で実際にレンズとX-T2を持ち込んでがっちり比較した結果ですので確かです。
IBISの効きに関しては、望遠レンズで鳥ばかり狙っているこの季節ですので、まだ実感するには至ってません。しかし、XF16-55mmなどを装着してファインダーを覗いてみると、しっかりと効いているカンジはわかりますね。いずれ、16-55mmやXF90mmなどで手持ちの夜景撮影などトライしてみたいと思います。


P2JG3839
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/16.0
90.0mm
1/4
ISO400
Classic Chrome


AF-Cの動いている被写体への追従に関してはまだ語れるほどのデータがありませんが、AF-C時のフォーカス精度に関しては向上しています。
従来では、AF-Cで追いかけている間のフォーカスのウォブリング(サーチ動作)がけっこうあり、たとえばいまにも飛びそうで飛ばない野鳥などをAF-Cで連写した場合、被写体は動いてないのにコマによってフォーカスが外れているものがけっこうありました。それが今回はだいぶなくなっています。
これによって、AF-Cモードのままで動くであろう被写体に備えることができるようになりました。これはかなり大きな進歩です。もちろん、被写体が止まったままであろうときは、AF-S+MFで万全を期すのがベターですが、煩雑な切り替えをする頻度が下がるのはありがたい。
それだけに、AFモードスイッチが相変わらず前面にあるのは惜しいですね。しかもスイッチが小さいし。
ワタシだったらレリーズボタンのところにある電源スイッチの場所にAFモードスイッチを配置して欲しいと思います。両者の位置を交換してもいい。クラシックカメラスタイルだったらあの位置でも仕方ないのかもしれませんが、モダンなスタイルにしたんだったら変えてもいい部分だったと思います。

文句ついでにさらに要望点をあげるとすると(笑)、ボタンの配置ですね。AF-ONボタンが新設されたのはいいですが、あれは親指を自然にずらした場所になければいけません。他社一眼レフでは例外なくそういう配置になっています。
しかしX-H1ではまだどこか不自然な配置になっています。しかもバッテリーグリップの縦位置配置と統一されてない。(ボタンの大きさすら違う)これは激しくダメダメな部分です。

P2JG3803
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R+MCEX-16
ƒ/11.0
35.0mm
1sec
ISO1000
Classic Chrome


いきなりダメ出ししてしまいましたが、とりあえず現状で不満なのはそれくらい。もっと使い込んでいけばいろいろ出てくるかもしれませんが、いまの時点ではたいへん心強い道具なんじゃないかと思っています。

あ、ひとつだけ慌てたことがありました。今回から新設された機能で、ファインダーの表示設定で「ナチュラルライブビュー」という項目があるんですが、とりあえず取説も読まずに「ナチュラル?いいんじゃない?」とそれをONにしたところ、ファインダー像に露出やFSが反映されないんです。これは驚きました(笑)。
今回からファインダーと背面液晶の色合いなどを微調整できるようになったんですが、そのせいかといろいろいじるハメになりました。うっかりONにしないよう、気をつけてください。これは一眼レフのように生のままのファインダー像を見たいときに使うモードです。

ともあれ、これでボディ3台体制になりました。お散歩スナップ用のX-Pro2、本気撮り用のX-H1、サブにX-T2とようやく必要充分(贅沢?)なラインナップになって喜んでおります。









テーマ: FUJIFILM デジカメ | ジャンル: 写真