XF16-55mmF2.8購入です

T2JP9714
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 0.5sec ISO6400


昨日のことですが、たぶん自分は手を出さないと思っていたXF16-55mmF2,8R LM WRを購入いたしました。
レッドバッジ標準ズームです。
引き換えに下取りに出したのはほとんど使わなかったX-M1とXF18-55mmズーム、そしてZeiss Touit2.8/12です。それでほぼ等価交換。ツァイス12mmは全く不満はなかったんですが、12mm広角単焦点より、16mm始まりでも明るい標準ズームの方が仕事で使う率は高いからです。いままで18−55mmは仕事で「のみ」持ち出すレンズだったんですが(笑)。
それにしても以前このブログでも書きましたが、アホなワタシは18−55mmを3回買って、3回売ることになりました。標準域って普段はもう35mm単焦点があれば十分で、基本そこより望遠の方向にレンズを充実させる方向でやってきました。それだけ35mmF1.4を気に入ってしまってたんですが、たま〜に撮りたくなる広角のためにレンズ1本持ち出すのも面倒になってきまして……それにやっぱり、12mm(換算18mm)はちょっと広すぎますね、俺の場合(笑)。どうも昔から、広角レンズは買っては売り、買っては売り、の繰り返しです。
XF16-55mmF2,8なら、換算24mmですからそこそこ広角で、そこは18mm(換算27mm)とはかなり違います。これだったらステージ写真の広角もなんとか対処できるだろうと。
とまあ言い訳はこれくらいにしまして……(笑)。



T2JP9716
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 0.5sec ISO2000


T2JP9718
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 0.5sec ISO2500


X-T2は望遠の受け持ちになりますから、16-55は基本的にX-Pro2に付けることになると思います。でもこうして見ると、やっぱりPro2には単焦点が似合いますね(笑)。
でかくて重いレンズだと覚悟はしてましたが、でもフルサイズのF2.8標準ズームにくらべたらやっぱりひとまわり以上コンパクトです。各種リングの操作感もやはり高額なだけあってしっかりしてます。



T2JP9719
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0 35.0mm 0.5sec ISO2500


テレ側に伸ばしたところの姿はCanonのEF24-70mmF2.8IIを思い出しますね。てかそっくり!

では、さっそくもろもろ試し撮りしてきましたので、ご覧くださいませ。



P2JG0880
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/22.0 20.6mm 1/500 ISO6400


連休に入ったマップカメラ(いつもお世話になってますw)は大混雑で、開店時間に買い取りセンターに行ったのにもう外に行列ができていたという……そんなカンジだったので試し撮りは夕方からになってしまいました。
とりあえず吉祥寺駅前に出たら、太陽がちょうどアーゲードに差し込んでいました。太陽を入れ込んで1枚。



P2JG0884
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0 36.5mm 1/250 ISO500


駅前通りの花壇の目線になって、西を向いて逆光で。歩行者を待って……という1枚。



P2JG0897
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 55.0mm 1/500 ISO1000


西日のいせや。焼き鳥の煙がスモーク効果になってました。



P2JG0918
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/22.0 19.4mm 1/60 ISO3200


西日のシャガ。あえて太陽を入れ込んで、思い切り絞ってみましたが、このレンズ、とても逆光に強いですね。これだけゴーストが出るような状況で、コントラストの低下も見られません。
ちなみに最初に撮ったカットではもっと派手にゴーストが出ていまして、一瞬がっかりしたあともしや……と思ってプロテクトフィルターを外したら収まりました。やはりこういう意地悪なシチュエーションではプロテクトフィルターの悪影響が出るんですね。そこからずっと外したままです。



P2JG0921
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/3.2 55.0mm 1/2000 ISO6400


これも逆光で、木漏れ日の玉ボケを見てみました.キレイな丸ボケですね。



P2JG0925
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/2.8 55.0mm 1/2000 ISO800


あえて絞り開放のボケをチェック。これだけボケれば十分です。



P2JG0938
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 1/500 ISO3200


ここまで逆光が続きましたが、ホントに優秀な逆光耐性を見せてくれます。前玉のコーティングと共に、内部構造でも相当気を使っているんでしょうね。大好きな逆光を安心して使うことができるのは、大きなアドバンテージです。



P2JG0939
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/18.0 55.0mm 1/500 ISO1600


だってこういうショットが大好きなんですもの(笑)。
水面のリフレクションですが、かなり強い光です。それでもこれなら安心してレンズを向けられますね。



P2JG0962
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6 17.0mm 1/640 ISO4000


ここまで逆光耐性を見てきましたので、解像もチェックしていきましょう。解像と言えばわんこの毛並み、ですね(笑)。
わんこたちにはフォーカスのスピードもチェックさせてもらえます。
いつも井の頭公園で撮らせていただいてる、ゴールデンレトリーバーのグループに会いました。これは日陰のシーンですがキレイに毛並みが解像してますよね。フジのXシリーズは比較的日陰が不得意なんですが、グッドです。



P2JG0973
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6 40.1mm 1/800 ISO5000


P2JG0985
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5 31.1mm 1/800 ISO3200


P2JG1066
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5 55.0mm 1/320 ISO1600


P2JG1118
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5 55.0mm 1/640 ISO2000


P2JG1219
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 42.7mm 1/250 ISO5000


いやあ、驚きました。各所で「単焦点並み」とか言われているのは知ってましたが、正直眉唾だと思ってたんです。
でも、これ見ると、大好きなXF90mmFf2に勝るとも劣らない描写に見えます。
標準域は単焦点、というポリシーだったんですが、これじゃ単焦点の出番がなくなります!(笑)
あとフォーカスももちろん速いです。何の不満もないスピードが出てます。

では今度は逆光じゃない風景スナップを。今度は深大寺です。

P2JG1263
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5 18.2mm 1/500 ISO1000


新緑のグラデーションがとても綺麗でした。もうちょっと絞ればさらに遠景の葉っぱが綺麗に解像したかもしれませんね。



P2JG1266
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 47.0mm 1/500 ISO500


ということで絞ってみました(笑)。緑色が大好きなので、落ち着きますね。



P2JG1274
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1 55.0mm 1/250 ISO400


今度は変わり種テスト、ということで、マクロエクステンションチューブMCEX-16を使ってマクロ撮影にもチャレンジ。
富士フイルムの公式サイトによると、テレ側でMCEX-16を使った場合、最大撮影倍率0.48倍、ワーキングディスタンス(レンズ先端から被写体まで)36mmということで、かなり寄れます。エクステンションチューブはいままで正直あまり使ってなかったんですが、これならほぼハーフマクロレンズ相当ですから、本気で使えますね。
ちなみにこれ知らなかったんですが、このエクステンションチューブを使って等倍以上のマクロになるのは、XC16-50mmF3.5-5.6 OIS IとXF18mmF2Rだけなんだそうです。XC侮れじ!
ただし……XC16-50mmF3.5-5.6 OIS Iのワーキングディスタンスは2mmって、撮れないだろうそれ!!(笑)



P2JG1277
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 55.0mm 1/1250 ISO400


これはエクステンションチューブを付けないで、素の状態で最短まで寄った絵です。素の状態ではテレ端0.16倍、最短撮影距離は望遠で40cmとのことで、まあ普通に寄れる、くらいでしょうか。必要十分だと思います。



P2JG1281
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 55.0mm 1/1250 ISO500


こんなカンジで撮れれば標準ズームとしては十分ですよね。もちろん解像はバキバキだと思います。



P2JG1286
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 55.0mm 1/1600 ISO1600


最後は普通のスナップで。なんだかエクストリームな使い方ばかりテストしてきましたが、本来こういうショットを撮るのが一番ふさわしいレンズですよね。

というわけで、ひさびさに新規購入したレンズ、XF16-55mmF2.8R LM WRでございました。これは今後必携のレンズになりそうです。さすがレッドバッジズームのフラッグシップ、もっと早く購入しとけばよかったと後悔したのでございました。

本橋丈 第1回写真展
2017年6月2日〜6日 吉祥寺美術館市民ギャラリーB室

http://joemoto.blog3.fc2.com/blog-entry-696.html













GFXの縦グリ

先週の水曜日から、インフルエンザを発症しましてすっかり病人生活でありました。
数日前から家人が「どうも調子がわるい」と言っていたんですが、まさにその日が病院で「インフルエンザです」と認定された日でした。どうも咳が出るからおかしいと思ってた、と聞きながら、ワタシもゴホゴホと咳が出始めたのが先週の水曜日だったわけです。

今年のインフルエンザA型はそれほどの発熱具合ではないみたいで、ワタシの場合は最高で38度5分といったところでした。もともと平熱の低い人ではあるので、それくらい出たらもうどうにもなりません(笑)。土曜日に病院へ行って吸入薬をもらうまでは、おとなしく寝てるしかないのでした。

それにしても、インフルエンザを認定するために病院でする検査ってヤツを初めて体験した(インフルに罹患するのも初めて)んですが、アレはキツいもんですね。久しぶりに経験した「医療拷問」でございました。ながーい綿棒の親分みたいなものを、鼻の穴から突っ込んでサンプルを採取するわけですが、それがもう「これ以上ヤバいでしょ!」ってくらい奥の方まで突っ込むわけです。もう白目向いて「ンゴゴゴゴ!」と涙を流しながら悶絶するしかないのでした。

さてさて、そんなことはどうでもよくて(笑)、本日の本題はこちらでございます。先日富士フイルムから正式発表&お触り会がありました、中判デジタルカメラGFXです。
発表会のご招待はいただいていたんですが、なにせそんな体調ですので今回は不参加です。それでも、語っておかずにはいられないのが、この画像。GFXの縦位置グリップなのです。

GFXtate
※写真はカタログより


長年、縦位置グリップ付きの連射カメラを愛用してきたワタクシでございますが、その物理的設計には大変不満を持っておりました。以前当ブログでも書いていますが、横位置と縦位置の、構えたときの腕の位置関係が変わるんですね。縦位置になるとカメラの底板の幅の分グリップ位置が高くなってしまい、たいへん脇の開いた格好で構えざるを得なかったわけです。
これは格好悪いだけでなく、長時間の撮影でカメラマンの肩を痛めつけます。半日縦位置で撮影せざるを得ないマラソンの撮影など、確実に身体にダメージを残すわけです。
この問題を解決したメーカーは、ワタシの知る限りいまだかつてひとつもありませんでした。ワタシとしては、グリップごと下方向にずらせるような機構をどこかが開発してくれないかと思っておりましたが、富士フイルムがやってくれました。
新しいGFXの縦位置グリップは、横位置と全く同じ位置関係を保った場所にグリップとレリーズボタンを配置してくれたのです。

GFXtateparts
※画像はカタログより

コンパクトなXシリーズならそれほど必要性は感じませんが、フルサイズより大きな中判では必然的にボディサイズも大きくなります。そのときの縦位置グリップの問題点をしっかり解決してきた富士フイルムはさすがだと思いましたね。

残念ながらワタシは現在も近い将来もGFXのオーナーになる予定はありませんが(笑)、あまり語られないこの素晴らしい縦位置グリップの設計だけには言及しておきたいと思ったわけです。
これって素晴らしいイノベーションですよ。できるなら将来のX−T3あたりには、この設計をぜひ取り入れていただきたいと思うワタシなのでした。


広角レンズ入れ替えました

Xマウントの広角レンズとして、XF10−24mmを愛用しておりましたが、この度思うところあってこれをZEISS Touit2.8/12に入れ替えました。
資金不足につき入れ替えるしかないんですよ、残念ですが(笑)

P2JG8410
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0mm 1/8 ISO2500




普段は主に望遠レンズで動物を撮ったり、標準レンズでスナップしたりしてるので、正直広角ズームのXF10−24mmはあまり出番がありませんでした。それでも、ここ一番の風景写真だったり、練習スタジオでの集合写真や練習風景の撮影、ステージ袖からのライブ撮影にも威力を発揮してくれました。やはり広角ズームレンズは便利で、利便性という意味では実に重宝なレンズでございました。経済的に余裕ができればまた入手したいレンズではあります(笑)。
描写も優秀で、確かにF2.8通し赤バッヂズームほどではないですが、パンフォーカス的に使うことが多い広角では不満はありませんでした。去年の秋に井の頭公園の紅葉を撮った作品などは自分でもとても気に入っています。

DSCF8955
Fujifilm X-T1
XF10-24mmF4 R OIS
ƒ/22.0 10.0mm 1/52 ISO400


我ながらけっこうあざとい風景写真だとは思いますが(笑)、10mmのワイド端で、限界まで絞って太陽を入れ込んで、逆光で紅葉を浮き出たせてみました。池の水がかいぼりで抜かれてるのも懐かしい風景です。
んで、なぜこの作例を引っ張り出してきたかというと、この写真でひとつポイントなのが、XF10-24mmの特にワイド端で顕著な歪曲収差なのです。
歪曲収差というのはいわゆるレンズの歪み、です。英語だとディストーション、でして、ギターの音の歪みのときと同じ使い方を写真でもするのが面白いんですが、グニャッと空間がゆがむことです。魚眼レンズの効果を思い出していただけると分かりやすいと思うんですが、超広角域ではXF10-24mmもけっこうこの歪曲収差が大きいんです。
上の作例のような風景写真だと、歪曲収差が逆に写真の迫力を出す効果があります。木の枝だったら、いくら形が歪んでもそこに違和感はあまりないですからね。
問題なのは人物写真です。集合写真などで、XF10-24mmのワイド端で画面の端のほうに人物を配してしまうと、グニャッと人間がゆがんでしまいます。これは困る。
もちろんLightroomなどで後から修正することはできるんですが、面倒ですし画面のトリミングをしたくないときもあります。
XF10-24mmの使いこなしのポイントはこの歪曲収差の扱い方だと思うんですが、広角で大人数の人物を撮る場合には、かなり難しいレンズなのです。



P2JG8420
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/9.0 35.0mm 1/4 ISO5000


というわけで、広角レンズを使う機会が集合写真やライブ撮影であるワタシの場合、なるべく歪曲収差の少ないレンズの方が使いやすいのと、あとは特にライブ撮影のときはやはりなるべく明るいレンズが欲しいわけです。ライブハウスは暗いですからね。XF10-24mmはF4通しのズームレンズで、開放F4だとやはりライブ撮影にはちょっと厳しい。でも、超広角の効果は欲しい。(標準域のズームだったら18-55mmもありますしね)
そんなわけで、Xマウントレンズの中で最も広角で明るい単焦点、Touit2.8/12のセレクトとなったわけです。

購入当日、さっそくライブ撮影の機会がありました。まだその場でしか使ってないんですが(笑)、ちょうどその日はビデオ撮影が主な仕事で、ステージ袖から動けない、そして片手はビデオで埋まっているという条件でしたので、Toiut2.8/12のテストにはうってつけでした。許可を得て掲載してみます。

P2JG8371
Fujifilm X-Pro2
Touit 2.8/12
ƒ/3.2 12.0mm 1/55 ISO800


P2JG8370
Fujifilm X-Pro2
Touit 2.8/12
ƒ/3.2 12.0mm 1/30 ISO800


P2JG8339
Fujifilm X-Pro2
Touit 2.8/12
ƒ/3.2 12.0mm 1/30 ISO800


P2JG8309
Fujifilm X-Pro2
Touit 2.8/12
ƒ/2.8 12.0mm 1/70 ISO800

(写真はすべて11月18日四谷アウトブレイクでの”Gillan Project”ライブより)

こんな感じでした。ステージ下手固定で歪みの影響が出やすいポジションからの撮影でしたが、いやな感じの歪みはほとんど感じられません。
ここまで優秀とは、びっくりです。
上の写真はすべて絞り優先オートだったので、シャッタースピードがけっこう遅めで、ISO値にかなり余裕があります。モノクロだったらISO6400でもぜんぜん使えると思うので、絞り開放だったらかなりのシャッタースピードが稼げそうです。
これも相当ナイスなポイントですね。両手がフリーなら(笑)がんがんアクションを止めた写真が撮れそうです。

というわけで、広角レンズの部をXF10-24mmF4からZEISS Toiut2.8/12に入れ替えた、というお話でございました。このところちょっと天気が悪いですが、晩秋のネイチャー写真などにも使っていきたいレンズですね。





私はなぜフジXマウントに一本化したのか

P2JP4893
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.8 35.0 mm 1/30 ISO2000 Flash (off, did not fire)
(Photoshopにて左右反転)


この話はいつかまとめて記事にしようと思っていたんですが、どうもうまく言葉にまとめられない気がしてズルズルと先延ばしにしてきました。
なぜ一眼レフをやめて富士フイルムのミラーレスに一本化したのか、というお話です。
いまでもうまくまとめられるかわかりませんが、やってみましょうか。


○重さにうんざり

まずはいうまでもなく、重さの問題です。
いままで散々話題にしてきたのでもう多くは語りませんが、ごく簡単に比べてみてもこんなカンジです。
カメラ1台+標準ズーム+望遠ズームの組み合わせで比べてみると

1DX(1.5kg)+EF24-70mmF2.8L2(800g)+EF70-200mmF2.8L2(1.5kg) 全部で3.8kg

X-Pro2(500g)+XF18-55mm(310g)+XF50-140mmF2.8(1kg) 全部で1.8kg


半分以下の軽さは圧倒的です。

なぜ軽いのか。上のたとえはCanonフルサイズのシステムと比べているので当然かもしれませんが、たとえばフジと同じAPS-CのPENTAXのK-3でシステムを組んだとしても、やはりフジよりは重いはずです。
それは、フジ以外のマウントが、(一眼レフとミラーレスという違いはあるにせよ)まずフルサイズでの使用を前程としているからです。フルサイズでの使用を前程とし、APS-C「でも」使えるというマウントでは、やはりレンズはフルサイズの大きさになってしまいます。大は小を兼ねるというわけですね。
それに対し、後発のフジXマウントは、APS-C「だけ」の使用を前程としています。言ってしまえば
本気のAPS-Cレンズは、フジXマウントだけ
なのです。
本気のAPS-Cレンズ群で軽いシステムを組める、これはフジに移行する大きなモチベーションでした。



DSCF4848
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 230.4 mm 1/500 ISO200 Flash (off, did not fire)




○カメラの性能で写真を撮ってはいないか?

さあ、ここからは主観的な話なので説明するのが難しくなってきますよ(笑)。

PENTAXのKシリーズは出てくる絵も、本体のデザインもかなり気に入っていました。それでもやはり、作品として仕上げるにはRAW現像が前程でしたが……。
そのPENTAXを手放すときの決定的な理由が「動体AF追尾性能」でしたね。
そこから再びCanonの1DXに戻ってしばらく写真を撮ることにしたんですが、久しぶりに手にした1DXは素晴らしい性能で、AFボタンを押したその瞬間にピントはズバッと合います。カメラの性能がこちらの反射神経を上回っているんじゃないかと思えるほどです。
でも、なぜか楽しくない自分に気付いたんですね。

もちろん、思った瞬間に写真が撮れることはとても大切で、そうじゃないときは大きなストレスを生むわけなんですけど……仕事のときはそれでいいんです。いわゆる「作業」「業務」として写真を撮るんでしたら。
ある程度の慣れとそこそこの腕があれば、1DXがあれば瞬間を押さえることは誰にでもできるんですね。
でも、そもそもの初心に立ち返ってみたとき、誰だって撮れるような写真を量産することが、カメラマンになった目的だったのか?
俺が撮ってる写真は、カメラのおかげで撮れたにすぎないんじゃないか?
野鳥を撮るときも、そこに鳥が来たから反射的にファインダーに捉えてシャッターを押してるだけのように思えてきて、なにかつまらなくなってきちゃったんです。



DSCF4510
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/4.0 90.0 mm 1/1000 ISO640 Flash (off, did not fire)




○一眼レフで撮ることは、迷惑?

仕事で幼稚園に撮影に行くことが何度かあったんですが、最近のお子さんたちは普段親御さんに写真を撮られることに慣れてる子が多いです。カメラを向けるとすかさずポーズしてくれたり、撮って撮って、とこちらを引っ張ったりします。
しかし、そんな子だけではないんですね。
なかには露骨に嫌がったり、こちらをにらんでくるような子もいます。
もちろん、それは単に、知らないおじさんにカメラを向けられることが嫌、ということなんだと思います。でも、それだけなんでしょうか?

例えば街中でスナップを撮ろうとしたときに、大きなフルサイズ一眼をさっと構えて撮ろうとする姿って、ちょっと違和感があるとは思いませんか?
写真を撮ることを英語で「SHOOT」と言いますが、文字通り銃を構えて撃つような、そんなしぐさに近いものがありますから、向けられた方はちょっとぎょっとすると思います。
(もちろん、昨今のプライバシー問題はありますが、それだけじゃなく、という意味です)
大きな一眼レフカメラを顔の前に構えて写真を撮るということは、「おまえをSHOOTする!」という威嚇にほかならないんじゃないか、と俺には思えるようになったんです。

もちろん、それが「ここにカメラマンがいて、撮ってます、仕事してます!」と周囲にアピールする効果を生むこともあります。それが求められている場面ならそれでいいんですけど、例えば子供の自然な姿を撮りたいとき、その威圧感が邪魔になります。だとしたら、動物を撮るときだってそうなんじゃないでしょうか。
レンズを向けられたとき、動物たちは思った以上にカメラマンのことを意識してます。カメラマンの放つ「殺気」のようなものを関知するのかもしれませんが、黒くて大きなものを顔の前に構えた人間がこちらを狙ってる!という事実だけで緊張してしまうと思うんです。

野生動物を撮ることとスナップ撮影をすることに、そんなに違いはないのかもしれません。人々が生活する街中か、動物たちのいる自然の中か、場面は違えども、どちらでもカメラマンは異物であり、乱入者です。だったらそのの存在はさりげなくあるべきなんじゃないでしょうか。
不自然な乱入者であればこそ、せめて物々しい出立ちはやめて、迷惑にならないように撮影すべきなんじゃないでしょうか。その方が結果も絶対にいいものになると思うんです。



DSCF3376
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/10.0 400.0 mm 1/200 ISO800 Flash (off, did not fire)




○手にする道具は気に入ったものを使いたい

これはもうさらに主観的な問題なんですが……富士フイルムのカメラを使うのは、なぜか楽しいんです。
いままでCanon、OLYMPUS、Ricoh、PENTAX、SIGMAなど、各社のデジカメを使ってきましたが、富士フイルムのXシリーズの満足感が最も高いものでした。
モノとしての質感もそうですし、アナログダイヤルを基本とした操作系も、もちろん本体とレンズのデザインも、しっくり来るしいつまでも手にしていたいと思えます。
そして写りはホントにいい。よく「フジの色」なんて言いますが、色だけに限らず写真としての空気感、解像感など、素直に「いいなあ」と思えます。
もちろんまだまだ発展途上で至らないところは多々ありますが、富士フイルムという会社が信頼できて、今後必ず改善されると思えることも大事です。富士フイルムXシリーズの商品開発コンセプトとユーザーサービスが、写真家を裏切らないモノであると思えるからこそ、現時点での欠点はとりあえず目をつぶることができます。だからこそストレスにならないんですね。
こちらからの一方的なラブコールではありますが(笑)カメラとはただの道具ではなく、写真家にとって生活を託す相棒であり、自分の表現を具現化してくれる大事な分身でもありますから、その信頼感こそ大切にすべきものなのです。



DSCF4590
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0 mm 1/500 ISO200 Flash (off, did not fire)




長くなりましたが、そんなわけで俺はカメラを全て富士フイルムにチェンジし、毎日肌身離さず持ち歩く生活になりました。
(余裕があればもちろん複数マウントを所有しておきたいのはヤマヤマですが……ギリギリでやってますので(笑))
気に入った相棒だからこそ、これからもなんとかだましだまし、動きモノもこれで撮っていきたいと思っております。
長かった機材選びの旅も、ここらで終わりとなったわけですね。俺自身もかなりホッとしてます(笑)。


テーマ: FUJIFILM デジカメ | ジャンル: 写真

X-Pro2二週間使ってみて

X-Pro2がやってきて、入れ違いにX-T1をメンテナンスに出してしまったもので、この2週間はX-Pro2だけでやってきました。
1DXは手放しちゃったわけですからね。鳥撮りもスナップもX-Pro2だけです。
そこで、2週間使ってみた感想など、改めて書いてみようと思います。前回のファーストインプレッションとちょっと被る部分はありますが、お付き合いください。

正直、1DXを手放すのは迷いがありました。組み合わせて使っていたSIGMA150-600mmSportsはいいレンズでまったく不満はありませんでしたし(重さ以外)、ファームアップの話もありましたしね。AFがさらに高速化するファームアップなんて言われると心が揺らぎます。
しかし、X-Pro2の出来の良さに感動し、フルサイズから完全に富士フイルムのみに移行してみて、いまのところ後悔はありません。
それどころか、ますます撮影が楽しいですね(笑)。

もちろん、鳥撮りにおいてはAF性能にイラっとくることは多いです。たとえばこんな場面ですね。

DSCF1412
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 406.8 mm 1/500 ISO2000 Flash (off, did not fire)


たびたび申し上げてますが、AFの空抜けです。このような、空中の枝に止まったエナガなどは、1点AFでもどーしても一発で合焦しません。
動きの速いエナガがいい場所に来てくれたチャンスに空抜けが起きると思わず声が出ますね。一瞬カメラをぶん投げたくなります。
しかし、富士フイルムなら今後のファームアップできっと修正してくれることでしょう(笑)。期待して待つことにして、それまではだましだまし使いつつ、たまにブログで訴えていくことにしましょう(笑)。
AFの空抜け、なんとかしてください!とね。
ご覧のように、決まれば画質はばっちりですからね。

動物園撮影にもチャレンジしてみました。ゴールデンターキンのような金網のない状態で飼育されている動物なら、結果はもうばっちりです。

DSCF0935
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 280.4 mm 1/320 ISO400 Flash (off, did not fire)




金網の近くを歩くユキヒョウでは、苦労するかと思いきや、意外にもAFはそれほど迷いませんでした。
まあ大口径の100-400mmレンズですから、金網は近すぎて合焦できないという事情はありますけどね。
AF-Cもよく追いかけてくれます。このあたりはT1より進歩してる部分ではないでしょうか。

DSCF0876
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/640 ISO1000 Flash (off, did not fire)


DSCF0785
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 290.6 mm 1/640 ISO400 Flash (off, did not fire)


DSCF0751
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 290.6 mm 1/640 ISO640 Flash (off, did not fire)




ACROSモードを使ったモノクロスナップも楽しいです。何気ない日常がドラマになります。

DSCF1097
Fujifilm X-Pro2
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
ƒ/2.8 18.0 mm 1/125 ISO1600 Flash (off, did not fire)




XF60mmマクロもスナップに重宝します。AFもスパッと素早く合焦します。60mmマクロのAFが遅いなんて誰が言ったんでしょう?(笑)
おそらくはこれもX-Pro2のおかげなんでしょうね。

DSCF1459
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/4.0 60.0 mm 1/125 ISO200 Flash (off, did not fire)




細かい木の枝が遠景にありますが、恐ろしく解像してます。
D810に負けないなんてレビューがありましたが、密集した木の枝がこれだけ描写されているのを見ると、それもあながち大げさではないかもと思えます。

DSCF1469
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/5.6 60.0 mm 1/250 ISO1600 Flash (off, did not fire)


DSCF1467
Fujifilm X-Pro2
XF60mmF2.4 R Macro
ƒ/5.6 60.0 mm 1/250 ISO1000 Flash (off, did not fire)


ちなみに、上3枚のスクエアサイズスナップは、ハイブリッドマルチビューファインダーのOVFのみで撮影してみました。
いままで一眼レフだけでやってきたので、ライカなどのレンジファインダーの経験はありませんでしたが、新鮮で楽しいですね。
レンズを通した画像をファインダーで見ることができる一眼レフに比べて、レンジファインダーは素通しの窓です。被写界深度どころかレンズの画角すら反映されません。
しかし、X-Pro2のハイブリッドマルチビューファインダーは、OVF状態でも様々な手段で撮影を助けてくれるデジタルなシステムです。これが非常によくできてるんですね。
ファインダーの中の出来事をiPhoneで撮影して簡単な動画を作ってみたので、ご覧ください。

X-Pro2ファインダー

(フレーム枠が正方形なのはうっかりアスペクト比をスクエア設定のままで撮影してしまったためです)

一眼レフで育ってきた俺のようなデジタル世代には実に新鮮な光景です(笑)。フレームの中にレンズが写り込んじゃうんですから!
右下にレンズによる死角ができるのはどうしようもない構造的な問題ですから、そういうもんだと割りきるしかないですよね。
レンズを交換してもファインダーの中の光景に変化がないのもそういうもんです。レンジファインダーなんだから仕方ない。
そのかわり、デジタルの仕組みで、今装着してるレンズの画角は枠で表してくれます。見えてる中で、ここを切り取ってるんだ、とすぐわかります。でも枠の外が見えるのってけっこう便利です。枠の外で起きてることは、次の瞬間には枠の中に入り込んでくるものかもしれませんしね。

昔から頑固なライカ派、レンジファインダー派の人たちがいることは知ってましたが、なるほどこういう世界を愛するのは分かる気がする、と思いましたね。もちろん、フィルム時代のレンジファインダーはこんな便利なものはないですし、苦労があったことは想像に難くないですが、その分楽しいんだろうなあとは思えます。
デジタルの時代になって、その楽しさを、ネガな部分をテクノロジーで補いつつ味わえるというのは、世界で富士フイルムだけが提案するカメラの世界です。こういうのって、やっぱりニッチなんだろうなあとは思いつつ、もう少し一般的にも知られてもいいんじゃないかと思いますよね。
そんな新しい世界も含めて、いまのところX-Pro2に大変満足しているのでした。カメラ天板に早速小さな傷がついちゃったのはちょっとショックですけどね……(笑)。






X-Pro2がやってきました

My FUJINON & X-Pro2
iPhone6s

もう数日経ちましたが、とうとうCanon 1DXを下取りに出しまして、FUJIFILM X-Pro2がやってきました。
これで完全にFUJIFILMメインのカメラマンになったわけです。
いやあ、まさか2年半でここまでフジに染まってしまうとは、俺も思いませんでした(笑)。

上の写真は、XF100-400mm、XF50-140mm、XF90mm、XF60mmマクロ(Pro2と一緒に購入です)、XF10-24mm、XF18-55mmとなってます。このほかに、オーバーホールに出してるX-T1、XF35mmとサブのX-M1もあるわけで、いつの間にかレンズ7本、ボディ3台と成ってます。


X-Pro2
iPhone6s

さて、X-Pro2です。
従来の1600万画素で統一のX-Tranceセンサーから、とうとう2400万画素のX-Trance CMOS IIIとなって、現代風の高画素APS-C機となりました。2400万画素というとフルサイズで言うところの5000万画素以上の世界です。
まあ、画素数が上がるのは画面サイズも大きくなって、トリミング耐性も上がるってことで歓迎ですが、高感度には弱くなったりしますね。しかしフジはもともとノイズの処理が優秀で、APS-Cではピカイチの高感度耐性を誇ります。
X-Pro2になってもX-T1と同等の高感度が使えるということで、まずは一安心。


Pro2&T1
iPhone6s

まあ、そんなスペック的なことより、手にして実感したことは、X-T1に比べて格段に上がった本体の質感です。
T1だと各ボタンの押し具合、リングの回した感触などに「まあ仕方ないよな、こんな感じで」といったエクスキューズがあったように思います。実際十字キーの密かな仕様変更(笑)などがあったりして、まだまだ富士フイルムとしても経験値が足りなかったんでしょう。
それが今回、見違えるほどの質感向上を遂げています。
中でもT1で一番嫌いだった前面にあるAFモードダイヤル(SCMのダイヤルです)が、格段にしっかりとした感触になっています。T1ではスカスカで、中間のAF-Cできちんと止まらないことがあったんですが、今回はコクッとしっかり止まります。
本当はもっと大きめのしっかりとしたダイヤルにして欲しいと思ってたんですが、まあこれならオーケー、ってところでしょうか。

今回のウリであるシャッタースピードとISOの一体となったダイヤルも、確かに古いフイルムカメラの時みたいで味がありますが、正直なところちょっと微妙な気がします(笑)。持ち上げて回す、というギミックの耐久性に疑問が…持ち上げきれないで回してしまうと、ギアをなめてしまいそうで怖いです。
この部分に関しては、慌てずじっくり操作する必要がありそうですね。でも、好きか嫌いかで言ったら、好きです(笑)。

もうひとつ、特筆すべきはシャッターフィーリングです。一眼レフのようなミラーが落ちる感触こそありませんが、小気味よくカシャっと決まります。今回新しくメカニカルで1/8000までのシャッターが切れるようになっていますが、その新いシャッターユニットが秀逸な感触なんですね。これは素晴らしいです。



DSCF0298
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/2500 ISO5000 Flash (off, did not fire)


さて、では作例を。こちらは購入して次の日に撮りに行った善福寺公園のジョウビタキくん。木の枝の間から見える瞳にきっちりフォーカスが来てますね。確か撮って出しのPROVIAだったと思います。
ISOは5000まで上がってますが、さすがのノイズリダクションですね。NRの調整値は、T1ではプラスマイナス2までだったんですが、今回プラスマイナス4まで調整できるようになりました。
ただ、初回に気をつけなきゃいけないのが、デフォルトのフォーカスモードはレリーズ優先になってるんですよね。こういった小鳥の撮影だと、動きの速い小鳥にフォーカスを一瞬で合わせて撮る必要があるわけで、その時にレリーズ優先だとフォーカスが合いきってなくてもシャッターが切れてしまいますから、持ち帰ってみるとイマイチピン甘、となってしまう可能性があります。(特に連写)
ここは忘れずに、フォーカス優先に設定しておく必要があると思います。



DSCF0403
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 270.6 mm 1/640 ISO5000 Flash (off, did not fire)


明治神宮に初めて行きまして、アオジを撮りました。明治神宮の鳥達はどうも人に警戒心が薄いようで、すぐ1mくらいの傍まで来ました。XF100-400mmは最短1.75mmですから、だいぶのけぞって撮りましたね(笑)。
これも撮って出しのPROVIA、フォーカスはバッチリ、ガチピンでございます。



DSCF0500
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/500 ISO800 Flash (off, did not fire)


もう1枚明治神宮で、ヤマガラもすぐ近くまで来てくれました。ISO800なら、ノイズの気配もありません。
ちなみにX-Pro2のウリである「アドバンスドハイブリッドマルチビューファインダー」、要はEVF-OVF切り替えレンジファインダーなんですが、カメラの左肩にファインダーがある関係上、100-400mmのような望遠レンズだとレンズの光軸から視線がずれます。EVFでも慣れないと若干の違和感はありますね。
もちろん、400mmではOVFは使えません。OVFが使えるのは140mmまでです。
ちなみにOVFではレンジファインダーですから、ファインダーは素通しでレンズの画角が白い枠で表されます。望遠になるにつれ、白い枠がどんどん小さくなっていくわけです。ズームレンズではズームリングの動きに合わせて白い枠の大きさが変わって面白い(笑)。
そしてもちろん近い距離の被写体だと、パララックス(視差)はかなり大きいです。X-Pro2では自動パララックス補正機能があって、シャッター半押しすると枠が動いてズレを補正してくれるんですが、それでもまだちょっとズレがあります。その辺は慣れと割り切りが必要かと。用途に応じてEVFと使い分けが必要ですね。



DSCF0562
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0 mm 1/400 ISO1250 Flash (off, did not fire)


もう1枚ヤマガラを。こういった縦位置の動物や人物撮影だと、顔の位置にフォーカスポイントを持ってくる必要があります。そこで今回から新採用になった背面フォーカスレバーです。Canonの1D、5Dクラスだとこういったコントローラーがあったんですが、まさかのフジ機に採用とは。嬉しい限りです。しかもレバー押し込みでポイントが中央に戻る仕組みも同じ。これがあるとないでは大違い。これがあるだけでT1に戻れなくなりそうです。
あとできるならば、縦位置横位置のフォーカス位置設定を記憶してくれるとベストです。この辺、ファームアップで対応してくれませんかね?



DSCF0586
Fujifilm X-Pro2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/7.1 100.0 mm 1/500 ISO5000 Flash (off, did not fire)


さて、今回X-Pro2のもう一つのウリ(ウリ多いな(笑))が、新しいモノクロモード「ACROS」でしょう。

超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠した新フィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。


というACROSモードで撮ったのが上の写真。今回はまだあまり作例を撮ってないのでこの程度なのですが、なんせ中間の階調が豊かという印象。とても味わい深く美しいモノクロモードで、人物を撮ると抜群にかっこいい写真になります。
ぜひこれでポートレートを撮ってみたいです。そうしたらまたそれで記事にしたいですね。

というわけで、長々とやってきましたが、今回のX-Pro2、富士フイルムのXシリーズがまたひとつ、新しいステージに上がったと思わせる素晴らしいカメラです。1DXをドナドナしても惜しくないと思わせてくれる期待以上の仕上がり。これから長いことエースとして活躍してくれるでしょうカメラでございました。

待望のXF100-400mm

さて、18日にはとうとう待ちに待ったアレが発売になりました。
そう、XFレンズシリーズの最新作、フジノンXF100-400mmF4.5-5.6R LM OIS WRです。
2年前にX-T1を買った時からロードマップにはこのレンズの予定がありまして、これがあったからこそ俺はX-T1を購入したようなもんです。いわば待望の、約束の超望遠ズームレンズです。
もちろん予約購入、発売日即ゲットです。

IMG_3845
iPhone6s

左がX-T1に装着したXF100-400mm、右は先日中古で購入したX-M1に装着したXF50-140mmです。XFレンズの中ではでかいと言われてきた50-140mmレンズが小さく見えますね。



IMG_3844
iPhone6s

フィルター径は50-140mmが72mm、100-400mmは77mmです。ちょうどCanonのEF70-200mmF2.8Lと同じフィルター径で、縮めた時の長さと重さもほぼ同じです。
ただし100-400mmは前玉直後からちょっと鏡胴が太くなってますので、持った印象はなかなか立派に太いですね。



IMG_3840
iPhone6s

ズームするとこれくらい伸びます。超望遠ズームにしては伸び方はおとなしい方ですね。保護フィルターは予約特典として付いてきた富士フイルム純正保護フィルターです。考えてみたら純正保護フィルターなんて使うの初めてです(笑)。
では早速、テスト撮影した作例を見ていただきましょう。



DSCF4956
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 301.1 mm 1/2000 ISO1250 Flash (off, did not fire)


レンズを開封してすぐ井の頭公園に向かったんですが、バッグを置いて準備をしようと思ったら足元にこいつがいました。
(ちなみに100-400mmはドンケF-2の田の字の仕切りの中に入りました。これは助かります)
何かいいものを見つけたらしきハクセキレイ。セッティングもそこそこに慌てて撮ったのがこのファーストショットです。
なかなか幸先のいいスタートと言えるのではないでしょうか(笑)。



DSCF4994
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/6.4 100.0 mm 1/2000 ISO400 Flash (off, did not fire)


この日、かいぼりで水を抜いて干潟状態になった井の頭公園の弁天池で、小学生たちが体験授業をやっていました。
西日を背にした人影がいいなと思ったのでつい撮影。
コントラストがくっきりとしていい感じです。



DSCF5070
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0 mm 1/1000 ISO2500 Flash (off, did not fire)


ちょうどよく、エナガの群れに出会いました。テレコンバーターx1.4を装着してトライ。
さすがに、テレコンバーターを装着した状態ではAFはスローですね。にゅーっとフォーカス距離を一往復して、運が良ければフォーカスを探し当ててくれますが、こう言った場面ではほとんど当たりません(笑)。
近くの木の枝など、わかりやすいところに一度フォーカスを当てるなどしてレンズを助けてやる必要があります。もちろん、ストレスは溜まりますね(笑)。
フォーカスリミッタースイッチをこまめに切り替えてやれば少しは違うようですが……。
ちなみにフォーカスリミッターは『FULL』と『5m-∞』の2段階です。できれば『最短-5m』も設定してくれればよかったなあと思いますが。



DSCF5208
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/16.0 560.0 mm 1/1000 ISO4000 Flash (off, did not fire)


いきなり文句を言ってしまいましたが、俺個人としては「これは”神レンズ”だな」というのが印象です。
何と言っても素晴らしいのは軽いことです。EF70-200mmF2.8L2とほぼ同じ大きさ、重さと言いましたが、持ち歩いてみた感想としてはもっと軽く感じるんです。全然軽くて、持ち歩いて撮影することに全くストレスを感じません。
おそらく重心バランスの設計が素晴らしいんでしょう。ちょうどズームリングのあたりに重心があるために、そのあたりをホールドした時に軽く感じるのではないでしょうか。ウソみたいに軽く思えます。
これは本当に助かるポイントです。



DSCF5364
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 560.0 mm 1/2000 ISO2500 Flash (off, did not fire)


そして、言うまでもありませんが、写りは素晴らしいです。
フジノンの超望遠ですから写りは全く心配してなかったんですが、それにしてもいいです。5段手振れ補正も超強力ですし、今のところ弱点らしい弱点は見当たりません。
小さくて軽くてコンパクト、そして写りも最高。レンズを下に向けても自重で鏡胴が落ちてくることもありません。それでもズームストッパーは付いてますので、持ち運ぶときはロックしておけば安心です。
レンズフードも、いままでのフジノンと違ってしっかりとした(笑)造りです。初めてフードロックスイッチが付いて、カチッと軽いタッチでフードが固定できます。XFレンズで初めてちゃんとしたフードなんじゃないでしょうか。フードにはフィルター回転用の窓も付いてます。これは昨今の流行りですね。俺は使いませんが。



DSCF5325
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 352.9 mm 1/2000 ISO1000 Flash (off, did not fire)


奇跡的に(笑)カモの飛翔シーンが撮れました。大トリミングですが、西日の日陰という悪条件でよく頑張ってくれました。
AF-Cで連写Hiですが、一度フォーカスが合ってれば結構追尾してくれそうですね。まあこれはレンズのせいというよりはX-T1のボディ性能によるところが大きいと思います。



DSCF5371
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 560.0 mm 1/2000 ISO5000 Flash (off, did not fire)


樹上のムクドリ。バックの木の枝のボケがうるさくなりがちなシーンですが、ちょうどよく被写体を浮き出させてくれています。
一段絞ってますが、二線ボケ的な傾向もよく抑えらえていて、やはりさすがです。



DSCF5377
Fujifilm X-T1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 247.4 mm 1/180 ISO3200 Flash (off, did not fire)


こちらは絞り解放で。善福寺公園でいつも会う野良猫です。いつも通りがかると「にゃー」と鳴いて、ベンチに座って膝に乗せろとせがんでくるんですが、この日は優しいおじさんに布団を用意してもらってました。満足げな寝顔を野鳥撮影のままのレンズで撮ってます。
後ろボケも綺麗で、猫の毛並みもしっかり解像してます。文句なしです。

というわけで、待ちに待ってようやく発売された超望遠XFレンズ、XF100-400mmの早速レビューでございました。
フルサイズ換算で150-600mm(テレコン付けて最長840mm)で楽々持ち運び、それでいて写りも文句なしの神レンズです。
もちろんまだまだ、X-T1のフォーカス性能ではストレスなく野鳥撮影ができるわけではありませんが、ボディの性能は年々進化していくものです。もうすぐ発売となるX-Pro2ではもう少しフォーカス性能のアップが望めるみたいですし、これなら今後の期待も含めてXシリーズ1本でやっていけるかな?と思っているわたくしです。

やっぱり、軽いことは圧倒的な正義、ですよ。持ち運びながら笑みがこぼれる幸せなレンズでした。

XF100-400mm発表

100-400image

CP+までには発表されると言われていたXF100-400超望遠ズームですが、本日いよいよ正式に発表、予約受け付けとなりました。
俺にとっては2年前にX-T1を導入したのもこのレンズがロードマップに載っていたからこそ、で2年越しの待ち人です(笑)。

正式名称はフジノンレンズ XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR。開放F値は100mm域でF4.5、400mm域でF5.6です。おそらく、ですがテレ端の開放F値のF5.6を中心に考えられたために、ワイ端F値F4.5という中途半端な数字なったんでしょうね。こういった超望遠ズームレンズならほとんど400mmが使われるはずで、テレ端の画質が最も大切なはずです。そのためのこのスペックになったのではないでしょうか。そうであってほしい(笑)。
だったら400mmF5.6のヨンゴーロク単焦点でも俺はよかったんですけどね(笑)。

防塵防滴、寒冷地性能も-10℃までを保証する赤バッジの高級ズームレンズです。手ブレ補正OISは5段分とあのXF50-140mmF2.8レンズと同等の性能です。コンパクトなXFレンズは基本的に手持ちで使いたいものなので、この手ブレ補正性能はとても大切です。ヘタしたらレンズ性能より大事かもしれないものなので、このスペックは期待できますね。
肝心のレンズ性能は ”ED(異常分散)レンズ5枚とスーパーEDレンズ1枚を含む14群21枚の高性能レンズにより、超望遠ズームレンズで生じやすい色収差を徹底的に低減。クラス最高レベルの高画質を可能にします。” とのことでこれもまた期待大です。
ちなみにXF50-140mmは16群23枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ5枚です。詳しいことは素人なのでわかりませんが、数字上はほぼ同等のレンズスペックと思われます。

XシリーズはAPS-Cセンサーなので、フルサイズ相当の焦点距離はこの数字から1.5を掛けたものになります。なのでこのレンズだと150-600mmですね。(メーカー発表の正式な数字は152mm~609mm相当)
そしてこれにXF1.4xテレコンバーターを付けると、テレ端840mmということになります。(F値は1段分暗くなるのでF8)
ヨンニッパに2倍エクステンダーを付けたときと同じ画角が、手持ちで運用できるといことで胸熱です。もちろん話はそう単純なものではありませんが……ミラーレスと一眼レフではフォーカス性能が違いますからね。
被写体によってはマニュアルフォーカスもうまく使いながらやっていく必要があるでしょうし、動体はそれほど期待できません。
でも、ここ一番のための超望遠一眼レフは残しつつ、サブのシステムでも同等の焦点距離が保証されるってことの安心感は大きいです。

なにより、俺にとっては惚れ込んだフジの色で野鳥や動物が撮影できる日を待ち望んでましたので、このレンズの発表は今年一番のビッグニュースです。当然のように予約しましたぜ(笑)。
発売は2月16日。あと1ヶ月ちょい、待ち遠しい日々が続きそうです。

Nikon D500発表

D500本体画像

いやはや、寝耳に水とはこのことですね。
昨日、Nikonから新フラッグシップD5の発表があるとはあらかじめ知らされていましたが、同時にAPS-C(Nikon的にはDXフォーマット、ですね)のフラッグシップも発表されるとは……。
このご時世に全くリークされていず、まさにビッグサプライズとなりました。

それで、へえ……なんて記事を眺めていたら、これが何とびっくりなスペックじゃないですか!
デジカメWatchの記事から注目点を抜粋してみますね。

有効2,088万画素CMOSセンサー
常用感度は最高ISO51200。拡張でISO1640000相当(Hi 5)までの増感も可能
D5と同等の「マルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュール」を搭載。153点AFシステムを踏襲する。中央部と周辺部99点はクロスセンサー。中央-4EV、その他-3EVの検出性能を誇る(ISO100時)
連写性能は約10コマ/秒
14ビットロスレス圧縮RAWを200コマまで連写が可能



ライバルであるCanonの7D MarkIIの場合、当該スペックはこのようになります。

2020万画素センサー
常用ISO最高16000
65点AFセンサー(オールクロス)
中央-3FV
連射性能最高約10コマ/秒
連続撮影枚数RAW24枚



7D2と比べると画素数と連射枚数はほぼ同じながら、AF性能、高感度性能、バッファ容量が大幅アップになっています。それまでのDX最上位機種であったD7200の連射6コマ/秒、ISO最高25600からしても飛躍的な向上です。
これはもう、「とうとうNikonがDXに本気を出した!」と言えるスペックですよ。
このAFポイントなんてもう、笑えてきます。ミラーレスかよ、ってカンジ(笑)。
一眼レフのAFポイントでここまで隅までポイントがあるのなんて見た事ないです。

D500AF


もうね、これがもっと早く出てれば、7D2を諦めて以来の俺のAPS-C放浪の道どりもなかったのに!ですよ(笑)。
おそらくセンサーはSONYだと思いますが、あえて画素数を2千万画素ちょっとに抑えて無理なく高感度を追求してるあたり、コレはもう、APS-C一眼の決定版と言えるんじゃないでしょうか。

というわけで、いままでNikonには手を出してこなかったCanon派の俺ですが、今回ばかりは参りました。折しもこの年末あたりから、愛用の1DXの調子がちょっと悪くて、バッテリーに異常放電があったり、今日の撮影でも1コマだけながらデータ異常があったりしてるんですよ。もう4年目になって、撮影枚数は15万枚というところですが、そろそろメインカメラの入れ替えも考えなきゃならないのか?というところ。
もしかしたら、メインのマウントチェンジをするタイミングなのかもしれません……。

とりあえず、本当にマウントチェンジするかはともかく、マップカメラに予約は入れました(笑)。


現在の我が家のFUJINON事情

さて、野鳥撮り望遠システムについては前回の記事のとおり、Canon1DXにSIGMA150-600mmSでいくことに決めたワタクシですが、それより短い焦点距離はどうなっているかというと、なんと全てX-T1でまかなうことに決めてしまったんですよ。
ええ、仕事もプライベートもぜんぶ。
なので、Canonフルサイズ用のEFレンズは、これだけは手放せないEF70-200mmF2.8L2と手放してもいくらにもならない(笑)EF50mmF1.8、そしてx1.4とx2.0のテレコンを残して処分しました。EF24-70mmL2なんて完全に宝の持ち腐れ状態になってましたからね。
そして、その売却した資金で何を購入したかというと、FUJINONの中でも当時最も新しいXF90mmF2R LM WRと、テレコンバーターXF1.4xTC WR、そしてなんと2度目の買い戻し(笑)XF18-55mmF2.8-4R LM OISです。
やっぱり標準ズームは持ってないと、仕事のときに不安ですから……。かといって、そのためだけにXF16-55mmF2.8を購入するのは予算オーバーです。というわけで、2度手放した18-55mmをふたたび買い戻すハメになりました。ほんとアホですね(笑)。

XF1.4x TC WR
iPhone6s

フジのテレコンに関しましては、もう必要機材なので前々から出たら買うことは決めてました。値段にはびっくりしましたけどね(笑)。
いまのところ50-140mmだけにしか対応しない贅沢なヤツですが、いずれ出る100-400mm望遠ズームのためにも、お金のあるうちに買っておくしかないと……。
XマウントはAPS-C用で小径ですから、Canonのx1.4テレコンなどに比べればやはり小さいですね。レンズ側にググッと付きだしたフォルムにやる気がみなぎっております。



X-T1+XF50-140mm+XF1.4x
iPhone6s

50-140mmに装着するとこんなカンジです。鏡銅の質感は見事に同じになってます。



X-T1+XF50-140mm+XF1.4x
iPhone6s

全体像としてはこんなカンジ。ますます長くなってるのは致し方ないところ。それでもフルサイズで70-200mm+テレコンを持ち歩くことに比べたら数段小さくて軽いですから。何の問題もありません。



X-T1+XF90mmF2
iPhone6s

そしてこちらが、XF90mmです。フルサイズ換算で137mm相当の中望遠の単焦点です。
これに関してはずばり、わんこ撮り用ですね。これくらいの焦点距離だと、1mちょっとさがって犬を撮るのにちょうどいいんですね。もちろん近寄らせてくれるなら猫撮りにもばっちりです。F2ですが、充分ボケますし開放からシャープな作例を見て決めました。
まあ、正直56mmと迷ったんですが、ポルシェじゃないですが「最新のFUJINONは最良のFUJINON」ということで、こちらにしました。防塵防滴のWR仕様なのも決め手でしたね。野外で使用するには安心感が違います。



X-T1+XF90mmF2
iPhone6s

もっと大きく重いかと思いましたが、思ったよりはコンパクトだと思います。X-T1に付けておくにはちょうどいい大きさかも。
それにしても上の写真はiPhone6sで撮ってるんですが、ボケますね、iPhone……。奇しくもiPhone6sのレンズも開放F2になったんでしたっけね。寄れるしボケるし、ホント困ったもんです……(笑)。
(ここまでの写真は全て手持ちです。暗所でのiPhoneの手持ちブツ撮りはまた違ったテクニックが必要ですよね…って話がそれました)

では最後に、作例をいくつか。
まずはXF50-140mm+1.4xテレコンです。

DSCF8338
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 148.4 mm 1/180 ISO1250 Flash (off, did not fire)



DSCF8302
Fujifilm X-T1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0 mm 1/250 ISO200 Flash (off, did not fire)




そしてXF90mmF2です。

DSCF7866
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/1500 400 Flash (off, did not fire)



DSCF7870
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8 90.0 mm 1/340 400 Flash (off, did not fire)



DSCF7803
Fujifilm X-T1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/5.0 90.0 mm 1/40 640 Flash (off, did not fire)


最後はカラスのポートレートでした(笑)。
というわけで、いずれも大満足のFUJINONレンズたちでございました。
しかし気がついてみると、俺のFUJINONレンズ群も35mm、90mm、10-24mm、18-55mm、50-140mmと5本になりました。もう完全にFUJIFILMメインのカメラマンでございます(笑)。