フォーカスブラケットによる被写界深度合成

先日、X-T2のファームウエアのアップデートがありましたね。今回はVer.3.0からいきなり4.0へというメジャーアップデートでございました。
もちろん、最も注目を集めるのはX-H1並みのAFアルゴリズムアップデートだと思うんですが、今回はあえてこちらに注目してみました。
それは、”フォーカスブラケット”機能です。いままでもブラケット機能はいくつかありました。フィルムシミュレーションブラケット、ISOブラケット、AE(露出)ブラケットにホワイトバランスブラケット等々。要するに、1回のレリーズで特定の設定だけを変化させていくつか撮影する機能ですね。それに今回、フォーカス位置をずらしてブラケット撮影をする機能がプラスされたわけです。

いままでのブラケット撮影機能というのは、要するに「どれがいいかあとで検討する」ための機能でした。ひとつの設定に決めきれないときに、ブラケット機能でいくつかのパターンを撮っておいて、あとでどれがいいか決められるのが便利だったわけです。しかし、今回のフォーカスブラケットではそれが違います。ピント位置をずらした数枚の写真をあとから全て合成することで、「完全無限遠(パンフォーカス)」写真を作ることができるのです。
(※追記…AEブラケットでHDR合成をするケースもありますね)

ブツ撮り撮影をかじったことのある人ならご経験かと思いますが、ブツ撮りなどで手元の小さいものを撮影すると、被写界深度はとても薄くなるのです。シャッタースピードを無視して限界まで絞りを絞っても、どうしてもどこか被写界深度から外れてボケてしまうのです。個人の趣味で撮るならあまり気にすることはないですが、商品撮影の仕事などでブツ撮りをするプロの方は、クライアントから「商品の全部にフォーカスの合った写真」を要求されるわけです。あと、昆虫のマクロなどを撮影する人なども、ボケのないマクロを撮るために大変な苦労をされていると聞きます。かつては手作業で数百枚の写真を切り張りをした、なんてお話を聞いたこともありますが、Photoshopの登場でそんな苦労もせずに済むようになったそうです。しかし、Photoshopで合成するために、手動でピント位置をずらした写真を数多く撮る手間はあったわけです。
フォーカスブラケット機能は、そういった手間をカメラにお任せにできる機能なのです。

というわけで、ワタシも早速試してみることにしました。

IMG_0330.jpg

ちなみに設定はこんなカンジです。コマ数は何コマ撮影するか、ステップというのはフォーカスを移動する範囲、撮影間隔はレリーズする時間差です(ストロボなど使用するときはチャージ時間に合わせて設定します)。
ちなみに、こちらの設定に関しては、当然取り扱い説明書には書いてません。富士フイルムのWEBサイトに行って、ファームVer.4.0の説明書をDLしないとわかりません。これがたいへんわかりにくく、たいへん不親切です(笑)。
説明をキャプチャしますと、こんなカンジです。
トリセツcap

これだけです。問題なのは、「ステップ」の単位がよくわからないことです(笑)。まあ、被写界深度は撮影のたびに変わりますから、なんとも言えないとは思いますが…手探りで設定していくしかないですね。
とりあえず、今回はコマ数20、ステップ10ということでやってみたら、なんとかうまくいきました。

撮影したデータは1回につき20枚なので、その全てをお見せしてもあまり意味ないですね。とりあえず最初と最後はこんなカンジでございます。

T2185270.jpg

T2185289.jpg

この間に18枚の写真があって、計20枚の写真を、これからPhotoshopで合成するわけです。さあ大変(笑)。
ワタシはAdobe クリエイティブクラウドを利用しておりますので、PhotoshopのバージョンはPhotoshop CC 2018ということになります。Photoshopはバージョンによって表示画面などががらっと違ったりするので、バージョンをしっかり把握して操作法をググる必要があります。(フォトショ素人なので当然毎回ググるのです)
今回は、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
わかってしまえば大変カンタン。全ての写真をレイヤーとしてフォトショに取り込んで

編集 > レイヤーを自動整列
編集 > レイヤーを自動合成

コレだけです。カンタンすぎて拍子抜けするほど。難しい設定などなしで被写界深度合成写真ができあがります。
できあがった写真がこちら。

xpro2gousei
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.5
55.0mm
1/15
ISO4000


なんかこう、一生懸命作った割には見た目ごく普通なのがなんとも言えないんですが(笑)。
しかし、フードの先端から奥のグリップまで、しっかりフォーカスの合った写真ができあがりました。

見た目に違和感がないのは、たぶん我々の視界で見てるモノのイメージにごく近いからだと思います。人間の目は被写界深度が深いですからね。逆にいうと、一眼レフ写真がもてはやされるのは薄い被写界深度にインパクトを感じるからです。
しかし、対象物をしっかりビシッと写したいブツ撮り写真としては、これこそが欲しい結果なのです。

すっかりアジをしめて、もう1枚作ってみました。こんなカンジです。

ブラケット合成画像
Fujifilm X-T2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.0
23.0mm
1/8
ISO400


カンタンかんたん。Photoshopすごいです(笑)。

ただ、カンタンといえども落とし穴はあります。ワタシがやったなかでもふたつ、気をつけるべきポイントがありました。どちらもレンズに関する注意事項です。

1)XF35mmF1.4Rはフォーカスシフトに注意

愛用のレンズ、XF35mmF1.4ですが、設計が古いせいでフォーカスが移動すると微妙に画角が変わります。
もちろん、Photoshopは「レイヤーの自動整列」で画像を合わせてくれると思いますが、それによって全体がクロップされて画角が変わってしまうのはどうしようもありません。どうしてもXF35mmF1.4を使いたいなら画面に余裕をもって撮影する必要があります。

2)マクロリングは使えない

どうせマクロ撮影なんてめったにやらないし、やるんだったらマクロリング使えばいいや、とマクロレンズを処分してしまったワタシですが、ここで痛い目にあうこととなりました(笑)。
マクロリングを使った撮影は、フォーカス移動の範囲がごく狭くなるため、充分なシフト量が得られないのです。よって、フォーカスシフト撮影には使えないのです。
小さなモノをパンフォーカスで撮りたい人は、ちゃんとマクロレンズを使いましょう。

というわけで、フォーカスシフト合成でパンフォーカスブツ撮りをする実験でございました。
ご自宅でカンタンにできる作業(エドチャイナ風に)なので、X-T2をファームアップされた方は、ぜひ一度トライされてみてはいかがでしょう。












今年の桜総括

今年の桜は例年になく早く咲きましたね。
個人的には花粉症が重症で、あまり撮りに行けなかったんですが、それでも何度か撮影できたのでここで今年の桜を総括しておきましょうか。



H1183885
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/800
ISO6400
ETERNA


これは3月12日の井の頭公園。エナガが止まってますが染井吉野のつぼみはまだ堅いです。



H1185106
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/5.6
140.0mm
1/2000
ISO800
ETERNA


3月25日、川口市の荒川土手に友人のわんこを撮りに行った日です。この日は染井吉野が満開になりました。
50ー140mmなので大トリミングですが、桜の蜜を食べに来たスズメです。スズメは桜の花を根元からちぎり取って、根元から蜜を吸うんですよね。桜の花がそのままの形で落ちているのはスズメの仕業です。

H1185120
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/8.0
74.4mm
1/2000
ISO800
ETERNA


というわけでこちら、今年初の桜アップ写真。

T2185009
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6
26.6 mm
1/1000
ISO320
PRO Neg.Std


T2185003
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6
16.0mm
1/1000
ISO250
PRO Neg.Std


岩合さん風(笑)桜とわんこ写真。



H1185782
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8
90.0mm
1/2500
ISO200
Velvia


3月28日、井の頭公園も満開になりました。当然、公園内は花見宴会だらけ(笑)。野鳥はほとんど逃げ去ってしまっているので桜撮りに専念せざるを得ない状況でした。

H1185783
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8
90.0mm
1/2500
ISO200
Velvia


H1185796
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8
90.0mm
1/2000
ISO250
Velvia


H1185798
Fujifilm X-H1
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.8
90.0mm
1/2000
ISO200
Velvia


T2185035
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0
16.0mm
1/250
ISO500
Velvia


T2185049
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0
28.3mm
1/500
ISO800
Velvia


T2185042
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0
19.4mm
1/1000
ISO320
Velvia


T2185066
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1
16.0mm
1/1000
ISO640
ACROS


モノクロ撮影にもチャレンジ。モノクロの桜もなかなかいいものです。

T2185071
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1
33.2mm
1/1000
ISO800
ACROS


桜をバックに赤ちゃんの笑顔を撮りたいお母さんに、近くにいたおじさんが加勢して笑わせようとしているシーン。
赤ちゃんの表情は若干こわばってますが(笑)。



翌日29日は善福寺公園へ。こちらも見事な満開でございました。

T2185084
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/11.0
35.0mm
1/500
ISO400
Velvia


T2185077
Fujifilm X-T2
XF35mmF1.4 R
ƒ/4.5
35.0mm
1/1000
ISO200
Velvia


おばあちゃんと小さな女の子ふたり、3人でおはなみパーティーです。



H1185914
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/9.0
100.0mm
1/640
ISO500
ETERNA


4月3日の井の頭公園は、早くもかなり散ってしまっていました。
それでもこのスワンボートのにぎわいです。

H1185877
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/1000
ISO2000
ETERNA

桜の蜜を狙ってきたヒヨドリも、「もう散っちゃったの?」という顔をしてます。



H1186036
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/250
ISO2000
ETERNA


4月8日の善福寺公園。もうほとんど葉桜といった状態でした。オナガは花が落ちたあとの額をむしって食べていました。

H1186084
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/125
ISO1250
ETERNA


H1186083
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/7.1
400.0mm
1/250
ISO2500
ETERNA


数少ない散り残った桜の花というのもなかなか風情があるものです。

というわけで、2018年、例年になく早かった今年の桜まとめでございました。

















この春のメジロ

本日ラジオを聴いていましたら、気象予報士さんが「冬の終わり」を宣言されていました。
もう本格的に春、ということでございます。
ワタクシといたしましては、春の訪れはこの2週間あまりビシビシと身体で感じております。はい、いわゆる花粉症ですね。去年あたりは楽だったんですが、今年の花粉症はまさに容赦ないです。最大、最悪級の被害を被っております。
早いとここの季節が過ぎ去ってくれるといいんですが。

さて、そうは言いましても撮影はがんばってやっております。なんせ世間は矢継ぎ早に春の花が咲き始めておりますのでね。野鳥撮影にも一年でいちばん華やかな季節でございます。なのでがんばらないとね(笑)。
そんな春の花に最もマッチするレギュラーメンバーといえば、メジロです。毎年いろいろ撮っておりますが、今年もいろいろ撮ることができました。総括するのもちょっと早いとは思いますが、ここまでで撮れてきた ”花とメジロ” 写真をちょっとまとめてみましょうか。
まずは2月末の新宿御苑にて、寒桜に大挙して集団でやってきたメジロくんたちです。



T2180570
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA


実はこの日が新宿御苑の野鳥撮影は初めてでした。昔花見をしたなあ、なんて思ってたんですが、こんなにメジロが群れでやって来るところだとは知りませんでしたよ。広い庭園のあちこちにある大きな寒桜に、わーとばかりみんなで襲いかかるメジロたち(笑)。さすがのヒヨドリも、いじめようにも数で圧倒されてるカンジです。



T2180693
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO800
ASTIA


このときはまだX-H1の発売前でしたので、撮影はX-T2です。春らしくちょっと柔らかいイメージで撮ろうと思って、フィルムシミュレーションはASTIAで撮ってますが、ASTIAって思ったよりコントラストが強いんですよね。柔らかい、というより割と派手目な写真になりました。ワタシの好みとしてはもうちょっと落ち着いた彩度のものがいいんですが、まあ、これはこれでいいかな、と。



T2180744
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO640
ASTIA


T2180891
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA


なにせこの日は春らしい好天で、ポカポカの小春日和でした。新宿御苑には観光客もたくさんいました。まさに絶好の観光日よりでいい日になったんじゃないでしょうか。
まだ花粉症の襲撃前でしたしね。ホントにいい日でした。



T2181150
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO1000
ASTIA


T2180723
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500
ASTIA


T2180806
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO500
ASTIA


これだけ明るい日ですと、ムリせずシャッタースピードが上げられます。AFも迷うことがないので撮影も楽ですね。
むしろメジロがたくさんいすぎて、目移りしちゃって被写体を絞ることの方が苦労したくらいです。
夢のような「メジロ撮り放題」の日でございました。

T2181011
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO400
ASTIA




次は1枚だけですが3月10日の善福寺公園から。これも早咲きの桜なのかな?

H1182898
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/500 ISO200
ETERNA




最後は3月14日の井の頭公園です。

H1184031
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO640
ETERNA


H1184037
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO640
ETERNA


X-H1がメインになってから、野鳥撮りにはETERNAを使う比率が高まりました。彩度低めの地味なフィルムシミュレーションですが、低めのコントラストがシャドウとハイライトが柔らかくなる効果を生んでいてそれが野鳥にはよく合うと思うのです。
それまでは主にPRO Neg.Stdでシャドウ、ハイライト共にマイナスにしてましたからね。
ただし彩度は+2くらいになってます。



H1184059
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO200
ETERNA


H1184094
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO400
ETERNA


X-H1を使い始めたとき、主にAF性能の検証のためXF100-400mmをテレコンなしで使っていたんですが、テレコンなしの素の100-400mmのボケの綺麗さに改めて気付かされました。このところ自動的にx1.4を付けて使っていましたからね。
やはり開放F8とF5.6の違いは大きいですね。たった1段ですがボケ味にもたらす影響は大きいですよね。
これはやはり、明るい超望遠レンズが欲しいですよねえ。富士フイルムからは200mmF2の発売が予告されてますが……どうなんでしょう?2倍テレコン付けて400mmF4になるのかな?ううむ、1段明るい……(汗)












テーマ: 野鳥の写真 | ジャンル: 写真

ひさしぶりたまどう(アジアアフリカゾーン編)

ひさしぶりたまどう、後半でございます。
ユキヒョウにたっぷり遊んでもらったあとは、アムールトラへ。以前ヒグマ舎だった場所もアムールトラのゾーンになっているので、広々です。

H1182335
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO200
ETERNA


H1182339
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO200
ETERNA


H1182363
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1600 ISO320
ETERNA


ここから、そういえばこれを試さねば、とFS(フィルムシミュレーション)を”ETERNA”にしてみました。
ムービー用の落ち着いた彩度がウリのETERNA、さすがにそのままだと渋すぎるのでカラー設定を「+1」でいってみました。
落ち着いた色合いもそうですが、ワタシ的には広くなったというダイナミックレンジにも期待したいところ。いつも太陽の様子によってハイライトとシャドウをマイナスにしているので、そのあたりに気を使わなくていいのもETERNAの利点のような気がします。


H1182377
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 280.4mm 1/1600 ISO320
ETERNA


アフリカゾーンのモモイロペリカンたち。3本のクチバシの角度を狙ってフレーミングしてみました。
羽毛の柔らかさ、淡いピンクの色合いもいいカンジだと思います。けっこう気に入った1枚。



H1182425
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/10.0 164.6mm 1/1600 ISO2000
ETERNA


モモイロペリカンと同居しているアオサギたち。交尾のシーンは初めて見ましたが、この直後に恋敵の攻撃を受けてました(笑)。



H1182437
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/10.0 100.0mm 1/1600 ISO2000
ETERNA


羽根を広げて見せてくれたモモイロペリカン。逆光でもシャドウがつぶれてなくていいカンジですね。(もちろん撮って出し、加工なしです)



H1182470
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1600 ISO250
ETERNA


このひとは飛び入り、野生のジョウビタキです(笑)
ちょっとアンダーめですが、しっかりアイキャッチが入って悪くないですね。

このあと現在工事中のライオンバスゾーンをぐるっと回り込んで、フラミンゴ舎へ。

H1182483
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/13.0 252.1mm 1/1600 ISO250
ETERNA


H1182509
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 280.4mm 1/1600 ISO200
ETERNA


H1182549
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.0 252.1mm 1/1600 ISO200
ETERNA


H1182629
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.0 252.1mm 1/1600 ISO200
ETERNA


ちょうど太陽が向かいの位置に来てたので、水浴びしているフラミンゴを逆光で。露出補正を思い切りマイナスにしてしぶきを狙ってみました。
本来なら絞りを絞りたいところですが、金網も消さなきゃならないので絞りは開放にせざるを得ません。レンズにはなかなか厳しい条件です。でもしっかりフラミンゴにフォーカスが来てくれてますね。X-H1の性能の高さがひとつ功を奏した場面だと思われます。

そこからはいよいよチーター舎、サーバル舎です。チーターがちょうど親子で出ている時間帯で、走る姿を追えるか実験してみました。

H1182687
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 312.0mm 1/1000 ISO3200
ETERNA


H1182706
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/1000 ISO1600
ETERNA


H1182732
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.0 252.1mm 1/1000 ISO3200
ETERNA


障害物もあり(腕が足りないのもありw)走ってるシーンでいいカットがあまりありませんでしたが、AFはしっかり追いかけてくれたと思います。ここは確かな進歩を感じます。AF-Cの進歩もありますし、ファインダーが動体を追いやすくなった効果も大きいかな。これなら動体で使える…ようやく使えるようになったかもしれません(笑)。



H1182828
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO1250
ETERNA


H1182840
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.2 301.1mm 1/250 ISO640
ETERNA


H1182855
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/250 ISO500
ETERNA


というわけで、最後は金網の向こうのサーバルくんを撮影して、この日は終了です。
お昼前に到着して、午後4時過ぎの閉園近くまで多摩動物園にいましたが、ひさしぶりの動物園はやっぱり面白かったです。
動物園、面白いよ!ということで今回のシメとさせてきただきましょう(笑)。













ひさしぶりたまどう(アジアゾーン編)

ひさしぶりに多摩動物園に行ってきました。たまどうはこのところずっと工事中で、いろいろと不自由もあるんですが、チーターやユキヒョウに子供が産まれるなど撮りたい対象はたくさんあるんですよね。
目的としては、やはりX-H1のテストです。レンズはXF100-400mmとXF50-140mm、このふたつがメインになります。

さて、現場に着いて……たまどうは入り口が一番低地にあり、そこから各エリアまでえっちらおっちら上り坂となります。右の坂を登っていくとアフリカゾーン、中央がメインストリート、左がアジアゾーンとなりますが、現在の工事中はアフリカゾーンへ登る坂で、従来メインストリートを登っていくシャトルバスも現在では左のアジアゾーンの頂上まで行って折り返してくる臨時運転となってます。おっさんなワタシは坂を登りたくないのでシャトルバスに乗りました(笑)。

アジアゾーンの折り返しポイントはオオカミたちのエリアなんですが、全く展示場には出ていません。仕方なくそのまま進んでいきます。その先にはワタシの大好きなゴールデンターキンがいるのでした。
ゴールデンターキンは中国の山間部に住む牛の仲間なんですが、黄金色の体毛が美しくて、人に興味を示すフレンドリーなところもあります。ちょうど赤ちゃんがいて、お母さんに甘えるシーンを撮ることができました。

H1181394
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 132.9mm 1/500 ISO2500
Classic Chrome


H1181414
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 115.3mm 1/500 ISO2500
Classic Chrome


H1181525
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO1600
Classic Chrome


H1181578
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO1600
Classic Chrome


H1181584
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO1600
Classic Chrome


お母さんも赤ちゃんも、ホントに表情豊かで可愛いです。
もうこのシーンが撮れただけで来た甲斐があったくらいのもので大満足です(笑)。
それにしても、動物を撮るときはX-H1の静かな「フェザータッチシャッター」は助かります。金属的なシャッター音が響き渡ったら、この優しい雰囲気が台無しですから。静かなことは正義ですね。

その先にいるのはレッサーパンダです。言うまでもなくレッサーパンダもアジアの動物ですね。ごはんの時間ではありませんでしたが、2匹が出ていてのんびり笹を食べておりました。

H1181617
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO400
Classic Chrome


H1181630
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO640
Classic Chrome


H1181686
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/4.0 140.0mm 1/500 ISO640
Classic Chrome




さらにその隣がユキヒョウのエリアです。ちょうど運動場には母子が出ている時間帯でした。
ここはこれまでと違って金網の向こうにいる被写体です。いかに金網を消せるか、ポジション取りが命なんですが、ここはいつ来てもユキヒョウ狙いのカメラマンがたくさんいて、なかなか思ったようなポジションでは撮れません。まあ、マナーを守りつつ、素早くポジションを確保するのもカメラマンの腕のうち、ですね(笑)。

H1181732
Fujifilm X-H1
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
ƒ/2.8 140.0mm 1/1000 ISO640
Classic Chrome


H1181888
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/640 ISO1600
Classic Chrome


H1182127
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 400.0mm 1/800 ISO1600
Classic Chrome


H1182251
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 312.0mm 1/800 ISO3200
Classic Chrome


H1182301
Fujifilm X-H1
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6 164.6mm 1/800 ISO3200
Classic Chrome


というわけで、アジアゾーンだけでもかなりいいシーンが撮れて、大満足、おなかいっぱいでございますが(笑)、しかしここは多摩動物園の一番深いエリア。シャトルバスも来てない場所なのでおなかいっぱいでもすぐ帰るわけにもいかず、このまま先に進む以外ないのでした(笑)。
この先のゾーンは次の記事に続きます。












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X-H1ファーストインプレ

P2JG3810
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO1000
Classic Chrome


実はしばらく前から噂サイトなどで「富士フイルムは”究極のX”を用意している」などという情報が流れていました。そんななか、2016年9月のX-T2の発売以来、ほぼ1年半ぶりの新ラインの発売となりました。ProラインでもTラインでもなく、新しくHというラインができたわけです。
APS-Cミラーレスの利点を生かして、一眼レフより軽くコンパクト、という路線を貫いてきた富士フイルムのXシリーズですが、今回のX-H1では思い切ってボディサイズを大きくし、しっかりとしたグリップも付けてきました。
今回ボディ内手ブレ補正(In Body Image Stabilizer=IBIS)を組み込んできたことからなのか、ボディ自体がだいぶ肉厚になった印象。富士フイルムは「ボディ内手ブレ補正は画質が落ちるからやらない」と明言してきましたが、「いいのできたから前言撤回」ということですね(笑)。
ユーザーの要望をすかさずファームアップに反映してくれるフットワークの軽さも富士フイルムの特色ですが、さらっと前言撤回してやらないと言ってたものを出す発言の軽さも富士フイルムの特色ということで(笑)。
まあ、いいものを作ってくれればいいわけです、ユーザーとしては。

P2JG3811
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO640
Classic Chrome



思えばレンジファインダースタイルのクラシックなボディから始まったXシリーズ。X-Pro1、X-E1とその路線が続いて、今度は一転して一眼レフスタイルのボディを出そう、となったときに、デザインのオリジンをどのあたりに定めるか、難しいところだったと思います。結果的に60年代、70年代のフィルム一眼レフを思わせるデザインとなったX-Tシリーズは、望遠ズームレンズも使いやすいものになりましたが、現代的な50-140mmや100-400mmレンズと組み合わせたとき、ワタシ個人的にはレリーズボタンの位置など「中途半端だなあ」感がぬぐえないものがありました。素のボディで単焦点レンズなどを使うときなどはボディ上面にレリーズボタンがあってもいいと思いますが、バッテリーグリップを組みあわせて超望遠レンズを使うときなどは、握ったグリップの部分にレリーズボタンがあるべきで、今回X-H1でそういった現代的なデザインを採用してきたのは、ワタシとしては歓迎です。
ボディ上面のレリーズボタンはストラップホールとの干渉もあって、たまにそのへんが気になることもあったんですよね。「良き時代」へのオマージュ溢れるデザインも大好きですが、やはり実用性は大切です。今回のX-H1のグリップまわりのデザインは、そういったX-Tラインの「中途半端感」を払拭するものでとてもいいと思います。


P2JG3809
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO800
Classic Chrome


上から見るとグリップの深さが一目瞭然ですね。かなり思い切って攻撃的なデザインにしてきたと思います。
このあたりのデザインは、明らかにGFXの流れを酌んでいるものです。中判デジタルたるGFXを、ハッセル風デザインではなく一眼レフ風デザインとしたなかで、富士フイルムのなかで現代的なグリップ付きの一眼レフデザインもいいね、となったのかもしれませんね(笑)。上面液晶など全く新しいデザインを採用したGFXを富士フイルムのイメージリーダーとするために、GFXジュニアをXシリーズで作ろう、となったのかもしれませんし、もしかしたら同時進行のプロジェクトだったのかもしれません。
いずれにせよ、X-H1は明らかに”GFXのX版”です。
これまではX-Pro2とX-T2が「どっちもフラッグシップ」と言い張っていた富士フイルムですが、今後はこのX-H1が事実上のフラッグシップなんでしょうね。もしくは他社みたいに「プロフェッショナル向け」「ハイアマチュア向け」とか分けていくのかもしれませんが、それはアホらしいのでやめてほしいですね(笑)。


P2JG3819
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/13.0
35.0mm
1/15
ISO1250
Classic Chrome


こうして並べてみると、X-H1のグリップの厚さがよくわかります。また、アイピース部分がかなり後ろにせり出しているのもわかりますね。(左目効きのワタシですが、これによって鼻が液晶スクリーンに当たらなくなりました。ありがたい!)
全体の高さもちょっと高くなっています。

そんなわけで、どうしてもX-T2と比べてしまうんですが、数日使用してみた感想としては、かなりポジティブです。
確かに重く分厚くなりましたが、それでもまだまだカメラとしては軽いです。そしてなんと言っても、今回富士フイルムが新開発した”フェザータッチシャッター”が心地よい!軽くて音も小さいですが、決して安っぽくないんですね。富士フイルムは比較的シャッターフィール、シャッター音にも気を配っているメーカーだと思いますが、従来はどちらかというとクラシックな、昔のカメラっぽい音と質感を目指している感がありました。しかし今回は新路線を打ち出したと思います。実に現代的で軽やかなシャッターフィールです。積極的に撮りたくなるシャッターで、今回これが大いに気に入りました。

P2JG3808
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/14.0
35.0mm
1/8
ISO640
Classic Chrome


ボディが重くなったのはワケがあります。今回富士フイルムはX-H1のボディを、従来より1.25倍厚いマグネシウムシャシーで作っているそうです。それによって、単純計算で従来の2倍のボディ強度を実現しているそうな。
その効果は、手にすればすぐ実感できるものです。ボディの剛性感、安心感がワンランク違うものになっています。ワタシの経験上でいうと、Canonの1DXに近いかもしれません。少なくとも、APS-Cボディでは破格の剛性感だと思います。
こうなると、ちょっとどこかにぶつけてみたくなる誘惑に駆られます(笑)。やらないですけど。
こってりと厚塗りされた塗装もあいまって、X-H1はちょっとどこかにぶつけたくらいじゃキズひとつ付きそうもない気がしますね。これはワタシのようなガテン系野外生活カメラマンにはとてもありがたい。
マウント部分もがっちり剛性が上がってます。XF100-400mmレンズにx1.4テレコンを付けた装備だと、X-T2だと若干マウント部のたわみが気になったものですが、X-H1はそれもありません。


P2JG3824
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/16.0
35.0mm
1/4
ISO400


バッテリーグリップを装着するとこうなります。まったくもって従来のXシリーズとは別物の貫録です。
性能面ですが、あまり語られていませんがAF性能もアップしています。野鳥を撮影している場面で、AFの無限遠から最短までの移動や、枝にとまった小さな野鳥を狙ったときのフォーカスの後ろ抜けなど、まだまだストレスが溜まる部分が多々あったX-T2でしたが、そのあたりだいぶ向上したと思います。(まだまだ完全にはほど遠いですけどね)
そのへんは、購入前に店頭で実際にレンズとX-T2を持ち込んでがっちり比較した結果ですので確かです。
IBISの効きに関しては、望遠レンズで鳥ばかり狙っているこの季節ですので、まだ実感するには至ってません。しかし、XF16-55mmなどを装着してファインダーを覗いてみると、しっかりと効いているカンジはわかりますね。いずれ、16-55mmやXF90mmなどで手持ちの夜景撮影などトライしてみたいと思います。


P2JG3839
Fujifilm X-Pro2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/16.0
90.0mm
1/4
ISO400
Classic Chrome


AF-Cの動いている被写体への追従に関してはまだ語れるほどのデータがありませんが、AF-C時のフォーカス精度に関しては向上しています。
従来では、AF-Cで追いかけている間のフォーカスのウォブリング(サーチ動作)がけっこうあり、たとえばいまにも飛びそうで飛ばない野鳥などをAF-Cで連写した場合、被写体は動いてないのにコマによってフォーカスが外れているものがけっこうありました。それが今回はだいぶなくなっています。
これによって、AF-Cモードのままで動くであろう被写体に備えることができるようになりました。これはかなり大きな進歩です。もちろん、被写体が止まったままであろうときは、AF-S+MFで万全を期すのがベターですが、煩雑な切り替えをする頻度が下がるのはありがたい。
それだけに、AFモードスイッチが相変わらず前面にあるのは惜しいですね。しかもスイッチが小さいし。
ワタシだったらレリーズボタンのところにある電源スイッチの場所にAFモードスイッチを配置して欲しいと思います。両者の位置を交換してもいい。クラシックカメラスタイルだったらあの位置でも仕方ないのかもしれませんが、モダンなスタイルにしたんだったら変えてもいい部分だったと思います。

文句ついでにさらに要望点をあげるとすると(笑)、ボタンの配置ですね。AF-ONボタンが新設されたのはいいですが、あれは親指を自然にずらした場所になければいけません。他社一眼レフでは例外なくそういう配置になっています。
しかしX-H1ではまだどこか不自然な配置になっています。しかもバッテリーグリップの縦位置配置と統一されてない。(ボタンの大きさすら違う)これは激しくダメダメな部分です。

P2JG3803
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R+MCEX-16
ƒ/11.0
35.0mm
1sec
ISO1000
Classic Chrome


いきなりダメ出ししてしまいましたが、とりあえず現状で不満なのはそれくらい。もっと使い込んでいけばいろいろ出てくるかもしれませんが、いまの時点ではたいへん心強い道具なんじゃないかと思っています。

あ、ひとつだけ慌てたことがありました。今回から新設された機能で、ファインダーの表示設定で「ナチュラルライブビュー」という項目があるんですが、とりあえず取説も読まずに「ナチュラル?いいんじゃない?」とそれをONにしたところ、ファインダー像に露出やFSが反映されないんです。これは驚きました(笑)。
今回からファインダーと背面液晶の色合いなどを微調整できるようになったんですが、そのせいかといろいろいじるハメになりました。うっかりONにしないよう、気をつけてください。これは一眼レフのように生のままのファインダー像を見たいときに使うモードです。

ともあれ、これでボディ3台体制になりました。お散歩スナップ用のX-Pro2、本気撮り用のX-H1、サブにX-T2とようやく必要充分(贅沢?)なラインナップになって喜んでおります。









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大雪の日の井の頭公園

えっ、もう2月……!? というわけで、お正月のご挨拶からあっというまに1ヶ月経ってしまいましたね(笑)
実は1月はたくさん野鳥を撮っていたのですよ。そりゃもう、シーズン真っ盛り、ですからね。それで、ああブログ書かなきゃ…とは思っていたんですが……やろうやろうと思っててやらないのは子供の頃からの悪い癖でございます。
人間、そう簡単には成長しないものなのですよ(笑)。

なんて言い訳はほどほどにいたしまして。もう先週になってしまいましたが、東京にもけっこうな雪が降りました。もちろん、ワタシも根性入れて井の頭公園に出かけてまいりました。今回はそんな、ビショビショに濡れながら撮った写真を見ていただきたいと思っております。

なんせ雪がざんざか降っている最中です。現場でレンズの交換などできないので、ドンケF-2は田の字仕切りを抜いて、X-T2にXF100-400mmを装着した状態で入れました。接続部分が多いと防水の点で不安があるので、今回はx1.4テレコンはなしです。それにプラスして、X-Pro2にXF16-55mmを装着して、エツミの巾着に入れたものを放り込みました。こういうときズームレンズは役に立ちます。

では、公園に到着して最初のカットから。

P2JG3536
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/2.8
16.0mm
1/1000
ISO400


今回、フィルムシミュレーションは全てクラシッククロームです。
降雪の中、もちろん日差しは弱いはずなんですが、雪の明かりで露出は明るいですね。開放F2.8ですが、シャッタースピードは1/1000まで上げられました。



P2JG3549
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0
17.0mm
1/250
ISO3200


なのでけっこう思い切って絞っても大丈夫です。雪を被った木の枝を細部まで描写したくて、F11まで絞りました。
雪を被っただけで、見慣れた木の枝も幻想的な風景になります。



P2JG3543
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6
55.0mm
1/1000
ISO6400


こんな細い枝にも、これだけ厚く雪が積もってます。雪を載せた木の枝の表情が面白くて、ついカメラを向けてしまいます。



T2JP9153
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
164.6mm
1/500
ISO1600


雪の中、じっと耐え忍ぶ野鳥の姿を探したんですが、さすがにこちらから見えるようなところにはいませんね。しかたなくカラスを撮ってみたりしましたが、雪の中のカラスは意外に絵になります。



T2JP9185
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/125
ISO500


あとはシジュウカラくらいですね。ねぐらの常緑樹の中からたまに出てきてくれました。コゲラも見られましたが撮影はできず。



T2JP9157
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/500
ISO3200


かいぼりで干上がった池の中にはアオサギが、降りしきる雪の中ただじっと立っていました。
こういうときのサギは妙に哲学的に見えます。実際は何も考えてないんでしょうけどね(笑)。



T2JP9169
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/11.0
203.7mm
1/500
ISO6400


雪に埋もれる臘梅。背景に降る雪も入れたくてF11まで絞りました。



T2JP9176
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/125
ISO800


そして雪に埋もれる早咲きの梅。もう梅が咲いているなんて知りませんでした。



T2JP9179
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/125
ISO400


もみじが残っていてくれました。



T2JP9180
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ƒ/5.6
400.0mm
1/125
ISO500


残っているといえばカモの夫婦がひと組だけ、残り少ない水の上に浮いていました。じっと雪に耐えている風情が趣深いです。



P2JG3545
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0
47.0mm
1/250
ISO400


見慣れた弁天神社もこのとおり、すっかり雪化粧の趣です。なかなかいいもんですね。



P2JG3557
Fujifilm X-Pro2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/6.4
55.0mm
1/320
ISO2000


そんなわけで、そろそろ切り上げて帰りましょうか。
素晴らしい異世界の風景が広がっていた井の頭公園ですが、こんななか撮影しているのはさすがにワタシひとりでした。
機材にはレインカバーの類いもせず、濡れるに任せた撮影でしたが、何の問題もありませんでした。Xシリーズの防滴性能はさすがにある程度の信頼性がある、と考えていいでしょうね。

そんなわけで、先週の大雪の井の頭公園のスナップでございました。














12月は野鳥の季節

12月に入り、野鳥シーズンもいよいよ本格化してまいりました。
いつもの善福寺公園にもいつもの顔ぶれが飛来しております。そんな最近の野鳥写真をまとめてみました。



T2JP2765
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO320


と言いつつこちらは11月26日の撮影です(笑)。善福寺公園で今シーズン初めてジョウビタキを確認した記念ということで。
これから春まで主な被写体になると思われるジョウビタキのオス。今シーズンもよろしく。



T2JP2875
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO500


12月2日にはジョウビタキのメスも撮れました。通称”ジョビ子さん”ですが、なぜかオスより顔が可愛い気がするんですよね。目の回りに白いくまどりがあるからか、目がぱっちりしてます。性格もオスよりおっとりしていて比較的人を恐れません。まあジョウビタキは人馴れしやすいヤツらではあります。



T2JP2923
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200


コゲラもこの時期低いところに下りてきてくれます。つい背中ばかりを撮ってしまいがちですが、こんないい光のところに来てくれるとなかなか可愛いですよね。頭の毛が逆立って寝ぐせみたいになってます。



T2JP2936
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO1250


T2JP2940
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200


またジョウビタキです。実はこのオスメスは呼び合って一緒に行動してたんですが、ツーショットが撮れるほどは近寄ってくれず、こんな2枚になりました。つきあいたてでドキドキしてるカンジ(?)なんでしょうか(笑)。



T2JP3096
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/7.7 503.4mm 1/500 ISO2500


春先は高らかにホーホケキョしているウグイスも、この時期は地味に薮の中で「ジッ、ジッ」と地鳴きするばかりです。しかし声は結構大きいので、待っているとこんなふうに姿を見せてくれることもあります。

T2JP3638
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000


こんなカンジで。



T2JP3175
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO320


もちろん、この時期の葦の茂みを主戦場にしているのはシジュウカラです。耳を澄ますとミシミシ、ムチムチと葦をむしる音がそこここから聞こえてきます。
そこに混じるのがウグイスやホオジロ、アオジなどです。なかなか写真に撮れるほど姿を現してくれませんけどね。



T2JP3252
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO5000


ジョビ雄くんは赤い実をゲット。さすがにこのシーンではAFは使えず、ほぼマニュアルでフォーカスを合わせました。



T2JP3279
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO1000


井の頭公園では野鳥の飛来が遅れているようです。それでもシジュウカラたちと一緒に行動してるエナガを見つけました。
ちょっとだけフォーカスは甘いんですが、色合いに免じて……(笑)



T2JP3306
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/250 ISO200


これも、ちょっとだけフォーカスが甘いのが悔しい……可愛いんですけどね。エナガはじっくりMFしてるヒマがないので厳しい被写体です。



T2JP3329
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/160 ISO500


T2JP3350
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/160 ISO200


残り少ない紅葉のいい場所にはシジュウカラが来てくれました。ホントはエナガが来てくれるのを待っていたんですが、残念(笑)。



T2JP3382
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 406.8mm 1/2000 ISO1250


カワウくんでちょいと箸休め(笑)。逆光でシルエットになってもらいました。



T2JP3424
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/14.0 560.0mm 1/250 ISO5000


善福寺公園に戻りましょう。夕方、太陽が西に傾いてきたころにカワセミのカップルに出会いました。手前がメス、奥がオスですね。
カワセミのツーショットを撮るチャンスはなかなかないのでこの日はラッキーでした。交互に頭を上下させて、おじぎするような求愛の挨拶を繰り返していました。



T2JP3567
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO3200


その後、場所を移動したらメスと別れたオスのカワセミくんが近くに飛来しました。どこか得意げな顔に見えるのは気のせいなんでしょう(笑)。



T2JP3468
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/10.0 392.6mm 1/250 ISO3200


ラストは西日で黄金色になった水面と、カルガモ夫妻です。

最後に撮影上のTipsをひとつ。記事の中でも触れましたが、最近は野鳥の撮影でもAF+MFを積極的に使っています。フォーカスアシストをピーキングにして、AFで合わせた後、さらにMFで念を押すカンジです。ミラーレスならではのテクニックですね。これをやるようになってから、PC上で拡大したときに「あちゃ〜」となることはなくなりました。
特に日陰や逆光のシーンでは、AFが迷いがちです。ましてや木の枝が密集しているようなところではAFは不可能ですしね。
X-T2は先日ファームアップがあって、ファームVer.3となりました。C-AFの性能向上と共に、S-AFでも背景抜けがだいぶ少なくなった印象ですが、やはり自分の目でフォーカスを確かめて撮るに越したことはありません。うまいこと機材を使いこなしてやれば、Xシリーズはいい色を出してくれるのは確実ですから、いまのところこれで満足です。
SONYの新製品は物凄いですが、いまのところ心は動きません。動きませんとも!(笑)














今年も行ってきましたキツネ村

11月も後半になってきまして、いきなりぐっと冷え込む日が増えましたね。北海道や東北では雪も降り出して、短かった秋が急速に冬になってきた感がある今日この頃です。
これは、完全に冬になる前にあそこに行かねばなりません。そう、秋の蔵王キツネ村です。紅葉と冬毛に生え変わったキツネくんのコラボが撮れるのは、いまこの季節しかないのです。
善は急げ!と行ってまいりましたよ。深夜の2時半に東京を出発です。ええ、寝てませんとも(笑)。
夜明けごろには現地に着いて、開園前にはそのあたりの野鳥なんかも撮ってしまおう、という魂胆です。
東京から蔵王までは330キロくらい。だいたい4時間くらいのドライブです。
カメラバッグの中にはX-T2とX-Pro2、レンズは野鳥用にXF100-400mm、キツネ撮影にはXF50-140mmにXF16-55mm。抑えとしてXF23mmF2にXF90mmF2の単焦点も入れて、もうパンパンです。あ、もちろんXF1.4xテレコンバーターも入ってます。

というわけで、朝7時半ごろには現地着。コンビニで朝飯を買ってゆっくり食して、いざ野鳥探しへ。眠気はあるものの、野外の温度は5℃ほど。きりっと目も覚めます。

T2JP1487
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/500 ISO200


美味しそうな木の実をゲットしたヤマガラくんが近くに来てくれました。比較的ヒトを恐れないヤマガラは近寄ってきてくれるので撮りやすい野鳥ですね。



T2JP1538
Fujifilm X-T2
XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/8.0 560.0mm 1/1000 ISO640


順光のいい光のところに来てくれました。さすがにこの光だったらビシッとフォーカスも合いますね。


そんなわけでついつい野鳥に夢中になってしまい、開園時間から30分ほど遅れて無事蔵王キツネ村に入りました。
入ってすぐ、こんなかっこうで歓迎されてしまうと、そりゃあ来てよかったなあと思いますよね(笑)。

T2JP1635
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/500 ISO320




ぺろぺろ身繕い。朝のごはんをしっかり食べ終えて、満足してる様子がうかがえます。
それにしても、普段XF50-140mmはすっかりお仕事専用レンズと化していて、自分の撮影のときはこれくらいの距離はもっぱら90mmF2の出番となるんですが、さすがにこちらも素晴らしいです。

T2JP1650
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/500 ISO320


テレコンバーターx1.4を付けても画質の劣化などはほぼみられませんよね。フォーカスは若干遅くなりますが、それだって十分実用範囲内です。



T2JP1668
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 100.1mm 1/800 ISO320


”お狐様”とキツネくんのツーショット。絞り開放じゃなくてもうちょっと絞って背景の紅葉を見せてもよかったかもしれませんね。
この日の天気は基本晴れだったんですが、厚めの雲が流れてきて太陽を隠してしまう瞬間も多かったのが残念なところ。
このショットは見上げる形なので太陽が出てないほうが撮りやすかったのでよかったんですが、基本的には太陽の出ているときを狙って撮影する形になりました。
それにしても寒かったです。手袋を忘れたのが最大の痛恨事でございました(笑)。



T2JP1738
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 161.0mm 1/500 ISO500


太陽が出てくるとこんなカンジのショットになります。もちろん太陽があったほうが全然いいですよねえ。
ふわふわの冬毛を強調するために、あえて逆光もしくは半逆光で撮るのが好きです。



T2JP1743
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/1000 ISO400


歩いてきたギンギツネくんをC-AFで追いかけてみました。ばっちり顔にフォーカス来てますね。
太陽が出てなかったのが残念ですが。



T2JP1748
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/1000 ISO400


理想的なカンジで太陽が出てきたので、こっち振り向いて〜と言ったら振り向いてくれました(笑)。
まさに理想的なポートレートでございます。



T2JP1751
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/1000 ISO640


落ち葉とのコラボで。こういった意図があるとき以外は、基本的に低い位置から狙います。いつもしゃがんで、それでも足りないときはチルト液晶を活用します。寝そべらないですむようになったのがミラーレスのありがたいところですねえ。



T2JP1767
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/11.0 180.9mm 1/500 ISO1000


どうやらお互いに警戒しあってるキツネくんたちなので、こういった仲良しツーショットが撮れるのはなかなか珍しいです。ツーショット感が欲しくてF11まで絞りましたが、やはりこれくらいはボケちゃいますね。

T2JP1756
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 166.9mm 1/1000 ISO400


ちなみに開放だとこれくらいです。この位置関係だとそんなに激しくは違わない、という結果でした(笑)。
APS-Cでも被写界深度はけっこう浅いものです。



T2JP1794
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 196.0mm 1/640 ISO640


お互いに威嚇しあってる二匹。こんな姿が普通です。
優位に立っているのは左側ですね。耳が立ってます。



T2JP1795
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 82.2mm 1/640 ISO500


子ギツネ飼育檻の中の”プラチナギツネ”くんたち。この子たちは威嚇しあってるというより、じゃれあってるカンジでしょうか。みゃーみゃーと猫みたいに鳴きあってます。



T2JP1811
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/640 ISO640


だってみんなこわいんだよ〜みゃー!



T2JP1828
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/500 ISO1600


オレは強いから平気だぜ、でしょうか。



T2JP1843
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/4.0 196.0mm 1/500 ISO500


T2JP1858
Fujifilm X-T2
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR + 1.4x
ƒ/5.6 196.0mm 1/1000 ISO640


そんなカンジで午前中いっぱいキツネを撮影して過ごした、蔵王キツネ村でした。
どうやらその翌日には園内に初雪があったようで、ギリギリ雪が降る前に間に合ったようですね。
今年の冬はスタッドレスなしで乗り切ろうと思っているので、次に行けるのは春ですね。それまでキツネたちは元気でいてもらいましょう。












渋谷でポートレートセッション

さて、10月に入りまして都内もようやく涼しくなってきました(まだまだ油断できませんがw)。
なので、そろそろ野外でポートレートを撮ろう、ということになりました。いつも撮らせてもらっているモデルの花乃子ちゃんと一緒に出かけたのは、あえての渋谷でございます。
東京で暮らしているとついありふれた光景と軽視してしまいがちですが、いまや渋谷は世界の観光地ですからね。ここで撮影をしたいと思っている世界中のフォトグラファーは山ほどいるはずです。そう、我々日本人がいつかはニューヨークやヨーロッパで撮影をしたいと思っているように、です。
なので、今回はそんな彼らの気持ちになって、渋谷という街を舞台にポートレートセッションしてきました。

というわけで、今回の機材はいつものX-T2、X-Pro2に、レンズは以下の通りです。
XF16-55mmF2.8 R LM WR
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR
XF23mmF2 R WR
XF35mmF1.4 R
XF90mmF2 R LM WR

そしてストロボはNISSIN i40というフルセットでございます。これだけ持ち出してもDOMKE F-2に余裕で入ってそれほど重さを感じないところがXシリーズのシステムのいいところです。

T2JP9128
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0 23.4mm 1/800 ISO1000 Flash (on, fired)


まずはハチ公前広場で1枚。T2には主にズームレンズで、ストロボの日中シンクロです。いかにもストロボで照らしてます!ってカンジになるとモデルさんだけ周囲から浮いたような写真になってしまうので、極力光量は絞っております。
あと、今回のカラー写真は全てクラシッククロームで撮ってみました。



T2JP9131
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/11.0 19.4mm 1/800 ISO800 Flash (on, fired)


こちらは109をバックに。ベタを恐れない、そんな気持ちで(笑)。



T2JP9135
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1 24.2mm 1/125 ISO200 Flash (on, fired)


そのままセンター街に入って、センター街にいます!という写真です(笑)。あえて道のど真ん中に立ってもらいました。



T2JP9139
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 18.7mm 1/125 ISO200 Flash (off, did not fire)


センター街を真っ直ぐ行って……ふたりともお昼がまだだったので、まず腹ごしらえしようか、と宇田川カフェを目指したんですが、なんと大規模にビル立て替え中でした。あらら〜残念、と隣のビルを見たら、なにかシャッターがかっこいい。ここ、ちょっとニューヨークみたいじゃん!?とか言いながら写真を撮りました。
ニューヨークみたい、って……渋谷ベタを探してるのに(笑)。

T2JP9140
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 18.7mm 1/125 ISO500 Flash (off, did not fire)




と思ったら、この先の路地裏にもう1軒の宇田川カフェを見つけました。ここは全席喫煙席なのでたいへん助かるのです(笑)。
よかったね、という笑顔。

T2JP9153
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 26.6mm 1/125 ISO500 Flash (off, did not fire)


室内のちょっとレトロな雰囲気に影響されて、RAW現像で遊んでみました。

T2JP9155
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 27.4mm 1/125 ISO800 Flash (off, did not fire)




お化粧直しのシーンをこっそりパチリ。こちらはACROS+Yeで。

P2JG3148
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0mm 1/1600 ISO4000 Flash (off, did not fire)




クラシッククロームでもいいカンジなんです。どちらも捨てがたい。

P2JG3094
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0mm 1/1600 ISO4000 Flash (off, did not fire)




お化粧直しをもう1枚。
こちらもACROS+Yeです。

P2JG3149
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0mm 1/1600 ISO3200 Flash (off, did not fire)




ふと思いついてこんな1枚も。
後ろを向いて、ミラー越しにこちらを見てもらいました。
しかし、ミラーにはピントが来てるんですが、ミラーの中の瞳にはピントが来てませんね。残念。

P2JG3150
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/5.6 35.0mm 1/250 ISO10000 Flash (off, did not fire)




店を出ると、外は夕陽になっていました。しかし、渋谷は文字通り「谷」なのでなかなか斜光が当たる場所がないんですね。太陽が当たる場所を求めて、公園通りから明治通り方面へ。

T2JP9159
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/8.0 23.4mm 1/500 ISO800 Flash (off, did not fire)


T2JP9170
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/4.0 42.7mm 1/250 ISO500 Flash (off, did not fire)


T2JP9183
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/5.6 32.1mm 1/250 ISO200 Flash (on, fired)




宮益坂からまた駅前方面へ。

T2JP9186
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1 17.0mm 1/500 ISO800 Flash (on, fired)


T2JP9200
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/7.1 32.1mm 1/500 ISO640 Flash (on, fired)




いったん道玄坂方面へ。だいぶ日も暮れてまいりました。
カメラバッグを置いて、その上にカメラを固定して0.5秒のスローシャッターなんかもやってみました。

T2JP9259
Fujifilm X-T2
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 29.2mm 0.5sec ISO200 Flash (off, did not fire)




ふたたび休憩を挟んで、夜の撮影に入ります。またセンター街へ入って、街の明かりを生かすことを意識しながらの撮影です。
Kanoko嬢も髪を下ろしてちょっと大人っぽく。
カメラはX-T2をXF90mmF2に交換です。開放からばっちり使えるので、夜の撮影にぴったりです。

T2JP9273
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/250 ISO500 Flash (off, did not fire)


T2JP9281
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/250 ISO1000 Flash (off, did not fire)


T2JP9287
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/125 ISO2000 Flash (off, did not fire)




スペイン坂にて、ランジェリーショップをひやかしているふりをしてもらいました。
深い意味はありませんが、なんとなく撮りたかったので(笑)。

T2JP9288
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/125 ISO1250 Flash (off, did not fire)




階段を見つけたら使ってみよう、シリーズです。

T2JP9292
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/125 ISO4000 Flash (off, did not fire)


T2JP9297
Fujifilm X-T2
XF90mmF2 R LM WR
ƒ/2.0 90.0mm 1/125 ISO1250 Flash (off, did not fire)




ハンズ前にて、ガードレールも使ってみよう、です。

P2JG3116
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0mm 1/250 ISO3200 Flash (off, did not fire)


P2JG3118
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/2.0 35.0mm 1/250 ISO2500 Flash (off, did not fire)




ステッカーでいっぱいの自販機を見つけました。ちょっと渋谷っぽいですね。

P2JG3126
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.6 35.0mm 1/60 ISO800 Flash (off, did not fire)


P2JG3127
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0mm 1/60 ISO640 Flash (off, did not fire)




公園通りで、黄色いベンチを見つけました。いったい何かと思ったら、公園通りの「小さな公園」コンテストという路上アートのイベント中なんですね。その中の「黄色い公園」という作品なのでした。でも座ってはダメとは書いてないので座っちゃいます。

P2JG3132
Fujifilm X-Pro2
XF35mmF1.4 R
ƒ/1.4 35.0mm 1/125 ISO2500 Flash (off, did not fire)


P2JG3139
Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.0 23.0mm 1/125 ISO4000 Flash (off, did not fire)


P2JG3142
Fujifilm X-Pro2
XF23mmF2 R WR
ƒ/2.0 23.0mm 1/125 ISO4000 Flash (off, did not fire)


というわけで、XF23mmF2も使ったところで、本日持ち出したレンズも全部使用した、ということになりました。
写真も以上で全てです。また長い記事になってしまいましたね(笑)。
午後から夜にかけての渋谷スナップ。ぶらぶら歩きながらの無計画な撮影でしたが、そこそこなバリエーションの写真が撮れたのはさすが渋谷といったところでしょうか。
Kanoko嬢、お疲れさまでした。