02
2015
そもそもこのブログは”太鼓屋放言”なんですから、ドラマーのためのドラムの話をするのがスジなんですよね(笑)
まあ、長く続けていく間にすっかり写真ブログになってしまったわけですが、ひさしぶりにドラムの話題なんかもいいですよね。
毎年この時期は、ワタクシの大好きな2大ドラマーの命日月間ということで、ドラムをプレイする機会が多くなる時期なのです。
なんというか、法事みたいなもんです。
今年はまた、例年にも増してがっつりトリビュートをやりましたので、そのときの動画なんかを載せてみましょう。
まずは8月5日が命日であるジェフ・ポーカロのトリビュートライブを、9月22日にやりました。ポーカロにちなんだ曲ばかりを演奏するトリビュートイベントで、Out Of Boundsも誘いを受けて参加したというわけです。
当然全曲ジェフの演奏した曲ばかりで、ワタクシとしましても気合い入りまくりだったわけですが、いやあなかなか完コピというわけにはいきませんね(笑)。でもできる限り、「なんとなく」でプレイせずにジェフそのまんまを再現しようとがんばりました。
まずはリー・リトナーの有名な曲で『Mr. Breafcase』。Out Of Boundsではしばらく前から演奏している曲です。
この曲はシャッフルのようでいて、いわゆるハチロクの速いテンポなんです。だから右手は三連符をずっと刻んでるんですよね。ちょっとキツいです(笑)
あと、ギターソロのところでギターのフレーズに合わせてハットオープンが連続するところがあるんですが、ここが苦手でして(笑)コケてます。
次も同じくOut Of Boundsのライブから、セルジオ・メンデスのアルバムでジェフが叩いてる曲『Take This Love』です。
スロー16ビートのいかにもAORって曲ですね。ブレイクのオカズもほぼジェフの通りコピーしてます。
OB最後の曲はTOTOのベスト盤に収めらえてる曲で、TOTOの最短命ヴォーカリストジャン・ミッシェル・バイロンが歌ってるバラード『Out OF Love』です。
個人的にとても好きな曲なので、いっそう気合い入ってます(笑)
時折入る片手ロールと、実はよく聴くとハーフタイムシャッフル(ん?ハーフタイムじゃないか?なんていうんだ?)なところがミソで、繊細でいながらけっこう忙しい(笑)。でもその分ちょっとハシっちゃってますね。
続きましてはボンゾのトリビュートを。9月27日に新宿のCrawdaddy Clubで毎年執り行われている(笑)Led Zeppelin Sessionでの動画です。
何曲かプレイしましたが、自分的にいいカンジでできたと思える曲を2曲公開しましょう。
まずはアルバム『Presence』から、ちょっとマイナーな曲ですが『Royal Orleans』です。ZEPがファンクしてみた的な曲ですね。
このブログでも何度かご紹介してますが、お店にはラディックビスタライトのボンゾキットがあるんですが、このキットは毎年1日だけ、このLed Zeppelin Sessionのときだけ出されるものです(笑)。どんだけマニアックなんだと思いますが。
当然26インチバスドラに14タム、16、18フロアの巨大なキットで、慣れてないとむちゃ叩きにくいシロモノなんですが、今年はなんだか以前よりしっくり来たような気がします。
最後は同じくLed Zeppelin Sessionから、アルバム『Ⅳ』の名曲『Misty Mountain Hop』です。
ブレイクのロールはたぶんシングルストロークなのかもしれませんが、今回は試しにダブルストロークのオープンロールにしてみたんですがちょっとコケてますね(笑)。終盤のオカズ叩きまくりはあえてボンゾのように突っ込みぎみで。
それにしてもこの動画は、先日機種変更したばかりのiPhone6sで、しかも内側のセルフィー用カメラで撮影したものですが、いい音で撮れるもんですよね。あの爆音の環境でよくこれだけの音で撮れるものです。相当強力なリミッターですよね。
というわけで、ひさしぶりに法事月間の自分演奏動画をまとめてご紹介いたしました。
しかしどっちも修業不足ですね。修業は一生続くわけです(笑)。
まあ、長く続けていく間にすっかり写真ブログになってしまったわけですが、ひさしぶりにドラムの話題なんかもいいですよね。
毎年この時期は、ワタクシの大好きな2大ドラマーの命日月間ということで、ドラムをプレイする機会が多くなる時期なのです。
なんというか、法事みたいなもんです。
今年はまた、例年にも増してがっつりトリビュートをやりましたので、そのときの動画なんかを載せてみましょう。
まずは8月5日が命日であるジェフ・ポーカロのトリビュートライブを、9月22日にやりました。ポーカロにちなんだ曲ばかりを演奏するトリビュートイベントで、Out Of Boundsも誘いを受けて参加したというわけです。
当然全曲ジェフの演奏した曲ばかりで、ワタクシとしましても気合い入りまくりだったわけですが、いやあなかなか完コピというわけにはいきませんね(笑)。でもできる限り、「なんとなく」でプレイせずにジェフそのまんまを再現しようとがんばりました。
まずはリー・リトナーの有名な曲で『Mr. Breafcase』。Out Of Boundsではしばらく前から演奏している曲です。
この曲はシャッフルのようでいて、いわゆるハチロクの速いテンポなんです。だから右手は三連符をずっと刻んでるんですよね。ちょっとキツいです(笑)
あと、ギターソロのところでギターのフレーズに合わせてハットオープンが連続するところがあるんですが、ここが苦手でして(笑)コケてます。
次も同じくOut Of Boundsのライブから、セルジオ・メンデスのアルバムでジェフが叩いてる曲『Take This Love』です。
スロー16ビートのいかにもAORって曲ですね。ブレイクのオカズもほぼジェフの通りコピーしてます。
OB最後の曲はTOTOのベスト盤に収めらえてる曲で、TOTOの最短命ヴォーカリストジャン・ミッシェル・バイロンが歌ってるバラード『Out OF Love』です。
個人的にとても好きな曲なので、いっそう気合い入ってます(笑)
時折入る片手ロールと、実はよく聴くとハーフタイムシャッフル(ん?ハーフタイムじゃないか?なんていうんだ?)なところがミソで、繊細でいながらけっこう忙しい(笑)。でもその分ちょっとハシっちゃってますね。
続きましてはボンゾのトリビュートを。9月27日に新宿のCrawdaddy Clubで毎年執り行われている(笑)Led Zeppelin Sessionでの動画です。
何曲かプレイしましたが、自分的にいいカンジでできたと思える曲を2曲公開しましょう。
まずはアルバム『Presence』から、ちょっとマイナーな曲ですが『Royal Orleans』です。ZEPがファンクしてみた的な曲ですね。
このブログでも何度かご紹介してますが、お店にはラディックビスタライトのボンゾキットがあるんですが、このキットは毎年1日だけ、このLed Zeppelin Sessionのときだけ出されるものです(笑)。どんだけマニアックなんだと思いますが。
当然26インチバスドラに14タム、16、18フロアの巨大なキットで、慣れてないとむちゃ叩きにくいシロモノなんですが、今年はなんだか以前よりしっくり来たような気がします。
最後は同じくLed Zeppelin Sessionから、アルバム『Ⅳ』の名曲『Misty Mountain Hop』です。
ブレイクのロールはたぶんシングルストロークなのかもしれませんが、今回は試しにダブルストロークのオープンロールにしてみたんですがちょっとコケてますね(笑)。終盤のオカズ叩きまくりはあえてボンゾのように突っ込みぎみで。
それにしてもこの動画は、先日機種変更したばかりのiPhone6sで、しかも内側のセルフィー用カメラで撮影したものですが、いい音で撮れるもんですよね。あの爆音の環境でよくこれだけの音で撮れるものです。相当強力なリミッターですよね。
というわけで、ひさしぶりに法事月間の自分演奏動画をまとめてご紹介いたしました。
しかしどっちも修業不足ですね。修業は一生続くわけです(笑)。
14
2013
ここんとこ暑すぎて写真がまったく撮れてません(笑)。お散歩の犬もいないし、野鳥もぜんぜんいないし。
そもそも俺自身が屋外に出ていく気になれないほどの猛暑の東京です。
そんな折り、友人からあるDVDをもらいました。これがあまりに素晴らしかったので、実に久しぶりに音楽の話題をエントリーしようと思います。
それは、あのジェフ・ポーカロのレコーディングシーンを映した動画なんですな。俺にとっての2大神のひとり(笑)ポーカロのレコーディングに密着したビデオというわけです。こりゃあ、大変なお宝ですぜ。
こんなものが観られる時代になったなんて、30年前の俺だったらマジで感涙したことでしょう。
しかし、30年たった今でも、これを観て学んだこと、気づいたこと、知ったことが多々あります。そのへんのことをキャプチャー画面をご紹介しながら(液晶画面をX-E1で撮影したものですが(笑))備忘録代わりに書いていきますね。

セッティングはこんなカンジ。いつものスリータムにフロアは14インチがひとつですね。
スネアはたぶんブラックビューティーの5インチかな。スネアスタンドの脚を思いきり広げてるところも真似したいポイント。
DWのペダルのビーターは樹脂面を使ってるようです。

いつものラックシステムに、BDはグレッチの22インチのようです。タムはよくわからないんだけど、パールかな?

BDの中にはガッツリと毛布、その上の白いものは砂袋かな?
ほとんどフロントヘッドなしと同じくらいの大きなホールカットがレコーディングってカンジですね。

出ました、ポーカロ大先生。イスの低さもそうだけど、スネアの意外な低さも印象的。左手が太股に当たっちゃうくらいの低さです。左足のすぐ脇にセッティングされた灰皿もステキ(笑)。

イスはここまで低いです。完全に膝が上っちゃってます。お風呂のイスのようです(笑)。
これを見て、最近俺も、ずっと高くしてたイスを低くしてみたりしたんですが、低い方がかえって腰への負担が少ないかもしれない、と思い始めました。
もちろん、バスドラのリバウンドを殺さないフットワークができてこそ、の話だとは思いますが。リバウンドの衝撃が腰に跳ね返ってこない奏法が身についていれば、重心が安定する分低い方が楽、ということかもしれません。
これはまだ今後の研究課題ですが。

ビデオを観てると、ポーカロの左手がこんなふうにスティックを返してるシーンをよく見ます。演奏中のシーンではないですが、ちょっとしたクセみたいです。

こんなふうに、です。
これって、左手のリバウンドを極限まで殺さないという、リバウンド練習の影響なんだと思います。ひとに聞いた話ですが、ポーカロの父親であるジョー・ポーカロのレッスンでは、まず最初にこんな形になるまでスティックの跳ね返りを邪魔しないリバウンド練習をさせるそうですよ。
きっとポーカロも子供のころからそれを叩き込まれてきて、それがクセになってこんなしぐさになっているんじゃないか、と俺は思うんです。
画面をX-E1で撮影した動画なので、画質が最悪で申し訳ないですが。
前半の叩きまくりも凄いですが、後半、リズムを叩いてるところで、左の肩甲骨がよく動いてるのがわかります。
スネアを叩くスティックの軌道も逆ハの字ですね。肩から腕を動かしてるのがよくわかる動画です。
得意の手足六連ですね。俺はもうこれが大好きで(笑)。
どうやらこのときは、左手の移動は12タム→13タムですね。12タム→フロアタムの移動のときもあります。
同じく手足六連を後ろから。
この手順を解析するのに俺は何年かかったか……こうして動画を見れば1発ですよね。
全編を通して観ると、ポーカロのスティックスピードの速さに驚かされます。あと、アクセントではタムのリムショットも積極的に使っているのがわかります。
右手も左手も、積極的にダブルストロークを使っているのも印象的。いわゆるルーディメンタルな使い方だけでなく、単純な音符でもLLR、のような手順は多いですね。これも脱力してリバウンドをきちんと拾えているからこその動きなんだと思います。
何度観ても発見のある動画です。なんか久しぶりにドラムへの情熱が甦ってくるような気さえします(笑)。
そもそも俺自身が屋外に出ていく気になれないほどの猛暑の東京です。
そんな折り、友人からあるDVDをもらいました。これがあまりに素晴らしかったので、実に久しぶりに音楽の話題をエントリーしようと思います。
それは、あのジェフ・ポーカロのレコーディングシーンを映した動画なんですな。俺にとっての2大神のひとり(笑)ポーカロのレコーディングに密着したビデオというわけです。こりゃあ、大変なお宝ですぜ。
こんなものが観られる時代になったなんて、30年前の俺だったらマジで感涙したことでしょう。
しかし、30年たった今でも、これを観て学んだこと、気づいたこと、知ったことが多々あります。そのへんのことをキャプチャー画面をご紹介しながら(液晶画面をX-E1で撮影したものですが(笑))備忘録代わりに書いていきますね。
セッティングはこんなカンジ。いつものスリータムにフロアは14インチがひとつですね。
スネアはたぶんブラックビューティーの5インチかな。スネアスタンドの脚を思いきり広げてるところも真似したいポイント。
DWのペダルのビーターは樹脂面を使ってるようです。
いつものラックシステムに、BDはグレッチの22インチのようです。タムはよくわからないんだけど、パールかな?
BDの中にはガッツリと毛布、その上の白いものは砂袋かな?
ほとんどフロントヘッドなしと同じくらいの大きなホールカットがレコーディングってカンジですね。
出ました、ポーカロ大先生。イスの低さもそうだけど、スネアの意外な低さも印象的。左手が太股に当たっちゃうくらいの低さです。左足のすぐ脇にセッティングされた灰皿もステキ(笑)。
イスはここまで低いです。完全に膝が上っちゃってます。お風呂のイスのようです(笑)。
これを見て、最近俺も、ずっと高くしてたイスを低くしてみたりしたんですが、低い方がかえって腰への負担が少ないかもしれない、と思い始めました。
もちろん、バスドラのリバウンドを殺さないフットワークができてこそ、の話だとは思いますが。リバウンドの衝撃が腰に跳ね返ってこない奏法が身についていれば、重心が安定する分低い方が楽、ということかもしれません。
これはまだ今後の研究課題ですが。
ビデオを観てると、ポーカロの左手がこんなふうにスティックを返してるシーンをよく見ます。演奏中のシーンではないですが、ちょっとしたクセみたいです。
こんなふうに、です。
これって、左手のリバウンドを極限まで殺さないという、リバウンド練習の影響なんだと思います。ひとに聞いた話ですが、ポーカロの父親であるジョー・ポーカロのレッスンでは、まず最初にこんな形になるまでスティックの跳ね返りを邪魔しないリバウンド練習をさせるそうですよ。
きっとポーカロも子供のころからそれを叩き込まれてきて、それがクセになってこんなしぐさになっているんじゃないか、と俺は思うんです。
画面をX-E1で撮影した動画なので、画質が最悪で申し訳ないですが。
前半の叩きまくりも凄いですが、後半、リズムを叩いてるところで、左の肩甲骨がよく動いてるのがわかります。
スネアを叩くスティックの軌道も逆ハの字ですね。肩から腕を動かしてるのがよくわかる動画です。
得意の手足六連ですね。俺はもうこれが大好きで(笑)。
どうやらこのときは、左手の移動は12タム→13タムですね。12タム→フロアタムの移動のときもあります。
同じく手足六連を後ろから。
この手順を解析するのに俺は何年かかったか……こうして動画を見れば1発ですよね。
全編を通して観ると、ポーカロのスティックスピードの速さに驚かされます。あと、アクセントではタムのリムショットも積極的に使っているのがわかります。
右手も左手も、積極的にダブルストロークを使っているのも印象的。いわゆるルーディメンタルな使い方だけでなく、単純な音符でもLLR、のような手順は多いですね。これも脱力してリバウンドをきちんと拾えているからこその動きなんだと思います。
何度観ても発見のある動画です。なんか久しぶりにドラムへの情熱が甦ってくるような気さえします(笑)。
05
2012
昨日のことですが、ジョニー吉長さんのお別れ会が、下北沢タウンホールで行われました。
あこがれのドラマーのお別れに、俺も参加してきました。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8 USM
ピンククラウドは、日本で一番かっこいいロックトリオでした。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF40mmF2.8 STM
壇上には、往年のジョニーさん愛用のドラムキットも。
右のバスドラだけZシリーズのパールのキット。バスドラフロントには見覚えのあるイラストが。
もちろんライドシンバルは垂直に高くそびえています。ジョニーさんのトレードマークです。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 3200
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8 USM
ステージでも使われた巨大なピンククラウドのフラッグも。
会場内にはジョニーさんの歌声が静かに流れていました。
”ありがとう こんな俺のために
ありがとう 幸せな気分さ”
そんなこと言われたらたまらない気分になります。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/50 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF40mmF2.8 STM
ジョニー吉長、日本一かっこいいドラマーは、やっぱり最後までかっこよかった。
あこがれのドラマーのお別れに、俺も参加してきました。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 160
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8 USM
ピンククラウドは、日本で一番かっこいいロックトリオでした。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF40mmF2.8 STM
壇上には、往年のジョニーさん愛用のドラムキットも。
右のバスドラだけZシリーズのパールのキット。バスドラフロントには見覚えのあるイラストが。
もちろんライドシンバルは垂直に高くそびえています。ジョニーさんのトレードマークです。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 3200
露出: 1/40 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 28mm
フラッシュを使用: いいえ
EF28mmF1.8 USM
ステージでも使われた巨大なピンククラウドのフラッグも。
会場内にはジョニーさんの歌声が静かに流れていました。
”ありがとう こんな俺のために
ありがとう 幸せな気分さ”
そんなこと言われたらたまらない気分になります。

機種: Canon EOS 5D Mark III
ISO: 100
露出: 1/50 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 40mm
フラッシュを使用: いいえ
EF40mmF2.8 STM
ジョニー吉長、日本一かっこいいドラマーは、やっぱり最後までかっこよかった。
16
2012
ひさびさにドラムの話題を。
14日土曜日、TOTOカバーバンド『HY-dra』でライブをしてきました。
ポーカロ時代のTOTOナンバーを、2ステージたっぷりです。
しかし、やる前は完コピだ!と意気込んでいたんですが、やってみたらまあ、ひどいもんでした(笑)。やはりポーカロは偉大です。おいそれと完コピなんてできるもんじゃありません。
まあ、それはそれとして、楽器をご紹介いたします。
ドラムセットは、会場である新宿Crawdaddy Clubのものを基本的に使いました。ラディックのメイプルキット。BD22インチ、タムは10、12、13インチ、フロアは16インチにカノウプスの14インチフロアタムを持ち込んでプラスしました。
シンバルはクラッシュ3枚、ライド、ハイハット。全てパイステ2002です。ドラムセット的にはかなり完コピ、ですよね(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1467
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スネアはこだわりまして(笑)、計4台持ち込みました。
まずはメインとして、ポーカロも晩年愛用したというBradyのジャラブロック6インチ半。最高の音で不動のメインスネアです。そして、”I Won't Hold You Back” のローピッチを再現するために、Longoソリッドウォールナット5インチを。思いきりローピッチにしてリングミュートしてみました。さらに、"Animal" と”Georgy Porgy” のタイトなサウンドのために、Ludwig#400をカンカンに張って使いました。さらにそれらの曲のサブスネアとして、Gretchの12インチをサイドに置きました。
計4台のスネアです。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/18 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
さらにさらに、”99” で使うカウベルと、スプラッシュシンバルなども持ち込んで、けっこうな荷物になってしまいました(笑)。こんなことをするのは初めて(普段はもちろんスネア1台ですから)なんですが、けっこう楽しかったですねえ。やっぱりスネアの音が変ると気分が変わりますし、プレイも変わるような気がします。そんな気がするだけでもいいんです(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
さらに、メンバーからサプライズとして、2日早いバースデーケーキのプレゼントもいただきました(笑)。いやいや、ありがたいことですが、バースデーソングを演奏するのに、メンバー全員で楽器を取り換えて、ドラムセットから押し出された俺が結局歌うことになってしまったのはいかがなものか?
「はっぴばーすでー、とぅーみー」って何の罰ゲームなんでしょうか?(笑)
14日土曜日、TOTOカバーバンド『HY-dra』でライブをしてきました。
ポーカロ時代のTOTOナンバーを、2ステージたっぷりです。
しかし、やる前は完コピだ!と意気込んでいたんですが、やってみたらまあ、ひどいもんでした(笑)。やはりポーカロは偉大です。おいそれと完コピなんてできるもんじゃありません。
まあ、それはそれとして、楽器をご紹介いたします。
ドラムセットは、会場である新宿Crawdaddy Clubのものを基本的に使いました。ラディックのメイプルキット。BD22インチ、タムは10、12、13インチ、フロアは16インチにカノウプスの14インチフロアタムを持ち込んでプラスしました。
シンバルはクラッシュ3枚、ライド、ハイハット。全てパイステ2002です。ドラムセット的にはかなり完コピ、ですよね(笑)。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1467
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スネアはこだわりまして(笑)、計4台持ち込みました。
まずはメインとして、ポーカロも晩年愛用したというBradyのジャラブロック6インチ半。最高の音で不動のメインスネアです。そして、”I Won't Hold You Back” のローピッチを再現するために、Longoソリッドウォールナット5インチを。思いきりローピッチにしてリングミュートしてみました。さらに、"Animal" と”Georgy Porgy” のタイトなサウンドのために、Ludwig#400をカンカンに張って使いました。さらにそれらの曲のサブスネアとして、Gretchの12インチをサイドに置きました。
計4台のスネアです。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/18 秒
絞り: 4.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
さらにさらに、”99” で使うカウベルと、スプラッシュシンバルなども持ち込んで、けっこうな荷物になってしまいました(笑)。こんなことをするのは初めて(普段はもちろんスネア1台ですから)なんですが、けっこう楽しかったですねえ。やっぱりスネアの音が変ると気分が変わりますし、プレイも変わるような気がします。そんな気がするだけでもいいんです(笑)。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1600
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
さらに、メンバーからサプライズとして、2日早いバースデーケーキのプレゼントもいただきました(笑)。いやいや、ありがたいことですが、バースデーソングを演奏するのに、メンバー全員で楽器を取り換えて、ドラムセットから押し出された俺が結局歌うことになってしまったのはいかがなものか?
「はっぴばーすでー、とぅーみー」って何の罰ゲームなんでしょうか?(笑)

13
2012
ここ最近気がついたことを備忘録として…
気がついたのは、ドラムを演奏するうえで最もと言わずともかなり重要な、バスドラのペダルを踏むときのテクニック、奏法について。
(とりあえず、ワンバスの右足のこと)
バスドラの奏法ってのは、俺くらいの年代のドラマーが初心者のころから、それこそ無数にありました。スライド奏法、ダウンヒール、アップヒール、アップダウン、ダウンアップ、最近じゃあスイベル奏法やら脚モーラー奏法、脚グラッドストーン奏法、などなど、などなど…
ドラムを始めたころは、バスドラのテクニック習得=それぞれの奏法の習得、でした。スライドでダブルが踏めるようになったけど、ダウンヒールができないからまだまだ。アップヒールでだけ踏めてもアップダウンで踏めないとスピードが出ないからまだまだ。ダウンヒールで踏むためにはスネの筋肉を鍛えなきゃダメ。スライドは音量にムラができやすいからダメらしい。ガッドの踵を揺らす奏法は何だ?あれはスイベル奏法と言うらしいぞ、などなど、などなど…
バスドラのスピードと音量、持久力はひとえに「奏法」の習得にかかっていたわけです。
しかし、ですよ。最近ふと気がついたんです。
ことバスドラに関しては、話は単純なんじゃないかと。要はペダルという器具があって、それを踏めばビーターが打面をヒットする、放せばもどる。単純な一方向の運動です。行って、戻って、行って、戻って。ブラブラ運動するやじろべえみたいなものがバスドラのペダルなわけです。
それをコントロールするための手段が「奏法」なのであって、奏法を習得することイコールテクニックの向上、というわけではないんです。
当たり前な話ですが。
理想を言ってしまうと、脚を完全に脱力させて、ペダルのビーターが行ったり来たりする運動を一切邪魔することなく、しかも必用最小限の筋肉の作用でそれをコントロールすること。それさえできればバスドラの奏法なんてどうでもいいんです。しかしそれができる超天才はいまのところこの世に存在しないから困ったことで。
そこで編み出されたのが「奏法」です。「奏法」というのは、こうすればうまいことペダルをコントロールできるよ、という動きの記憶、プログラミングみたいなもんです。パターン化された動きを身体に覚えさせることで、ついつい力が入ってビーターのスムースな動きを妨げてしまうことを防ぐんですね。
そのプログラムをインストールする作業のことを、我々は「練習」と呼んだりします。
思うんですが、きっと仮面ライダーが、番組のラスト3分前に「ライダーァァァキーッック!」と叫ぶのは、この跳び蹴りは必殺技で、スペシャルなアレだぞ、と身体に言い聞かせるためなんじゃないでしょうか。流れのなかでただ無心に跳び蹴りを放つだけじゃ、あの蹴りにはならないのではないかと。
バスドラにおける奏法というのも、同じような作用を持つのかもしれませんよ。「スライド奏法」という動きを脚にプログラミングしたからこそ、脳は「お、これは32分音符だ」と理解してくれるのかも。
「アップダウン奏法」の動きのプログラミングを呼び出すと、脳は「お、これはステディにサンバキックをくり返す時だ」と理解してくれるのかもしれません。
無理やり仮面ライダーの話をこじつけたので若干脱線したかもしれませんが(笑)、要するに、力を抜いてペダルの動きを邪魔しないことを覚えれば、奏法なんてどうでもいいんだよなあ、ってことを言いたかったワケです。
そんなことを最近ふと思ったりします。
気がついたのは、ドラムを演奏するうえで最もと言わずともかなり重要な、バスドラのペダルを踏むときのテクニック、奏法について。
(とりあえず、ワンバスの右足のこと)
バスドラの奏法ってのは、俺くらいの年代のドラマーが初心者のころから、それこそ無数にありました。スライド奏法、ダウンヒール、アップヒール、アップダウン、ダウンアップ、最近じゃあスイベル奏法やら脚モーラー奏法、脚グラッドストーン奏法、などなど、などなど…
ドラムを始めたころは、バスドラのテクニック習得=それぞれの奏法の習得、でした。スライドでダブルが踏めるようになったけど、ダウンヒールができないからまだまだ。アップヒールでだけ踏めてもアップダウンで踏めないとスピードが出ないからまだまだ。ダウンヒールで踏むためにはスネの筋肉を鍛えなきゃダメ。スライドは音量にムラができやすいからダメらしい。ガッドの踵を揺らす奏法は何だ?あれはスイベル奏法と言うらしいぞ、などなど、などなど…
バスドラのスピードと音量、持久力はひとえに「奏法」の習得にかかっていたわけです。
しかし、ですよ。最近ふと気がついたんです。
ことバスドラに関しては、話は単純なんじゃないかと。要はペダルという器具があって、それを踏めばビーターが打面をヒットする、放せばもどる。単純な一方向の運動です。行って、戻って、行って、戻って。ブラブラ運動するやじろべえみたいなものがバスドラのペダルなわけです。
それをコントロールするための手段が「奏法」なのであって、奏法を習得することイコールテクニックの向上、というわけではないんです。
当たり前な話ですが。
理想を言ってしまうと、脚を完全に脱力させて、ペダルのビーターが行ったり来たりする運動を一切邪魔することなく、しかも必用最小限の筋肉の作用でそれをコントロールすること。それさえできればバスドラの奏法なんてどうでもいいんです。しかしそれができる超天才はいまのところこの世に存在しないから困ったことで。
そこで編み出されたのが「奏法」です。「奏法」というのは、こうすればうまいことペダルをコントロールできるよ、という動きの記憶、プログラミングみたいなもんです。パターン化された動きを身体に覚えさせることで、ついつい力が入ってビーターのスムースな動きを妨げてしまうことを防ぐんですね。
そのプログラムをインストールする作業のことを、我々は「練習」と呼んだりします。
思うんですが、きっと仮面ライダーが、番組のラスト3分前に「ライダーァァァキーッック!」と叫ぶのは、この跳び蹴りは必殺技で、スペシャルなアレだぞ、と身体に言い聞かせるためなんじゃないでしょうか。流れのなかでただ無心に跳び蹴りを放つだけじゃ、あの蹴りにはならないのではないかと。
バスドラにおける奏法というのも、同じような作用を持つのかもしれませんよ。「スライド奏法」という動きを脚にプログラミングしたからこそ、脳は「お、これは32分音符だ」と理解してくれるのかも。
「アップダウン奏法」の動きのプログラミングを呼び出すと、脳は「お、これはステディにサンバキックをくり返す時だ」と理解してくれるのかもしれません。
無理やり仮面ライダーの話をこじつけたので若干脱線したかもしれませんが(笑)、要するに、力を抜いてペダルの動きを邪魔しないことを覚えれば、奏法なんてどうでもいいんだよなあ、ってことを言いたかったワケです。
そんなことを最近ふと思ったりします。
01
2011
今日はスタジオに入って、2時間ほど個人練習。
吉祥寺は本当に練習スタジオが多くて、自宅から徒歩圏でも選びほうだいなんですが(笑)、最近はいままでと違うスタジオに行ってまして。
ここはまだ新しいのでドラムも部屋もキレイだし、一番いいのは、どこが違うのかよくわからないんですが、iPhoneをミキサー卓につなげるとかなりの爆音を出すことができるんですよね。
そこで曲を流して、一緒に全力でドラムを叩いてもぜんぜん大丈夫という。
ドラムを始めた頃、レコードと一緒にドラムを叩いて楽しんだ時代を思い出しました。おかげで個人練習が楽しくなりましたね。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 400
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
今週末に、活動再開するTOTOコピバンのリハを控えているので、今日はそのための曲おさらいを。ドラムのセッティングもポーカロ仕様です。ツータムにするなんて自分としてはとても珍しい(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 322
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
Bradyのジャラプライスネアを持ち込みましたが、いやあやっぱりいいわ。叩くたび惚れ惚れします(笑)。
『Seventh One』あたりの曲と一緒に叩くと、かなり似た雰囲気のサウンドになりますね。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 734
露出: 1/32 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
そんなBradyに、先日ヤフオクで見つけたビヨンドシマノの42本スナッピーを付けてみました。Bradyはかなりシェルの強いスネアなので、42本にも負けないんじゃないか、というもくろみだったんですが、かなりいい感じでしたね。
全体としてのサウンドの塊感がより増したというか。スナッピーの本数が多い分音量がさらにアップしたというか(笑)。
でも、シェルがコンコンと鳴っている感じも好きなので、今後コレを使い続けるかどうかは、バンドと一緒に音を出してみてから決めるって感じでしょうか。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 367
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
曲おさらいの後は、フリーグリップのための練習を少々。またひとつ、イメージが掴めたような気がします。というか、ここに来て気づいたことは、自分はいままでどうもスティックのチップ側に意識がいってたようです。チップを持ち上げて、チップで叩くという意識が強すぎて、チカラが入ってしまう。チップから上げようとすると、その瞬間に前腕にクッと力が入りますもんね。
そうではなく、腕の動きに遅れてスティックがついてくるようなイメージがちょっと掴めたような気がします。これが毎回できれば、オカズに行ったときも腕に力が入らないでいけるかも。
こういうことはあくまでイメージの問題なので、人それぞれの受け取り方なんですけどね。
そんなことをやっていると、2時間くらいの個人練習は時間があっという間に過ぎてしまうのでした。
吉祥寺は本当に練習スタジオが多くて、自宅から徒歩圏でも選びほうだいなんですが(笑)、最近はいままでと違うスタジオに行ってまして。
ここはまだ新しいのでドラムも部屋もキレイだし、一番いいのは、どこが違うのかよくわからないんですが、iPhoneをミキサー卓につなげるとかなりの爆音を出すことができるんですよね。
そこで曲を流して、一緒に全力でドラムを叩いてもぜんぜん大丈夫という。
ドラムを始めた頃、レコードと一緒にドラムを叩いて楽しんだ時代を思い出しました。おかげで個人練習が楽しくなりましたね。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 400
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
今週末に、活動再開するTOTOコピバンのリハを控えているので、今日はそのための曲おさらいを。ドラムのセッティングもポーカロ仕様です。ツータムにするなんて自分としてはとても珍しい(笑)。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 322
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
Bradyのジャラプライスネアを持ち込みましたが、いやあやっぱりいいわ。叩くたび惚れ惚れします(笑)。
『Seventh One』あたりの曲と一緒に叩くと、かなり似た雰囲気のサウンドになりますね。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 734
露出: 1/32 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
そんなBradyに、先日ヤフオクで見つけたビヨンドシマノの42本スナッピーを付けてみました。Bradyはかなりシェルの強いスネアなので、42本にも負けないんじゃないか、というもくろみだったんですが、かなりいい感じでしたね。
全体としてのサウンドの塊感がより増したというか。スナッピーの本数が多い分音量がさらにアップしたというか(笑)。
でも、シェルがコンコンと鳴っている感じも好きなので、今後コレを使い続けるかどうかは、バンドと一緒に音を出してみてから決めるって感じでしょうか。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 367
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
曲おさらいの後は、フリーグリップのための練習を少々。またひとつ、イメージが掴めたような気がします。というか、ここに来て気づいたことは、自分はいままでどうもスティックのチップ側に意識がいってたようです。チップを持ち上げて、チップで叩くという意識が強すぎて、チカラが入ってしまう。チップから上げようとすると、その瞬間に前腕にクッと力が入りますもんね。
そうではなく、腕の動きに遅れてスティックがついてくるようなイメージがちょっと掴めたような気がします。これが毎回できれば、オカズに行ったときも腕に力が入らないでいけるかも。
こういうことはあくまでイメージの問題なので、人それぞれの受け取り方なんですけどね。
そんなことをやっていると、2時間くらいの個人練習は時間があっという間に過ぎてしまうのでした。
22
2011
先日の記事で試奏したことをお話したBradyのスネアですが、あれからずっと頭を離れませんで。
例によってあれこれ自分に言い訳をしてみたりしたんですが、結局は買ってしまいました。ええ、買いましたとも。
もうね、欲しいモノは多少ムリしてでも買うんです。死ぬ時に後悔したくないですからね(笑)。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 476
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
試奏して一番気に入った、「Jarrah Block Shell 14×6.5」です。今日も購入前にちょっとだけ試奏してきましたが、芯があって個性的で、ホントに気に入ってしまいました。メタルスネアに負けないアタックと、すっきりした倍音、それでいてウォームな音色なんです。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/5 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
シェル内部には出荷日が記されています。これは2010年4月13日と読むのかな?
877番目のジャラブロック、という意味なんでしょうね。たったの877番目なんですよね。まだ3ケタですよ。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1131
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
シェルの全体像はこんな感じ。分厚いブロック状の木材を縦に組み合わせてあるのがよくわかります。
まるで樽ですね。twitterで見た友人が「ワインを入れる樽みたい」と言いましたが、まさにそんな感じ。ワイン臭い匂いまでしそうです。
ちなみにジャラという木材、「木材図鑑」によると
だそうで、カメレレとも呼ばれるユーカリの仲間なんだそうです。世界で最も美しく、耐久性のある木材とも呼ばれ、ウッドデッキなどの床材としてもよく使われるそうな。
だいぶ堅い木材であることは間違いなさそうです。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/7 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/9 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スネアベッド部分はこんな加工。かなり急な形状になってます。えぐり量としては普通、くらいでしょうか。
ベアリングエッジの角度はほぼ45度くらい。最近はこれくらいの急角度になってるスネアが多いですね。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 367
露出: 1/32 秒
絞り: 2.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スナッピーは内面当たり。あまりメッキ加工をしていないステンレスっぽいスナッピーが付いてます。
そうそう、デフォルトのヘッドがCSコーテッドなのも面白いですね。やっぱりアタック重視の組み合わせがウリ、ということなんでしょう。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 519
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スナッピースイッチはボルト式。最近のスネアのスイッチはどれもよくできているので、何の問題もありません。

機種: GR DIGITAL 3
ISO: 497
露出: 1/32 秒
絞り: 2.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
はっきり言って重くて持ち運びは大変そうですが、バンドで使うのが楽しみです。試奏室でいじった感じでは、裏ヘッドの調整の仕方でだいぶ音の印象が変るっぽいので、その辺も試行錯誤しながら好みのチューニングを見つけられたらいいなと思っております。
例によってあれこれ自分に言い訳をしてみたりしたんですが、結局は買ってしまいました。ええ、買いましたとも。
もうね、欲しいモノは多少ムリしてでも買うんです。死ぬ時に後悔したくないですからね(笑)。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 476
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
試奏して一番気に入った、「Jarrah Block Shell 14×6.5」です。今日も購入前にちょっとだけ試奏してきましたが、芯があって個性的で、ホントに気に入ってしまいました。メタルスネアに負けないアタックと、すっきりした倍音、それでいてウォームな音色なんです。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/5 秒
絞り: 2.2
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
シェル内部には出荷日が記されています。これは2010年4月13日と読むのかな?
877番目のジャラブロック、という意味なんでしょうね。たったの877番目なんですよね。まだ3ケタですよ。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 1131
露出: 1/32 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
シェルの全体像はこんな感じ。分厚いブロック状の木材を縦に組み合わせてあるのがよくわかります。
まるで樽ですね。twitterで見た友人が「ワインを入れる樽みたい」と言いましたが、まさにそんな感じ。ワイン臭い匂いまでしそうです。
ちなみにジャラという木材、「木材図鑑」によると
カメレレ Kamerere
カメレレはニューギニア名で、フィリピンではバグラス(Bagras)、オーストラリアではジャラと呼ばれる。
ユーカリの一種で、オーストラリア、ニューギニア、アジアなどに分布。今では、パルプ等の材料にするためフィリピン、インドネシアなど、各地で造林されている。
だそうで、カメレレとも呼ばれるユーカリの仲間なんだそうです。世界で最も美しく、耐久性のある木材とも呼ばれ、ウッドデッキなどの床材としてもよく使われるそうな。
だいぶ堅い木材であることは間違いなさそうです。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/7 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 154
露出: 1/9 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スネアベッド部分はこんな加工。かなり急な形状になってます。えぐり量としては普通、くらいでしょうか。
ベアリングエッジの角度はほぼ45度くらい。最近はこれくらいの急角度になってるスネアが多いですね。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 367
露出: 1/32 秒
絞り: 2.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スナッピーは内面当たり。あまりメッキ加工をしていないステンレスっぽいスナッピーが付いてます。
そうそう、デフォルトのヘッドがCSコーテッドなのも面白いですね。やっぱりアタック重視の組み合わせがウリ、ということなんでしょう。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 519
露出: 1/32 秒
絞り: 1.9
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
スナッピースイッチはボルト式。最近のスネアのスイッチはどれもよくできているので、何の問題もありません。
機種: GR DIGITAL 3
ISO: 497
露出: 1/32 秒
絞り: 2.5
焦点距離: 6mm
フラッシュを使用: いいえ
はっきり言って重くて持ち運びは大変そうですが、バンドで使うのが楽しみです。試奏室でいじった感じでは、裏ヘッドの調整の仕方でだいぶ音の印象が変るっぽいので、その辺も試行錯誤しながら好みのチューニングを見つけられたらいいなと思っております。
25
2011
ひょんなことから、小出シンバルの工場を見学できることになりました。
発起人はFlatLandCoilのドラマーQくん。それに俺も俺も、と乗っかったのがモーラー講師のCody氏と俺、というわけです。奇しくも師弟3人の珍道中となりました。
小出シンバルは唯一の国産シンバルメーカー。トルコを発祥の地とするジルジャンやセイビアン、ヨーロッパ勢のパイステやユーヒップなどシンバルメーカーはいくつかありますが、本格的なシンバルを製造する日本企業はそれまでありませんでした。
そんななかで、初の本格的な国産シンバルメーカーとして、小出シンバルが登場したのが2004年でした。あえて漢字の『小出』というロゴはインパクトがありましたね。それから、一度は手にしてみたい気になるメーカーとして意識はしていましたが、いきなり工場を見ることができるとは…そして小出社長にお会いできるとは思ってもいませんでした。
そんなわけで、ドラマー3人で新幹線で大阪へ。車内でもドラム談義で大騒ぎでしたが、Qくんはプロトタイプの小出ハイハットを所有していて、それを持参していました。それにしても、「指紋がついてちゃ失礼だよね」と新幹線の車内でシンバルを磨きはじめたのはやりすぎです(笑)。
そんなこんなで工場のある大阪の平野区に行ってみると、まさに町工場の立ち並ぶ「日本の中小企業地帯」という感じのエリアでした。
ここで小出社長は、ほとんどゼロから試行錯誤でシンバルをつくりはじめたというわけです。ホントに小さなファクトリーで、小出社長の自宅に隣接している「家内制手工業」の工場(こうば)といった感じ。1枚1枚手作業でシンバルを作り上げている様子を見ることができました。
詳しくは、スライドショーにて。
休日にも関わらず、快く時間を割いてくださった小出社長には、心から感謝いたします。それにしても、ホントに楽しんでシンバルを作っているんだなということがわかって、次にシンバルを購入するときはぜひ小出シンバルにしようと決心した俺だったのでした(笑)。
そのときは、いろいろご相談したいと思ってますので、小出社長、よろしくお願いします!
発起人はFlatLandCoilのドラマーQくん。それに俺も俺も、と乗っかったのがモーラー講師のCody氏と俺、というわけです。奇しくも師弟3人の珍道中となりました。
小出シンバルは唯一の国産シンバルメーカー。トルコを発祥の地とするジルジャンやセイビアン、ヨーロッパ勢のパイステやユーヒップなどシンバルメーカーはいくつかありますが、本格的なシンバルを製造する日本企業はそれまでありませんでした。
そんななかで、初の本格的な国産シンバルメーカーとして、小出シンバルが登場したのが2004年でした。あえて漢字の『小出』というロゴはインパクトがありましたね。それから、一度は手にしてみたい気になるメーカーとして意識はしていましたが、いきなり工場を見ることができるとは…そして小出社長にお会いできるとは思ってもいませんでした。
そんなわけで、ドラマー3人で新幹線で大阪へ。車内でもドラム談義で大騒ぎでしたが、Qくんはプロトタイプの小出ハイハットを所有していて、それを持参していました。それにしても、「指紋がついてちゃ失礼だよね」と新幹線の車内でシンバルを磨きはじめたのはやりすぎです(笑)。
そんなこんなで工場のある大阪の平野区に行ってみると、まさに町工場の立ち並ぶ「日本の中小企業地帯」という感じのエリアでした。
ここで小出社長は、ほとんどゼロから試行錯誤でシンバルをつくりはじめたというわけです。ホントに小さなファクトリーで、小出社長の自宅に隣接している「家内制手工業」の工場(こうば)といった感じ。1枚1枚手作業でシンバルを作り上げている様子を見ることができました。
詳しくは、スライドショーにて。
休日にも関わらず、快く時間を割いてくださった小出社長には、心から感謝いたします。それにしても、ホントに楽しんでシンバルを作っているんだなということがわかって、次にシンバルを購入するときはぜひ小出シンバルにしようと決心した俺だったのでした(笑)。
そのときは、いろいろご相談したいと思ってますので、小出社長、よろしくお願いします!
26
2011
(写真はiPhone4にて)
※9月26日のmixi日記より
というわけで、日曜日は新宿某所(笑)にてツェッペリンセッションでございました。
毎年参加してるクロウダディクラブのツェッペリンセッションですが、ここはお店にラディックのビスタライト・ボンゾセットが常備されており、しかもそれが年に1日、このツェッペリンセッションでしか使われないという(笑) 素晴らしくマニアックな店でございます。
しかしこのビスタライトがクセモノでして、26インチバスドラ、両面ヘッド張りなんて普段誰も踏んだ事がないシロモノですよね。これがもう、リバウンドが強くて踏みにくいのなんの!これで細かいフレーズをやるのはかなり大変です。
そこらへんもふまえつつ、ボンゾはすげえなあと関心するだけでここに参加する意義があるというものです。
しかし、ボンゾといえども実はバスドラがノーミュートではなく、帯ミュートはしていたんですね。なので今年は俺が帯ミュートを持参しまして、お店のオープン前に装着しました。ついでにチューニングも整えて、ばっちりボンゾなサウンドに仕上げてやりましたよ(笑) これもまた、なかなかできない体験で面白かったです。
さて、演奏した曲は以下の通りでした。
「Misty Mountain Hop」
「Trampled Under Foot」
「Bring It On Home」
「Down By The Seaside」
「For Your Life」
「Since I've Been Loving You」
「Hots On For Nowhere」
「 In The Light」
なんとまあ、マイナーな選曲(笑)。 「Bring It On Home」「Down By The Seaside」「For Your Life」「 In The Light」は初めて演奏する曲でした。さすがに普段セッションでやらないですよねえ、こんな地味な曲。
どの曲も難しいのは言うまでもないんですが、特に地味に難しいのが「Down By The Seaside」です。スローなシャッフルで、このテンポなら右手の刻みは3連にしちゃうくらいなんですが、ボンゾは中抜きのシャッフルパターンで演奏してるんですね。コレ、聴くとヤルとでは大違い、の典型のような曲でして、ホントにこのテンポでシャッフルをキープするのは難しい。難しいんだよ?(笑)
「For Your Life」はヘヴィでいながら変拍子バリバリで、当然難しいんですがw キメのバスドラ頭抜き32分三連は、ギターとユニゾンなので外せないところ。でも相手は例のバスドラですから踏みにくいんですよ。しかもこのキメが連発されるわけですからね。「ンドドタン」そして「ンドドタンタン」ですわ(笑)
その他のドラムパターンも変で、一瞬も気を抜けない曲です。
「Hots On For Nowhere」は有名ですね。(ですよね?w)ハネた16ビート、ある意味シャッフルなんですが、ドラムパターンが刻々と変化し、ブレイクしまくり、しかも間奏後は解き放たれた野獣のごとくボンゾが叩きまくるという。
ある意味やってて醍醐味のある曲なんですが、演奏中にバスドラのストッパーがはがれまして、バスドラが歩きはじめてしまうというアクシデントが…(笑)
何とか完走しましたが、ちょいと悔いの残る曲になりましたねえ。まあ、毎年何らかのアクシデントはつきものなんですが。
ともあれ、今年もたくさん演奏させていただきまして、クロウダディクラブとマスターのダディには感謝感謝でございます。(ろくに店に顔を出さない客なのにね)
そうそう、ダディと演奏した「Since I've Been Loving You」は、いままでやったなかで一番の快感でしたぜ。これだけで、やっぱりZEPはやめられない、ってもんです。
そして共演してくださった皆さんにも感謝。また来年もよろしくね!
26
2011
※9月26日のmixi日記より
この週末は、俺の2大神ドラマーである、ジェフポーカロとジョンボーナムのトリビュートセッションが連続でありました。いや、ボンゾの方は普通にツェッペリンセッションなんですけどね。毎年ボンゾの命日にやるのでボンゾトリビュートなのです。
というわけで、まずはポーカロトリビュート。俺は6曲叩いてきました。
演奏した順に反省等w
「Lido Shuffle / Boz Scaggs」
自分の表明曲。ポーカロといえばシャッフルでしょう、ということでチャレンジでした。
ハイハットとバスドラのシャッフルの刻みがどうの、ゴーストノートがどうのって基本はもちろんなんですが、この曲でやってみて難しかったのが、ブリッジ部のキメですね。メロディラインとユニゾンなんですが、ここでシャッフルのノリを崩さないように演奏するのがやってみると意外に難しい。こういうところをさらっと当然のようにこなすのが、上手い人ってことなんでしょうねえ。
あとはもう、前のめりにならないで、いかに気持ちよくスイングするか、というとこを意識してやりました。
「Hard Times / Boz Scaggs」
重たいエイト。この曲は大好きで、過去セッションで2回ほどやってますが、いつやっても気持いいですね。
これはもう、重たく内省的でいて気持のいいビート、ということで、フロアを刻む右手のヴォリュームを押えつつ、キックも押えつつ、バックビートのタイミングに意識を集中してやるだけでした。共演者の皆さんにもご好評いただいたみたいで、よかったかなと。
「Pamela / TOTO」
ジェフの言うところの「ジャズシャッフル」の16ビートで、こういう曲もジェフの持ち味ですね。ジェフはよく、曲ごとにオカズの基本となる手順の形を決めることがあって、この曲のような16系の曲では「右右左」を多用します。ボズの「Jojo」でもよく出てきますよね。
演奏では、「右右左」の手順を忘れないようにしつつ、ハットの刻みを軽やかに、スネアをシャープに、と意識していたら、エンディングのキメは見事にコケました(笑)。
「Carmen / TOTO」
アルバム「Isoration」の1曲目、初めてアルバムを買ってきて聴いた時の「かっちょええ~!」という感動はいまでも覚えてますw
ジェフ流ロック、エイトビートの定番である、右足の「ドンドド」や「タカドコドコタカドコドコ」の6連オカズも出てきますが、この曲はイントロとサビのドラムパターンがずっと謎でした。何か細かい装飾音みたいなのが聴こえていて、パーカッションのダビングなのかな、とか思っていたんですが、実は左手のスネアとシンバルでやっていたということが今回初めて分かりまして(笑)。
練習したらできるようになったので、今回はがっつりやってみました。ようやくこの曲が再現できるようになって嬉しいなと。
「Holyanna / TOTO」
意外にヒットしなかった(笑)ポップチューンですが、速いエイトビートで、やってみるとけっこう大変。録音を聞き直してみたら、ジェフのようなどっしり感がなくてかる~いエイトビートになってしまいました。
テンポの速い曲をどっしり聴かせられるのがジェフの偉大なところのひとつなんですよね。わかっちゃいるけどやっぱりすげえなあ、と。
「These Chains / TOTO」
ハーフタイムシャッフルです。ロザーナのような速いテンポではなく、比較的ゆったりとしたテンポなので逆にハシらないように、ゆったりとそれでいてきちっとシャッフルするように、意識しました。
この曲もキメが多いんですが、鍵となる手順はジェフのシャッフルでは定番の「左左右」です。毎度出てくるこの手順、ロザーナのイントロの出だしのあの音です。コレが非常に変態な手順でしてw 演奏するときはオカズの後にシンバルが来るので、それも入れると「左(スネア)左(スネア)右(タム)右(シンバル)」となるわけで、左スタートのブロークンダブルという変態手順です。これをちゃんとコピーしてる人は見たことありません。かくいうワタクシもできたりできなかったり、でございました(笑)。
というわけで、まずはジェフポーカロを演奏しまくった土曜日でございました。長くなりましたのでボンゾ編は次の日記で……。
この週末は、俺の2大神ドラマーである、ジェフポーカロとジョンボーナムのトリビュートセッションが連続でありました。いや、ボンゾの方は普通にツェッペリンセッションなんですけどね。毎年ボンゾの命日にやるのでボンゾトリビュートなのです。
というわけで、まずはポーカロトリビュート。俺は6曲叩いてきました。
演奏した順に反省等w
「Lido Shuffle / Boz Scaggs」
自分の表明曲。ポーカロといえばシャッフルでしょう、ということでチャレンジでした。
ハイハットとバスドラのシャッフルの刻みがどうの、ゴーストノートがどうのって基本はもちろんなんですが、この曲でやってみて難しかったのが、ブリッジ部のキメですね。メロディラインとユニゾンなんですが、ここでシャッフルのノリを崩さないように演奏するのがやってみると意外に難しい。こういうところをさらっと当然のようにこなすのが、上手い人ってことなんでしょうねえ。
あとはもう、前のめりにならないで、いかに気持ちよくスイングするか、というとこを意識してやりました。
「Hard Times / Boz Scaggs」
重たいエイト。この曲は大好きで、過去セッションで2回ほどやってますが、いつやっても気持いいですね。
これはもう、重たく内省的でいて気持のいいビート、ということで、フロアを刻む右手のヴォリュームを押えつつ、キックも押えつつ、バックビートのタイミングに意識を集中してやるだけでした。共演者の皆さんにもご好評いただいたみたいで、よかったかなと。
「Pamela / TOTO」
ジェフの言うところの「ジャズシャッフル」の16ビートで、こういう曲もジェフの持ち味ですね。ジェフはよく、曲ごとにオカズの基本となる手順の形を決めることがあって、この曲のような16系の曲では「右右左」を多用します。ボズの「Jojo」でもよく出てきますよね。
演奏では、「右右左」の手順を忘れないようにしつつ、ハットの刻みを軽やかに、スネアをシャープに、と意識していたら、エンディングのキメは見事にコケました(笑)。
「Carmen / TOTO」
アルバム「Isoration」の1曲目、初めてアルバムを買ってきて聴いた時の「かっちょええ~!」という感動はいまでも覚えてますw
ジェフ流ロック、エイトビートの定番である、右足の「ドンドド」や「タカドコドコタカドコドコ」の6連オカズも出てきますが、この曲はイントロとサビのドラムパターンがずっと謎でした。何か細かい装飾音みたいなのが聴こえていて、パーカッションのダビングなのかな、とか思っていたんですが、実は左手のスネアとシンバルでやっていたということが今回初めて分かりまして(笑)。
練習したらできるようになったので、今回はがっつりやってみました。ようやくこの曲が再現できるようになって嬉しいなと。
「Holyanna / TOTO」
意外にヒットしなかった(笑)ポップチューンですが、速いエイトビートで、やってみるとけっこう大変。録音を聞き直してみたら、ジェフのようなどっしり感がなくてかる~いエイトビートになってしまいました。
テンポの速い曲をどっしり聴かせられるのがジェフの偉大なところのひとつなんですよね。わかっちゃいるけどやっぱりすげえなあ、と。
「These Chains / TOTO」
ハーフタイムシャッフルです。ロザーナのような速いテンポではなく、比較的ゆったりとしたテンポなので逆にハシらないように、ゆったりとそれでいてきちっとシャッフルするように、意識しました。
この曲もキメが多いんですが、鍵となる手順はジェフのシャッフルでは定番の「左左右」です。毎度出てくるこの手順、ロザーナのイントロの出だしのあの音です。コレが非常に変態な手順でしてw 演奏するときはオカズの後にシンバルが来るので、それも入れると「左(スネア)左(スネア)右(タム)右(シンバル)」となるわけで、左スタートのブロークンダブルという変態手順です。これをちゃんとコピーしてる人は見たことありません。かくいうワタクシもできたりできなかったり、でございました(笑)。
というわけで、まずはジェフポーカロを演奏しまくった土曜日でございました。長くなりましたのでボンゾ編は次の日記で……。