スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アオサギでRRSを実験

これけっこう凄いぞ、とじわじわと巷で評判になってるらしいペンタK-3IIの”Real Resoration System”ですが、当然ながら完全に静止した被写体にしか効果がないわけで、動物写真家としては「まあ、俺には関係ないかな」とか思っていたわけです。がしかし、よく撮影する被写体で、動かないとなったらテコでも動かないアイツのことを思い出したんです。
そう、サギ類ですね。彼らは動かなくなったら見事に静止してます。それはもう、根比べでは必ずこちらが負けるほど。飛ぶか、飛ぶか?と見せかけておいてずっとそのまま数分は微動だにしない、なんてことがザラですから。そんなサギ類だったら、RRS撮影で高細密な画像が得られるのではないか?

そう思い立ちまして、本日の夕方、サギたちが夕飯のハンティングに出かける時間を見計らって、善福寺公園に出かけて参りました。
K-3IIにHD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW、もちろんウィンバリーのジンバル雲台を付けた三脚も忘れません。
では、どうなったか、画像をご覧ください。
(画像をクリックすると、元サイトであるPICASAに飛びます。そこでは画像を等倍拡大もできます)


機種: PENTAX K-3 II
ISO: 200
露出: 1/250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 450mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW



機種: PENTAX K-3 II
ISO: 1600
露出: 1/500 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 450mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW



機種: PENTAX K-3 II
ISO: 2000
露出: 1/500 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW



機種: PENTAX K-3 II
ISO: 2500
露出: 1/500 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW




どうでしょうかね〜?サムネイル画像ではけっこういいカンジに見えますが、等倍拡大してみると微細なブレが見て取れたり、ピンズレが目立ったりしてなかなか難しいものがあります。やはりジンバル雲台の固定ネジを締めたくらいではブレてしまうもんなのかもしれませんね。
本気でやるには、やはりジンバル雲台じゃなくてがっちり固定できる3ウェイ雲台のハスキーで試すべきだったかもしれません。
しかしまあ、それでも羽毛のリアルな手触り感はちょっと伝わってきます。これはなかなかクセになるかもしれませんね〜。

そして、せっかくですから、C-AFの食いつき実験もしてみました。アオサギが飛びそうな気配を見せたので、素早くUSER MODE1に切り替えて連射、です。
GIFアニメを作ってみましたのでご覧ください。ノートリミング、撮って出しで全てのショットを繋げてあります。



最初と最後のカット以外は、中央9点の測距点内にとらえたカットはちゃんとAFが来てますね。途中木の枝など障害物が来ますが、期待通り粘ってくれています。
被写体の大きさにもよると思いますが、アオサギくらいの大きさのある被写体だったら、C-AFはかなりちゃんと追っかけてくれることがわかりました。
ボディ内手ブレ補正SRの流し撮り自動検知システムも効いてるのかもしれませんね。

というわけで、計らずもK-3IIの各種新機能を実験する結果となった本日の撮影でございました。

スポンサーサイト

『写真屋放言』#8更新です



写真屋放言の新しい動画をアップいたしました。
今回はちょっと古いネタで、去年の9月に東京神楽坂でポートレート撮影をしたときの様子を撮ったものです。
実はこの動画、動物写真家を自称してるくせにポートレートの撮り方動画をアップするのはいかがなものか、と思いましていままで公開を躊躇してたんですが(笑)、せっかくですしね。ビビってても仕方ないですからアップしてみました。
自分なりに思うポートレートの撮り方、でございます。ネタとして楽しんでいただければありがたく存じます(笑)。

実は先日、このときと同じくモデルの椿舞子さんとポートレートを撮影してきました。今度は鎌倉を舞台に。
しかしいまや国際的な観光地となった鎌倉の混雑具合と季節外れの暑さにやられてしまいまして(笑)、鶴岡八幡宮の境内で軽く撮影してきただけにとどめました。
そのときの作品もついでなのでこちらでご覧いただきましょうか。
神楽坂のときと同じく、メイン機材はCanon 1DXにレンタルしてきましたEF85mmF1.2L II USMです。



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/1000 秒
絞り: 1.2
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.2L II USM



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/2000 秒
絞り: 1.2
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.2L II USM



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/250 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: はい
EF85mmF1.2L II USM



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/320 秒
絞り: 1.6
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.2L II USM



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/60 秒
絞り: 3.5
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: はい
EF85mmF1.2L II USM



機種: Canon EOS-1D X
ISO: 100
露出: 1/2500 秒
絞り: 1.2
焦点距離: 85mm
フラッシュを使用: いいえ
EF85mmF1.2L II USM


CanonのEF85mmF1.2L2はポートレートのド定番レンズで、大きなボケはやはり魅力的ですよね。不思議としっとりと湿った手触りの写真になるように思います。それがまた着物姿の和風なポートレートによく合います。
当然ながら高価なレンズなんですが、めったに使わないので俺はいつもマップレンタルさんでレンタルして使います。二泊三日で3000円くらいととてもリーズナブルで助かりますねえ(笑)。

上の写真と同じシーンを、富士フイルムのX-T1とXF50-140mmF2.8 R LM OIS WRレンズで撮影したものがこちら。

機種: X-T1
ISO: 200
露出: 1/180 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 140mm
フラッシュを使用: はい
XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR


これがまた全く違う風合いになるから面白いですよね。フジの方はプロビアで撮って出しなんですが、明るくシャープな雰囲気で、湿り具合はあまり感じられません。絞り開放じゃなくて2段ほど絞ってるのも影響してますが、どちらも全く違った個性が感じられて実にいいですよね。
というわけで、ポートレート撮影のお話でございました。



ペンタK-3IIげっとです

2月に購入したばかりのPENTAX K-3でしたが、このたびまさかの改良版であるK-3IIが出てしまいました。
決まったときの画質には満足していたK-3ですが、性能面での不満は多々あったわけで、今回新型に切り替えることにためらいはありませんでしたね。予約して発売日ゲット、です。


機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/20 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R


Canonの5Dシリーズなどではバージョンアップと共にボディデザインの方も変えてきてるんですが、今回のK-3→K-3IIは徹底して変化なし。共通の金型を使っているものと思われます。ポップアップストロボが廃止されてその部分にGPSユニットが内蔵されたわけですが、その分だけペンタ部の形状がちょっとだけとんがりアタマになりました。でもそれも、ボディ本体の金型には影響を与えない後付けの部分ですからね。まあ、コストを抑える意味で、こういった割り切ったやりかたは歓迎です。もともとK-3のデザインは気に入ってますしね。


機種: X-T1
ISO: 5000
露出: 1/40 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R


ご覧の通り、元々ストロボポップアップボタンだったところは、今回GPSオンボタンになってます。その他は変更なし、です。
と言っても、中身はいろいろと変わっています。変わってなきゃ困るんですが(笑)。なかでもワタクシの期待する部分は、AF性能の向上と手ブレ補正の能力アップです。

AF性能、つまりフォーカスの正確さと合焦する速度ですね。K-3では、だいたいフォーカスが合ってるように見えても、拡大してみるといまひとつガチピンではないことが多かったんですよね。一般的には、合うべきところにビシッとフォーカスが来てない写真はまず評価の対象になりません。そういう意味でフォーカスの精度はむちゃ大切です。

(余談ですが、フォーカス精度のチャンピオンは俺が使っている機種の中ではダントツでX-T1です。一度合いさえすれば完璧なガチピンで惚れ惚れします。もちろん、それ以前に合わなくてピンボケになることも多々あるんですが……そこは6月に予定されているファームウエアの大幅アップデートに期待してます、ホントに)

そして合焦速度ですね。素早くフォーカスが合うことは動物撮影にはとても大切。動物は待ってくれませんからね。1DX並に、とは言いませんが、撮りたいと思った瞬間に素早くフォーカスが合ってくれることを期待します。


機種: X-T1
ISO: 4000
露出: 1/40 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R


あとは手ブレ補正ですね。PENTAXはボディ内手ブレ補正を採用してるんですが、この方式はたとえばフィルム時代のレンズなどを使うときは便利です。どんなに古いレンズでも手ブレ補正が効くわけですからね。その一方で、望遠レンズなどではやはりレンズ内手ブレ補正には勝てないところがあります。DA★300mmくらいだったらまだ大丈夫でしたが、新しく出たDFA150-450mmのテレ端だとさすがに厳しいものがありました。

望遠レンズで野鳥などを狙う場合、手ブレ補正は単に手ブレの問題じゃなくなくなるんですね。なんせ狙うべきは小さな鳥ですから。フォーカスポイントを最小にしてピンポイントで小鳥にフォーカスを合わせたつもりでも、手ブレしてしまうとその瞬間に小鳥がフォーカスポイントから外れてしまうんです。脇を締めてしっかり狙ってもそこはおのずと限界があるわけで、なんとかもうちょっとだけ手ブレ補正の能力が上がってくるといいなあ、というわけなんです。

とまあ、旧モデルの不満点は多々あったわけですが(笑)、そこがどれくらい改善されているか、期待を込めて本日軽くテストして来ましたので、写真を見ていただきましょう。




機種: PENTAX K-3 II
ISO: 640
露出: 1/250 秒
絞り: 6.3
焦点距離: 450mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW


親鳥から独り立ちしたばかりなんでしょうか。カイツブリの若鳥がひとりでいました。ゆっくりと水面を泳いでいた程度だったので、これくらいならしっかりとAFは合焦してくれますね。
こころなしか、K-3よりフォーカスがシャープに合っているように思えます。拡大してみると、鳥の瞳の中までビシッとフォーカスが来ていて気持ちいいです。
ちなみにK-3のときもそうしてましたが、今回もあらかじめ ”TAvモード、高速連射、C-AF、スポットAF、RAW撮影” の設定をユーザーモード1に登録して、全てその設定で撮影してます。




機種: PENTAX K-3 II
ISO: 800
露出: 1/125 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW


散歩していたチワワくん。飼い主さんが協力して立ち止まってくださいましたが、こういうときも素早く撮影することが求められますね。数枚しか撮影チャンスはありませんでしたが、しっかりビシッとフォーカスが来てくれました。




機種: PENTAX K-3 II
ISO: 1000
露出: 1/80 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 180mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW


黒いパグに小さな女の子が挨拶してるシーン。遠くから素早く撮影できました。こういったスナップ的なシーンにも、素早いフォーカス速度が求められますね。フォーカス速度、精度共に、なかなかの進歩がみられるんじゃないでしょうか。K-3II、かなり満足です。動物撮影のメイン機として、いままでなんとなくだましながら使っていた部分があったんですがそれが解消されました。
あとは後日、C-AFの振る舞いをチェックしたいですね。動体へのAFの食いつき、障害物が間に入ったときの粘りなど向上してるとうれしいなあ。

さて、今回のバージョンアップですが、一般的に最も大きな新機能は ”Real Resolation System” ですね。風景や静物などを撮影するときに、物理的に画素をずらして連射し、それを合成することで画素数以上の高精細な画像が得られるというものです。
まあ、ワタクシの撮影スタイルからいうとほとんど使わないと思われる(笑)この新機能ですが、せっかくなのでちょっと実験してみました。三脚を立てて、深夜のブツ撮りです(笑)。


機種: PENTAX K-3 II
ISO: 800
露出: 1.6 秒
絞り: 22.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited



機種: PENTAX K-3 II
ISO: 800
露出: 1.6 秒
絞り: 22.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited



機種: PENTAX K-3 II
ISO: 800
露出: 1.6 秒
絞り: 22.0
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited


なるほど、確かにリアルな手触りが感じられるような写真になってる気がしますね。ペンタ部のざらっとした質感や、キズの様子が(それにしても1年ちょいでこれだけキズだらけになるとは…)よくわかります。個人的には、シグマのDPメリルでブツ撮りしたときのことを思い出させるような写真になってると思います。これは、ブツ撮りメインのカメラマンにとってはかなり魅力的なんじゃないでしょうか。

というわけで、リニューアルされたPENTAX K-3IIのテストの様子をご覧いただきました。全体的に、買って良かった、と思えるリニューアルでしたね。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。