フォーカス調整後の7D2

マイクロアジャストメントでいろいろいじってなんとか誤魔化していた7D2のフォーカスですが、去年のクリスマス前にとうとうCanonに調整に出しました。ヨンニッパとペアで出そうとかも思いましたが、他のレンズと組み合わせることもあるのでカメラだけ単独で入院させました。その際には工場内の基準レンズに合わせて調整してくれるということで。
当初の予定では年明けの4日くらいに戻ってくるという予定でしたが、Canonさんがんばってくれまして年内に戻してくれました。結果は……やっぱり違う!マイクロアジャストメントなんかでいじらなくても、どのレンズでもジャスピンが来るようになりましたよ。表向きの調整結果レポートには「異常ナシだけど調整しておきましたよ」ということですが、いやいやいや、明らかに違いますから。
フォーカスでモヤモヤしている7D2ユーザーは、ぜひサービスセンターに調整に出すことをお勧めします。生まれ変わって戻ってきますから!まだ保証期間内ですから無料でやってくれますよ。
それにしても、初期ロット特有の現象かもしれませんが、Canonもほっかむりしてないでちゃんと認めるべきだと思うなあ。ユーザーは誤魔化せませんぜ!

というわけで、ようやくスッキリしゃっきりフォーカスが来るようになった7D2、すっかり鳥撮りのメインカメラになりました。フォーカスさえ来れば、静かな連射音がフィールドではとても好ましいカメラです。たまに1DXに交換するとけたたましい連射音にびっくりします(笑)。APS-Cで1.6倍の焦点距離が稼げれば、最長800mの俺のシステムでも野鳥撮りに不足は感じません。むしろヨンニッパのときなどはx2.0エクステンダーを使わずともx1.4で充分なので、開放F4で使えてとても助かります。その分シャッタースピードが稼げますからね。
そんなわけで、最近撮影した野鳥をどうぞ。

このところなぜか善福寺公園に鳥さんたちが少ないので、井の頭公園へ行くことが多いです。逆に井の頭公園はいろんな鳥さんたちがやって来ております。
この日は朝からコゲラの声が。「ギギギ、ギョロギョロ」と声が聴こえたら、上を見上げるとたいていそこにいるのがコゲラです(笑)。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




そして、コゲラがいたらたいていそのあたりには、シジュウカラやエナガの群れがいるものなんですね。いわゆる、虫食いの小鳥たちの混在グループです。枝の上の方にエナガ、中ほどにシジュウカラ、下の方にはメジロなどがいて、みんなで一斉にわーっと移動したりしています。その後を遅れて追いかけるコゲラ、という図がみられるのはとりぱんに書いてある通りです(笑)。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 640
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 380mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




せわしない小鳥たちの中でも、エナガが最もじっとしていない小鳥かもしれません。静止するシャッターチャンスは1秒ないくらい。いかに素早くカメラを向けてフォーカスを合わせるかが勝負です。
初心者のころはまず、望遠レンズで被写体をファインダー内に捕らえることだけで苦労したもんですね。なぜなら、カメラには被写界深度というものがあって、ピントが合う範囲前後にあるものはボケて見えないからで、絞り開放ならなおさらです。上下左右方向に2D的に狙いを定めるだけじゃなく、前後という3Dも合わないとファインダーの中に被写体は現れてこないわけです。
そのために、ここぞ、という方向に狙いを定めたら、その中にある被写体に素早くフォーカスを合わせてくれるカメラの性能は大切です。フォーカススピードは速ければ速いほどいい。でもまだまだ完璧なカメラなどないので、それぞれのカメラのフォーカスのクセを読み取り、レンズのフォーカスリミッターなどを活用し、ときにはマニュアルフォーカス操作でAFを助けてあげるのがカメラマンの腕の見せ所なわけで……話がそれましたね(笑)。
かわいいエナガを必死で追いかけているとき、頭の片隅でそんなことを思っているわけです。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




もちろんメジロもグループ内にいました。メジロは単独のグループで行動してることも多いですけどね。
そしてメジロもせわしなく動き回る鳥で……でも気に入ったエサを見つけるとちょっと止まってくれます。そんな瞬間を狙って素早くショット。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




ちょっとだけレアな鳥、ウグイスです。普段は下生えの茂みの中に潜り込んでいて、めったに姿を見せません。だからちょっとフォーカスが甘いけど掲載(笑)。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 5000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III





いまいる井の頭公園のカワセミはかつてないほど観察しやすいところに縄張りを決めたようで、すっかり有名になりました。この日もたくさんのカメラマンの標的になっていましたが、だいぶ人慣れしたようで全く気にしてませんでしたね。
あまりに近すぎてかえってダイブの撮影がしにくいくらいです。だからお食事中を撮影。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1000
露出: 1/1250 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




七井橋を渡った先にはメスのカワセミもいます。こっちは少しだけシャイなようで人を気にします。
メスらしくちょっとだけ顔がやさしいような気がするのは気のせいでしょうか。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 1600
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III



いやーん見ないで!


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 4000
露出: 1/2000 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




どうせ止まり姿ばかりだよ、と油断しているとこんなシーンにも遭遇します。
でもうっかりシャッタースピードが遅いままで、羽根がブレてしまいました。残念。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 160
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III




最後はまたコゲラで。英語名ではジャパニーズピグミーウッドペッカー、というわけでいかにもキツツキらしい姿を。


機種: Canon EOS 7D Mark II
ISO: 800
露出: 1/640 秒
絞り: 5.6
焦点距離: 400mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM + EXTENDER x2.0III



そんなわけで、7D2はぜひフォーカス調整に出して使いましょう、というお話でございました。
それにしても新しい100-200mmが欲しいですねえ……(笑)

出張猫撮影

もう去年の話になってしまいますが、クリスマスのころにバンドメンバー宅にお邪魔して、忘年会がてらそのおうちの猫を撮影してきたのでその時の話を。
まずはFUJIFILM X-T1だけで撮影したヤツです。レンズは18-55、55-200、35単焦点と3本持って行きました。結果としてだいぶ近いところから撮影できたので、標準域のレンズしか使いませんでした。
ここのおうちはけっこう居間が明るかったので、比較的撮影しやすかったかな。それでもやはり明るいレンズは必須ですね。
フィルムシミュレーションは全てプロビア。標準のこの色がやっぱり好きです。


機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/9 秒
絞り: 11.0
焦点距離: 28.9mm
フラッシュを使用: いいえ
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

このショットだけは、2匹のツーショットが撮りたかったのでだいぶ絞ってます。結果としてISO6400まで上がっちゃってますが、X-T1の高感度の強さがここでも現れてますね。ちなみにノイズリダクションは「弱」です。




機種: X-T1
ISO: 1000
露出: 1/40 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R





機種: X-T1
ISO: 500
露出: 1/40 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R

寄って絞り開放でボケさせてます。ちょうどいいカンジでボケてくれますね。




機種: X-T1
ISO: 3200
露出: 1/20 秒
絞り: 4.0
焦点距離: 55mm
フラッシュを使用: いいえ
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS





機種: X-T1
ISO: 1000
露出: 1/40 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R

X-T1のAFだと、正直室内で動きのあるシーンを追いかけるのはムリです。そこは悔しいんですが色はピカイチなんですよねえ。軽くて持ち運びが楽なのも大きなアドバンテージで、これでAFさえ追ってくれれば……。



その数日後、今度は別のバンドメンバー宅に出かけました。このときは猫撮りがメインの目的だったので、フル機材持参です。メインは1DXに24-70F2.8L2、70-200F2.8L2と、50mmF1.8。
X-T1には35mmF1.4と55-200mmF3.5-4.8という組み合わせ。
こちらはちょっと照度を落とした室内の撮影だったので、さすがの1DXもAFに苦戦するシーンもありました。でも全体としてはさすがの合焦率ですね。重くてレンズもでかいので猫が警戒するんですが、撮影のしやすさはやっぱり一眼です。


機種: Canon EOS-1D X
ISO: 1600
露出: 1/100 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 100mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM





機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/100 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 190mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM




こちらはX-T1に35mmF1.4。サンタ帽をかぶらされて迷惑そうな様子を(笑)。

機種: X-T1
ISO: 250
露出: 1/40 秒
絞り: 1.4
焦点距離: 35mm
フラッシュを使用: いいえ
XF35mmF1.4R




XF55-200で。テレ端絞り開放ですがなかなかシャープですよねえ。防塵防滴性能をのぞけば中望遠はこのレンズでぜんぜん満足です。しかしレンズの中をよく見るとチリが入っちゃってるんです。やはり毎日カバンの中に無造作に突っ込んで持ち運ぶとそうなっちゃうわけで、レンズを長持ちさせるためにも防塵性能はやっぱり必要か……。

機種: X-T1
ISO: 3200
露出: 1/40 秒
絞り: 4.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS




この子はだいぶ警戒心の強い猫だったので、200mmで遠くから。

機種: Canon EOS-1D X
ISO: 640
露出: 1/60 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 200mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM





機種: Canon EOS-1D X
ISO: 3200
露出: 1/200 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 123mm
フラッシュを使用: いいえ
EF70-200mmF2.8L IS II USM





機種: Canon EOS-1D X
ISO: 800
露出: 1/60 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 65mm
フラッシュを使用: いいえ
EF24-70mmF2.8L II USM



というわけで、年末の出張猫撮影の様子でした。やはり飼い主じゃない以上、猫の撮影はなかなか難しいですね。照明機材を追加したりしないで普段慣れ親しんだ環境で撮れば、比較的自然な表情を撮れるんじゃないかと思いましたが、上手くいったのかどうか……。
でも面白かったので、今後も友人宅の出張猫撮影をトライしていこうかと思っております。友人諸氏、よろしくお願いしますね(笑)。

”スネア女子”始めました

スネア女子

年が明けまして、2015年になりましたね。新年も『太鼓屋放言2』と本橋をよろしくお願いいたします。
しかし子供のころはあんなに年末年始にワクワクしたもんですが、なんなんですかねえ、この”なんにも変わらない感”は(笑)。まったく実感というものが伴わないまま、カレンダーだけめくれたカンジです。
あ、そうだ、写真データのストレージに、新しい2015年のフォルダを作るのだけはちょっとした新年感がありますね。

そんなわけで、せめてブログのデザインだけでも新しくしようというわけで、ちょっと変わってます。タイトル画面には5枚ほどの写真がスライドで表れるようになってます。(PC版ね)ちょっといいでしょ?(笑)
FC2ブログのDithisさんのデザインをお借りしてます。

さて、本題に入りましょう。いきなりの着物の女性の写真がドーン!でぎょっとされたかもしれません。これは俺と吉祥寺のレコーディングスタジオEDo-mae Recordingsさんが新たに始めたwebコンテンツ『スネア女子』の第1弾ページのキャプチャでございます。
ここで俺は写真とインタビューとテキストライティングとスネアサンプル音源の演奏をやってます。大車輪でがんばってるようですが要は好きなようにやってるだけですけどね(笑)。

そもそものお話を始めると長いストーリーになりそうですが……ともかく吉祥寺のEDo-mae Recordingsと言えば俺も前々からWebサイトなどで知っていて、ものすごいドラムにこだわりのあるスタジオだなあとは思ってました。最近ではドラムマガジンの付属CDなどの音源レコーディングなどもやっていて、ドラム界ではだいぶメジャーなスタジオになってきましたよね。
そんなEDo-mae Recordingsの中のひと(笑・長いから以下江戸前さん、で)とつながったのは、なんとTwitterからでした。Twitterでドラム関係のつぶやきに思わず反応したのがきっかけで、同じ吉祥寺民どうしのよしみということで、しばらくはTwitterの中だけで仲良くさせていただいておりました。
『スネア女子』の話が最初に出たのもTwitter上でした。女の子にスネア持ってもらって写真撮ろうよ、スネア女子ってことでさ!なんてつぶやきに、俺やるやる!なんて反応したものの、そのときは半分以上冗談だったんですよ。

そんなとき、江戸前さんからまたもやTwitterでアー写撮影の依頼をいただいたのが、スネア女子第1弾のモデルに登場していただいた、水島結子さんの所属する”琵琶デュオ”だったわけです。江戸前さんは琵琶デュオのレコーディングをして以来すっかり惚れ込み、半ばプロデューサー的な立場から俺にアー写の撮影を依頼されたわけです。
そのアー写撮影の打ち合わせで江戸前さんに初めてリアルにお会いして、「スネア女子もやりましょうよ!」と言われたときにはビックリしましたが、話を詰めていくうち、こんな手間のかかる本格的なWebコンテンツになってしまったわけです。

思えばライター廃業を宣言してカメラマンに転向してから4年?くらいでしょうか。何の因果かまたもやライター的なことをやるハメになりました。取材で人に話を聞いてテキストに起してまとめるなんて久しぶり過ぎて、逆に新鮮で楽しかったですけどね。
そもそもの発端が、単に「スネアを持った女の子の写真を撮ろう」だったので、そこからどう整合性のあるコンテンツにまとめるか、が苦労した部分ではあります。いや、整合性なんてどうやったってないんですけどね(笑)。

ともかく、『スネア女子』では毎回ひとりの女性とひとつのスネアをだいたい月イチで紹介していくことになります。スネアなのでもちろんドラマーに読んでほしいものですが、ドラムに全く関係のない人が読んでも楽しめるようなコンテンツにしようと思っております。もしよろしければ目を通してやってください。そしてゆくゆくはどこかの出版社が書籍にでもしてくれないかなあ?なんてね(笑)。