X100Fでストリートスナップ

さて、というわけで購入いたしました最強のスナップカメラX100F。早速都内を撮影してまいりましたのでごらんください。
実はこのところしばらく、X-H1とXF100-400mmを富士フイルムに点検整備に出しておりまして、この日はそれが帰ってくる日でした。丸の内の新しい富士フイルムImaging Plazaから出発して、その後神田に流れる間にスナップして歩きました。

DSCF0041-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/125 ISO2500
ACROS


まずは東京駅にて、中央線のホームから下りる長いエスカレーターです。ホントはもっと下まで長く続くところを撮りたかったんですが、思い立ってカメラバッグからX100Fを取り出している間にけっこう下りてしまいました(笑)。
スナップカメラはバッグにしまってはいけない、という教訓でございます。



DSCF0042-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/125 ISO200
ACROS


DSCF0043-2
Fujifilm X100F
ƒ/5.0 23.0 mm 1/125 ISO200
ACROS


東京駅丸の内口から出たところです。丸の内はすっかり整備も終わり、広大な駅前広場がとてもフォトジェニックです。
ただここは富士フイルムに向かう南出口方面なので、普通の交差点みたいですね。



DSCF0045-2
Fujifilm X100F
ƒ/5.0 23.0 mm 1/125 ISO640
ACROS


富士フイルムImaging Plazaのある丸の内 MY PLAZAビルの1Fロビーです。吹き抜けになっていてとてもオシャレ。
写真を撮るには楽しいですが、ここに入り込んだ自分に若干の「お呼びじゃない」感をぬぐえません(笑)。



DSCF0047-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0 mm 1/125 ISO1600
ACROS


丸の内を闊歩するOLさんたちを撮ってみました。ソニークラークの『COOL STRUTTIN'』のジャケット風です。
だいぶあたりが暗くなってきていたので、絞りが開き気味でフォーカスが背景だけに来ているのが残念なポイント(笑)。
また明るいときに来てリベンジしましょう。



DSCF0116-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO640
ACROS


ふたたび東京駅まで戻ってきて。世界でも有数のフォトジェニックな駅なのではないでしょうか。



DSCF0117-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/125 ISO800
ACROS


何か美味いものでも食べようと神田にやってきました。
神田は線路の高架が魅力的なところです。23mmだとかなり広角な効果を出すこともできますね。



DSCF0122-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO5000
Classic Chrome


神田の商店街を歩いていたら、歩道のガードレールに一輪だけ百合が挿してありました。
フィルムシミュレーションをClassic Chromeにして、背景の玉ボケと百合の対比を狙いました。
だいぶ薄暗かったのでフォーカスが迷いがちだったのですが、なんとか合焦してくれましたね。



DSCF0126-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO5000
Classic Chrome


ふと見た路地裏を歩いていくスーツ姿の後ろ姿に思わずシャッターを切りました。実際はかなり離れていたので、23mmでは遠過ぎましたが、後処理で大トリミングです。実際デジタルテレコンの切り替えすら間に合わないタイミングだったんですが、意図を明確にするためのトリミングは積極的にするべきですよね。



DSCF0133-2
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO1000
Classic Chrome


こうしたいかにも場末っぽい商店街はなんとも魅力的です。モノクロと迷うシチュエーションですが、やはり色とりどりの看板がいいのでClassic Chromeにて。



DSCF0140
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO2500
ACROS


逆にこのシーンは、会社を終えて駅に向かうサラリーマンたちの後ろ姿が印象的だったので、あとからカメラ内現像でモノクロにしました。ちょっとだけトリミングしてます。



DSCF0141
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO1250
ACROS


これも、トリスの提灯の懐かしいイメージを強調したくて、カメラ内RAW現像です。



DSCF0142
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/160 ISO1000
ACROS


最後もカメラ内RAW現像でモノクロ化。飲み屋街をおうちに帰るであろう少年の後ろ姿を。
サッカーのジャージ姿なのでもしかしたら大きなバックパックの中にはボールが入ってるのかもしれませんね。

そんなわけで、X100Fでこんなスナップを撮りました、の巻でした。
X100Fはフォーカスも思ったよりは素早く、期待通りのスナップシューターでしたね。これからのバッグの中に入れっぱなしで常に持ち歩くカメラになると思います。


X100F購入しました

東京はまだ梅雨の最中のはずですが、連日30度越えの猛暑日が続いております。
こんなですから、野鳥なんているはずもありません。俺も最近ではすっかり都会のスナップシューターになっております。
そんななか、かねてから欲しいと思っていたあれを購入してしまいました。
フジXシリーズの原点、X100Fでございます。



DSCF1236
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.5sec ISO320


コレ、実はずーっと欲しかったんです。いつも持ち歩けるコンパクトなボディに解放でふんわりのフジノン23mmF2レンズ。センサーはX-H1やX-Pro2と同じですしね。
まさに最強のスナップカメラです。
色はシルバーと迷ったんですが、やはり目立たないブラックにしました。海外ではシルバーのブラウン革モデルが出ていて、ホントはそれにとても魅かれたんですが(笑)日本では出るとも出ないとも言われてないです。シルバーを買ってもしブラウンが出たら悔しいので、そういう意味でもブラックです。


gousei01
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.6sec ISO320 フォーカスブラケット合成


手に取ってみると、意外にずっしりと重たい。ボディの質感の高さとあいまって、ミニX-Pro2といったカンジです。基本的なデザインは共通してますし、並べてみるとまさに兄弟です。
「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」のふるまいも含めて、基本的な操作方もほぼ一緒です。もちろん、小さなストロボが組み込まれていたりするのは違いますし、レンズまわりなど細かな違いはありますが、ほぼ同一とみていいでしょう。


DSCF1232
Fujifilm X-H1
XF16-55mmF2.8 R LM WR
ƒ/16.0 55.0mm 0.5sec ISO320


背面からみるとこんなカンジ。ボディが小さいので仕方ないですが、ホールド性はほとんどありません(笑)。特に親指の置き場所にガイドがないので、Qボタンや十字キーなどをふいに押してしまうんですね。
これはサムレストなど購入したほうがいいのかもしれません。まあ、そういったカスタマイズも含めて楽しむカメラなんだと思ったほうがいいでしょうね。

あとレンズまわりですが、普通ならフォーカスリングとして機能するレンズ先端のリングが、ファンクションとして使えるんですね。ファインダー切り替えレバーの真ん中のボタンを押すと、リングのファンクション選択画面が出てきます。
最初、デジタルテレコンの呼び出し方がわからなくて困ったんですが、ここで設定しておくと、フォーカスリングを回すだけで35mm、50mm、70mm相当に切り取った画面で撮影できます。これはなかなかスマートです。

さて、問題はそのレンズの描写です。装着されているフジノン23mmF2レンズは、XF23mmF2とは全く違う専用設計されたレンズです。そもそもこちらの方が先に設計されているレンズですしね。
XF23mmF1.4も入れて簡単に仕様を比較するとこんなカンジになります。

X100F 6群8枚(非球面レンズ1枚)
XF23mmF2 6群10枚 (非球面レンズ2枚)
XF23mmF1.4 8群11枚(非球面レンズ1枚)



むしろX100シリーズのレンズを元にXF23mmF2が設計されたと考える方が自然ですね。
さて、このX100シリーズのレンズですが、このレンズを使いたかったというのも購入した大きな理由です。かねてから、このレンズがけっこうなクセ玉だと言われてるんですね。
以下の作例をご覧ください。

DSCF0002
Fujifilm X100F
ƒ/2.0 23.0mm 1/60 ISO1000


DSCF0004
Fujifilm X100F
ƒ/5.6 23.0mm 1/25 ISO3200


ワタシのデスクの上のタバコをごく簡単に撮っただけの作例で申し訳有りません(笑)。
上の写真がF2解放、下がF5.6です。
一見しておわかりのように、解放の写真は煙ったような大きなボケが特徴的ですよね。これがこのレンズの特徴で、この柔らか過ぎる解放の味を使いこなせるか、がこのカメラを評価する大きな分岐点になるわけです。
いわゆる、オールドレンズのような描写、といいますか。みたカンジ、ちょっとフレアが入ってるような気がします。光を取り込み過ぎちゃって、逆光のときのようにレンズ内で光がまわっちゃってるようなイメージ、でしょうか。
でもちょっと絞ればごく普通にシャキッと写ります。とても使いこなし甲斐のあるレンズではないでしょうか。
このX100F、ボディ内にNDフィルターが内蔵されていることからも、絞り解放を積極的に使ってみてね、という作り手からのメッセージが感じられます。挑戦状、かもしれませんが(笑)。
近接約10cmまで寄れるのも便利な特徴です。花とかに解放で寄ったらボッケボケの幻想的な写真が撮れる、かもしれません。しかしそれを作品として成立させるのはセンスとワザが必要ですけどね。



DSCF0034
Fujifilm X100F
ƒ/2.8 23.0mm 1/60 ISO2500
ACROS(トリミングあり)


というわけで、こんかカンジのスナップを撮るには最強のカメラだと思います。
これから秋になるまで、ストリートスナップでガンガン活用していきたいと思います。


写真屋放言#25 更新しました

YouTubeコンテンツ『写真屋放言』第25回を更新いたしました。
なんとずいぶん間があいてしまったものですが(笑)、ようやくX-H1の話をするふんぎりがつきました。
なかなか考えがまとまらないまま、思いつくままにしゃべってみましたが、いかがでしょうか?
もしよかったらご覧くださいませ。