LEVORGファーストインプレッション(アイサイト編)

さて、レヴォーグの第一印象その2はアイサイトについてです。
いまや ”スバルといえばアイサイト” ってくらいに浸透してしまったわけですが、要するに車載カメラ画像を解析して行うクルマの自動制御システムのことです。
意外なことに、アイサイトの歴史は古く、もう25年も研究してきているんだそうです。スバルらしいコツコツ真面目な技術研究の積み重ねのたまものというわけです。

ひとくちに ”アイサイト” と言いますが、車載カメラ解析自動操縦システム全体のことをアイサイトと呼ぶわけで、その結果として様々な機能があるわけです。
それは、”クルーズコントロール” ”アクティブレーンキープ” "前車追従クルーズ" "プリクラッシュブレーキ"といった機能です。それらをひっくるめて ”アイサイト” システムというわけです。

"プリクラッシュブレーキ"はいちばん分かりやすい機能でしょうか。いわゆるCMでやってる ”ぶつからないクルマ” がこれです。レヴォーグに搭載されている新しいVer.3のアイサイトでは、時速50kmからでも自動ブレーキが効くようになってます。また衝突回避ステアリングアシストも動いてくれるそうで、現在世界最高の衝突回避システムと言われていますね。
さすがにこれをまともに実験するのはムリですが(笑)、市街地運転でその働きを実感することは簡単です。スバルでは推奨してませんが、普通に市街地でストップ&ゴーな運転をしてるときなど、アイサイトの "前車追従クルーズ" 任せで自動運転することができるんですね。

アイサイト01

上の写真はステアリング右側に付いているアイサイトのコントロールスイッチです。Aがアクティブレーンキープ、Cが車間距離調整、Dがクルーズコントロールスイッチですが、とりあえず走り出したら、このA、C、Dのスイッチをオンにしておきます。そして、適当に流れてるところでBのスイッチを ”SET” 状態に押し下げれば、そのときの速度を保って前のクルマに付いていってくれるんですね。

アイサイト02

上の写真のように、①と②のアイコンが緑色になってれば、クルーズコントロールとアクティブレーンキープがオンになっているということです。その下の「100km/h」は設定速度です。走りながらBのスイッチを上下にクリックすると、40km/hから114km/hの間で最高速度を設定することができます。前車追従で走っているときは、この設定速度の範囲内で前のクルマに付いていってくれますし、前がいなくなると自動的に設定速度までスピードを上げてくれます。

市街地をのんびり走っているときは、アイサイトが停止状態からのスタート以外は全て自動でやってくれます(笑)。前のクルマが走りだすと、インパネ表示と警告音で「前のクルマが行っちゃいましたよ〜」と教えてくれますので、 Bのスイッチを「RES(リスタート)」の方向に押し上げます。それだけでクルマは走りだして前のクルマに追従してくれるんですね。右足は何もする必要がありません。右手のスイッチひとつです。
信号が赤になって前のクルマが止まっても、ブレーキをかける必要はありません。アイサイトのプリクラッシュブレーキが自動でクルマを止めてくれるからです。
※訂正です。このときのブレーキはプリクラッシュではなく、追従クルーズコントロールの機能としてのブレーキです。なので、信号が赤になって前のクルマが止まると、設定車間距離を保つために減速して停車する、が正しい表現でした。
このとき、最初は思ったより止まるタイミングが遅いので、ちょっと怖いです(笑)。でもまあ、慣れてしまえば大丈夫。逆に、右足がブレーキを踏んでしまうと自動追従がオフになってしまうので、右足は遊ばせておく必要があります。そうしてクルマが止まると、アイドリングストップになってエンジン停止します。その後、前のクルマが走りだしたら、右足じゃなく右手でまたBのスイッチを上にクリックすればいいわけです。

これって実に不思議な感覚で、面白いです(笑)。アクセルを踏まなくてもクルマが自動で動いてくれるわけですから。完全にデジタルな、新時代のドライビングってカンジですね。ノロノロ流れている幹線道路だったら、これで完全にOK。でも歩行者がいるような裏路地に入ったら、意識的に自動運転をオフにする必要がありますね。そこはかなり意識しないと逆に危ないです。

高速道路上でも自動運転はかなり有効です。今度は速度設定を最高の114km/hにセットして(笑)おけば、それ以内の速度で前車を追従してくれるのでラクチンです。時速65km以上になるとアクティブレーンキープも作動してくれるので、ステアリングも安心です。ちょっとだけステアリングが重くなるのが、隣から誰かがそっとステアリングに手を添えてレーンをキープしてくれるようなカンジです。これってすごく安心感がありますね。ただ、完全に手を放してしまうと、クルマがそれを感じてアクティブレーンキープを止めてしまうようになってます。「完全自動じゃないからね!」というわけです。

前車を追い越そうと思ったら、ウインカーを点ければアクティブレーンキープはオフになります。車線を変更すると、自動的に設定速度までスピードが上がりますから、追い越し車線もバッチリです。逆に、アクセルを踏みすぎて後ろに付いていた覆面パトカーにつかまる、なんて心配がないですから安心です。
(114lm/hでは安心とは言いきれないかな…でも経験上、110km/h以内だったらスピードで捕まる可能性は低いと思います)

何回も「安心」と言いましたが、ホントに高速の上ではアイサイトの機能がくれる安心感は大きいですね。速度や車間距離で神経を使わないで済むことで、運転の疲れ方がぜんぜん違います。もちろんクルマ自体の基本性能がくれる安心感もあります。AWDの安定感、そしてスバル車史上最も静かと思われる静粛性、車体の剛性感、ブレーキの効きや適度な重さのステア感、エンジンパワーの余裕、そしてアイサイトの自動運転機能。それらがあいまって長距離移動のラクチンさはかなりのレベルだと思います。ホントに楽です。

というわけで、アイサイト、いまのところ文句なしで大好きです(笑)。総合的に、レヴォーグには大変に満足していると言っていいでしょう。用もないのに走りたくてしょうがない、遠出したくてしょうがない今のワタクシでございます。

LEVORGファーストインプレッション(車体編)


機種: GR
ISO: 2000
露出: 1/30 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


ディーラーでハンコを押してからジャスト1ヶ月。スバルレヴォーグがうちにやってきました。
1.6GT Eyesight S-Styleで、カラーはパールホワイト。フロントグリルを最初から純正メッシュグリルに交換してもらってます。(あのメッキのグリルがどうしてもイヤだったので…)
ビルシュタインダンパーやもろもろのスポーツ装備がついたGT-Sではなく、比較的乗り心地重視なGTにしました。見た目的に、ブラックアイラインの入ったヘッドライトだけは欲しかったんですが、まあそれは社外品でもいろいろ出てますからあとでどうにかしようと。
こうすると、前から見た顔はWRXとほとんど見分けがつかないですね。




機種: GR
ISO: 1000
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


サイドから見たカンジはこんなカンジです。純正ホイールもGT-Sだとブラックのアクセントが入りますが、GTはアルミの地のままのデザイン。これはそのうちブラック塗装のホイールに交換したいですね。
本来のGTは17インチホイールですが、S-StyleはGT-Sと同じ18インチが奢られてます。
しかしこうしてサイドから見るとスバル車には見えません。ちょっとトヨタっぽいかな?




機種: GR
ISO: 2500
露出: 1/30 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


後ろ姿はこんなカンジ。2本出しマフラーやリアディフューザー、ホイールアーチ周りのなかなか凝ったボディラインがわかります。
リアウインドウにベタベタ張ってあるエコカー減税シールが非常にダサいですね。これは早速はがさないと(笑)。
なんとなくトヨタっぽく感じるのは、サイドウインドウ後端からリアゲートのあたりのデザインでしょうか。なんだろう、カローラフィールダーみたいに思えるんですよねえ(笑)。ルーフライン後端が微妙に下がったデザインなのもなんかトヨタっぽい。スバル車だったらその辺はスパッスパッと直線基調なラインにしてほしかったかな。
丸っこくなっちゃうのはスバルファンは好みませんぜ。




機種: GR
ISO: 2500
露出: 1/30 秒
絞り: 5.0
焦点距離: 18.3mm
フラッシュを使用: いいえ


とまあ文句を言いましたが、デザインは好きです(笑)。一部でガンダム顔だとかボンネットの郵便ポストはどうなんだとか言われてますが、いいんですよスバルなんだから。野暮ったさこそスバルの本質です。
アメリカ向けに肥大しきった先代レガシィから、よくぞ戻してくれました。開発者のみなさん、ありがとう!

というわけで、納車されてから(人生初新車で、ディーラーで数名のエライ人たちから三顧の礼で見送られたのもこっぱずかしかったが)、2日で400キロほど(市街地、高速、峠道まで)走ってきたので、その第一印象を。

まずこれは試乗の段階で既に感じたことですが、ボディ剛性が段違いに上がってます。最初のドアの開け閉めではっきり分かりますね。いままで(3代目のBHレガシィが比較基準ですが…)よりツーランクくらい上な車格。言ってみれば「ドイツ車みたい!」です。

インテリア
(画像はスバルHPから)

インテリアはこんなカンジで普通です(笑)。座った印象は、シート高は高くないんですがダッシュ周りがBHレガシィより高いので、ちょっとだけ圧迫感を感じますね。まあ最近のクルマはこんなカンジなんでしょう。Dシェイプのステアリングホイールは思ったより大径。形状は握りやすいですがゴツくて回すのによっこらしょ、ってカンジなのも古いクルマからの乗り換えだからなんでしょう。社外品で同じ形状のちょっとだけ小径のステアリングホイールが出てるので、いつか交換したいなあ。
視界は良好。Aピラーとか太いですが邪魔には感じません。車幅の見切りもしやすいのでそのへんの違和感はありませんが、実感としてはやはり、ひとまわり大きなクルマだなあ、といったカンジです。
5ナンバーだったBHから3ナンバーですからね。日本向けにコンパクトにしたってことですが、やはり大きなクルマに乗ってる感はいなめませんね。

まだようやく400キロだけ走っただけですが、走りに関しては俺レベルでは文句ないです。直進安定性はもともとスバルのAWDは定評あるところで、さらに磨きがかかったカンジだし、加速も1.6Lエンジンとはとても思えない強力さ。BHの2L、280psエンジンより力強く感じるほど。ハンドリングもしっとり落ち着いたフィールでとても好ましく、ブレーキの効きも文句なし。(BFレガシィはブレーキ効かなかったなあ……)
みんな言うように確かに運転するのが楽しいですね。

運転が楽しい、と言えばミッションです。BF、BHとMTのレガシィを乗り継いできて、正直オートマ車に乗るのは強い抵抗感がありました。ではレヴォーグのCVTは退屈ではないのか?
と言われると、まだいまは新しいレヴォーグの最新機能を試すのに夢中で退屈さは感じないですが、慣れきってしまうとマニュアルシフトが恋しくなるかもしれません。ただ、峠を走ったとき(ゆっくりと、ですよ?)パドルシフトで擬似マニュアルするのはけっこう楽しかったです。
SI DRIVEのIモード、Sモードを使い分け、気分によってパドルで擬似マニュアルを楽しむことで、しばらくはマニュアルシフトから離れた淋しさを埋められるかもしれません(笑)。

長くなりました。楽しい最新機能の最たるもの、アイサイトに関しては続きでたっぷり。

『写真屋放言』#7更新です



お待たせいたしました。動画コンテンツ『写真屋放言』を更新いたしました。
第7回はひさしぶりに機材の話。先日、PENTAXの新しい望遠ズームレンズ ”HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW” (長い名前だ…)を発売日ゲットいたしまして、その話を中心に、最近の野鳥撮り機材について長々とお話をしました。

思えばこのレンズの発表がきっかけで、APS-C一眼レフを7D2からPENTAXに乗り換える踏ん切りがついたわけで、ようやく手にできた ”手持ち望遠” 機材でございます。
正直、150-450の発売を待つ間、かなーり迷いました。ペンタにしては値段が高いですし、だったら安いシグマの150-600コンテンポラリーをCanonで使おうか、とか、つなぎで使っていた(贅沢な話ですが…)ペンタのDA★300mmの写りの良さに、いっそこのままでいいんじゃないか、とか……。
でも手にした150-450mmを使ってみて、初志貫徹でコイツを待っててよかったと思いました。AFスピードもだいぶ速くなったし、見た目より軽いし、描写も文句なしです。悩みと言えば、さすがにドンケF-2に立てて収納することはできないので、また新しいカメラバッグの使い方を考えなくちゃならないことだけです(笑)。
仕方がないので、いまはドンケF-2の中仕切りを取っ払って横にして入れたり(カメラ付きでギリギリ入ります)、シンクタンクフォトのグラスリモに入れたり(だいぶ余ります)しています。

そんなこんなしてるうちに、PENTAXから新しい ”K-3II” の発売が発表されましたね。AF精度の改善、SR(カメラ内手ブレ補正)の向上、GPS内蔵、超解像技術(たぶん使いませんが…)の採用など魅力的なスペックになってます。お値段もかなりお安い。K-3を手に入れたばかりですが、これは心揺らぎますねえ……(笑)。