愛車交代

BHレガシィ

2009年6月以来、数々の遠征を共にしてきた愛車BHレガシィ(GT-B E-tune ll)でしたが、先日とうとうボクサーエンジンが壊れてしまいまして……代替えエンジンに載せ替えようかとも思いましたが、古すぎるがゆえそれも叶わず、涙をのんで廃車となってしまました。
ちょうど6年目の車検直前。走行距離は8万6千キロくらいだったでしょうか?もうちょっと長いつきあいができると思ったんですけどねえ。

長野の木曽福島スキー場へ撮影の仕事に行く道中でした。中央道に入ったころから、どこからか軽いカタカタ音が聞こえてることは気付いてました。あまりに軽い音が近くから聞こえていたので、ダッシュボードに固定していたナビ代わりのiPadがガタついてるのかな、と思ったほど。
それが次第に大きくなっていき、長野県に入るころには「なんかヤバいぞ、これボンネットの中からだ」と思い……諏訪の出口を通りすぎるころに「ガタガタガタ!」と急に音が大きくなりました。
慌ててクルマを路肩に止めたところ、それっきり二度とエンジンは息を吹き返しませんでした。

壊れてしまったのはコンロッドとクランクシャフトの軸受けにある、メタルシールだそうです。
(元画像はスバルHPの動画より)
ボクサー破損詳細画像

このメタルシールが異常摩耗したことで、回転するコンロッドがガタつきはじめたのが、カタカタ音の原因だったんだそうです。一度ガタつき始めた部品は加速度的に壊れていき、最終的にはメタルシールのみならず、クランクシャフトとコンロッドにもダメージが及んでしまって、修理不能、エンジンおしゃか、です。
こんなことのないように、少なくとも半年に一度はディーラーで定期点検を受けるようにしてたんですけどね。まさかこんな、エンジンの最も深い部分が壊れることなんて、あるんですねえ。

BHレガシィは走りも見た目も使いごこちも本当に気に入った相棒だったので、ショックは大きかったです。本気で涙が出そうなほど落ち込みましたが(しかも旅先だったのでショック倍増w)、落ち込んでばかりいても仕方ないので、新しいクルマを探すことに。
しかし、程度のよさそうな中古車はけっこうな値段がします。BHを購入したときは確か130万くらいでしかも程度極上車だったのに6年で廃車となると、また大金はたいて中古車を買うのもちょっと躊躇しちゃうんですよね。カメラマンにとってクルマは機材の一部ですから、こんなことは二度とゴメンです。

なので、今回は思い切って、というか生まれて初めて、新車購入に踏み切ることにしました(!!!)。
まさか俺が新車なんて買う日が来ようとは。びっくりです。

候補としては、やはりスバル車しか考えられませんでした。やっぱりね、スバリストですから(笑)。
まず考えたのがXV。値段も比較的安いし、車体色にカーキ色があるのが斬新ですよね。ただカーゴルームがレガシィより狭いので、ドラムフルセットが積めるのか、それが心配でした。
まあとりあえず試乗でもしてみようかな、と近所の杉並スバルに行ってみたところ、「それならやっぱりレヴォーグですよ!」と営業さんに強力にプッシュされました(笑)。しかもその日は3月30日、年度末です。4月からエコカー減税の基準が厳しくなって、レヴォーグは対象から外れるんだそうです。でも、いまならまだ間に合う。
しかも4月はスバル恒例の「年次改良」の季節。新しいレヴォーグ「Bタイプ」に更新されるので、逆に従来のAタイプがいまならお安くできます!とセールストーク。ならば、とレヴォーグに試乗してみると、その質感、走りはやはりワンランク上です。アイサイトVer.3の性能にも感動。うーむ、やはりレヴォーグいいなあ、と。

そこからは商談です。とりあえず見積もりを出してもらって、そこからどれだけ値引きできるか。
「逆にお客さんのご希望をおっしゃってください。どれだけ引けば決めていただけますか?」
さすが年度末。セールスさんの必死な気持ちが伝わってきます。そうかあ、じゃあちょっとふっかけてやろうかな、とかなり思い切った値段を切り出してみました。
セールスさん、しばしの沈黙のあと「わかりました。上にかけあってみますのでお待ちください」と離席。
戻ってきて「お客さんのご希望で通しました。でも今夜中に決めてください!」とセールスさん。おおっ、そう来られると逆にこちらがたじろぎます。
「わ、わかりました。家族会議にかけますので持ち帰らせてください…」

結局、その日の夜にセールスさんに電話をして、決めてしまいました。レヴォーグ1.6GT S-Styleという特別仕様車です。ビルシュタインダンパーのGT-Sは20万の価格差を考えるとないかなあと。そのかわりS-StyleはGT-Sと同じく18インチタイヤです。
BF、BHとレガシィを乗り継いできて、3代目のスバルはレヴォーグになりました。納車までは1ヶ月待ちです。待ち遠しい!(笑)

『写真屋放言#6』更新しました



今回はレンズ撮り比べ。FUJINON XF50-140mmF2.8 R LM OIS WRはCanonの名玉EF70-200mmF2.8L IS II USMに匹敵するか!?という対決です。
どちらも70-200mm相当の望遠ズーム、F2.8通し、防塵防滴という共通項がありますが、方や1kg未満販売価格15万弱(価格.comの本日データ)なのに対し、方や約1.5kg、販売価格22万越え、という無差別級対決です。
フジノン渾身のフラッグシップ、かなり健闘してると思いますがいかがでしょうか?
もちろんカメラボディの描写力にもかなりかかわってくる話ではありますが…
ちなみにボディは1DXとX-T1で、どちらもRAWからストレート現像しています。
まあ、そんな厳密なものではありませんので、ゆるくお楽しみいただければ…(笑)。

X-T1でライブ撮影

X-T1とXF50-140mmF2.8R LM OIS WRでライブ撮影をしてきました。
撮影したのは名古屋から東京へ遠征してきたバンド『Juicy Sherry Pie』です。ヴォーカルのSherryさんを中心に、4人のホーンズを加えてゴージャスかつポップな音を聴かせてくれます。前に一度東京で撮影したことがあったんですが、それ以来のファンで再び撮影できるのを楽しみに待っていました。
今回はバンドの許可を得まして、作例写真をご紹介。

ライブ会場は六本木のClub EDGE。まあ標準的な規模のライブハウスですが、照明が暗めでミラーレスのX-T1にとってはなかなか厳しいコンディション。
こういうときは「顔キレイナビ」に頼りつつ、エリア選択でも極力プレイヤーの顔にフォーカスが来るように撮影するしかありません。ISO3200前後で。絞りは開放F2.8から3.2くらい、あとはシャッタースピードで露出をコントロールするカンジでしょうか。
出力はフィルムシミュレーションの「PRO Neg. Std」で。女性が多いですから、綺麗な肌色を狙っての設定です。


機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/40 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 54.1mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR



機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 66mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR



機種: X-T1
ISO: 1250
露出: 1/40 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 94.5mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR



機種: X-T1
ISO: 1000
露出: 1/40 秒
絞り: 3.2
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR

トラスのライトが完全な逆光になるような状況ですが、偽色などもほとんど出ずにコントラストも高いです。レンズ性能の素晴らしさが現れてますね。



機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 63.4mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR



機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR



機種: X-T1
ISO: 6400
露出: 1/250 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR


こうして並べてみると、ISO6400のものが多いですが、それでもこれだけ綺麗に、ノイズ感のない写真が撮れるのはさすがFUJIFILM。”フォーカスが来さえすれば” あいまいさのないピントのビシッとした写真になるのもミラーレスのいいところです。
ちなみにカメラの基本設定では

ダイナミックレンジ:オート
WB:オート
ノイズリダクション:-2
ハイライトトーン:-2
シャドウトーン:-2
シャープネス:-1



というところで、けっこう控えめなセッティングになってます。これくらい控えめにすると、ようやく自然なカンジでノイズ制御をしてくれるみたいです。デフォルトのままだと、特にライブ写真はマネキンのような顔色になってしまいます(笑)。
しかし、Jpeg撮って出しでこれだけの写真になるのはホントに素晴らしい。FUJIFILMにははやいとこ超望遠ズームを出してほしいです。そしてさらなるAF性能の向上を!あとは各ボタン、スイッチ類の操作性向上(そのためにはX-T1のラインはもうちょっとボディを大きくしてもいいと思うんです)など、がんばって欲しいポイントはたくさんありますが(笑)……期待してます。

ちなみに、おまけではありますが、GRにワイコンを付けた状態で、ワイドな写真も撮ってますのでそちらもご紹介。


機種: GR
ISO: 3200
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 13.7mm
フラッシュを使用: いいえ
ワイドコンバージョンレンズGW-3



機種: GR
ISO: 2500
露出: 1/30 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 13.7mm
フラッシュを使用: いいえ
ワイドコンバージョンレンズGW-3


GRでは絞り優先オートで、RAWで撮ってLightroomでストレート現像してます。GR+ワイコンの色もなかなかこってりしていて好きです。

では最後に、JSPの「ホーンズ3人娘」の記念写真を(笑)。


機種: X-T1
ISO: 4000
露出: 1/40 秒
絞り: 2.8
焦点距離: 50mm
フラッシュを使用: いいえ
XF50-140mmF2.8R LM OIS WR


かーわーいーいー(笑)
というわけで、X-T1でライブ撮影をしてきたお話でございました。

テーマ: FUJIFILM X-T1 | ジャンル: 写真